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焼け石に水努力や援助が足りず、効果が上がらないこと
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塞翁が馬幸せなことや不幸なことは予測ができないこと
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気の置けない遠慮したり気をつかったりずる必要がなく、心から打ち解けることができる
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横車を押す道理に合わないことを無理に押し通す
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高をくくる大したことはないとみくびる
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手をこまねく何もしないで傍観している
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馬脚を現す 「馬脚を露わす」ともつつみ隠していた事があらわれる、ばけの皮がはがれる
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顎が干上がる生計が立たなくなり、食べるものに困る
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足をすくう隙をねらい失敗させる
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頭の黒い鼠身近な人間
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口を拭う悪いことをした人がそ知らぬふりをする
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嘴を容れる横から口を出す
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舌も引かぬうち/舌の根も乾かぬうち言った直後
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掌中の珠 しょうちゅうのたま非常に大切なもの
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尻が暖まる同じ場所に長時間落ち着いている
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尻が長い長居する
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手を袖にする何もしようとしない
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濡れ手に粟やすやすと金もうけをする
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歯の根が合わない寒さや恐怖で震えて歯ががちがち鳴る
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肺肝を砕く はいかん-を-くだ-く心を尽くして考える
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肺腑を衝く深い感銘を与える
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鼻を鳴らす甘える
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眦(まなじり)を決する怒りや決意を表す
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眉を開く心配が無くなって安心する
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眉毛を読まれる本心を見抜かれる
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鵜の真似をする烏自分の能力を考えずに人真似をして失敗すること
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兎を見て鷹を放つ事が終わってからの対応
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百貫の鷹も放さねば知れず実際に使ってみないと物の真価はわからない
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馬には乗ってみよ人には添うてみよ実際やってみなければわかれない
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牛は牛連れ馬は馬連れ似た物同士は自然に集まる
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角を矯めて牛を殺す小さな欠点を直そうとして全体をだめにしてしまうこと
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馬の背を分ける夕立が降っているところと降っていないところに分かれること
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老いたる馬は道を忘れず経験を積んだ者は、間違わない
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犬馬の労他人のために全力を尽くすこと
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騎虎の勢いなり行き任せのこと
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虎口を脱する危険な場所からなんとか逃れること
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虎口を逃れて竜穴に入る一難去ってまた一難
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鼠に引かれそう家に一人でいる様子
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ふさぎの虫気分が晴れないこと
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一葉落ちて天下の秋を知る小さな前触れから大勢を察知する
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縁は異なもの味なもの男女の結びつきは不思議だということ
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大男総身に知恵が回りかね体が大きいだけで役に立たないという揶揄
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沖な物当て手に入ってもいないものを当てにすること
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火中の栗を拾う他人の利益のための危険を冒すこと
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河童に水練自分よりよく知っている人に物事を教えること
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枯れ木も山のにぎわいつまらないものでも、何もないよりはましなこと
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子は三界の首枷子を思う心のために、親は自由を束縛されること
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舎を同傍に作れば三年にして成らず指図する人が多いとなかなか決まらないこと
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上手の手から水が漏る上手な人でも失敗する事がある
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人間到る処青山あり人は故郷を出て大いに活躍すべきだ
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前車(ぜんしゃ)の轍(てつ)を踏む前の人と同じ失敗を繰り返す
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俎上(そじょう)の魚(うお)されるがままの状態
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大山鳴動して鼠一匹前触れの騒ぎが大きいわりに、結果が小さいこと
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大木は風に折られる地位の高い人は他人から批判を受けやすいことのたとえ
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畳の上の水練理屈だけで練習をしないと役に立たないということ
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立板に水すらすらと話すこと
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横板に雨垂れつっかえながらなんとか話すこと
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月に叢雲花に風よいことには邪魔が入りやすい
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月夜に釜を抜かれるひどく油断している
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豆腐に鎹いくら意見を言っても効き目がないこと
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情けは人の為ならず人に親切にしておけば、それがめぐって自分に良い報いが返る
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鉈(なた)を貸して山を伐られる親切が仇になること
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花も折らず実も取らず二つを得ようとした結果、両方とも得られないこと
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人の牛蒡で法事をする他人のものを自分の利益のために使うこと
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待てば甘露の日和あり根気よく待っていれば良い事が待っている
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焼けぼっくいに火がつく男女が復縁する事
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油紙に火がついたよう勢いよく喋る様子
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お先棒を担ぐ軽々しく人の手先になってよくないことの手伝いをする事
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嵩(かさ)にかかる勢いに乗る
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金に飽かす目的のために金を注ぎ込む
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気が置けない気を使う必要がない関係である
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驥足(きそく)を展(の)ばす才能を存分に発揮すること
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気脈を通じるひそかに連絡を取り合って、気持ちを通わせる
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綿上(きんじょう)花を添える立派なものに、さらに立派なものを加える
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草木も眠る丑三つ時静かな真夜中のこと
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苦肉の策自分を犠牲にして、しかたなく行う苦し紛れの計略のこと
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国破れて山河あり戦乱の中でも自然は変わらず美しいこと
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謦咳(けいがい)に接する尊敬する人に直接会う
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檄(げき)を飛ばす文書を通して人々に行動を促すこと
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糊口をしのぐ何とか生計を立てる
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骨肉相(あい)食(は)む肉親同士が争う
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逆捩(さかね)じを食わせる抗議や非難に対し反論する
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秋波を送る女性が色目を使って男性の気をひく
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寸暇を惜しむわずかな時間も無駄にしないこと
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正鵠(せいこく)を射る核心をつく
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象牙の塔現実から離れた閉鎖的な研究生活
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相好(そうこう)を崩す喜びが込み上げて思わず微笑む
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治にいて乱を忘れず平和な世でも万が一に備えるべきだということ
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手前味噌を並べる自分のことをおおげさに褒めること
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同病相憐れむ どうびょうあいあわれ-む同じ苦しみを持つ者は助け合い、同情するものだ
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流れに棹さす時流に乗る
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煮え湯を飲まされる信じていた人に裏切られ、ひどい仕打ちを受ける
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脳漿を絞る限界まで知恵を絞って考えること
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囊中(のうちゅう)の錐(きり)才能のある人は、隠れていても必ず外に現れること
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鼻薬を嗅がせる賄賂を使うこと
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万事休すすべてが終わったと諦めること
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半畳を入れるからかったり非難したりすること
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火蓋を切る戦いを始める
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風雲急を告げる戦争や革命などが今にも起きそうな様子
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真綿に針を包むうわべは柔和でも内心に悪意をもっていることの例え
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