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測定器などで測定することで得られるデータ計量値データ(例:鋼板の厚さmm)
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数えることで得られるデータ計数値データ(例:不適合品率%)
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母集団から標本を採取することサンプリング
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QC7つ道具は○○データの解析に使われる数値
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棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフで、どの項目が重要かを判断するのに適している。左から順に大きいデータを並べ、「その他」は一番右へ。原因の20%が結果の80%を占めるといわれるパレート図
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特性(結果)がどのような要因によって構成されていて、どの要因が特性(結果)に変動を与えるかを分かりやすくまとめたもの。見た目が魚の骨に似ていることから「フィッシュボーン・ダイアグラム」とも呼ばれる。「管理用(原因解明型)」と「解析用(手段解明型)」の2種類がある。特性要因図
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調査・点検に必要な項目が記載されているシート。記録用と点検用の2種類があるチェックシート
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横軸に数値、縦軸にデータ数をとる柱状図で、度数分布図ともいう。データの分布や平均、ばらつきを把握できるヒストグラム
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関連がありそうな特性と要因、特性同士、要因同士を対にしてとったデータについて、2つのデータの交点に点を打ったもの。データ同士の相関関係を確認できる散布図
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様々なデータを視覚的に表現したもので、数値の比較や時系列的な変化を把握しやするために用いるグラフ
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母集団を共通点や特徴ごとにグループ分けすることで、QC7つ道具と組み合わせて使い、データの差異などを発見するのに用いる層別
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新QC7つ道具は○○データの解析に使われる言語
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問題に関する事実や意見、発想を言語データとしてとらえ、その親和性によって統合させる手法。問題の全体像や特性を体系化でき、解決すべき問題・課題を明らかにすることができる。文化人類学者の川喜田二郎が考案した「KJ法」が基になっている親和図法
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原因⇔結果、目的⇔手段が複雑に絡んでいる問題に対し、因果関係や要因同士の関係を明らかにすることで解決していく手法。連関図法
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目的を達成するための手段を「目的ー手段」「目的ー手段」とつなげて、系統的かつ具体的に実施段階レベルに展開していく手法系統図法
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問題となる事象と対になる要素を行・列に配置し、その交点に各要素の関連度合いを表示する手法マトリックス図法
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計画を推進するために必要な作業の順序を矢印と結合点を用いて表し、効率的な日程管理・計画の進捗を管理する手法アローダイアグラム図法
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Process Decision Program Chartの頭文字をとったもので、過程決定計画図法ともよばれる。事前に想定される結果に対してあらかじめ対応策を検討し、代替案を明確にする手法PDPC法
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マトリックス図において要素間の関連を数値化し整理する手法。新QC7つ道具で唯一、数値データを扱う解析手法マトリックス・データ解析法
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正規分布とは、①分布とも呼ばれ、データが平均値の付近に集積する。②値データに適用する③確立分布である①ガウス ②計量 ③連続
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二項分布とは、結果が成功か失敗のいずれかである試行(①試行)を行った時の確率分布。②値データに適用する③確率分布である①ベルヌーイ ②計数 ③離散
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管理図において、平均値を示す実線中心線(CL)
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管理図において、中心線の上下に示す破線管理限界線
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サンプリングされたデータのかたまり(例:時間ごと、ロットごとetc.)群
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群の大きさを表す値(サンプルサイズ)n
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管理図において、工程が安定状態にあると判定する2つの基準1.点が管理限界線の外に出ていない 2.点の並び方にクセ・傾向がない
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サンプル数が一定で9以下の場合に用いられ、計量値で工程を管理する管理図のうち、工程平均(群間)の変化を見る管理図を①管理図、郡内のバラつきの変化を見る管理図を②管理図という。2つの管理図を合わせて①-②管理図という①X ②R
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不適合品率によって工程管理を行い、サンプルサイズ(n)が変動し、一定でない場合に用いる管理図p管理図
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不適合品数によって工程管理を行い、サンプルサイズ(n)が一定である場合に用いる管理図np管理図
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定められた規格の限度内で製品を生産できる能力工程能力
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①と②を合わせて工程能力指数といい、①は品質特性値の母平均が規格の中心にあることが分かっている場合、②は偏りを考慮する場合に使用する①Cp ②Cpk
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工程能力指数がそれぞれ以下の場合、工程能力はそれぞれ次のように判断する。 ①0.67未満 ②0.67~1.00未満 ③1.00~1.33未満 ④1.33~1.67未満 ⑤1.67~①非常に不足 ②不足 ③まずまず ④十分 ⑤十分すぎる
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変数x(①)と変数y(②)において、xの③な変化に対してyも③に変化する場合、xとyの間に相関関係があるという①要因変数 ②結果変数 ③連続的
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相関係数とは、2つの変数の間に①な関係がどの程度あるかを示す数値。②~③の範囲をとる①直線的 ②-1 ③1
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相関係数の分類 ①0.8以上 ②0.6~0.8未満 ③0.4~0.6未満 ④0.4未満①強い相関がある ②相関がある ③弱い相関がある ④ほとんど相関はない
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生産者が消費者のニーズを追求する考え方、行動のことで、顧客指向(志向)とも呼ばれるマーケットイン
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生産者が消費者のニーズを考慮せず、生産者が新たな価値を提供する、潜在するニーズを発掘する考え方プロダクトアウト
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①とは結果を表す項目であり、②とは結果にバラつきを与える原因である①特性 ②要因
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作業ミスを防止する仕組みや装置フールプルーフ(ポカヨケ)
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不具合を予め想定し、被害を最小限にとどめる工夫をしておくことフェールセーフ
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三現主義の3つの現現場・現物・現実
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5S活動の5つのS整理・整頓・清掃・清潔・躾
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JISにおいて「品質」とは、「本来備わっている①の集まりが、②を満たす程度」と定義されている①特性 ②要求事項
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品質要素を定量的・定性的に評価するための測定項目品質特性
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品質特性に対する品質目標を①の品質(②品質)、製造した製品の実際の品質を③の品質(④品質)という①ねらい ②設計 ③できばえ ④製造
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充足されていると満足と感じる品質のうち、充足されていなくても不満を感じず仕方ないと感じる品質を①品質、充足されていなければ不満を感じる品質を②品質という①魅力的 ②一元的
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顧客の要求する商品の品質を明らかにして、製品・サービスの提供の留意点などを明確にすること品質展開
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商品・サービスが購入者・使用者以外の社会や環境に及ぼす影響の程度社会的品質
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5M原材料(Material)、設備(Machine)、方法(Method)、作業者(Man)、測定(Measurement)
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SDCAサイクル標準化(Standardize)⇒実行(Do)⇒評価(Check)⇒措置(Act)
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PDCAサイクル計画(Plan)⇒実行(Do)⇒評価(Check)⇒措置(Act)
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仮説を設定し、データの収集・検証に基づいて目標を設定し、目標と現状とのギャップを問題としてとらえ、その真の原因を追究することを重視するQCストーリー問題解決型QCストーリー
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新しい方策・手段を追及して新しいやり方を創出することを重視するQCストーリー。新規業務への対応や現状打破を行いたいときに活用する課題達成型QCストーリー
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現在あるべき姿と現状とのギャップ問題
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未来のあるべき姿について設定した目標と現状とのギャップ課題
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問題解決型QCストーリーの手順 ①の選定⇒適用する②の判定⇒③の作成⇒④の把握と⑤の設定⇒⑥の解析⇒⑦の立案・実施⇒⑧の確認⇒⑨と⑩の定着(標準化)⇒⑪と今後の⑫①テーマ ②QCストーリー ③活動計画 ④現状 ⑤目標 ⑥要因 ⑦対策 ⑧効果 ⑨歯止め ⑩管理 ⑪反省 ⑫計画
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課題達成型QCストーリーの手順 ①の選定⇒適用する②の判定⇒③の作成⇒④の明確化と⑤の設定⇒⑥の立案⇒⑦の追及・実施⇒⑧の確認⇒⑨と⑩の定着(標準化)⇒⑪と今後の⑫①テーマ ②QCストーリー ③活動計画 ④課題 ⑤目標 ⑥方策 ⑦最適策 ⑧効果 ⑨歯止め ⑩管理 ⑪反省 ⑫計画
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①とは、ある現象を引き起こす可能性のあるもののことで、②とは、①のうち、ある現象を引き起こしていると特定されたもののこと①要因 ②原因
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新製品開発のプロセス企画⇒製品設計⇒工程設計⇒試作⇒量産試作⇒量産
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新製品開発を円滑に進めるために作成し、目標や日程、責任や権限を明確にしたもの開発計画書
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設計・製造・調達・その他のプロセスを同時並行で進める開発方法コンカレント開発
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将来に向けて、商品・サービスの品質に責任を持つこと保証
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提供した製品・サービスによって発生した損害を埋め合わせること補償
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顧客満足の基本である品質の実現のため、組織をあげて行う体系的な活動品質保証
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製品・サービスを検査して、狙いから剥離している場合は廃棄したり手直ししたりして、製品・サービスの品質を保証する活動結果の保証
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各組織部門がどのような役割で品質保証に携わるか図式化したもの品質保証体系図
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市場からの要求品質を品質特性に変換し、設計品質を定め、二元表を用いて展開していくこと品質機能展開(Quality Function Deployment)
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設計にインプットすべき要求事項が設計のアウトプットに盛り込まれ、品質目標を達成できるか審査することDesign Review
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故障モード影響解析FMEA(Failure Mode and Effects Analysis)。設計FMEAと工程FMEAがある。ボトムアップの解析手法
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故障の木解析とも呼ばれ、問題の要因を系統的に洗い出して、真の原因を探し出す解析手法FTA(Failure Tree Analysis)。トップダウンの解析手法
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縦軸に不具合や品質保証項目をとり、横軸に工程をとったマトリクス図保証の網(QAネットワーク)
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使用者の安全を第一に考える活動や取り組み製品安全
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製品の欠陥が原因で生じた損害に対して、製造業者が追うべき責任製造物責任(Product Liability)
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マネジメントシステム構築の9つの基本原則 ①:関係する利害関係者に広く公開する ②すべての苦情申出者にとって容易にアクセスでき、必要な情報を入手できるようにする ③苦情の受理を申出者に直ちに通知し、丁寧に対応し、対応の進捗状況を適時知らせる ④公平かつ客観的な態度で対応する ⑤苦情申出者からのアクセスに対して料金を請求しない ⑥苦情申出者の同意がない限り、個人を特定できる情報を公開しない ⑦苦情申出者からの意見を積極的に受入れ、重視する ⑧苦情対応に係る対応や決定について説明する責任を果たす ⑨苦情対応プロセスや製品品質の継続的な改善を図る①公開性 ②アクセスの容易性 ③応答性 ④客観性 ⑤料金 ⑥機密保持 ⑦顧客重視のアプローチ ⑧説明責任 ⑨継続的改善
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プロセスのアウトプットが要求される基準を満たすことを確実にする一連の活動プロセス保証
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作業の目的・作業条件・作業方法・作業結果の確認方法などを示した標準書作業標準書
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インプットをアウトプットに変換する、相互に関連または作用する一連の活動プロセス(工程)
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材料や構成部品の購入から製品の出荷までの各工程の管理項目・方法を工程の流れに沿って記載した図QC工程図(表)
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製品・サービスの工程プロセスやステップ、順序、判断などを表した流れ図フローチャート
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見逃せない原因によって、工程が安定状態・管理状態でなくなること工程異常
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工程異常が発生した場合の手順 ①の把握⇒②措置と③調査⇒④処置と⑤の確認⇒⑥の改訂と⑦①発生状況 ②応急 ③原因 ④再発防止 ⑤効果 ⑥関係規準 ⑦水平展開
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プロセスにおける特性と要因の関係を解析すること工程解析
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抜取検査のうち、試験や測定を行い、得られたデータから合否を判定する抜取検査計量値抜取検査
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抜取検査のうち、不適合品の数を数え、得られたデータから合否を判定する抜取検査計数値抜取検査
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購入品を受入時に自社で検査せず、サプライヤの実施した検査結果を受入検査の代用とする方法間接検査
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測定誤差のうち、①とは「測定の期待値から真の値を引いた値」で、②とは「観測値・測定結果の大きさが揃っていないこと」①かたより ②ばらつき
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官能検査の精度向上のための留意点 ①(合否判定基準)の整備 ②の整備 ③の標準化 検査担当者への④①限度見本 ②検査環境 ③検査作業 ④継続教育
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品質要素の一つで、人間の感覚(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を用いた、ものの良さの程度を示すもの感性品質
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トップマネジメントによって策定された方針を、全部門・全階層で行う組織的・継続的な管理で、PDCAサイクルを回して重点を絞った挑戦的な活動方針管理
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方針管理の3要素 ①:上位組織で設定された、当該組織で展開すべき重要事項 ②:設定された課題に関して到達すべき水準。測定可能であることが望ましい ③:②実現のための具体的な活動内容①重点課題 ②目標 ③方策
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工程を良好な状態に保ち続けるために、製造条件などが定められた範囲内にあることを、SDCAサイクルを回しながら日常的に確認すること日常管理
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立場上負うべき任務・義務責任
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職務を遂行するにあたり、行為の効力が及ぶ範囲権限
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管理項目(管理尺度)のうち、結果系の管理項目を①、要因系の管理項目を②という①管理点 ②点検点
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標準化とは、①にかつ繰り返して使用するための②(文書など)を定めて活動することで、③的・④的な⑤を目的とする①共通 ②標準類 ③効果 ④効率 ⑤組織運営
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社内標準化は社内のあらゆる活動の①化・②化を目指して策定するもので、③規格や④規格と整合していることが必須である①最適 ②簡素 ③国家 ④国際
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公的な機関が作成する規格を①スタンダードといい、民間の市場などで実質的に標準とされるようになった規格を②スタンダードという①デジュール(法令上の) ②デファクト(事実上の)
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第一線の職場で働く人々による、製品またはプロセスの継続的改善を行う自主的な小グループの小集団活動QCサークル活動
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品質マネジメントシステムの7原則 ①:顧客の要求事項を満たし、期待を超える努力をする ②:リーダーは目的と方向性を一致させ、人々が品質目標を達成するために参加する状況を作り出す ③:全ての階層の人々が、価値を創造し提供する組織の実現に必要である ④:活動を首尾一貫したシステムとして相互に関連するプロセスであると理解し、マネジメントすることで、矛盾のない予測可能な結果がより効果的・効率的に達成できるという考え方 ⑤:成功する組織は⑤を継続するという考え方 ⑥:データ・情報の分析と評価に基づいた意思決定によって、望ましい結果を得ることができる ⑦:持続的成功のために、サプライヤ等の関係者との関係をマネジメントする①顧客重視 ②リーダーシップ ③人々の積極的参加 ④プロセスアプローチ ⑤改善 ⑥客観的事実に基づく意思決定 ⑦関係性管理
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Cpk(偏りを考慮した工程能力指数)の算出SuとSl両方のCpを求め、小さい方を採用する
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