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劇場においてその日最初に慣例的に交わす挨拶。おはようございます
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「演劇」を意味する日本古来の言葉。元の意味は「芸能を見る処」。芝居
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上演する内容、またそれを記したもの。戯曲
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戯曲の核となる「劇的なるもの」のこと。「演劇」という意味でもある。(外)ドラマ
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演劇の本質的要素。実演する人。俳優
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演劇の本質的要素。パフォーマによる実演を見る人。観客
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能・狂言のための劇場。例「観世会館」能楽堂
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オペラのための劇場。例「ミラノ・スカラ座」(外)オペラハウス
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音楽の演奏会場。例「サントリーホール」 (外)コンサートホール
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同じ作品を長期公演する劇場(外) 例 「ブロードウェイの劇場」ロングランシアター
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複数演目を日替わりで上演する。(外) 例 「ドイツのオペラ」レパートリーシアター
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舞台空間と客席空間を区切る劇場機構。そのフレームを日本語で。額縁
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額縁を設けた舞台の総称。(外)プロセニアムステージ
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額縁を設けない舞台の総称。(外)オープンステージ
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オープンステージの内、観客が一方(正面)からのみ見る舞台。(外)エンドステージ
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客席に張出し、三方から囲んで見る舞台。(外)スラストステージ
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闘技場と同じ、四方を取り囲んで見る舞台。(外)アリーナステージ
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簡素ゆえに自由な形が組める実験的上演空間。(外)ブラックボックスシアター
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演劇創造を目的とした団体・会社。劇団
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劇団の作品を制作・上演するための組織。(外)プロダクション
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劇団組織の制作・興行上の最高責任者。制作者
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制作者を英語で。(外)プロデューサー
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演劇作品を書く人。劇作家
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演劇の舞台化における芸術上の総責任者。演出家
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稽古から本番までの運営・進行上の総指揮者。舞台監督
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舞台監督の古い呼称。主に舞台陰で俳優に台詞をつける係。(外)プロンプター
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歌舞伎でその役割を担う人。狂言方
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舞台制作上の技術責任者。技術監督
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立回り(格闘・アクション) 場面を専門に考える人。殺陣師
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日本舞踊などで、唄や三味線を演奏する人(お囃子を除く)。地方
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地方に対して、踊る人の総称。立方
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能・狂言、歌舞伎などで、舞台上の演技者の脇で世話をする人。後見
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歌舞伎において、黒装束で舞台上の演技者の世話や転換の作業をする人。黒衣
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ひげ・かつらの装着や手入れを担当する人。床山
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上演する演目のこと。出し物
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小説などの原作を脚本の形式に書きかえること。脚色
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上演するための脚本に手を加えること。(外)テキストレジー
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上演のために使う脚本。上演台本
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脚本の中で、各場の最初にその場面の様子を指示した部分。舞台書き
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脚本の台詞以外の指示書き。ト書き
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出演者の役を決めること。配役
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配役を英語で。(外)キャスティング
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キャスティングのための適正テスト。(外)オーディション
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俳優の出演場面の一覧表。香盤表
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稽古始めに関係者一同が集まること。顔合わせ
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稽古開始前に作者か演出家が台本を読んで聞かせること。本読み
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稽古の第一段階、動きを伴わないテーブル稽古。読み合わせ
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第三段階、立って演技や動きを作ってゆく稽古。立ち稽古
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台本に書かれていない即興的なセリフや動き。(外)アドリブ
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稽古や本番で具合悪い部分の訂正を指示すること。ダメ出し
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第四段階の稽古、止めずに場面を通して進める稽古。通し稽古
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必要に応じて行う部分稽古。抜き稽古
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細かく返す部分稽古。小返し
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出演者全員の衣裳を合わせてみること。衣裳合わせ
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稽古場から公演会場に移ること。小屋入り
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出演者や関係者が劇場に出勤すること。着到
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劇場に公演用荷物を運び込むこと。搬入
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公演会場での舞台設営・準備作業。仕込み
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あらかじめ位置を決めて印をつけること。バミる
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あらかじめ位置を決めてつける印のこと。バミリ
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実際に装置・小道具を飾って調整すること。道具調べ
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高さ。例「舞台床から吊バトンまでの高さ」タッパ
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前面の広がり幅。例「舞台の下袖から上袖までの長さ」間口
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観客に見せたくないものが見えてしまうこと。見切れる
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客席から舞台各部への見切線。(外)サイトライン
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照明を加えて全体の調整をすること。明かり合わせ
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音響の試聴・調整作業。(外)サウンドチェック
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転換や技術面の調整稽古。(外)テクニカルリハーサル
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俳優を除いて行う技術部門だけの稽古。(外)ドライテック
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稽古の最終段階、本番通りに行う総仕上げ。舞台稽古
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舞台稽古を歌舞伎などでは。総ざらい
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総ざらいを独語で。(外)ゲネラルプローベ
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ゲネラルプローペを略して。(外)ゲネプロ
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舞台進行上の合図。きっかけ
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吊バトンなどを上にあげること。飛ばす
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場面が始まる前に出演者が舞台上にスタンバイすること。板付
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新築した劇場での最初の公演。柿落とし
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公演期間の最終日。千秋楽
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公演後の舞台の撤収作業。バラシ
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劇場から公演用荷物を運び出すこと。搬出
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美術・衣裳など舞台の視覚的分野をデザインする人。舞台美術家
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大道具(歌舞伎からの用語)の別称。明治以降の概念。舞台装置
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舞台装置等のデザイン・寸法・材質・色指定などを表した製作指示図。美術(装置)図面
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美術(装置)図面の別称。歌舞伎からの用語。道具帳
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劇場の基本大道具のひとつ、舞台の床を嵩上げするための台。平台
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平台の最も基本的なサイズ(3尺×6尺)の呼称。サブロク
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平台を嵩上げするための箱。箱馬
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山台や階段の側面を覆う物。蹴込み
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観客から見えない所で使う階段。カゲ段
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坂道など、傾斜させたスロープ状の大道具。開帳場
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舞台奥を高く、舞台前を低く傾斜させた舞台床。八百屋飾り
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キャスターなどを使い、大道具を飾ったまま移動する台。引枠
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パネルに絵を描いた大道具。「書割り」の別称。張り物
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張り物のような平面的な大道具の総称。平目
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平目などを立て支えるための直角三角形の道具。人形
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書割りの戸口や窓などに、奥行きを表現するために付ける厚み。見込み
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戸口や窓が開いた時、その奥が見えてしまうのを防ぐパネル。鏡
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平面的な道具に対して、立体的な道具をいう。丸物
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舞台床に敷く厚手の布。雪を表す「雪布」はこの一種。地絣 (じがすり)
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家具など、あらかじめ舞台にセットしてある小道具。出道具 / 置き道具
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出演者が持ち出て使う小道具。持ち道具
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煙草や飲料物など、毎回の公演で消費する小道具。消え物
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俳優が役作りに必要な物を書き込む表。俳優付け帳
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本物に似せて作ったもの。作り物
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現代照明には不可欠なパワー・ソース。電源
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光の強弱変化を電気的に調整する機械。調光器
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調光器を制御し照明操作をする処。調光操作卓
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調光操作卓を経て照明用コンセントに届く電気回線。負荷回路
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客席を明るくする一般照明の略称。客電
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光を集光する照明器具。(外)スポットライト
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スポットライトうち、輪郭の形とピントの調整がきく集光器具。(外)プロファイル
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プロファイルに該当する機種のひとつ。(外)ソースフォー
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比較的はっきりした輪郭の光が得られる集光器具。平凸レンズ
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平凸レンズに該当する機種のひとつ。(外)シー・エス・キュー
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柔らかい輪郭の光が得られる集光器具。(外)フレネルレンズ
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フレネルレンズに該当する機種のひとつ。(外)ディー・エフ
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レンズは無いが、反射鏡で鋭いビームが得られる集光器具。(外)ノンレンズ
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ノンレンズの内、電球自体が集光機能をもったもの。(外)シールドビーム球
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シールドビーム球に該当する機種のひとつ。(外)バーライト
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レンズが無く、光を均等に拡散する照明器具。(外)フラッドライト
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フラッドライトに該当する器具。(外)ホリゾントライト
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照明プランを考える人。(外)照明デザイナー
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緩やかに点灯/消灯する。(外)フェードイン/アウト
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一瞬にして点灯/消灯する。(外)カットイン/アウト
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舞台上部からの演技エリアへの基本照明。また作業用の照明のこと。地明かり
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舞台内の照明が点いた状態で幕が開くこと。(外)ライトオープン
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反対に、舞台が暗いままで幕が開くこと。(外)ダークオープン
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舞台の照明を消した状態で行う場面転換。暗転
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反対に、舞台上が明るいまま行う場面転換。「あかてん」とも言う。明転
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1尺 = 〇寸 = 〇分1尺 = 10寸 = 100分
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1尺 = 約〇mm1尺 = 約303mm
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1間 = 〇尺 = 約〇mm1間 = 6尺 = 約1818mm
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1畳 = 〇尺×〇尺1畳 = 3尺×6尺
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1坪 = 〇間×〇間 = 約〇㎡1坪 = 1間×1間 = 約3.3㎡
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1フィート = 〇インチ1フィート = 12インチ
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1フィート = 約〇mm1フィート = 約305mm
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1インチ = 約〇mm1インチ = 約25mm
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芝居の最後の結びの部分。(外)エピローグ
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劇場で仕事を終えた後に慣例的に交わす挨拶。お疲れ様でした
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安全な作業環境の確保にはまず〇〇が重要である。挨拶の励行
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たとえ時間がなくて自分が望む成果が完全に得られない時でも〇〇である。無理は禁物
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大勢が働く場所では〇〇を大切にする。互譲の精神
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舞台は照明調整のためなどの理由で〇〇になったり、〇〇により慌ただしい作業条件のため焦って無理をする、公演毎に舞台の仕込みが変わるため〇〇といった危険因子がある。暗い作業環境/限られた時間/不慣れな環境
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大人数収容する劇場で事故・災害が起きると群衆は〇〇に陥る可能性がある。そして焦った群衆の行動がさらに〇〇を起こし被害を増大させる危険性が高い。パニック/二次災害
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常に作業場の状況をよく見渡し〇〇が従業である。安全の確認
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舞台では〇〇の使用が厳しく禁止されている(〇〇とも言う)。もし演出上この行為が必要な場合、〇〇は「〇〇の解除申請承認書」を〇〇に提出することが義務付けられている。裸火/本火/舞台監督/禁止行為/消防署
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防火のために幕を燃えにくくする処理を「〇〇を施す」と言う。防火加工
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高所にある全てのものが持っている潜在的な力を〇〇と言う。位置エネルギー
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仕込みやばらしの際、高所作業の際には必ず頭に〇〇を着用。ヘルメット
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同じく手に〇〇を着用。特に電気を扱う作業には不可欠。手袋
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〇〇と〇〇は和物の舞台では不可欠な履物である。足袋/雪駄
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劇場建築の舞台開口部の縁取り。客席と舞台を仕切るアーチ状構造物。プロセニアムアーチ
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舞台上部が見えるのを防ぐ幕。一文字幕
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プロセニアム周辺に位置し、舞台前エリアを上方からカヴァーする照明。プロセニアムサスペンションライト
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舞台上から均等に明るくする照明。ボーダーライト
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上空の照明を設置・調整するため作業員が移動するための劇場設備。照明ブリッジ (フライブリッジ)
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舞台上から用途別に仕込む照明。サスペンションライト
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上部ホリゾントへの照明。アッパーホリゾントライト
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舞台最後部の黒幕。大黒幕
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舞台最後部の照明効果を生かすための幕。ホリゾント幕
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幕・道具・照明器具を吊るための昇降パイプの略称。吊物バトン (美術/道具/照明バトン)
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舞台天井部の構造。すのこ (ぶどうだな)
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舞台両脇の見えるのを防ぐ幕。袖幕
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舞台袖からの照明のために照明器具を吊る枠。タワースポットライト (サイドラダー)
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舞台脇を隠すため舞台前・奥方向に吊る幕。東西幕
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下部ホリゾントへの照明。ロアーホリゾントライト
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客席両側面からの照明。フロントサイドライト
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上階客席先端からの照明。バルコニースポットライト
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客席から照明や音響、映像などの操作を行うスペース。調光室/調整室
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登場人物などを追従して照射するための照明。フォロースポット
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客席天井部からの照明。シーリングライト
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客席から見て、舞台の右側のエリアを何と呼びますか?上手 (かみて) / Stage Left (SL)
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客席から見て、舞台の左側のエリアを何と呼びますか?下手 (しもて) / Stage Right (SR)
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客席から一番遠い、舞台の奥のエリアを何と呼びますか?舞台奥 (ぶたいおく) / UP Stage (US)
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客席に一番近い、舞台の手前のエリアを何と呼びますか?舞台前 (ぶたいまえ) / Down Stage (DS)
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舞台の左右を分ける中央の仮想線を何と呼びますか?センターライン (中心線 or 舞台心) / Center Line (CL)
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