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低炭素鋼の炭素量0.03以上0.3未満
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中炭素鋼の炭素量0.3超え0.6未満
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高炭素鋼0.6超え2.0以下
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鋳鉄2〜4.5
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C【炭素】の特性鋼材の強度を増すが、焼きが入りやすく、固くもろくなる
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溶接性一般に0.2%以下で良好な溶接結果が見られる
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Si【シリコン】の特性フェライト中に固溶して硬さ・強さを高め、靭性を低下させる。脱酸剤として0.40%含まれる
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溶接性0.6%以下なら、溶接性を害さない。
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Mn【マンガン】の特性脱酸剤として0.2〜0.8%添加、一部はSと結合してMnSとなり、Sの害を除去するのに役立つ。焼入れ性を良くしたり、硬さ・強さ・靭性を増す。
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溶接性溶接性は良好であり、最高1.5%くらいまで添加する。
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P【リン】の特性フェライト中に固溶して硬さ・強さを増すが、伸びを減らす。
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溶接性溶接性を悪くするから0.04%以下にすることが望ましい。
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S【硫黄】の特性圧延、鍛造などの熱感加工中に割れが生じやすい
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溶接性Sが帯状に集まってサルファバンドを作り、割れが生じやすいため、0.04%いかが望ましい。
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H【水素】の特性構造用特殊鋼では、白点や毛割れと呼ばれる微細な割れができる。
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溶接性拡散性水素として、各種溶接割れの要因の一つであり、極力進入を阻止する。
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Ni【ニッケル】降伏点を高め、低温靭性を増大させ、結晶粒の成長を防ぐ
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Cr【クロム】材料の焼入れ性を高める。素材そのものの強度を高め、耐摩耗性、耐食性を高める。
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Mo【モリブデン】焼入れ性を深くし、焼戻し脆性を防ぐ。展延性、粘り強さを害さないで弾性限度を高める。
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Mn【マンガン】Sによる脆性を減少させる。焼入れ性を著しく高め、粘り強さ、耐摩耗性を向上させる
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B【ホウ素】鋼の焼入れ性を著しく向上させる
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