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活用の種類・活用形
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1 円子川「蹴れ」ばぞ波はあがりける。カ行下一段活用 已然形
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2 この沢のほとりの木の陰に「下りゐ」て、ワ行上一段活用 連用形
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3 とく夜の「明けよ」かし。カ行下二段活用 命令形
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4 はや「往ね」。ナ行変格活用 命令形
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5 ひとの心劣れりとは思ひ「はべら」ず。ラ行変格活用 未然形
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6 かかる人も世にいで「おはする」ものなりけり。サ行変格活用 連体形
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7 例の風「出で来」て、飛ぶやうに明石に着きたまひぬ。カ行変格活用 連用形
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活用形
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1 かへりては「うとましく」なりにけり。連用形
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2 月「明かけれ」ば、いとよく有様見ゆ。已然形
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3 つひに回らで「いたずらに」立てりけり。連用形
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4 この木「なから」ましかばとおぼえしか。未然形
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5 その衾盗むこと「なかれ」。命令形
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6 験者などは、いと「苦しげな」めり。連体形
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助動詞の意味
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1 舎人が、寝たる足を狐に食は「る」。受身
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2 死なむと思ふにも死な「れ」ず。可能
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3 などかくは仰せ「らるる」。尊敬
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4 主上今年は八歳になら「せ」たまへども、尊敬
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5 わが像を造ら「しめ」たり。使役
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6 あり「し」寺もなし。過去
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7 いと弱くなりたまひ「に」たり。完了
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8 白き玉を実として立て「る」木あり。存続
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9 召し「つ」べくは、いくらも召せ。強意
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10 沐浴みなどせ「む」とて、よろしき所に下りてゆく。意志
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11 心あら「む」友もがな。婉曲
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12 かくやあり「けむ」とまでおぼゆ。過去推量
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13 若き主たちはげに怪しと思ひ給ふ「らむ」。現在推量
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14 かぐや姫のかたち、優におはす「なり」。伝聞
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15 妻戸をやはら、かい放つ音す「なり」。推定
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16 まして竜を捕へたら「ましか」ば、また、こともなく我を害せられなまし。反実仮想
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17 夕やみには、物思は「ぬ」気色なり。打消
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18 唐の物は、薬のほかは、なくとも事欠く「まじ」。打消推量
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19 五条「なる」家、たづねておはしたり。断定
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20 今少しも召さ「まほしから」むほど召せ。願望
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