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手①字・筆跡
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手②(楽器の)演奏法・曲
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手③手段・方法・やり方
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手④傷・負傷
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女手(名詞)平仮名
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男手(名詞)漢字
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手習ひ(名詞)①習字
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手習ひ(名詞)②心に浮かぶ歌などを書き流すこと
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文・書①手紙
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文・書②漢詩・漢文・漢学・漢籍〔漢文の書物〕
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消息※「ショウソコ」と読む①手紙
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消息※「ショウソコ」と読む②訪問の申し入れ・訪問のあいさつ
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案内(名詞)内容・事情・取り次ぎ
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あそび〔遊び〕①遊び〔楽しむこと〕〔現代語と同じ〕
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あそび〔遊び〕②管弦の遊び〔音楽を楽しむこと〕
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あそぶ(動詞)管弦を楽しむ
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うへ〔上〕①高貴な人のいる所
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うへ〔上〕②帝・天皇
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うへ〔上〕③(貴人の)奥様〔「北の方」という〕
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うへ〔上〕④身の上・~に関わること
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おほやけ〔公〕①朝廷・政府
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おほやけ〔公〕②帝・天皇
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おほやけ〔公〕③公的なこと〔現代語と同じ〕
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私(名詞)個人的なこと
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うち〔内裏・内〕①(建物の)内部
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うち〔内裏・内〕②宮中・内裏
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うち〔内裏・内〕③帝・天皇
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雲居(名詞)①空・雲
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雲居(名詞)②宮中
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御前①(神仏や貴人の)御前・お側
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御前②〔貴人への敬称、または貴人その人を表す〕
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みゆき〔行幸・御幸〕(帝や上皇の)お出かけ・お出まし
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たより〔頼り・便り〕①よりどころ・頼みにできるもの
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たより〔頼り・便り〕②つて・縁故・手づる
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たより〔頼り・便り〕③よい機会・都合のよい折・ついで
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たづき〔方便〕(名詞)手段・手がかり
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物語①世間話・雑談
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物語②物語〔『竹取物語』や『源氏物語』などの物語〕〔現代語と同じ〕
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ためし〔例〕前例・先例〔以前にあった事柄〕
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いそぎ〔急ぎ〕①急なこと・急用〔現代語と同じ〕
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いそぎ〔急ぎ〕②支度・準備
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いそぐ〔急ぐ〕(動詞)①急ぐ
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いそぐ〔急ぐ〕(動詞)②準備する
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用意①気配り・心づかい
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用意②支度・準備〔現代語と同じ〕
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かたち〔形・容貌〕①形・外見〔現代語と同じ〕
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かたち〔形・容貌〕②容貌・顔立ち
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みめ〔見目〕(名詞)見た目・容貌
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かげ〔影〕①光
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かげ〔影〕②姿・形
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かげ〔陰〕③陰〔光の当たらない所〕・物陰〔現代語と同じ〕
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けしき〔気色〕①様子
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けしき〔気色〕②顔色・機嫌〔顔の様子〕
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けしき〔気色〕③意向・意中〔心の中の様子〕
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気色ばむ・気色立つ(動詞)①様子が外に現れる
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気色ばむ・気色立つ(動詞)②思いを外に表す
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こころざし〔心ざし・志〕①意志・意向〔何かをしようとする気持ち〕〔現代語と同じ〕
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こころざし〔心ざし・志〕②愛情・好意〔相手に寄せる気持ち〕
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こころざし〔心ざし・志〕③お礼の贈り物
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ほい〔本意〕本来の意志・かねてからの願い
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あらまし(名詞)予想・期待
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こと〔言〕①言葉
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こと〔言〕②和歌
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ことなり〔異なり〕(形容動詞)異なっている・格別だ
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ことに〔殊に〕(副詞)特に・とりわけ
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わざ〔業〕①こと(事)・行い
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わざ〔業〕②葬儀・法事〔葬送の儀や追善供養〕
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よろづ〔万〕①多くの数・さまざま・万事
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よろづ〔万〕②〈副詞として使われ〉何ごとにつけても・すべてにわたって
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ことわり〔理〕道理
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ことわりなり(形容動詞)もっともである・当然である
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ことわる(動詞)(道理に従って)判断・説明する
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わりなし(形容詞)ひどい
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ひがこと・ひがごと〔僻事〕間違い・誤り
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ひがひがし(形容詞)①ひねくれている
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ひがひがし(形容詞)②風流心がない
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そらごと〔空言・虚言〕嘘・偽り・作りごと
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まこと〔真〕(名詞)真実
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しるし〔験・徴〕①効き目・効果・効験
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しるし〔験・徴〕②(神仏の)霊験・ご利益
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しるし〔験・徴〕③前兆・きざし
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料※「リョウ」と読むため・(何かの)ためのもの
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ろく〔禄〕ほうび(の品物)
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かづけもの(名詞)ほうびの品物
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としごろ〔年頃・年比・年来〕数年(の間)・数年来・長年
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ひごろ〔日頃〕(名詞)数日(の間)・平生・普段
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つきごろ〔月頃〕(名詞)数か月(の間)
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つとめて①早朝
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つとめて②翌朝
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あした〔朝〕(名詞)①朝
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あした〔朝〕(名詞)②翌朝
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世・世の中①世の中・世間〔現代語と同じ〕
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世・世の中②(世の中の)人間関係・男女の仲・夫婦の仲
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世・世の中③(人の)一生・(ある)御代 ※「世」は単に「時・折」の意でも使う。
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いかで・いかでか①どうして・どのように(~だろうか)〔疑問〕
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いかで・いかでか②どうして(~だろうか、いや、~ない)〔反語〕
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いかで・いかでか③なんとかして(~よう・~たい・~てほしい)〔意志・自己の願望・他への願望〕
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いかが・いかに①どのように・どうして(~だろうか)〔疑問〕
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いかが・いかに②どうして(~だろうか、いや、~ない)〔反語〕
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いかが・いかに③どんなにか・どれほど・なんとまあ(~だろう)〔程度の強調・感嘆〕
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など・などか・などて・なじかはなぜ・どうして(~か)
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なぞ〔何ぞ〕(副詞)どうして
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なに・なにか〔何・何か〕(副詞)どうして
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なにしに〔何しに〕(副詞)どうして
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いつしか①いつの間にか・早くも
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いつしか②(できるだけ)早く(~たい・~てほしい)
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おのづから〔自ら〕①自然と・ひとりでに
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おのづから〔自ら〕②偶然・たまたま
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おのづから〔自ら〕③〈仮定・推定表現を伴い〉万一・もしかして
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みづから〔自ら〕(名詞)①わたし〔自称〕
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みづから〔自ら〕(名詞)②その人自身
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なほ〔猶〕①依然としてやはり(変わらず)
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なほ〔猶〕②なんといってもやはり・それでもやはり
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なほ〔猶〕③さらに・いっそう
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いとどいっそう・ますます
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いとどし(形容詞)いっそうはなはだしい
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げに〔実に〕(実際)本当に・なるほど(そのとおり)
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けに(副詞)いっそう・ますます
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かくこう・このように
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さそう・そのように
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しかそう・そのように
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とそのように・あのように
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とかく(とかう)(副詞)あれこれと
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やがて①(ある状態が)そのまま
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やがて②(時間的に)すぐに
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すなはち〔即ち・則ち・乃ち〕①すぐに・ただちに
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すなはち〔即ち・則ち・乃ち〕②つまり・言い換えれば〔現代語と同じ〕
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やうやう〔漸う〕・やうやく〔漸く〕①しだいに・だんだんと
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やうやう〔漸う〕・やうやく〔漸く〕②やっと・かろうじて
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やや(副詞)①しだいに
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やや(副詞)②かなり・いくらか
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やをら・やはら〔柔ら・和ら〕そっと・静かに
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なかなか(に)①中途半端に・なまじ
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なかなか(に)②かえって・むしろ
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なかなかなり〔中々なり〕(形容動詞)中途半端だ・かえってしないほうがよい
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さすがに①そうはいってもやはり
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さすがに②なんといってもやはり
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かたみに〔互に〕互いに
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うたて①不快に・いやな感じに
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うたて②気味悪く・異様に怪しく
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うたてし(形容詞)いやだ・嘆かわしい
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なべて①一般に・すべて・みな同様に
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なべて②並ひととおり・普通・平凡
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なべてならず(慣用句)並ひととおりでない
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わざと①わざわざ
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わざと②特に・とりわけ・格別に
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わざと③〈下に「の」を伴い〉正式な・本格的な
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わざとならず(慣用句)ことさらではない・さりげない
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あまた〔数多〕たくさん・数多く
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そこばく(副詞)たくさん
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ここら・そこら①たくさん・数多く
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ここら・そこら②たいそう・はなはだしく
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え(~打消)〈下に打消を伴い〉(~する)ことができない
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えならず・えもいはず(慣用句)言いようもない
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な~そ(~する)な・(~し)ないでくれ・(~し)てはならない
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おほかた〔大方〕(~打消)①まったく・少しも・決して(~ない)
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おほかた〔大方〕(~打消)②〈打消を伴わないで〉だいたい・概して
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さらに〔更に〕(~打消)①まったく・少しも・決して(~ない)
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さらに〔更に〕(~打消)②〈打消を伴わないで〉さらに・その上〔現代語と同じ〕
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世に(~打消)①まったく・少しも・決して(~ない)
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世に(~打消)②〈打消を伴わないで〉実に・非常に
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たえて〔絶えて〕(~打消)まったく・少しも・決して(~ない)
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つゆ〔露〕(~打消)まったく・少しも・決して(~ない)
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ゆめ・ゆめゆめ(~打消・禁止)①まったく・少しも・決して(~ない)
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ゆめ・ゆめゆめ(~打消・禁止)②決して(~するな)
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つやつや(~打消)まったく・少しも・決して(~ない)
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をさをさ(~打消)ほとんど(~ない)
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よも(~打消推量)まさか(~ないだろう)
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あなかしこ(~禁止)決して(~するな)
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