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腎臓を覆う膜3つ
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腎静脈,尿管,腎動脈は腹側からどの順番に並んでいるか腎静脈,腎動脈,尿管
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腎血流は心拍出流の何%か20〜25%(1L/min),腎動脈は上腸管膜動脈の直下で分岐
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V:尿量(mL/分), PX:Xの血漿濃度(mg/dL), UX:Xの尿中濃度(mg/dL)
であるときのクリアランスの求め方CX:物質Xのクリアランス(mL/分) = Xの尿中濃度 × 尿量 /Xの血漿濃度 -
尿中β2ミクログロブリン(β2MG),尿中NAGが上昇した場合何を疑うか近位尿細管障害
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推定GFRを算出する方法に必要な数値は血清Cr値,年齢,性別
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クレアチニンクリアランスとeGFRの違いはCCrとは1分間にクレアチニンが血中から糸球体から分泌されるのに必要な濾過された血漿量のこと. クレアチニンは糸球体からほとんどが分泌されるのでeGFRに近似できる. クレアチニンは糸球体だけでなく, 尿細管からも少し分泌されており, CCr=GFR+分泌量より, CCrはeGFRより過大評価される.
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レノグラムとは
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PAS染色とPAM染色 国試的にはそれだけで診断できることもある
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尿比重の正常値は1.010〜1.030
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慢性透析患者の原因疾患 透析原因1位の糖尿病性腎症も近年は減少傾向1位: 糖尿病性腎症 2位:腎硬化症 3位: 腎硬化症慢性糸球体腎炎
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透析の原理は?拡散による物質の補充(Ca)・除去(K,酸)
限外濾過による除水 -
血液透析,腹膜透析の特徴,合併症の違い 死因1位2位は心不全・感染症
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血液透析(HD),血液濾過(HF),血液透析濾過(HDF),体外式限外濾過(ECUM)について
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腎移植のドナーの適応条件悪性腫瘍 がないこと(原発性脳腫瘍は除く),
移植による感染症 の危険がないこと(HIV,B型肝炎,C型肝炎など)
腎機能が良好であること, ABO 血液型,HLAが不適合でも術前の抗体除去や免疫抑制により移植は可能であるが,リンパ球直接交差試験は陰性でなければならない. -
超急性拒絶反応,急性拒絶反応,慢性拒絶反応の発症時期
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急性腎不全の腎前性,腎性の尿中[Na],FENa(Na排泄率),Uosmについて FeNa(%)=100×(尿中Na/血清Na)/(尿中Cr/血清Cr)・尿中[Na]
腎前性:↓(<20mEq/L)
腎性:↑(>40mEq/L)
・FENa
腎前性:1%未満
腎性:1%超え
・Uosm
腎前性:↑(>500mOsm/L)
腎性:Posmに近づく
・BUN/Cr
腎前性:>20
腎性:<20 腎性は血液がそのまま尿として出ていく(Naダダ漏れ〜)
腎前性は尿中Naは減るけど,老廃物もあるからUosmは上昇する. -
急性腎不全の透析導入基準7つ❶脳症,出血傾向,肺水腫の出現
❷乏尿,無尿期間3日
❸1日2kg以上の体重増加
❹血清K値6mEq/L以上
❺HCO3-15mEq/L以下
❻血清Cr値5mg/dL以上
❼BUN 80mg/dL以上 -
CKDステージによる食事療法基準
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ループ利尿薬とサイアザイド利尿薬と同じ機序の疾患はそれぞれ何か
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Bartter Gitelmanの鑑別
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尿細管性アシドーシス(RTA)の鑑別 近位尿細管では,グルコース,アミノ酸,リン酸,重炭酸
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慢性間質性腎炎の原因薬剤アレルギー( NSAIDs , ペニシリン 系や セフェム 系などの抗菌薬),感染症に対する免疫応答,移植腎に対する拒絶反応,Pb ・Cd などの重金属
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糖尿病性腎症の病期分類とそれに対する治療
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腎血管性高血圧の鑑別疾患3つ
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腎梗塞とコレステロール結晶塞栓症の鑑別
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AD多発性嚢胞腎とAR多発性嚢胞腎の鑑別
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尿と血液,細胞間でのAld,CORT,ADHの作用機序について
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Ald・ADHが上昇,低下すると[Na][K]血圧はどう変動するか
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アニオンギャップが増加しないアシドーシス下痢,尿細管アシドーシス
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アニオンギャップが増加するアシドーシス乳酸アシドーシス,糖尿病性ケトアシドーシス,アルコール性ケトアシドーシス
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乳酸アシドーシスの原因となりうる薬剤メトホルミン,プロポフォール
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AD多発性嚢胞腎の合併症はA(頭):脳動脈瘤
D(大腸):大腸憩室
P(Pancreas):膵嚢胞
K(肝臓):肝嚢胞
D(Duo):二尖弁のやつ,,,僧帽弁逸脱 -
薬剤性腎障害の原因薬剤抗リウマチ薬(ブシラミンなど):膜性腎症
NSAIDs:間質性腎炎,Na↓・K↑
抗菌薬:間質性腎炎,近位尿細管障害
抗真菌薬:近位尿細管障害
炭酸リチウム:膜性増殖性糸球体腎炎,巣状糸球体硬化症,遠位尿細管障害,腎性尿崩症 -
一つでも見られる尿中円柱は?赤血球円柱, 白血球円柱, 顆粒円柱(糸球体腎炎), 脂肪円柱(ネフローゼ), ろう様円柱(慢性腎不全)
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尿蛋白の選択指数が低い(SI<0.2)疾患は何か 尿蛋白指数(SI)=IgGクリアランス/トランスフェリンクリアランス
SIが低いと高選択性(低分子蛋白のみを透過させてるということ)微小変化型ネフローゼ症候群 -
血液透析と腹膜透析の食事療法の違い 腹膜透析の方が食に寛容
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高K血症をきたす薬剤4つ 高価好きのRASTスキサメトニウム、NSAIDs、RAAS阻害、ST合剤
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Alport症候群,Bartter症候群,Liddle症候群,Gittelman症候群,
Fanconi症候群,腎性尿崩症の病変部位はどこか糸球体:Alport症候群
ループ上行脚:Bartter症候群(フロセミド)
遠位尿細管:Liddle症候群,Gittelman症候群(サイアザイド)
近位尿細管:Fanconi症候群→尿細管性アシドーシス(近位型,遠位型)
集合館:腎性尿崩症 フロBaの,サイどはGiルティー
*Alport症候群:感音性難聴,眼病変を伴う遺伝性進行性腎炎(ほとんどXR),乳幼児期血尿で疑う. -
血漿浸透圧の求め方は2×Na+Glu/18+BUN/2.8 高血糖状態では水が血管内に引き込まれて希釈されることで,見かけ上低ナトリウム血症をきたす.高血糖・低ナトリウム血症を認めるが,血漿浸透圧が正常であれば意識障害をきたさないことが多い.
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血尿の鑑別の手順
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