そうちょう 2025年03月04日 カード20 いいね0

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単語カード

  • 我が庵は 都のたつみ 鹿ぞ住む
    世をうぢ山と 人はいふなり
  • 花の色は 移りにけりな いたずらに
    我が身世に経る ながめせし間に
  • 和田の原 八十島かけて 漕ぎいでぬと
    人には告げよ あまの釣船
  • 君がため 原の野に出でて 若菜つむ
    我が衣手に 雪は降りつつ
  • 千早振る 神代も聞かず 龍田川
    から紅に 水くくるとは
  • 詫びぬれば 今はた同じ 難波なる
    みを尽くしても あはとむとぞ思う
  • 月見れば 千々に物こそ 悲しけれ
    我が身一つの 秋にはあらねど
  • 小倉山 峰の紅葉葉 心あらば
    今一度の みゆき待たなむ
  • 心あてに 折らばや折らむ 初霜の
    置きまどはせる 白菊の花
  • 人はいさ 心も知らず ふるさとは
    花ぞ昔の 香に匂ひける
  • 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
    雲の何処に 月やどるらむ
  • 忘らるる 身をば思わず ちかひてし
    人の命の 惜しくもあるかな
  • 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
    人知れずこそ 思ひそめしか
  • 契りきな かたみに袖を しぼりつつ
    末の松山 波こさじとは
  • 忘れ時の 行く末までは かたければ
    今日を限りの 命ともがな
  • 安らはで 寝なましものを さ夜更けて
    かたぶくまでの 月を見しかな
  • 心にも あらで憂き世に 永らへば 
    恋しかるべき 夜半の月かな
  • 夕されば 門田のいなば おとづれて
    葦のまろやに 秋風ぞ吹く
  • 我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の
    人こそ知らね かわく間もなし
  • 世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ
    海女の小舟の 綱手悲しも
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