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ガイソウ甚だしく晩に病床に入る咳嗽...せき
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食後にホウじ茶を飲む焙 焙煎(ばいせん)...水を使わずに食材を加熱乾燥させる
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天子の位をユウジョウされる揖譲 揖る(ゆずる)
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エンカの癖煙霞(の癖)...深く自然の風景を愛する習性のこと
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卿相にハンエンして営々として尽くす攀縁...人を頼りにして立身出世をはかる
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この変化の有り様にはソウソウの感に堪えない桑滄...世の変遷のはげしいさま
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疲れ果てて力無くシナダれ掛かる撓垂...力なさそうによりかかる
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ガマグチから小銭を取り出す蝦蟇口
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イフクを擅にし、濫りに賞罰を与える威福...威力と福徳をかねそなえて人を服従させること
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コウショクの吏を許さず曠職...職務の責任を十分に尽くさないこと
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戦地に赴くも功無くロウシす浪死...犬死に 浪りに(みだりに)
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本音をトリに隠して胡麻を擂った肚裏...はらのうち
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帝のチュウヒツされた地に碑が建つ駐蹕...天子が行幸の途中、一時乗り物をとめること
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リョウテイ砂を蹴って宮に急ぐ竜蹄...すぐれた馬。駿馬
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セキショウの西に没する夕照...夕焼け。夕日
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彼は芭蕉のルイを摩す天才である塁(を摩す)...技量地位などが接近し、ほぼ同じ程度に達するたとえ
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国民果して誰にテッキせん適帰...身を寄せること。頼ること
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偉い人からホウシを賜る褒詞...ほめる言葉。ほめ言葉
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カノトトリの年は変事が多い辛酉
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目下のキッキンの要事である喫緊・吃緊...さしせまって大切なこと
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兵営のホショウに立つ歩哨...ある場所に武装して立ち、敵または軍用品などを見張る兵
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それは喜ばしく、キンコウの至りです欣幸
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神社のネギにお話を伺う禰宜...神職の位の一つ。神主(かんぬし)の下の役
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慢性皮膚病の一種に、ナマズ肌がある癜...斑点を生じる皮膚病
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好言口よりし、ユウゲン口よりす莠言...もっともらしく見えるが、悪意のあることば
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栄華あれば必ずシュウスイあり愁悴...衰弱すること
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大衆の前でトウトウとまくしたてた滔滔...話し方がよどみないさま
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恒例のフイゴ祭があった鞴
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震、百里を驚かせども、ヒチョウを喪はず匕鬯...供物を奉ずる匙と儀式用の酒。どちらも重大なものの意 鬯(においざけ)
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シゴウの利を貪れば、便ち小人に陥つ糸毫
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早飛脚のことをジュンキャクともいう隼脚
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風雨ショウショウとして荒れる瀟瀟...風雨の激しいさま
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公金をカイタイした罪で起訴される拐帯...人から預かった金や品物を持ち逃げすること
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人心をセンワクする煽惑 人をあおって心をまどわすこと。
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コジリ咎め鐺...武士がすれ違うときに、双方の刀の鐺が触れ合うのを、無礼だとしてとがめること
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トウ蓆は夏の敷物だ籐
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陰暦六月のことをトンゲツという遯月...陰暦6月の異称
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ホオバの下駄を履く朴歯...ホオノキで作った下駄(げた)の歯
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石碑のトウホンをつくる搨本(拓本)...器物の転写の方法の一つ 搨す(うつす) 搨る(する)
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文明の進歩、シンシンたり駸駸...物事が速くはかどるさま
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スギの花粉で目が真っ赤だ(国字)椙
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天災に人心キョウキョウとしている恟恟 恟れる(おそれる)
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キョウキョウたる望月、黄金のごとし皎皎...白く光り輝くさま
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真理の大海は浩として、ガイサイなし涯際...物事の終わりの所
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カンチョウ小説勧懲...勧善懲悪
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高く飛ぶ鳥をカンチョウという翰鳥
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小児にカンの虫が起る疳...寄生虫や消化不良などのために起こる小児のひきつけ
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気骨リョウリョウとした骨柄である稜稜(崚崚)
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カンコ苔深くして鳥驚かぬ諫鼓
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古代中国の古体篆字のカト文字はおたまじゃくしの形に似ている蝌蚪
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「キシュウの妾」とは、人妻となることを謙遜する言葉でもある箕帚...掃除をする腰元のこと
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あまりの怒りでウンショクを露わにした慍色...腹を立てて、むっとした顔つき
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その鉱物のウンショクはまるで虹のようだ暈色...鉱物の表面または内部にみられる虹のような色
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はるか遠くの奥深い、まさにヨウチョウたる地だ杳窕 窕い(ふかい)
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エンオウを晴らす冤枉...無実の罪
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偉大な先人を敬い、センゴウしてやまない瞻仰
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コンロン、棗を呑む渾崙...丸ごと
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石の多いやせた土地をソネという埆
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鮭の"ハララゴ"がイクラだ鯡...特に鮭の卵巣のこと
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その努力がトジに終わることはない徒爾...むだなさま。無意味なさま
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貴兄のごカサンをお祈りいたします加餐...健康に気をつけること。多く、手紙文で相手の健康を願って用いる語
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恩師の著作集をシコウする梓行...書物を刊行すること
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衣類をカンタクし、汚れを落とす浣濯
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主人に尽くして、コショウの臣となる股掌
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年久しく用いなかったヒニクが疼いた脾肉(髀肉)...ももの肉
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残酷でカンケツなる神の悪戯奸譎...よこしまで、心にいつわりが多いこと
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コウガ自由の身となる高臥...俗世間を離れ、山野などで隠遁すること
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