エルサレムの旧市街とその城壁群(エルサレム)(236)1981→1982危★
・エルサレム(ヨルダンによる申請遺産) ・ユダヤ教(嘆きの壁)、キリスト教(聖墳墓教会)、イスラム教(岩のドーム)の3宗教の聖地 ・前1000年ごろ、ダヴィデによって古代イスラエル王国の首都となった ・ソロモンは「十戒」を収めた神殿をモリヤの丘に建立→政治的宗教的にユダヤ人の聖地となるが前63年にローマの支配下に入る→後70年にはローマ軍によって市街と神殿が破壊され、ユダヤ人は世界各地に離散(ディアスポラ)した ・イエスが十字架刑に処された聖地 ・ムハンマドが神の啓示を受けて天界に旅立った場所 ・638年にイスラム軍が占領→キリスト教の十字軍が1099年に奪還→1187年イスラムの英雄サラディンによりイスラムの手に渡り、20世紀までイスラム支配下 ・旧市街はオスマン帝国時代の約1㎞四方の城壁に囲まれる ・パレスチナとイスラエルによる領有問題、急速な都市化、巡礼者による観光被害により1982年から危機遺産