塩原翼 2025年02月10日 カード89 いいね0

薬理から逃げるな

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単語カード

  • アドレナリン作動薬で、カテコールアミンであるもの(5)
    アドレナリン、ノルアドレナリン、イソプロテレノール、ドパミン、ドブタミン
  • アドレナリン作動薬で、非カテコールアミンであるもの(5)
    フェニレフリン、クロニジン、サルブタモール、エフェドリン
  • α受容体拮抗薬(3)
    α1、2:フェノキシベンザミン
    α1:プラゾシン、タムスロシン(前立腺嚢胞治療薬)
    α2:ヨヒンビン
  • β受容体拮抗薬(3)
    B1,2:チモロール、プロプラノロール
    B1:メトプロロール
    B2:(ブトキサミン)
  • 直接コリン作動薬(4)
    アセチルコリン、カルバコール、ベタネコール、ピロカルピン
  • ChE阻害薬(3)
    フィゾスチグミン、ネオスチグミン、ジクロルボス
  • M受容体拮抗薬(2)
    アトロピン、スコポラミン
  • 神経節(ニコチン受容体)競合性遮断薬(1)
    ヘキサメトニウム
    交感・副交感の選択性はなく、拮抗支配の強いほうが遮断される
  • 筋弛緩薬(神経筋接合部) 競合性遮断薬(4)
    d-ツボクラリン、パンクロニウム、ベクロニウム、ロクロニウム
  • 筋弛緩薬(神経筋接合部) 脱分極性遮断薬(3)
    スキサメトニウム(サクシニルコリン)、
    デカメトニウム(弱い神経節遮断効果ももつ)
    神経節間では分解されないが、血漿ChEで分解されやすく、効果は短い
  • 局所麻酔薬で、エステル型(作用発現が遅いもの)(3)
    プロカイン(抗不整脈薬)、テトラカイン、アミノ安息香酸エチル(軟膏用
  • 局所麻酔薬で、アミド型(作用発現が早いもの)(3)
    リドカイン(抗不整脈薬)、ジプカイン、ブピバカイン
  • 吸入型全身麻酔薬を、覚醒しづらい順に
    エーテル、ハロタン、イソフルラン、セボフルラン、笑気
  • バルビツール酸誘導体を、効果時間が短い順に
    チオペンタール、ペントバルビタール、アモバルビタール、フェノバルビタール、バルビタール
  • 向精神薬で、D2受容体遮断薬であるもの(5)
    フェノチアジン誘導体:クロルプロマジン、アセプロマジン
    ブチロフェノン誘導体:ハロペリドール、ドロペリドール、アザペロン
  • 向精神薬で、GABA受容体作動薬であるもの(3)
    ジアゼパム、ミダゾラム、ロラゼパム
  • モノアミン再取り込み阻害薬(5)
    クロミプラミン、アミトリプチリン、ミアンセリン、グアネチジン(精神病薬)
    レセルピン(血圧降下薬)
  • SSRI(4)
    フルボキサミン、フルオキセチン、パロキセチン、セルトラリン
  • 抗痙攣薬(4)
    フェノバルビタール、ペントバルビタール、バルプロ酸
  • 鎮痛薬のうち、非麻薬系オピオイド(2)
    ブトルファノール、ブプレノルフィン
  • H1受容体拮抗薬(3)
    ジフェンヒドラミン、プロメタジン、クロルフェニラミン、クレマスチン
  • H2受容体拮抗薬(2)
    シメチジン、ファモチジン
  • セロトニン受容体(5-HT受容体拮抗薬)(2)
    オンダンセトロン、グラニセトロン
  • セロトニン受容体(5-HT受容体作動薬)(2)
    モサプリド、シサプリド(不整脈により販売停止)
  • NSAIDs(7)
    アスピリン、カルプロフェン、ケトプロフェン、インドメタシン、フルニキシンメグルミン、ピロキシカム、メロキシカム、イブプロフェン
  • 強心薬(6)
    ジゴキシン、ジギトキシン、イソプロテレノール、ドパミン、ドブタミン、
    アムリノン(ジゴキシン・ジギトキシンと相加作用あり)
  • ACE阻害薬(2)
    カプトプリル、エナラプリル
  • 血管拡張薬で、Caチャネル阻害薬(2)
    ニフェジピン、ジルチアゼム
  • アンギオテンシン受容体拮抗薬(2)
    ロサルタン、カンデサルタン
  • ウィリアムズ分類Ⅰ群とはどんな薬か(4)
    Naチャネル遮断薬
    キニジン、プロカインアミド、リドカイン、
    フェニトイン(副作用に血小板減少、骨軟化症あり)
  • ウィリアムズ分類Ⅱ群とはどんな薬か(1)
    β受容体遮断薬
    プロプラノロール
  • ウィリアムズ分類Ⅲ群とはどんな薬か(1)
    Kチャネル遮断薬
    アミオダロン
  • ウィリアムズ分類Ⅳ群とはどんな薬か(2)
    Caチャネル遮断薬
    ベラパミル、ジルチアゼム
  • β1受容体作動薬
    デノパミン、カルグート
  • β2受容体作動薬(2)
    サルブタモール、テルブタミン、クレンブテロール
    気管支拡張薬
  • 中枢性呼吸興奮薬(2)
    ドキサプラム、ジモルホラミン
  • 末梢性呼吸興奮薬(1)
    ロベリン
  • 中枢性鎮咳薬(2)
    コデイン、デキストロメトルファン
  • 末梢性鎮咳薬(1)
    ベンゾナテート
  • 抗プラスミン剤(1)
    アミノカプロン酸、トラネキサム酸
  • チアジド系利尿薬(2)
    ヒドロクロロチアジド、クロロチアジド
  • 抗アルドステロン系利尿薬(1)
    スピロノラクトン
  • 腎上皮Naチャネル阻害系利尿薬(2)
    トリアムテレン、アミロライド
  • 消化管鎮痙薬(2)
    ブチルスコポラミン、パパベリン
  • 甲状腺ホルモン類似薬(1)
    レボチロキシンナトリウム
  • 構造線ペルオキシダーゼ阻害薬(3)
    チアマゾール、プロピルチオウラシル、メチマゾール
    (サイログロブリン、T3・T4縮合の阻害)
  • 糖尿病治療薬(3)
    インスリン、メトホルミン(ピグアノイド渓血糖降下薬)
    トルブタミド(インスリン分泌促進剤)
  • 非インスリン性血糖コントロール薬
    アカルボース(単糖への分解阻害、糖吸収抑制)
  • 葉酸拮抗系抗菌薬(1)
    トリメトプリム
  • ニューキノロン系抗菌薬(3)
    オフロキサシン、エンフロキサシン、オルビフロキサシン
    DNAジャイレースを阻害する
  • ニトロフラン誘導体(2)
    フラゾリドン、ニトロフラゾン
    発がん性があり今は使われない
  • リボソーム50Sユニットに結合する抗菌薬(5)
    マクロライド系:エリスロマイシン、タイロシン
    クロラムフェニコール系:クロラムフェニコール
    リンコマイシン系:リンコサミド、クリンダマイシン
  • リボソーム30Sユニットに結合する抗菌薬(3)
    テトラサイクリン系
    アミノグリコシド系:ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン)
  • 細胞壁合成阻害を行う抗菌薬(3)
    βラクタム系:ペニシリン系、セフェム系
    グリコペプチド系:バンコマイシン
  • モノバクタム系抗菌薬(βラクタマーゼ体制βラクタム系)
    アズトレオナム
  • カルバペネム系抗菌薬(βラクタム系)
    イミペネム
  • βラクタマーゼ阻害薬
    クラブラン酸(アモキシシリンと併用する)、スルバクタム
  • キチン合成質阻害剤(2)
    ルフェヌロン、テフルベンズロン
  • 幼若ホルモン様物質(2)
    メトプレン、ピリプロキシフェン
  • RNA合成阻害を行う抗菌薬(1)
    リファンピシン
  • 細胞膜変質作用がある抗菌薬
    ポリミキシンB
  • DNA合成阻害を行う抗真菌薬
    フルシトシン(真菌内で5-フルオロウラシルとなる)
    ナナフロシン(牛の皮膚糸状菌)
  • イミダゾール系抗真菌薬
    ケトコナゾール
    かぶれにくいらしい
  • アドレナリン以外で作用する気管支拡張薬(3)
    ブチルイブラトロピウム(アセチルコリン抑制→副交感神経抑制)
    メチルキサンチン(cAMP増加)
    オザグレル(トロンボキサン合成酵素抑制)
  • 内活性とはなにか
    受容体を活性化させる(=効果を発揮する)力。
    1であれば完全作動薬、0であれば拮抗薬
  • 薬物親和性とはなにか
    受容体との結合のしやすさの値。解離定数の逆数
  • アミノグリコシド系の副作用
    聴覚、内耳障害、腎障害(近位尿細管リソソームの膨張をきたす)
  • インターフェロンの副作用
    インフルエンザ様症状
  • ニューキノロン系の副作用
    関節毒性(幼若動物)、横紋筋融解症
  • テトラサイクリン系の副作用
    歯の着色
  • アンギオテンシン変換酵素阻害薬の副作用
    空咳
  • Naチャネル閉鎖阻害殺虫剤
    ピレスロイド系:アレスリン、ペルメトリン、フェノトリン
  • 止瀉薬で、収斂薬であるもの
    次硝酸ビスマス、タンニン酸
  • 瀉下薬で、塩類下剤
    硫酸マグネシウム
  • 瀉下薬で、刺激性下剤
    ひまし油(リシノールによる)
    ピコスルファートナトリウム
    アントラセン誘導体
  • 止瀉薬で、粘膜保護薬であるもの
    ケイ酸アルミニウム塩、スクラルファート
  • 止瀉薬で、吸着薬であるもの
    ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、薬用炭
  • 真性赤血球増加症、本態性血小板増加症治療薬
    ヒドロキシウレア(ヒドロキシカルパミド
    抗がん剤の一種。DNA合成阻害
  • エゾホラ類の唾液腺に含まれる貝毒はなにか
    テトラミン、スルガトキシン
    一過性の頭痛、めまい、酩酊感を呈する
  • 麻痺性貝毒
    サキシトキシン、ゴニオトキシン
  • 下痢性貝毒
    オカダ酸、ジノフィシストキシン
  • 全身クリアランスの算出式はなにか
    投与量(mg/kg)/AUC
  • 分布容積の産出式はなにか
    投与量(mg/kg)/初期血中濃度
  • CYP450阻害系殺虫剤
    ピペロニルブトキシド
  • GABA阻害系(フェニルピラゾール系)殺虫剤
    フィプロニル
  • エルゴステロール合成阻害抗真菌薬
    テルビナフィン
  • cAMP過剰生産系殺虫剤
    アミトラズ
  • コレラ毒素の作用機序はなにか
    Gs蛋白共益型受容体の持続的活性化(アデニル酸シクラーゼの活性化)
  • 制吐薬で、D2受容体拮抗薬であるもの
    プリンペラン、ドンペリドン
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