kensei 2024年01月26日 カード525 いいね1

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単語カード

  • みる
    見る(会う)、思う(分かる)、関係を結ぶ、面倒を見る
  • 見す
    結婚させる、(見せる)
  • 見ゆ
    見える・思われる、見せる、結婚する
  • かいまみる
    のぞき見る
  • よばふ
    呼び続ける、求婚する
  • 好く
    風流を好む、(恋愛に熱中する)
  • (好き)
    風流の道に熱中すること、恋愛 好く=風流を好む、(恋愛に熱中する)
  • (すきずきし)
    風流だ、好色だ 好く=風流を好む、(恋愛に熱中する)
  • わたる
    通る、いらっしゃる、~続ける、一面に
  • ありく
    出歩く(歩き回る)、~しまわる、~続ける
  • おこなふ
    仏道修行をする
  • なやむ
    病気になる
  • (心地)
    病期・気分 なやむ=病気になる
  • (いたはる)
    病気をする、苦労する なやむ=病気になる
  • おこたる
    病気が治る
  • おくる
    先立たれる、(劣る)
  • ながむ
    【眺】もの思いに沈む、【詠】口ずさむ
  • ときめく
    寵愛を受ける、栄える
  • (ときめかす)
    寵愛する ときめく=寵愛を受ける、栄える
  • かしづく
    大切に育てる・世話をする
  • めづ
    愛する、感嘆する
  • (めづらしい)
    すばらしい めづ=愛する、感嘆する
  • おどろく
    目を覚ます、気づく
  • (おどろかす)
    起こす、気づかせる おどろく=目を覚ます、気づく
  • こうず
    疲れる(悩む・困る)
  • おぼゆ
    思われる、思い出される、似る
  • 聞こゆ
    聞こえる、評判になる、分かる
  • (聞こえ)
    噂・評判 聞こゆ=聞こえる、評判になる、分かる
  • まもる・まぼる
    見つめる
  • たのむ
    (四)あてにする、(下二)あてにさせる
  • (たのみ)
    あてにすること・期待 たのむ=(四)あてにする、(下二)あてにさせる
  • (たのめ)
    あてにさせること たのむ=(四)あてにする、(下二)あてにさせる
  • (頼もし)
    頼みになる、裕福だ・豊かだ たのむ=(四)あてにする、(下二)あてにさせる
  • かづく
    (四)かぶる、いただく、(下二)与える、潜る
  • ののしる
    大声で騒ぐ、評判になる、羽振りをきかす
  • (らうがはし)
    騒がしい、乱雑だ・乱れている ののしる=大声で騒ぐ、評判になる、羽振りをきかす
  • やる
    送る、~きれない
  • (おこす)
    よこす やる=送る、~きれない
  • いらふ
    答える
  • (いらへ・さしいらへ)
    返事・返答 いらふ=答える
  • にほふ
    美しく映える
  • (にほひ)
    美しい色つや、香り にほふ=美しく映える
  • あきらむ
    明らかにする
  • ねんず
    がまんする
  • まうく
    用意する(準備する)
  • (まうけ)
    準備・用意、ごちそう・もてなし まうく=用意する(準備する)
  • (心まうけ)
    心積もり(心の用意) まうくまうく=用意する(準備する)
  • (もうけの君)
    皇太子 まうく=用意する(準備する)
  • 居る
    【居】座る、~ている、【率】連れる(伴う)
  • 具す
    伴う・連れる・添える
  • (たぐふ)
    (四)添う・伴う、(下二)添わせる・伴わせる・比べる 具す=伴う・連れる・添える
  • (時間が)たつ、(場所を)通る
  • さる
    【避】避ける、【去】(その時に)なる
  • ものす
    する、いらっしゃる
  • (ものし)
    不快だ、見苦しい ものす=する、いらっしゃる
  • ならふ
    慣れる、なじむ
  • (ならひ)
    習慣・ならわし ならふ=慣れる、なじむ
  • しのぶ
    【忍】がまんする、人目につかないようにする、【偲】思い出す
  • わぶ
    困る・嘆く、~かねる
  • をかし
    すばらしい、滑稽だ
  • (おもしろし)
    すばらしい・楽しい・風流だ をかし=すばらしい、滑稽だ
  • (たのし)
    裕福だ をかし=すばらしい、滑稽だ
  • よろし
    悪くはない、普通だ
  • (わろし)
    よくはない よろし=悪くはない、普通だ
  • (よし) 形容詞
    身分が高い・教養がある、よい よろし=悪くはない、普通だ
  • (あし)
    悪い よろし=悪くはない、普通だ
  • ありがたし
    めったにない・すばらしい
  • つきづきし
    似つかわしい(ふさわしい)
  • (つきなし)
    似つかわしくない・ふさわしくない つきづきし=似つかわしい(ふさわしい)
  • なまめかし
    上品だ、若々しい
  • (なまめく)
    落ち着いて上品だ、若くみずみずしい なまめかし=上品だ、若々しい
  • めでたし
    すばらしい
  • うるはし
    きちんとしている、美しい(立派だ)
  • やむごとなし
    高貴だ、並々でない
  • おとなし
    思慮分別がある、主だっている
  • ゆかし
    見たい・聞きたい・知りたい、心ひかれる
  • なつかし
    親しみ深い
  • はづかし
    立派だ、(恥ずかしい・きまりが悪い)
  • こころにくし
    奥ゆかしい(上品だ・心ひかれる)
  • (にくし)
    気にくわない・いやだ こころにくし=奥ゆかしい(上品だ・心ひかれる)
  • うつくし
    かわいい
  • かなし
    いとしい(かわいい)
  • (かなしうす)
    かわいがる かなし=いとしい(かわいい)
  • らうたし
    かわいい
  • (らうたげなり)
    かわいい様子だ・かわいらしい らうたし=かわいい
  • めやすし
    (見た目の)感じがよい
  • あやし
    【怪】不思議だ、【賤】身分が低い、粗末だ(みすぼらしい)
  • (いやし)
    身分が低い、みすぼらしい あやし=(怪)不思議だ、(賤)身分が低い、粗末だ(みすぼらしい)
  • さうざうし
    もの足りない(さびしい)
  • つれなし
    平然としている、冷淡だ(薄情だ)
  • なめし
    無礼だ
  • おどろおどろし
    大げさだ、気味が悪い(恐ろしい)
  • (ことごとし)
    大げさだ おどろおどろし=大げさだ、気味が悪い(恐ろしい)
  • (むくつけし)
    気味が悪い・恐ろしい・無骨だ おどろおどろし=大げさだ、気味が悪い(恐ろしい)
  • 憂し
    つらい・いやだ(情けない)
  • (心憂し)
    つらい・いやだ・情けない 憂し=つらい・いやだ(情けない)
  • むつかし
    うっとうしい(不快だ・煩わしい)、気味が悪い(恐ろしい)
  • (むつかる)
    不愉快に思う むつかし=うっとうしい(不快だ・煩わしい)、気味が悪い
  • すさまじ
    興ざめだ(おもしろくない)、殺風景だ
  • びんなし
    不都合だ、気の毒だ
  • (ふびんなり)
    不都合だ、気の毒だ びんなし=不都合だ、気の毒だ
  • いとほし
    気の毒だ、(かわいい)
  • いはけなし
    子どもっぽい
  • (いとけなし)
    幼い いはけなし=子供っぽい
  • つらし
    薄情だ
  • ところせし
    窮屈だ(あふれている)、窮屈だ(気詰まりだ)
  • うしろめたし
    気がかりだ
  • (うしろやすし)
    安心だ うしろめたし=気がかりだ
  • かたはらいたし
    きまり悪い(恥ずかしい)、苦々しい(みっともない)、気の毒だ
  • わりなし
    ひどい、どうしようもない、苦しい
  • 本意なし
    残念だ
  • あさまし
    驚くほどだ、あきれるほどだ、情けない
  • (あさむ)
    驚く・あきれる あさまし驚くほどだ、あきれるほどだ、情けない
  • (あきる)
    途方に暮れる・呆然とする
  • めざまし
    気にくわない、すばらしい(立派だ)
  • いみじ
    すばらしい、ひどい、とても
  • ゆゆし
    不吉だ(恐ろしい)、すばらしい(立派だ)、はなはだしく
  • (いまいまし)
    不吉だ・縁起が悪い ゆゆし=不吉だ(恐ろしい)、すばらしい(立派だ)、はなはだしく
  • やさし
    優美だ・上品だ、殊勝だ、(恥ずかしい・きまり悪い)
  • しるし 動詞
    はっきりと分かる、~(の)とおりに
  • とし
    早い(速い)
  • ゆくりなし
    突然だ(思いがけない)
  • おぼつかなし
    はっきりしない、気がかりだ(不安だ)、待ち遠しい
  • 心もとなし
    かすかだ(はっきりしない)、不安だ(気がかりだ)、じれったい
  • あはれなり
    しみじみと心に深く感じられる
  • (あはれがる)
    心に深く感じる あはれなり=しみじみと心に深く感じられる
  • (あはれむ)
    心に深く感じる あはれなり=しみじみと心に深く感じられる
  • つれづれなり
    退屈である、ものさびしい
  • すずろなり・そぞろなり
    なんということ(わけ)もない、思いがけない、むやみやたらだ
  • まめ(やか)なり
    まじめである、実用的である
  • (まめまめし)
    まじめだ、実用的だ まめ(やか)なり=真面目である、実用的である
  • あだなり
    はかない(頼りにならない・もろい)、浮気だ
  • (あだあだし)
    不誠実だ・浮気だ あだなり=はかない(頼りにならない・もろい)、浮気だ
  • いたづらなり
    役に立たない、むなしい(はかない)
  • 優(いう)なり
    優れている(すばらしく立派だ)、優雅である(上品で美しい)
  • あてなり
    高貴である、上品である
  • あからさまなり
    ほんのちょっと
  • (かりそめなり)
    ほんの一時的である あからさまなり=ほんのちょっと
  • みそかなり
    ひそかに
  • おろかなり
    いい加減だ、並ひととおりだ
  • (なほざりなり)
    本気でない・いい加減だ おろかなり=いい加減だ、並一ひととおりだ
  • をこなり
    愚かだ・ばかばかしい
  • (をこ)
    愚かなこと をこなり=愚かだ・ばかばかしい
  • (をこがまし)
    ばかばかしい をこなり=愚かだ・ばかばかしい
  • むげなり
    ひどい、ひどく
  • なかなかなり
    中途半端だ、かえってしないほうがよい・しないほうがましだ
  • 字、演奏法(曲)、(手段・方法)、(傷・負傷)
  • 女手
    平仮名 手=字、演奏法(曲)、(手段・方法)、(傷・負傷)
  • 男手
    漢字 手=字、演奏法(曲)、(手段・方法)、(傷・負傷)
  • 手習ひ
    習字、心に浮かぶ歌などを書き流すこと 手=字、演奏法(曲)、(手段・方法)、(傷・負傷)
  • 文・書
    手紙、漢詩
  • 消息(しょうそこ)
    手紙、訪問の申し入れ
  • あそび
    管弦の遊び
  • (あそぶ)
    管弦を楽しむ あそび=管弦の遊び
  • うへ
    帝(天皇)、奥様
  • おほやけ
    朝廷、帝(天皇)
  • うち
    宮中、帝(天皇)
  • (雲居)
    空・雲、宮中 うち=宮中、帝(天皇)
  • 御前
    お側
  • みゆき
    おでまし(お出かけ)
  • たより
    よりどころ、つて、よい機会
  • (たづき)
    手段・手がかり たより=よりどころ、つて、よい機会
  • 物語
    世間話(雑談)
  • ためし
    先例(前例)
  • いそぎ
    準備
  • (いそぐ)
    急ぐ、準備する いそぎ=準備
  • 用意
    気配り(心づかい)
  • かたち
    容貌
  • (みめ)
    見た目・容貌 かたち=容貌
  • かげ
    光、姿(形)
  • けしき
    様子、機嫌、意向
  • (気色ばむ・気色立つ)
    様子が外に現れる、思いを外に表す 気色=様子、機嫌、意向
  • こころざし
    愛情、お礼の贈り物、(意志・意向)
  • 本意
    かねてからの願い(本来の意志)
  • こと
    言葉、和歌
  • (ことなり)
    異なっている・格別だ こと=言葉、和歌
  • (ことに)
    特に・とりわけ こと=言葉、和歌
  • わざ
    こと(事)、葬儀
  • よろづ
    さまざま、何ごとにつけても
  • ことわり
    道理
  • (ことわりなり)
    もっともである・当然である ことわり=道理
  • (ことわる)
    (道理に従って)判断・説明する ことわり=道理
  • ひがごと
    間違い
  • (ひがひがし)
    ひねくれている、風流心がない ひがごと=間違い
  • そらごと
    嘘(作りごと)
  • (まこと)
    真実 そらごと=嘘(作りごと)
  • しるし 名詞
    効き目、ご利益、きざし
  • ため
  • ほうび
  • (かづけもの)
    ほうびの品物 禄=ほうび
  • としごろ
    長年(数年〈の間〉)
  • (ひごろ)
    数日(の間)・平生・普段 としごろ=長年(数年〈の間〉)
  • (つきごろ)
    数か月(の間) としごろ=長年(数年〈の間〉)
  • つとめて
    早朝、翌朝
  • (あした)
    朝、翌朝 つとめて=早朝、翌朝
  • 世・世の中
    男女・夫婦の仲、(一生)
  • いかで(か)
    【疑問】どうして(どのように)、【反語】どうして、なんとかして(意志・願望)
  • いかが・いかに
    どのように・どうして、どうして(反語)、どんなにか
  • など(か)、などて、なじかは
    どうして(なぜ)
  • (なぞ)
    どうして など(か)、などて、なじかは=どうして(なぜ)
  • (なに〔か〕)
    どうして など(か)、などて、なじかは=どうして(なぜ)
  • (なにしに)
    どうして など(か)、などて、なじかは=どうして(なぜ)
  • いつしか
    いつの間にか、早く(願望)
  • おのずから
    たまたま(偶然)、もしかして、(自然と)
  • なほ
    なんといってもやはり、それでもやはり
  • いとど
    ますます
  • (いとどし)
    いっそうはなはだしい いとど=ますます
  • げに
    本当に(なるほど)
  • (けに)
    いっそう、ますます げに=本当に(なるほど)
  • かく
    このように(こう)
  • (かかり)
    こうである 「かく=このように(こう)」+「あり」
  • そのように(そう)
  • (さり)
    そうである 「さ=そのように(そう)」+「あり」
  • しか
    そのように(そう)
  • (しかり)
    そうである 「しか=そのように(そう)」+「あり」
  • あのように(そのように)
  • やがて
    そのまま、すぐに
  • すなはち
    すぐに、(つまり)
  • やうやう
    しだいに、(やっと)
  • やをら・やはら
    そっと(静かに)
  • なかなか(に)
    かえって、(中途半端に)
  • さすがに
    そうはいってもやはり、なんといってもやはり
  • かたみに
    互いに
  • うたて
    いやな感じに(不快に)、異様に怪しく(気味悪く)
  • (うたてし)
    いやだ・嘆かわしい うたて=いやな感じに(不快に)、異様に怪しく(気味悪く)
  • なべて
    一般に(すべて)、並ひととおり
  • (なべてならず)
    並ひととおりでない なべて=一般に(すべて)、並ひととおり
  • わざと
    わざわざ、特に、正式な
  • (わざとならず)
    ことさらではない・さりげない わざと=わざわざ、特に、正式な
  • あまた
    たくさん
  • (そこばく)
    たくさん あまた=たくさん
  • ここら・そこら
    たくさん、たいそう
  • え(~打消)
    (~する)ことができない
  • (えならず・えもいはず)
    言いようもない え(~打消)=(~する)ことができない
  • な~そ
    (~する)な・(~し)てはならない
  • おほかた(~打消)
    まったく(~ない)、(〔打消無伴〕だいたい)
  • さらに(~打消)
    まったく(~ない)、(〔打消無伴)さらに)
  • 世に(~打消)
    まったく(~ない)、〔打消無伴〕実に
  • たえて(~打消)
    まったく(~ない)
  • つゆ(~打消)
    少しも(~ない)
  • ゆめ(ゆめ)(~打消、禁止)
    決して(~ない)、決して(~するな)
  • つやつや(~打消)
    まったく(~ない)
  • をさをさ(~打消)
    ほとんど(~ない)
  • よも(~打消推量)
    まさか(~ないだろう)
  • あなかしこ(~禁止)
    決して(~するな)
  • ためらふ
    気持ちを静める(体を休める)、(躊躇する)
  • やすらふ
    ためらふ、立ち止まる(休息する)
  • かたらふ
    語り合う、親しく交際する(うちとける)、契る(夫婦の関係を結ぶ)、説得する
  • (うちとく)
    くつろぐ、油断する・気を許す かたらふ=語り合う、親しく交際する(うちとける)、契る(夫婦の関係を結ぶ)、説得す
  • 住む
    通う、(住む)
  • (知る)
    親しく付き合う、男女の交際をする  住む=通う、(住む)
  • やむ
    終わる(そのままになる)
  • うつろふ
    色あせる、(心変わりする)
  • (かる) 離る
    離れる うつろふ=色あせる、(心変わりする)
  • 見出だす
    外を見る、(見つけ出す)
  • (見入る)
    外から中を見る・のぞく 見出だす=外を見る、(見つけ出す)
  • (求む)
    探す 見出だす=外を見る、(見つけ出す)
  • もてなす
    振る舞う、取り扱う(待遇する・大切にする)
  • あつかふ
    面倒を見る、もてあます
  • あくがる
    (魂が)さまよい出る・浮かれ歩く
  • あふ
    【合・会・逢】結婚する、【敢】(打消)耐えらえれない、~きれない、(〔あへなむ〕かまわないだろう)
  • (あはす)
    結婚させる あふ=(合・会・逢)結婚する
  • (とりあへず)
    すぐに あふ=(敢)(打消)耐えらえれない、~きれない、(〔あへなむ〕かまわないだろう)
  • しほたる
    涙を流す
  • かきくらす
    空を暗くする、悲しみにくれる
  • (つゆけし)
    露が多い、涙がちだ かきくらす=空を暗くする、悲しみにくれる
  • まどふ
    迷う(悩む・うろたえる)、ひどく(~する)
  • たばかる
    工夫する、だます
  • (はかる)
    企てる・だます たばかる=工夫する、だます
  • すさぶ
    興じる(楽しむ)・気の向くままに(何かを)する
  • (すさびごと)
    慰みごと・楽しみや気晴らしになること すさぶ=興じる(楽しむ)・気の向くままに(何かを)する
  • すまふ
    抵抗する(争う)、断る
  • まねぶ
    まねる、伝える
  • ねぶ
    年をとる、大人びる
  • (およすく〔すぐ〕)
    成長する、大人びる ねぶ=年をとる、大人びる
  • おきつ
    決めておく、指図する
  • うれふ
    (嘆き)訴える
  • うれへ
    訴え うれふ=(嘆き)訴える
  • むすぶ
    【結】できる、(約束する)、【掬】すくう
  • (こしらふ)
    なだめかす・説得する むすぶ=【結】できる、(約束する)、【掬】すくう
  • とぶらふ
    【訪】訪ねる、見舞う、【弔】弔う
  • (問ふ・おとなふ、おとづる)
    訪ねる とぶらふ=【訪】訪ねる、見舞う、【弔】弔う
  • (尋ぬ)
    探し求める とぶらふ=【訪】訪ねる、見舞う、【弔】弔う
  • やつす
    質素にする(みすぼらしくする)、出家する
  • (やつる)
    目立たない服装(様子)になる・粗末な服装(様子)になる やつす=質素にする(みすぼらしくする)、出家する
  • さはる
    差し支える・妨げられる
  • (さはり)
    支障 さはる=差し支える・妨げられる
  • かしこまる
    恐縮する・恐縮して正座する(お礼を申し上げる・謹慎する)
  • かこつ
    嘆く
  • (かごと)
    言い訳、恨み言・愚痴 かこつ=嘆く
  • (かごとがまし)
    恨みがましい・嘆いているようだ かこつ=嘆く
  • わく
    理解する、(わかる)
  • (わきがたし)
    理解しがたい わく=理解する、(わかる)
  • つつむ
    遠慮する
  • (つつまし)
    遠慮される・気がひける つつむ=遠慮する
  • あらまほし
    望ましい(理想的だ)
  • らうらうじ
    巧みだ、上品だ
  • うるせし
    賢い、巧みだ、優れている
  • (うるさし)
    煩わしい、立派だ うるせし=賢い、巧みだ、優れている
  • はかばかし
    しっかりしている、はっきりしている
  • をさをさし
    しっかりしている、(大人びている)
  • さうなし
    比べるものがない(すばらしい)
  • (左右〔さう〕なし)
    あれこれ考えない・簡単だ、決着がつかない さうなし=比べるものがない(すばらしい)
  • (二なし)
    この上もない さうなし=比べるものがない(すばらしい)
  • (又なし)
    この上もない さうなし=比べるものがない(すばらしい)
  • くまなし
    陰がない、何でも知っている(抜かりない)
  • (隈)
    人目に付かない片隅・暗い物陰 くまなし=陰がない、何でも知っている(抜かりない)
  • ずちなし
    どうしようもない
  • (せむかたなし)
    どうしようもない ずちなし=どうしようもない
  • さがなし
    意地が悪い、いたずらだ
  • (たいだいし)
    もってのほかだ・不都合だ さがなし=意地が悪い、いたずらだ
  • あいなし
    つまらない、(あいなく)なんとなく
  • (あぢきなし)
    おもしろくない、つまらない あいなし=つまらない、(あいなく)なんとなく
  • まさなし
    よくない(見苦しい)
  • はかなし
    頼りない(はかない)、ちょっとしたことだ(取るに足りない)
  • (そこはかとなし)
    何ということもない はかなし=頼りない(はかない)、ちょっとしたことだ(取るに足りない)
  • こころづきなし
    気にくわない
  • あへなし
    落胆している、はかない(どうしようもない)
  • おほけなし
    身の程知らずだ(おそれ多い)
  • よしなし
    つまらない、関係がない、(理由・方法がない)
  • (よしなしごと)
    つまらないこと よしなし=つまらない、関係がない、(理由・方法がない)
  • はしたなし
    きまり悪い、そっけない、激しい、(中途半端だ)
  • (はしたなむ)
    恥ずかしい思いをさせる はしたなし=きまり悪い、そっけない、激しい、(中途半端だ)
  • しどけなし
    怠慢だ、気楽だ
  • いぎたなし
    寝坊だ
  • ひとわろし
    みっともない
  • (ものぐるほし)
    正気を失ったようだ ひとわろし=みっともない
  • いぶせし
    うっとうしい(不快だ)、気がかりだ
  • (いぶかし)
    気がかりだ、もっと知りたい いぶせし=うっとうしい(不快だ)、気がかりだ
  • くちをし
    残念だ(つまらない)
  • あたらし
    惜しい
  • (あたら)
    惜しむべき、惜しいことに あたらし=惜しい
  • ねたし
    くやしい(にくたらしい)
  • こちたし
    うるさい、大げさだ、はなはだしい
  • (こちなし)
    不作法だ・不躾だ、無骨だ・無風流だ こちたし=うるさい、大げさだ、はなはだしい
  • けし
    異様だ(よくない)
  • (けしからず)
    よくない けし=異様だ(よくない)
  • (けしう〔は〕あらず)
    悪くはない けし=異様だ(よくない)
  • わびし
    苦しい(つらい)、(貧しい)
  • こころぐるし
    気の毒だ、気がかりだ
  • まだし
    まだ早い(未熟だ)
  • (まだき)
    早くも・もう まだし=まだ早い(未熟だ)
  • (またし)
    完全だ まだし=まだ早い(未熟だ)
  • さかし
    優れている(賢い)、しっかりしている、こざかしい
  • (さかしら)
    利口ぶること・こざかしさ さかし=優れている(賢い)、しっかりしている、こざかしい
  • まばゆし
    まぶしい、美しい(立派だ)、恥ずかしい、見ていられない
  • かたじけなし
    おそれ多い、面目ない
  • かしこし
    おそれ多い、優れている(賢い)、うまい具合に(運のいいことに)
  • しげし
    多い
  • (けやけし)
    際立っている・はっきりしている、すばらしい、異様だ・悪い・生意気だ しげし=多い
  • すごし
    気味が悪い、さびしい、すばらしい
  • いたし
    すばらしい、ひどい、はなはだしく、それほど
  • おぼろげなり
    並ひととおりだ、並ひととおりではない
  • (おぼろげならず)
    並ひととおりではない おぼろげなり=並ひととおりだ、並ひととおりではな
  • なのめなり
    並ひととおりだ、いい加減だ、並ひととおりでない
  • (なのめならず)
    並ひととおりでない なのめなり=並ひととおりだ、いい加減だ、並ひととおりでない
  • 清らなり・けうらなり
    清らかで美しい
  • (清げなり)
    さっぱりとして美しい 清らなり・けうらなり=清らかで美しい
  • まほなり
    完全である
  • (かたほなり)
    不完全だ・未熟だ まほなり=完全である
  • あらはなり
    まる見えである
  • あながちなり
    強引だ、むやみに
  • せちなり
    切実である、大切である
  • とみなり
    急だ
  • (とみに)
    急に・すぐに とみなり=急だ
  • うちつけなり
    にわかだ、軽率だ
  • さらなり
    言うまでもない
  • ねんごろなり
    心を込めている、親密だ
  • おいらかなり
    おっとりしている
  • (おほどかなり)
    おっとりしている おいらかなり=おっとりしている
  • あやにくなり
    意地が悪い、あいにくだ
  • おぼえ
    評判(人望)、寵愛(信任)
  • ひま
    すき間、合間
  • いとま
    暇、休むこと(別れること)
  • 才(ざえ)
    (漢学・漢詩文の)教養、(和歌・音楽などの)才能
  • よろこび
    お礼、(お祝い)
  • (よろこび申し)
    お礼を申し上げること よろこび=お礼、(お祝い)
  • こころばへ
    気だて、心づかい、趣
  • (心ばせ)
    気だて、心づかい こころばへ=気だて、心づかい、趣
  • こころづくし
    もの思いをすること
  • そこ
    あなた
  • ここ
    このわたし、(あなた)
  • かれ
    あの人、(あれ・あのもの)
  • それ
    (その人、あなた)
  • これ
    このわたし、(この人)、(あなた)
  • あなた
    向こう(あちら)
  • そなた
    あなた、(そちら)
  • こなた
    このわたし、(こちら)
  • そのかみ
    その当時
  • せうと
  • (このかみ)
    兄・姉、年長者 せうと=兄
  • おとうと・おとと
    妹(弟)
  • いも
    いとしいあなた〔妻・恋人〕
  • (せ)
    いとしいひと〔夫・恋人〕 いも=いとしいあなた〔妻・恋人〕
  • つま
    夫(妻)
  • (つま)
    はし・へり、端緒・きっかけ つま=夫(妻)
  • はらから
    兄弟
  • かたへ
    半分、傍ら、仲間
  • ほど
    ころ(時・間・うち)、広さ(空間的)、身分(人間的)、様子(物的)
  • かぎり
    限界、極地、臨終、すべて
  • (限りなし)
    この上もない かぎり=限界、極地、臨終、すべて
  • (けぢめ)
    違い・へだて・隔たり かぎり=限界、極地、臨終、すべて
  • きは
    身分、(端・終わり)
  • (しな)
    身分、気品 きは=身分、(端・終わり)
  • ついで
    序列、機会
  • (しだい)
    順序 ついで=序列、機会
  • 沙汰
    評議・裁き、命令、噂(評判)
  • とが
    欠点、罪
  • (罪)
    罪、罰 とが=欠点、罪
  • ため(ゆえ・せい)
  • よし 名詞
    風情、由緒、手立て(方法・手段)、こと
  • (ゆゑ)
    原因・理由、風情、由緒 よし=風情、由緒、手立て(方法・手段)、こと
  • やう
    様子、理由、方法、~ことには
  • (さま)
    様子、方法、方角 やう=様子、理由、方法、~ことには
  • ちぎり
    約束、宿縁
  • ほだし
    障害となるもの
  • あやめ
    道理、(模様、形、区別)
  • (あやなし)
    わけがわからない あやめ=道理、(模様、形、区別)
  • うつつ
    現実、正気
  • あるじ
    もてなし、(主人)
  • ふるさと
    なじみの土地、わが家、(旧都)
  • さて
    そのまま(そうして)、そのほか
  • (さてしもあらず・さしてもあるべきことならず)
    そのままにしてはおけない さて=そのまま(そうして)、そのほか
  • さながら
    そのまま、すべて
  • (しかしながら)
    そっくりそのまま・すべて さながら=そのまま、すべて
  • いま
    すぐに、もう
  • (今は限り・今はかく〔かう〕)
    もはやこれまで いま=すぐに、もう
  • (いまめかし)
    当世風だ・華やかだ いま=すぐに、もう
  • せめて
    強いて、ひどく
  • むべ・うべ
    なるほど
  • かつ
    一方では、すぐに
  • (はた)
    また・やはり かつ=一方では、すぐに
  • ひねもす
    一日中
  • (日暮らし・日一日)
    一日中 ひねもす=一日中
  • (夜もすがら・夜一夜)
    一晩中 ひねもす=一日中
  • かまへて(~打消・禁止)
    決して(~ない・~するな)、なんとかして
  • あへて(~打消)
    まったく
  • かけて〔も〕(~打消)
    まったく・決して(~ない)
  • さだめて(~推量)
    きっと(~だろう)
  • のたまふ・のたまはす
    おっしゃる
  • 奏す
    (帝に)申し上げる
  • 啓す
    (中宮・東宮に)申し上げる
  • 承る
    お受けする・お聞きする
  • 聞こゆ・聞こえさす
    申し上げる、(お)~申し上げる
  • 仰す
    おっしゃる、命令なさる
  • 申す
    申し上げる、(お)~申し上げる
  • 給ふ
    (四)お与えになる・下さる、~なさる、(下二)~て(おり)ます
  • はべり
    (貴人の側に)お仕え申し上げる、あります、~(でござい)ます
  • 奉る
    差し上げる、(お)~申し上げる、お召しになる、召し上がる、お乗りになる
  • たまはす
    お与えになる
  • たまはる
    いただく、お与えになる
  • 召す
    (人を側に)お呼びになる、(物を側に)お取り寄せになる、お召しになる、お乗りになる
  • 思す・思し召す
    お思いになる
  • おほとのごもる
    おやすみになる
  • さぶらふ
    (貴人の側に)お仕え申し上げる、あります、~(でござい)ます
  • 参らす
    差し上げる、(お)~申し上げる
  • 聞こし召す
    お聞きになる、召し上がる
  • つかはす
    (人や物を)おやりになる
  • まゐる・まうづ
    参上する、(貴人に何かをして)差し上げる、召し上がる
  • います・ます・まします・いますかり
    いらっしゃる、~(て)いらっしゃる
  • つか(う)まつる
    お仕え申し上げる、(何かを)し申し上げる
  • しろしめす
    知っていらっしゃる、お治めになる
  • 御覧ず
    御覧になる
  • おはす・おはします
    いらっしゃる、~(て)いらっしゃる
  • まかる・まかづ
    (貴所から)退出する、出かけます
  • あかず
    満足しない・もの足りない、飽きることがない・名残惜しい
  • あからめもせず
    よそ見もしない
  • あなかま
    ああ、うるさい・静かに
  • あらぬ
    別の
  • ありありて
    生き続けて、結局
  • ありし
    以前の・生前の、あの
  • ありつる
    先程の・例の
  • あれかにもあらず(われかにもあらず・あれかひとか・われかひとか)
    呆然としている
  • いかがはせむ(せむかたなし)
    どうしようもない
  • いさ~知らず
    さあ、~分からない
  • いざ(させ)給へ
    さあいらっしゃい
  • いとしもなし(いとしもあらず)
    たいしたこともない
  • いはむかたなし
    言いようもない
  • いふかひなし
    言ってもかいがない、つまらない・取るに足りない
  • ~(と)いふもおろかなり(~〔と〕いへばおろかなり・~などもおろかなり・~とはおろかなり・~〔と〕いふもなかなかなり・~〔と〕いふもなべてなり)
    (~という言葉では)言い尽くせない
  • いふもさらなり(いへばさらなり・さらにもあらず・さらにもいはず)
    言うまでもない
  • 色に出づ
    (こらえきれず)表情に出る
  • 寝を寝(いをぬ)
    寝る
  • えならず(えもいはず)
    言いようもなくすばらしい
  • 音に聞く
    噂に聞く
  • 数ならず
    ものの数ではない・取るに足りない
  • くるしからず
    不都合ではない・差し支えない
  • 見参に入る
    お目にかかる、お目にかける
  • こころあり=なさけあり(こころなし=なさけなし)
    情趣を解する・風流心がある、道理を解する・分別がある、思いやりがある
  • 心置く
    心を留める・気にかける、気がねする・遠慮する
  • こころ(を)やる
    気晴らしをする・心を慰める、得意になる・満足する
  • こころゆく
    満足する・気が晴れる
  • させる
    たいした(~ない)
  • さはれ・さばれ
    どうとでもなれ・ええ、ままよ、それはそうだが・しかし
  • さらでだに
    そうでなくてさえ・ただでさえ
  • さらぬ
    【然】そうではない・それ以外の、【避】避けられない
  • さるべき(さりぬべき・しかるべき)
    そうなるはずの、ふさわしい・適当な、立派な・相当な(身分の)
  • さるべきにや(ありけむ)
    そうなるはずの前世からの因縁であったのだろうか
  • さるものにて(さることにて)
    言うまでもないことで・もちろん、ともかくとして・一応もっともだが
  • さればよ(さればこそ)
    思った通りだ・案の定だ
  • そのこととなく
    これということもなく
  • そばめにかく
    横目で見る、軽く見る・馬鹿にする・冷たい目で見る
  • ただならずなる
    懐妊する・妊娠する、病期になる
  • 力なし
    どうしようもない・しかたない・どうにもならない
  • ときしもあれ
    ほかに時もあろうに・よりによってこんな時に
  • ときにあふ
    ちょうどよい時期に出会う、時流に乗って栄える・時めいている
  • とばかり
    ちょっとの間・しばらく
  • なでふ・なんでふ・なんでう・何条
    なんという、どうして
  • 名に(し)負ふ
    名前を持つ、有名である
  • 何(に)か(は)せむ
    いったい何になろうか・何にもならない
  • 音を泣く(音に泣く)
    声を上げて泣く
  • ~のがり
    ~のもとへ
  • ~ばこそあらめ
    ~ならばともかく(実際はそうではない)
  • 人となる
    一人前になる・成人する、正気に戻る
  • 人やりならず
    他人からさせられるのではない・自分のせいである
  • またの
    次の
  • ~のままに
    ~(する)とすぐに・~(する)やいなや、~ので、~につれて・~に従って
  • 昔の人
    亡くなった人、昔の知人・昔なじみであった人
  • 目もあやなり
    まぶしいほど立派だ
  • ~やおそきと
    ~(する)とすぐに
  • やらん
    ~であろうか
  • やるかたなし(やらむかたなし)
    (心を)晴らしようがない・どうしようもない
  • 世にあり
    この世に生きている、世間に認められている・世間で評判が高い
  • 例ならず
    いつもではない・普段と違う、体調がいつもどおりではない・病気である・懐妊している
  • 例の
    いつものように、いつもの
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