-
をかし 形容・シク活用趣がある 興味深い 美しい かわいい おかしい
-
あはれなり 形動・ナリ活用しみじみと情趣が深い しみじみと悲しい
-
おもしろし (面白し) 形容・ク活用趣がある 美しい 楽しい おもしろい
-
めでたし (愛で甚し) 形容・ク活用すばらしい 立派だ 祝うべきだ
-
うつくし (美し・愛し) 形容・シク活用かわいい いとしい 立派だ
-
うるはし (麗し・美し・愛し) 形容・シク活用きちんとしている 仲がいい 端正で美しい 立派だ 誠実だ
-
かなし (愛し・悲し) 形容・シク活用かわいい いとしい 心ひかれる 悲しい かわいそう
-
なつかし (懐かし) 形容・シク活用心ひかれる・好ましい
-
すさまじ (凄まじ・す冷まじ・す寒じ) 形容・シク活用興ざめだ しらける 殺風景だ 激しい とんでもない
-
むつかし 形容・シク活用わずらわしい 不快だ 気味が悪い
-
いとほし (厭ほし) 形容・シク活用気の毒だ かわいそうだ かわいらしい
-
かたはらいたし (傍ら痛し) 形容・ク活用みっともない 気の毒だ きまりが悪い 恥ずかしい
-
さうざうし (寂寂し・索々し) 形容・シク活用寂しい 物足りない
-
おろかなり (疎かなり) 形動・ナリ活用おろそかだ いいかげんだ 愚かだ
-
あさまし (浅まし) 形容・シク活用驚いたことだ あきれたことだ 情けない ひどく とても
-
いたづらなり (徒らなり) 形動・ナリ活用無駄だ ひまだ 無益だ
-
はかなし (果無し) 形容・ク活用つまらない ちょっとした とるにたらない はかない 頼りない むなしい
-
おとなし (大人し) 形容・シク活用年輩だ 思慮分別がある ものの心得がある
-
なかなか (中々) 副詞・感動かえって 中途半端に そのとおり
-
さすがに 副詞そうはいうもののやはり
-
おどろく (驚く) 動詞・カ行四段はっと気づく 目が覚める
-
ののしる (罵る・喧る) 動詞・ラ行四段大声で騒ぐ 有名だ 評判が高い
-
しる (知る・領る・治る) 動詞・ラ行四段治める 知る 理解する
-
けしき (気色) 名詞様子 機嫌 意向
-
なほ (猶・尚) 副詞やはり
-
すなはち (即ち・則ち・乃ち) 副詞・接続すぐに そこで
-
やがて 副詞そのまま すぐに
-
こころづきなし (心付き無し) 形容・ク活用気にくわない 不愉快だ
-
こころにくし (心憎し) 形容・ク活用優れている 奥ゆかしい 立派だ
-
こころざし (志・心指し) 名詞愛情 お礼 贈り物 心を向けること 志
-
こころもとなし (心許無し) 形容・ク活用じれったい 待ち遠しい 不安だ ぼんやりしている
-
いたし (甚し・痛し) 形容・ク活用立派だ とても 苦痛だ かわいそうだ ひどい いたく
-
いみじ (忌みじ) 形容・シク活用すばらしい ひどい たいそう とても 立派だ 恐ろしい 不吉だ
-
かしこし (畏し・賢し・恐し) 形容・ク活用恐れ多い 優れている もったいない 恐ろしい 利口だ うまい たいそう はなはだしく
-
あぢきなし (味気なし) 形容・ク活用つまらない どうしようもない 不快だ
-
おぼつかなし (朧つか甚し・覚束なし) 形容・ク活用不安だ 待ち遠しい はっきりしない
-
かひなし (甲斐無し) 形容・ク活用無駄である どうしようもない
-
やむごとなし (止む事無し) 形容・ク活用捨ててはおけないほど大切だ 貴重だ 高貴だ 尊い
-
あてなり (貴なり) 形動・ナリ活用高貴だ 上品だ 優雅だ
-
あやし (怪し・賤し・奇し) 形容・シク活用不思議だ 変だ 粗末だ 見苦しい 不都合だ けしからん 身分が低い
-
いやし (卑し・賤し) 形容・シク活用身分が低い 粗末だ みすぼらしい
-
しのぶ (忍ぶ) バ行上二段じっと我慢する 人目を避ける 隠す
-
しのぶ (偲ぶ) 四段懐かしむ 思い慕う
-
あふ (会ふ・合ふ・逢ふ) 動詞・ハ行四段男女が親しくつきあう 結婚する
-
みる (見る) 動詞・マ行上一段男が女を妻にする 結婚する 見る
-
みゆ (見ゆ) 動詞・ヤ行下二段女が男の妻になる 結婚する 嫁ぐ 見える 見られる 見せる
-
ゆかし (行かし・床し) 形容・シク活用行きたい 見たい 聞きたい 知りたい 心が引かれる
-
すごし (凄し) 形容・ク活用物寂しい 恐ろしい 気味が悪い すばらしい
-
つきづきし (付き付きし) 形容・シク活用似つかわしい 好ましい
-
たけし (猛し・長し) 形容・ク活用勇猛だ 勇ましい 勢いが激しい 立派だ
-
よし (良し・好し・善し) 形容・ク活用よい 身分が高い 教養がある 優れている
-
よろし (宜し) 形容・シク活用悪くない 普通だ ありふれている
-
わろし (悪し) 形容・ク活用よくない
-
あし (悪し) 形容・シク活用悪い
-
うし (憂し) 形容・ク活用つらい 情けない 〜しづらい 〜するのがいやだ
-
わびし (侘びし) 形容・シク活用つらい 心細い みすぼらしい
-
うしろめたし (後ろ目痛し) 形容・ク活用不安だ 気がかりだ うしろぐらい
-
かたし (固し・難し) 形容・ク活用難しい 固い 〜しにくい めったにない めずらしい
-
ねんごろなり (懇ろなり) 形動・ナリ活用心を込めている様子だ→丁寧だ 親しい 一生懸命だ 男女が親しい
-
つれづれなり (徒然なり・連れ連れなり) 形動・ナリ活用することがなくて寂しい 退屈だ もの寂しい
-
すずろなり そぞろなり (漫ろなり) 形動・ナリ活用あてもない 何となく〜だ むやみやたらだ 思いがけない 関係ない
-
ぐす (具す) 動詞・サ行変格ついていく 〜を連れていく 備わる 〜を持っていく
-
ありく (歩く) 動詞・カ行四段歩き回る 〜して回る
-
わたる (渡る) 動詞・ラ行四段行く 来る いらっしゃる ずっと〜する 一面に〜する 渡る 時が経つ 生計をたてる
-
おぼゆ (覚ゆ) 動詞・ヤ行下二段思われる 感じられる 思い出される 思い出す 似ている 人から思われる
-
あふ (敢ふ) 動詞・ハ行下二段〜しきれない 〜するとすぐに 我慢する
-
あり (有り・在り) 動詞・ラ行変格存在する 生きている 言う 行う 時間が経つ
-
ものす (物す) 動詞・サ行変格〜をする
-
うつつ (現) 名詞現実 正気
-
こと (事・言・異・殊) 名詞言葉 他の 違っている 特に 異なっている 事 和歌
-
たより (頼り・便り) 名詞手段 機会 配置 頼みとするもの よるべ 縁 ついで 訪れ 音信
-
よし (由) 名詞理由 由緒 風情 てがかり 手段 事の次第 事情
-
つとめて (夙めて) 名詞早朝 翌朝
-
としごろ (年頃) 名詞長年 ここ数年 数年来
-
つきごろ (月頃) 名詞ここ数ヶ月 数ヶ月来
-
ひごろ (日頃) 名詞ここ数日 数日来 普段
-
あまた (数多) 副詞たくさんの 多くの
-
おのづから (己づから・自ら) 副詞自然に 偶然に 万一 もしも
-
げに (実に) 副詞本当に なるほど
-
やうやう (漸う) 副詞だんだん
-
あな 感動ああ、〜だなあ
-
おほかた かけて さらに すべて たえて つゆ つやつや よに 副 「打消」と呼応する語少しも まったく 決して 下に打消表現を伴って
-
おほかた 打消を伴わないときだいたい 普通
-
かけて 打消を伴わないとき心にかけて
-
よに 打消を伴わないときとても
-
をさをさ 副 「打消」と呼応する語ほとんど めったに 下に打消表現を伴って
-
いと いたく 副 「打消」と呼応する語あまり 下に打消表現を伴って
-
いと いたく 打消を伴わないときたいそう
-
え 副 「打消」と呼応する語〜できない 下に打消表現を伴って
-
さしたる(させる)+「体言」 連語 「打消」と呼応する語たいした〜ない 下に打消表現を伴って
-
な〜そ 連語 禁止・打消の意味を表す語〜するな 〜しないでください
-
ゆめ ゆめゆめ あなかしこ 副 禁止・打消の意味を表す語決して〜するな 下に禁止表現を伴って
-
あなかしこ 下に禁止を表す語がない場合ああ恐れ多い 感嘆文
-
かまへて 副 禁止・打消の意味を表す語必ず〜しろ 決して〜するな 下に命令・禁止・打消表現を伴って 下に来る語が「命令」ならば「必ず」、「禁止」なら「決して」になる
-
いさ〜(知らず) 副 禁止・打消の意味を表す語さあ〜(知らない)
-
よも〜じ (打消推量) 副 禁止・打消の意味を表す語まさか〜ないだろう
-
いかが 副 【疑問】 (その他にも「いか」が付く語は疑問詞)どのように どうして
-
いかが 副 【反語】どうして〜か、いや、〜ない
-
いつしか 副はやく 下に願望・意志・命令表現を伴って
ログイン