-
匆匆 1601そうそう ┌1.あわただしいさま。
└2.転じて、手紙の末尾につけて簡略をわびることば。〈漢字源〉
┌≒怱怱・草草
├1.そわそわしていそがしいさま。
└2.手紙の末尾に添えて走り書きであることを詫(ワ)びる語。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
綸旨 1602りんじ ┌昔、天皇の命を受けて蔵人(クロウド)が書いて出した文書。≒詔勅〈漢字ペディア〉
┌天子のことば。みことのり。天子のことばは、初めは糸のように細いが、天下に達して行われる時には綸のように太くなることから。≒綸言〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し -
檳榔樹 1603びんろうじゅ ┌ヤシ科の常緑高木。マレーシア原産。高さ一〇~二五(メートル)。葉は羽状複葉で、幹の頂に集まってつく。卵形の果実は檳榔子(ビンロウジ)といい、薬用や染料にする。〈漢字ペディア〉
┌ヤシ科の常緑高木。高さ10~17メートル。幹は直立し、環紋がある。葉は羽状複葉で、幹の頂に集まってつき、その下から枝分かれした柄に雄花と雌花とをつける。果実は楕円形や球形で、黄・橙・白色などに熟す。マレーシアの原産。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
淅瀝 1604せきれき ┌風雨や霰(アラレ)・落ち葉などがたてる寂しげな音のさま。〈漢字ペディア〉
┌哀れで寂しいさま。また、風雨や葉の落ちる音のもの寂しいさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
鞭辟 1605べんぺき ┌1.励ます。促す。≒鞭策
└2.分析する。〈漢辞海〉
┌1.身分の高い人の通る道をあけるために、むちで民衆を追い散らしていくこと。
├2.むちうち、励ます。
└3.努力して切り開く。〈漢字源〉
┌1.貴人が通行のとき、前駆の者がむちをもって人払いをすること。
└2.励ますこと。〈新大字典〉
┌露払い。〈字通〉 -
乙丑 1606いっちゅう 十干と十二支とを組み合わせたものの第二番目。いっちゅう。きのとうし。〈日本国語大辞典〉
-
抒情 1607じょじょう ┌詩文などで、自分の感情をのべること。≒叙情、⇔叙事〈漢字ペディア〉
┌叙事に対して、感情を述べあらわす。≒叙情〈漢字源〉
┌情意を述べる。〈字通〉
◇漢字ペディア大見出し -
丙寅 1608へいいん 十干と十二支とを組み合わせたものの第三番目。ひのえとら。〈日本国語大辞典〉
-
丁卯 1609ていぼう 十干と十二支とを組み合わせたものの第四番目。ひのとう。〈日本国語大辞典〉
-
壬申 1610じんしん ┌十干(じっかん)と十二支とを組み合わせたものの第九番目。みずのえさる。〈日本国語大辞典〉
┌干支(えと)の一つ。みずのえさる。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
癸酉 1611きゆう 十干と十二支とを組み合わせたものの第一〇番目。みずのととり。〈日本国語大辞典〉
-
薬研 1612やげん ┌薬の材料を粉砕するための舟形の器具。金属性でおもに漢方で用いる。薬おろし。〈漢字ペディア〉
┌1.漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる金属製の器具。細長い舟形で、中央がV字形にくぼんでいるもの。中に生薬を入れ、円板形の車に通した軸を両手でつかみ、前後に回転させて押し砕く。くすりおろし。
└2.鶏の胸骨の先端部分。焼き鳥やから揚げなどにする。1.に形が似るところから。〈大辞泉〉
┌(国)漢方で、薬種を砕く舟形の器具。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し -
癸未 1613きび 十干と十二支とを組み合わせたものの第二〇番目。みずのとひつじ。〈日本国語大辞典〉
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丙戌 1614へいじゅつ 十干と十二支とを組み合わせたものの第二三番目。ひのえいぬ。〈日本国語大辞典〉
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頷聯 1615がんれん ┌律詩の第3・4の2句。前聯。〈大辞泉〉
┌漢詩で、律詩の第三句・第四句。対句をなす。前聯。⇔起聯、頸聯、尾聯〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
壬戌 1616じんじゅつ 十干(じっかん)と十二支とを組合わせたものの第五九番目。みずのえいぬ。〈日本国語大辞典〉
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頽廃 1617たいはい ┌道徳や健全な気風が崩れること。≒退廃〈漢字ペディア〉
┌≒退廃
├1.衰えてすたれること。くずれ荒れること。廃頽。
└2.道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
侃諤 1618かんがく ┌剛直で、遠慮せずにありのままをずばりと述べること。≒侃々諤々〈新漢和大字典〉
┌剛直にして言を曲げざるさま。≒侃々諤々〈字源〉
◇漢字ペディア小見出し -
衡軛 1619こうやく ┌兵法で、陣立ての一。前線を魚鱗か鶴翼にし、第2陣以下を左右に縦に配した陣形。八陣の一つ。〈大辞泉〉
┌車の横木。〈字通〉 -
俾益 1620ひえき ┌おぎなって利益を与えること。助けとなること。役に立つこと。≒裨益〈漢字ペディア〉
┌おぎないます。助ける。裨益。〈新大字典〉
◇漢字ペディア大見出し -
俯伏 1621ふふく ┌うつむきふす。目上の人に遠慮して下を向くこと。〈漢字源〉
┌うつむき伏せること。かしこまってひれ伏すこと。平身低頭。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
魂魄 1622こんぱく ┌死者のたましい。≒霊魂〈大辞泉〉
┌死者のたましい。≒霊魂〈漢字ペディア〉
┌たましい。≒霊魂〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し -
勁風 1623けいふう ┌強い風。〈漢字源〉
┌強く吹く風。強風。〈大辞泉〉
┌つよく吹くかぜ。〈字源〉 -
脱肛 1624だっこう ┌直腸の下端の粘膜が肛門の外へ出る症状。多くは痔核が原因となる。〈大辞林〉
┌直腸の粘膜が、肛門の外に押しだされる疾患。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
藷糜 1625しょび ┌いもがゆ。〈新大字典〉
┌いも粥。〈字通〉 -
含嗽 1626がんそう ┌うがいをする。〈漢字源〉
┌水などで口の中をすすぐこと。うがい。≒含漱〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
茉莉 1627まつり ┌木の名。モクセイ科の常緑小低木。暖地に生える。夏、白い小さな花を開く。非常に香りがよく、茶に混ぜて飲む。マツリカ。ジャスミンの一種。〈新漢和大字典〉
┌ジャスミン。〈字通〉
┌「茉莉花(マツリカ:ジャスミンの一種)」に同じ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
宿禰 1628すくね ┌1.古く、人名に添えた敬称。野見宿禰(ノミノスクネ)の類。
└2.天武天皇が制定した八色(ヤクサ)の姓(かばね)の第三位。主に連(ムラジ)姓の神別氏族に与えられた。大伴宿禰の類。〈大辞泉〉
┌1.上代、貴人を親しんで呼んだ敬称。
└2.古代の姓(カバネ)の一つ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
香奠 1629こうでん ┌香のかわりに霊前に供える金品。香料。〈大辞泉〉
┌死者の霊前に香のかわりに供える金品など。≒香料、香典〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
誦経 1630じゅきょう ┌経文を声を出して読むこと。また、そらんじて唱えること。ずきょう。〈大辞泉〉
┌声を出して経文をよむこと。また、経文を暗誦(アンショウ)すること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
匕箸 1631ひちょ ┌食事の道具としてのさじと、はし。〈漢字源〉
┌さじ、はし。食を口に運ぶ器。〈字源〉
┌さじとはし。食事の道具。〈新大字典〉
★匕箸を失(ウシナ)う…食事中持っていたさじとはしとを取り落とす。非常に驚くさま。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア小見出し -
作務衣 1632さむえ 僧などが日常の作業をするときに着る衣服。上衣は打ち合わせがあって筒袖(ツツソデ)、下衣はズボン状で、裾(スソ)がすぼまる。藍染めの木綿などで作る。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
隧道 1633ずいどう ┌1.(ズイドウ)山腹・海底・地下を掘り抜いた道。トンネル。
└2.(スイドウ)棺を埋めるために斜めに掘り下げた墓への通路。〈漢字ペディア〉
┌1.墓地の桟道。陵などの丘状の墓で、平地から斜めに掘り下げて、墓穴に通じている道。
└2.地中を掘って通した道。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し -
諳誦 1634あんしょう ┌記憶している物事をそらで言うこと。≒暗唱〈漢字ペディア〉
┌暗記したことを口に出して唱えること。あんじゅ。≒暗唱、≒暗誦〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
疣贅 1635ゆうぜい ┌1.いぼと、こぶ。
└2.転じて、むだなもの。よけいなもの。〈漢字源〉
┌1.いぼと、こぶ。
└2.無用のもの。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し -
蝌蚪 1636かと ┌オタマジャクシのこと。〈新漢和大字典〉
┌1.「蝌蚪(おたまじゃくし)」に同じ。
└2.「蝌蚪文字(カトモジ)」の略。中国の古代文字の一種。書体がおたまじゃくしに似ている。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
黄疸 1637おうだん ┌胆汁色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜が黄色くなる状態。胆囊(タンノウ)・肝臓の病気、赤血球が多量に破壊される病気などで起こる。〈大辞泉〉
┌皮膚が黄色になる病気。肝臓の故障が主な原因。〈漢字源〉
┌胆汁の色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜などが黄色くなる症状。〈漢字ペディア〉
★黄疸病(ヤ)みには何(ナン)でも黄色(キイロ)く見(ミ)える…心がねじけていたり偏見をもつ者は、どんなことでも曲解することのたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し -
兌換 1638だかん ┌とりかえること。ひきかえること。〈大辞林〉
┌紙幣を正貨と取り替えること。〈漢字ペディア〉
★兌・・・非常に音読みの多い漢字の一つ。以下一覧。
├『兌:ダ・・・とりかえる。また、易の八卦の一。』
├『兌:エツ・・・よろこぶ。≒悦』
├『兌:エイ・・・するどい。≒鋭』
├『兌:タイ・・・脱(タイ)に同じで、ゆるやかなさまの意か。音熟語見当たらず。義不明。』
└熟語では「ダ」の用例が多い。「兌換(ダカン)」・「発兌(ハツダ)」
◇漢字ペディア大見出し -
膏粱 1639こうりょう ┌肥肉と美穀。美食。〈字通〉
┌1.あぶらののった肉と、味のよいめし。ごちそうのこと。美食。
└2.大金持ち。富豪。〈漢字源〉
★膏粱の子弟(シテイ)…美食をしつけている子弟。富貴の家に生まれた者。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア下付き -
腓骨 1640ひこつ ┌下腿の後ろ外側にあり脛骨とならぶ管状の長骨。脛骨に比べ著しく細く、下端の外側は外踝(ソトクルブシ)をなす。〈大辞林〉
┌すねの外側の細長い骨。〈新大字典〉
┌脛骨(ケイコツ)の外側にある細い骨。ひざからくるぶしにかけての骨の一つ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
掩蔽 1641えんぺい ┌1.おおい隠すこと。
└2.月が他の星をさえぎり隠す現象。〈漢字ペディア〉
┌1.おおい隠すこと。
└2.地球と恒星または惑星との間に月が入り、恒星・惑星を隠す現象。月の位置の精密測定に利用される。星食(セイショク)。〈大辞泉〉
┌≒掩閉
├1.おおい隠す。
├2.ごまかす。
└3.のり越える。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し -
爬行 1642はこう 地面をはって行くこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
擡頭 1643たいとう ┌≒台頭
├1.頭をもち上げること。
├2.勢力を得てくること。
└3.文章を書くとき、貴人の姓名などを文中で改行し、一字または二字分ほかの行よりも上に出して敬意を表す書式。一字上がるのが一字擡頭、二字上がるのが二字擡頭。〈漢字ペディア〉
┌≒台頭
├1.頭をもたげること。勢いを増してくること。
└2.上奏文などで、貴人の名やそれに関する語の出てくるとき、敬意を表して改行し、一段高く書くこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
蟯虫 1644ぎょうちゅう ┌ギョウチュウ科の線虫。体は白く形は先端のとがった線状で、体長は約一(センチメートル)。人の肛門(コウモン)の周辺に産卵し、小腸や盲腸などに寄生する。〈漢字ペディア〉
┌線虫綱蟯虫科の袋形動物。体は糸状で、体長約1センチ。雄のほうが小さい。人間の盲腸などに寄生。雌は夜間に肛門からはい出して周辺に卵を産みつける。肛門周辺部の不快なかゆみがあり、虫卵は経口的に摂取される。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し -
熬煎 1645ごうせん ┌1.火にかけている。
├2.火で煎るように痛めつける。
└3.(国)絶えまないつらさ。また、ひどい悩み。〈漢字源〉
┌1.煮たり炒めたりする。
├2.苦しみ。また、苦しめる。
└3.苦しいさま。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し -
勅諡 1646ちょくし 勅命によって諡(オクリナ:死者に贈る名)を与えること。また、その諡。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア下付き -
誰呵 1647すいか 何者。また、名を問いただす。≒誰何〈字通〉
-
奄冉 1648えんぜん ┌1.ぐずぐずする。
└2.何もしないうちに日時が過ぎ去ること。〈漢字源〉
┌1.ぐずぐずすること。
└2.進み行くこと。時間がたちまち過ぎ去ること。〈新大字典〉 -
痒痾 1649ようあ ┌かゆい病。〈字通〉
┌かゆい病。〈字源〉 -
剔除 1650てきじょ 悪い部分を取り去る。〈漢字源〉
-
勦除 1651そうじょ ┌征伐して取り除く。〈漢字源〉
┌討ち滅ぼす。討伐して取り除く。〈新大字典〉
┌消滅する。殺し除く。〈字通〉 -
襟腑 1652きんぷ ┌心のうち。〈字通〉
┌まごころ。〈字源〉 -
渥眄 1653あくべん ┌特に目をかけて、ひきたてること。〈新漢和大字典〉
┌厚遇。〈字通〉 -
野哭 1654やこく ┌葬式の時、野原の墓地で死者の遺族たちが大声で泣くこと。〈漢字源〉
┌野外の墓で遺族が声をあげて泣く。〈漢辞海〉 -
煽熾 1655せんし ┌あおりたてる。〈字通〉
┌勢さかんなり。〈字源〉 -
謇謇 1656けんけん ┌直言する。〈字通〉
┌1.遠慮せずにありのままにいうさま。
└2.苦労するさま。〈新漢和大字典〉
┌1.言いにくいことをはっきり言うさま。特に、目上の人に向かって正しいと思うことをそのまま言うさま。
└2.ひどく苦しむさま。難儀するさま。≒蹇蹇〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
礫石 1657れきせき ┌小石。つぶて。〈漢字源〉
┌「礫(ツブテ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
★「礫石」で「つばい」とも読む。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
焉烏 1658えんう ┌字形の誤り易いこと。また、烏焉馬を成すともいう。〈字通〉
┌字形が似ていることから、間違いやすいこと。烏焉。〈漢辞海〉 -
圄空 1659ぎょくう ┌罪を犯すものがなくて、国がよく治まっていること。〈漢字源〉
┌牢獄が空であるさま。国がよく治まり、罪を犯すものがいないさまをいう。〈漢辞海〉 -
庭燎 1660ていりょう ┌宮中の庭で警護の人が焚くかがり火。〈漢字源〉
┌昔、宮中へ夜中に参内する諸臣のために、庭でたいたかがり火。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
謖謖 1661しょくしょく ┌松などが高くそびえるさま。〈字通〉
┌1.高くそびえたつさま。
└2.松にあたる風の形容。〈新漢和大字典〉 -
奎運 1662けいうん ┌文芸の発達。文運。〈漢字源〉
┌=文運〈漢辞海〉 -
捷逕 1663しょうけい ≒捷径
1.目的地に早く行ける道。近道。
2.目的を達するてっとり早い方法。早道。近道。〈大辞泉〉 -
焙籠 1664はいろう ほいろ。木の枠に紙を張り、茶や薬を乾かすのに用いる。〈字通〉
-
隙駟 1665げきし 月日の過ぎ去ることが早いこと。隙駒(ゲキク)。〈大辞泉〉
-
瑛瑶 1666えいよう 美しい玉。〈字通〉
-
峙立 1667じりつ ┌じっとそびえたつ。〈漢字源〉
┌そびえ立つ。ならび立つ。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し -
已往 1668いおう ┌過ぎ去ったこと。≒既往〈漢字源〉
┌1.過ぎ去ったこと。過去。以前。
└2.これから。以後。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し -
很戻 1669こんれい ┌ひねくれて、道理に逆らう。〈漢字源〉
┌ひねくれて、人の言うことを聞き入れないさま。≒很忤、很愎〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し -
腥穢 1670せいわい ┌なまぐさくて、けがれている。〈新漢和大字典〉
┌けがれる。〈字通〉
┌なまぐさくてけがれていること。また、そのもの〈日本国語大辞典〉 -
怱遽 1671そうきょ ┌急ぎあわてること。また、そのさま。〈漢字源〉
┌あわてる。≒倉卒〈字源〉 -
跋文 1672ばつぶん ┌本文とは別に、書物の終わりにしるす文章。あとがき。跋。〈大辞泉〉
┌書物の終わりに書く文章。あとがき。≒跋語、⇔序文〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
罹辜 1673りこ 罪にかかる。〈字通〉
-
腴沃 1674ゆよく 沃土(地味の肥えた土壌)。〈字通〉
-
扞禦 1675かんぎょ ┌防いで相手をいれないようにする。≒捍禦〈漢字源〉
┌ふせぎ守ること。≒防御、捍禦〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
謗毀 1676ぼうき ┌けなすこと。そしること。〈大辞泉〉
┌人を悪く言うこと。そしること。そしり。≒毀謗〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
拱木 1677きょうぼく ┌1.一かかえもある木。大木のこと。
└2.墓地に植えた木。〈漢字源〉
┌1.両手で抱えるほどの大木。
└2.墓のそばに植える木。死にたとえる。〈漢辞海〉 -
揀取 1678かんしゅ えらびとる。〈漢字源〉
-
霓旌 1679げいせい ┌羽毛を五色に染めてつづった旗。天子の儀仗(ギジョウ)の旗とする。〈新漢和大字典〉
┌にじのように美しい旗。羽毛を五色に染めてつづった旗。天子の儀仗に用いた。〈漢辞海〉 -
攢巒 1680さんらん ┌群がっている山。〈漢字源〉
┌重なりあう山なみ。≒攢峰〈漢辞海〉 -
乞骸 1681きつがい ┌官の辞職を願い出ること。〈漢字源〉
┌官吏が辞職を願い出る。骸骨を乞う。≒乞身(キッシン)〈漢辞海〉
★骸(ガイ)を乞(コ)う…自分の身は主君に捧げてしまったので、その遺骸のみをもらい受けて郷土に帰り、埋葬する意。乞骸はその故事から。〈漢字源〉 -
賦斂 1682ふれん ┌むりに税を取り立てること。〈漢字源〉
┌税金を割り当て、取り立てる。〈漢辞海〉 -
蛟蛇 1683こうだ ┌大蛇。おろち。〈新漢和大字典〉
┌大蛇。みずち。〈字通〉 -
痩瘁 1684そうすい やせ衰える。やつれる。〈漢字源〉
-
跪居 1685ききょ ┌礼の一。両ひざをつき、つま先を立てて、かかとの上に尻をおく姿勢。また、その姿勢をとること。〈大辞泉〉
┌敬礼の一つ。両膝をつき、爪先を立てて、踵(カカト)の上に尻を置く姿勢。ひざまずき。跪礼(キレイ)。〈日本国語大辞典〉 -
牋翰 1686せんかん ┌紙と筆。また、かきつけ。〈新大字典〉
┌紙と筆。〈字通〉
●R1-1㈠ -
罷駑 1687ひど ┌疲れた馬。転じて、鈍才の人のたとえ。〈新大字典〉
┌1.つかれきった馬。
└2.役に立たない鈍才。〈漢字源〉
◇漢字ペディア下付き -
槿域 1688きんいき ┌朝鮮の別名。〈漢字源〉
┌朝鮮。〈字通〉
★槿(ムクゲ)の花が多いことから。〈漢字源〉
★槿は韓国の国花。
◇漢字ペディア小見出し -
謳吟 1689おうぎん ┌うたう。〈字通〉
┌1.ふくみ声で歌をうたう。
└2.天子などの仁政や徳行をほめたたえる。≒謳歌〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア小見出し -
秋蛩 1690しゅうきょう コオロギの別名。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア下付き -
逞筆 1691ていひつ 自在に筆をふるう。〈字通〉
-
鬱紆 1692うつう ┌1.山道などが曲がりくねるさま。
└2.心がむすぼれて、気持ちがはればれしないさま。≒鬱悒〈漢字源〉
┌道がめぐる。〈字通〉
◇漢字ペディア下付き -
蜀魄 1693しょくはく ┌鳥のホトトギスのこと。〈新漢和大字典〉
┌ほととぎす。〈字通〉
★「蜀魄/蜀魂」で「ほととぎす」とも読む。〈漢字ペディア〉 -
褻翫 1694せつがん ┌なれもてあそぶ。また、そのもの。〈新漢和大字典〉
┌もてあそぶ。=褻玩〈漢辞海〉 -
淆乱 1695こうらん ┌乱れる。〈字通〉
┌入りまじって秩序がなくなること。〈漢字源〉
◇漢字ペディア小見出し -
洗滌 1696せんでき ┌洗って綺麗にすること。水・薬剤などでそそぎ洗うこと。〈大辞林〉
┌あらいすすぐ。あらいきよめる。〈漢字源〉
┌洗いそそぐ。また、赦免。〈字通〉
┌あらう。〈字源〉
┌洗いすすぐこと。洗ってきれいにすること。≒洗浄〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し -
駭愕 1697がいがく ┌ぎくっとして、おどろきあわてる。また、急激なおどろき。≒驚愕〈新漢和大字典〉
┌非常に驚く。驚愕。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア小見出し -
肱膂 1698こうりょ ┌ひじと、せぼね。物事の中心として頼りにできるもの。〈漢字源〉
┌腕と背骨、腹心。〈字通〉 -
蠟炬 1699ろうきょ ろうそく。〈漢字源〉
◇漢字ペディア下付き -
焜黄 1700こんこう ┌草木の葉などが、黄色くぼやけて色が衰えること。〈漢字源〉
┌衰える。〈字通〉
┌草木がしぼみ黄ばむ。≒隕黄、芸黄(ウンコウ)〈漢辞海〉
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