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さらなり(今更)言うまでもない、もちろんだ 言ふも、言へばに続くことも多いが省略しても意味は変わらない
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あらはなり丸見えだ、明らかだ
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あからさまなりちょっとの間だ。ちょっと
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かたくなり情趣を解さない、教養がない。 見苦しい、みっともない。
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あだなり儚い、虚しい、役に立たない。 不誠実だ、浮気だ。
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すずろなりあてもない、わけもない。 思いがけない、無関係だ、つまらない。 (連用形)すずろにでむやみに。
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むげなりまったくひどい、最低だ。 「むげに」の形でむやみに。《下に打ち消しを伴って》まったく(〜ない)
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おほやけ朝廷、天皇。
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きは身分、分際。 程度。
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しるし《験》(神仏)ご利益、霊験。 効果、効き目。 《徴》前兆、兆候。
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ことはり道理
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ためし例、先例、手本。 語り草、話の種。
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わざ仏事、法事。 《形式名詞として》こと、行い
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おぼえ評判、人望。 《「多く御おぼえ」のかたちで》寵愛(をうけること。)
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ここち気持ち、感じ。 病気、体調。
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うつつ現実、正気。
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つとめて早朝。 翌朝。
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こごもり月末。秋の下旬。
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ついで(物事の)順序、順番。 機会、折。
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たより頼れるもの、よりどころ。 縁故、つて。 便宜、手段。 機会、ついで。
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こころざし(相手に寄せる心)愛情、誠意。 贈り物、謝礼。
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よし縁、関係、いわれ。 方法、手段。 由緒、風情、品。 事情、旨、こと。 そぶり、様子。
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よろづ様々なこと、あらゆること。 (副詞として)すべて、万事につけて。
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て筆跡、書、文字。 演奏法、曲。
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ざえ学問、(漢学の)学識
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おのずから自然に、ひとりでに。 偶然に、たまたま。 《仮定・推量の表現を使って》万一、ひょっとすると。
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すなはちすぐに、そのまま。
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とく早く、すぐに。 すでに、とっくに。
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いつしか早く(〜したい・〜してほしい) 早くも。
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なべて総じて、おしなべて。 普通、並。
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いとどいっそう、ますます。
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かくこのように。
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とかくあれこれと、何やかんやと。
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しかそう。そのように。
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さそう。そのように
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さばかりその程度、それほど。 非常に、たいそう。
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さながらそのまま、もとのまま。 全部、すべて。
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つゆ〜打消少しも〜ない、まったく〜ない。
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よも〜じまさか〜ないだろう。 よもや〜まい。
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なかなかかえって、むしろ。
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さすがにそうはいってもやはり
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かつ一方では。 すぐに、次から次へと。
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など・などか《疑問》どうして(〜か)。 《反問》どうして(〜か、いや〜ない)。
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なでふ・なんでふ《疑問》どうして(〜か)。 《反問》どうして(〜か、いや〜ない)。
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ありし・ありつる《「ありし」の形で》かつての、以前の。 《「ありつる」のかたちで》さっきの、先程の。
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れいの《用言を修飾して》いつものように。 《体現を就職して》いつもの。
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おとにきく噂に聞く、人づてに聞く。 評判が高い、有名だ。
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いかがせむ・いかがはせむ《疑問》どうしようか。 《反語》どうしようもない。
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さるべき(そうするのが)適当な、ふさわしい。 そうなるはずの、そうなる運命の。 立派な、それ相応の。
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いざたまへさあ(一緒に)いらっしゃい。 さあ、どうぞ。
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