茶々 2024年07月13日 カード7 いいね0

広告

単語カード

  • 投影法
    ・無意識的な性格特性を把握しようとする検査
    ・投映法は、Frank(1939)やMurry(1938)が
     「曖昧な刺激を構造化する(意味づける)時、
     人は内面にある私的な欲求、感情、態度などの
     パーソナリティを表す」と述べ、ロールシャッ
     ハ・テストやTATなどを投映法と呼んだことに
     始まる
    ・投映法の分析結果は、答えられた内容を質的に
     分析することが多く、心理検査としての妥当性 
     と信頼性には問題が残っている
  • ロールシャッハ・テスト
    ・スイスの精神科医師ヘルマン・ロールシャッハ
     (Rorschach, H.)が考案
    ・10枚の刺激図版を被検者に見せ、反応を記号化
     する
    ・創始者が早世したこともあり、様々な学派に分
     かれて用いられ、実施手順や反応の記号化には
     異なったスコアリングシステムがある
  • ロールシャッハ・テストの整理と解釈
    ・解釈は、記号を元にまとめた結果に基づく形式
     分析と、答えられた言語表現を質的に検討する 
     内容分析を組み合わせて行う。
    ・ 解釈には、反応全体の流れを把握しなければな
     らず、これにはかなりの経験を要する
  • 描画テスト
    実施が容易で、短時間で多くの情報を得られ
    るものとして描画テストが用いられる
    ・描画テストは、具体的な課題を用いることが
     多いため、日常生活場面での行動パターンと、
     その基にあるパーソナリティが捉えやすいと
     考えられている
    ・ 描画テストには様々な種類があり、何を最も
     知りたいかによって適切なものを選択する
  • 描画テストの解釈
    1描画は、部分の意味だけでなく全体として意味
     を持つため、まず全体的な評価を行う
    2次いで、どのように描かれているかという形式
     分析と、個々の部分の意味を理解していく内容
     分析を行う
    3それぞれの描画テストに系統だった解釈の仕方
     があるため、文献や事例を読み学んでいく
    4描画のひとつの特徴に対応するパーソナリティ
     の特徴はひとつだけではないので、1対1の対応
     をするのではなく、絵の複数の特徴を比較しな
     がら統合的に解釈していくことが大切である
  • TAT(絵画統覚検査、主題統覚検査)
    人の欲求について研究したモーガンとマレー
    (Morgan & Murry 1935)により作成された
    ・ 今日ではマレー(Murry, 1943)によって発
     行されたTAT図版と手引書が広く活用されて
     いる
    ・絵を見て物語を作ることで、パーソナリティ
     の潜在的な衝動、感情、葛藤を明らかにする
  • P-Fスタディ(Picture Frustration Study)
    ローゼンツァイク(Rosenzweig,1945)に
    よって考案された
    ・日本では、児童用(1955年、2006年改訂)
     成人用(1956年)、青年用(1987年)が公刊
    ・ 日常的によく経験するような24種類の「欲求
     不満」場面が絵に描かれている。左側の人物
     のことばに対する右側の人物の答えを被検者
     に想像してもらうのが基本的な方法。
広告

コメント