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凝集剤の凝集に影響する要因を4つ・撹拌
・pH値
・アルカリ度
・水温 -
撹拌の種類を2つ・急速撹拌
・緩速撹拌 -
急速撹拌の説明と留意点・凝集剤を急速に拡散させ、コロイド
粒子を互いに結合し、微少フロックを
形成させる
・撹拌強度が不十分あるいは撹拌時間が
短いときは、減衰と薬品が一様に混和
させれない状態となり、フロック形成
が不十分となる
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緩速撹拌の説明と留意点・微少フロックを互いに衝突させながら
凝集させ、成長させる
・フロックを壊さない程度の撹拌強度と
することが必要となる
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pH値は凝集の何にとって重要か凝集効果
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pH値調整剤を2つ・酸剤
・アルカリ剤 -
pH値を調整するのはどんな場合か・pH値が高すぎる場合や低すぎる場合に
適正凝集領域に入るように調整 -
アルカリ度は凝集の何にとって重要か・凝集作用
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アルカリ度は良好なフロックを形成するために、凝集剤直後の値が何以上であることが望ましいか・20mg/L以上(良好なフロックの形成のため)
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アルカリ度が小さい場合は、何が小さくなるのか・pH値の緩衝作用
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水温は凝集の何にとって重要か・凝集反応
・フロック粒子の成長
・沈降分離 -
水温が高くなるとフロックの成長速度はどうなるか・早くなる(フロックの成長速度)
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水温が低くなるとフロックの成長速度はどうなるか・遅くなる(フロックの成長速度)
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硫酸バンドでかつ水温が10℃以下の場合、フロックの形成が著しく悪くなるため、どのような対策が必要となるか・凝集補助剤を併用する
・凝集剤を水道用ポリ塩化アルミニウム
(パック)に切り替える -
凝集剤の種類を2つ・水道用ポリ塩化アルミニウム(パック)
・水道用硫酸アルミニウム(バンド)
※凝集剤の99%は上記が利用されている -
パックとバンドで凝集性が高いものはどっち・パック(バンドと比べて凝集性高)
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パックとバンドで適用pH範囲が広いものはどっち・パック(バンドと比べて適用pH高)
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パックの注入がアルカリ度に与える影響は・アルカリ度の低下量が少ない
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パックはなぜ貯蔵に適しているのか状態が安定しているから
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他の薬品と混合すると何が起こるのか・沈殿物を形成し、凝集性の悪化、
薬品配管の閉塞等を招く -
使用頻度が下がった場合に発生することと、その対応・結晶化による薬品配管の閉塞等が発生
・配管等を定期的に点検・洗浄を行う -
大量注入が続いた場合に発生することと、その対応・残留アルミニウム濃度の増加
・pHの上昇
・処理性の悪化
・以上が問題になる場合、高塩基度パック
の導入を検討 -
バンドの形状と一般的使われる形状・液体と固体
・一般的には取り扱いが容易な液体 -
パックとバンドで薬品費が安価な方はどっちか・バンド(パックより安価)
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原水濁度が上昇し、注入量が増加した際、どんな対応を行うか・凝集に適したpH値を確保できるように
速やかにアルカリ剤を注入
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