(脳)頭部外傷

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あおやま 2024年09月14日 カード180 いいね0

医療試験対策

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(脳)頭部外傷
  • びまん性軸索損傷の短時間生存例では、___にびまん性に軸索腫脹がみられる。
    白質
  • びまん性軸索損傷の数カ月に死亡した例では、大脳半球、脳幹、脊髄白質に、___変性がみられる。
    ワーラー
  • びまん性軸索損傷患者のCTでは著明な所見に乏しく、脳梁や深部白質ならびに___部にわずかな出血がみられることがある。
    吻側脳幹外側
  • 頭部外傷後に見られる「Battle(バトル)徴候」について、「骨折」「溢血斑」を用いて説明しなさい。解答にあたり、骨折部位や徴候がみられる部位の説明を含めること。
    錐体骨に骨折があると、持続する耳出血と耳介後部から乳様突起部にかけての溢血斑が生じる。これをBattle(バトル)徴候という。
  • ___症候群は、比較的短い時間内に頭部打撲を反復して受けたことで、致死的な脳腫脹をきたした病態である。
    セカンドインパクト
  • 長期的に脳震盪を繰り返すことによ___は、認知症やParkinson病のような症状に至る。
    慢性外傷性脳症
  • CTによる脳損傷の重症度分類である米国のTraumatic Coma Data BankのCT分類のうち、「びまん性脳腫脹に相当」するタイプは?
  • 頭部外傷の治療の主なる目的は二次性損傷をいかに防ぐかである。
    y
  • 重症頭部外傷において、脳潅流圧は30~40mmHg以上に管理することが推奨されている
    n 30~40mmHg以上→50~70mmHg以上
  • 頭蓋内圧亢進に対する積極的治療は10~15㎜Hgから開始される
    n 10~15㎜Hg→15~25㎜Hg
  • 頭位挙上は頭蓋内圧亢進に対する治療の1つである
    y
  • 外傷後遷延性植物状態は脳幹機能が障害されている
    n 大脳半球の広範囲な損傷であるが、脳幹機能は保たれている
  • 局所性脳損傷の治療では、外傷によって直接的に損傷を受けた脳実質の修復は困難であるが、 二次性損傷の病態に対して適切に対応することがきわめて重要である。
    y
  • 遷延性植物状態の診断基準の6項目の病状、自力歩行不可、自己摂取不可、追視できるが認識不可、意思疎通困難、失禁、声はでるが___ではない。
    意味のある発語
  • 外傷性てんかん発生リスクが高い例を2つ。
    開放性脳損傷 陥没骨折
  • 受傷後24時間以内のてんかん発作を直後てんかんという。
    y
  • 受傷後1週間以内に生じるものを早期てんかん、その後に初発するものを晩期てんかんという。
    y
  • 本来の意味の外傷性てんかんは早期てんかんと晩期てんかんをさす。
    n 晩期てんかんのみ
  • 外傷性てんかんは、通常受傷後6ヶ月までに約半数が発症する。
    y
  • 外傷性てんかんの発生リスクが高いものとして、早期てんかん発症が認められたものがある。
    y
  • 重症頭部外傷では、まず神経学的検査と頭部CT撮影を行う
    n ABCDの評価を行う
  • 高エネルギー外傷においては、全例で搬送時から頚椎の保護を行う
    y
  • 平均動脈血圧から頭蓋内圧を引いた値が脳灌流圧である
    y
  • 身体的障害のアウトカム評価として用いられるGOSは、完全な自立から死亡まで6段階で評価するものである。
    n 5段階評価である
  • 外傷後遷延性植物状態は、周囲との意思疎通能力が保たれている。
    n
  • 外傷性てんかんは、通常受傷後6か月までに約80%が発症する。
    n 6ヶ月→2年
  • 外傷性てんかんの発生リスクが高くなる要因のひとつにGCS13点未満のものがあげられる。
    n 13点→10点
  • 外傷後遷延性植物状態は脳幹機能が停止ている。
    n 停止している→保たれている
  • 外傷後遷延性植物状態は声が出ない
    n 声が出ない→発語はあるが意味がない発語
  • 帽状腱膜下血腫は、成人には少なく、壮年以後はほとんどみられない
    y
  • 帽状腱膜下血腫は、血腫は無痛性で軟らかく、圧縮性はなく波動をふれる
    y
  • 帽状腱膜下血腫は、幼少時によくみられ、軽微な外傷でも生じうる
    y
  • 帽状腱膜下血腫は、放置していても数週間で自然治癒する
    y
  • 血腫は頭蓋骨縫合を越えない
    n 越えない→超える
  • 【頭蓋骨の損傷】円蓋部で最も多くみられるのが線状骨折である。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】円蓋部の閉鎖性陥没骨折において、それを整復することが神経症状や外傷性てんかんの頻度を改善すると証明されている。
    n
  • 【頭蓋骨の損傷】錐体骨骨折のうち、顔面神経麻痺をきたしやすいのは横骨折である。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】前頭蓋底骨折では鼻出血を伴うケースは稀である。
    n 鼻血は必須
  • 【頭蓋骨の損傷】進行性頭蓋骨折は小児では通常みられない。
    n 小児にしかない
  • 【頭蓋骨の損傷】骨折線がCTの撮影スライスに平行である場合は描出できないことがある。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】円蓋部で最も多く見られる骨折形態は線状骨折である。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】一般的に陥没骨折の陥没の程度が1㎝以上の場合は整復が行われる。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】円蓋部の粉砕骨折は高齢者に多い。
    y
  • 【頭蓋骨の損傷】前頭蓋底骨折ではほとんどの場合で耳出血を伴う。
    n 耳出血→鼻出血
  • 【小児の頭部外傷】原因の多くは不慮の事故である。
    y
  • 【小児の頭部外傷】頭皮下血腫を生じやすい。
    y
  • 【小児の頭部外傷】帽状腱膜下血腫を生じやすい。
    y
  • 【小児の頭部外傷】粉砕骨折をきたしやすい。
    n
  • 【小児の頭部外傷】外傷後の嘔吐は、重症度と相関する。
    n
  • :乳幼児期に特徴的な頭蓋骨折の病態で、線状骨折後に治癒過程が認められず、経過とともに骨折線が拡大するもの。骨折部の直下に硬膜の断裂やくも膜、軟膜の損傷を伴うことで、小児期の急速な発育に伴って脳実質あるいは髄液腔が増大し、骨折部を膨隆させて骨折線が拡大する。これは何の説明?
    進行性頭蓋骨骨折
  • 横洞溝は頭蓋底骨折の好発部位である。
    n
  • トルコ鞍周辺は頭蓋底骨折の好発部位である。
    y
  • 錐体骨乳突部は頭蓋底骨折の好発部位である。
    y
  • 篩骨篩板は頭蓋底骨折の好発部位である。
    y
  • 岩様後頭裂部は頭蓋底骨折の好発部位である。
    y
  • 【頭蓋底骨折】眼窩周囲の皮下出血は眼鏡状出血と呼ばれ、受傷後数時間~数日で出現する
    y
  • 【頭蓋底骨折】眼瞼の直接打撲による出血斑はパンダの目と呼ばれ、受傷直後から見られる
    n パンダの目→ブラックアイ
  • 【頭蓋底骨折】錐体骨に骨折があると、持続する耳出血と耳介後部から乳様突起部にかけて溢血斑が生じる
    y
  • 【頭蓋底骨折】耳介後部から乳様突起部にかけた溢血斑をバトル徴候と呼ぶ
    y
  • 【頭蓋底骨折】皮下出血斑は頭蓋底骨折のときに認められる
    y
  • 【頭蓋底骨折】横骨折は顔面神経麻痺をきたしやすい。
    y
  • 【頭蓋底骨折】眼窩周囲の皮下出血は、受傷後数時間~数日で出現する。
    y
  • 【頭蓋底骨折】脳神経麻痺として、嗅神経障害は最も頻度が高い。
    y
  • 【頭蓋底骨折】錐体骨骨折により動眼神経、滑車神経、外転神経を損傷し複視が生じる。
    n 錐体骨骨折→海面静脈洞の損傷
  • 【頭蓋底骨折】骨折の好発部位は?
    篩骨篩板/トルコ鞍周囲/ 錐体骨乳突部/岩様後頭裂部
  • 【頭蓋底骨折】脳神経損傷は___神経が最も頻度が高い。
  • 【頭蓋底骨折】頭蓋底骨折がトルコ鞍周辺に及ぶと___の損傷によって、中を走行する動眼神経、滑車神経、外転神経を損傷し複視が生じる。
    海綿静脈洞
  • 【頭蓋底骨折】錐体骨骨折によて損傷される脳神経は?
    顔面神経/聴神経
  • 【頭蓋底骨折】顔面神経麻痺は___性麻痺として出現する。
    末梢
  • 【頭蓋底骨折】眼窩周囲の皮下出血は眼鏡状出血と呼ばれる。
    y
  • 【頭蓋底骨折】ブラックアイは錐体骨に骨折が場合に生じる出血斑である。
    n ブラックアイ→バトル徴候
  • 【頭蓋底骨折】後頭蓋底骨折ではほとんどの場合で鼻出血を伴う。
    n 後頭蓋底骨折→前頭蓋底骨折
  • 【頭蓋底骨折】錐体骨骨折に鼓膜損傷を伴う場合に耳出血を認める。
    y
  • 【頭蓋底骨折】髄液鼻漏は骨折が副鼻腔に及び、___損傷が伴ったときに髄液が漏れて鼻孔から流出する。
    硬膜
  • 髄液耳漏は錐体骨骨折後、髄液が中耳や___を通って耳孔に流出する。
    乳突蜂巣
  • 2~3週間で瘻孔が治癒せず髄液漏が持続する場合は、外科的な___術を行う。
    瘻孔閉鎖
  • 【スポーツ頭部外傷】スポーツによる頭部外傷は回転加速よりも直線加速により発症することが多い。
    n 回転加速で発症することが多い
  • 【スポーツ頭部外傷】スポーツ頭部外傷の特徴として、脳震盪を起こしやすいことがあげられる。
    y
  • 【スポーツ頭部外傷】スポーツによる脳震盪の客観的診断法としてSCAT3TMという評価プログラムが提唱されている。
  • 【スポーツ頭部外傷】長期的に脳震盪を繰り返すことによる慢性外傷性脳症は、認知症やパーキンソン病のような症状に至る。
  • 【頭蓋底骨折】嗅覚障害は頭蓋底骨折がなくても生じる
    y
  • 【頭蓋底骨折】頭蓋底骨折で三半規管や内耳を損傷しても、聴力障害やめまいが生じることはない
    n
  • 【頭蓋底骨折】顔面神経や聴神経は錐体骨骨折によって損傷される
    y
  • 【頭蓋底骨折】顔面神経損傷は末梢性顔面神経麻痺となって現れる
    y
  • 【頭蓋底骨折】頭蓋底骨折がトルコ鞍周辺に及ぶと複視を生じる
    y
  • 【頭蓋底骨折】視神経障害は最も頻度が高いもので、骨折がなくても生じる
    n 視神経→嗅神経
  • 【頭蓋底骨折】嗅神経障害は、骨折がなければ生じることはない
    n
  • 【頭蓋底骨折】視神経管骨折は視神経管撮影やCTで容易に骨折線を証明できる
    n
  • 【頭蓋底骨折】頭蓋底骨折がトルコ鞍周辺に及ぶと動眼神経、滑車神経、外転神経を損傷し複視を生じる
    y
  • 【頭蓋底骨折】顔面神経や聴神経は錐体骨骨折によって損傷される
    y
  • 【髄液漏】頭蓋底にある硬膜は骨と強い癒着があり骨折に伴って硬膜も容易に損傷される
    y
  • 【髄液漏】髄液鼻漏は、骨折が前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞などの副鼻腔に及び、硬膜損傷が伴ったときに 髄液が漏れ出て鼻孔から流出する
    y
  • 【髄液漏】髄液耳漏は錐体骨骨折に伴って硬膜も損傷し、髄液が中耳や乳突蜂巣を通って耳孔に流出する
    y
  • 【髄液漏】髄液漏がある場合でも、頭蓋内感染の危険はない
    n
  • 【髄液漏】流出した鼻漏液が髄液か鼻汁かの鑑別は、液中に糖が含有されるか否かで行われる
    y
  • びまん性軸索損傷は大脳半球白質の軸索や___に広範囲にわたる損傷を起こした病態である。
    ミエリン鞘
  • びまん性軸索損傷で損傷される頻度が高い部位を3つ選択しなさい。
    中脳ー橋被蓋 脳梁 第3脳室脈絡叢
  • 【受傷後間もない画像所見】CTでearly CT signが認められる。
    n 脳梗塞の所見
  • 【受傷後間もない画像所見】MRIのFRAIR画像で低信号を呈する。
    n 低信号→高信号
  • 【受傷後間もない画像所見】MRIのT2*強調画像では著明な所見は認められない。
    n
  • 【受傷後間もない画像所見】MRIのT2強調画像では高信号を呈する。
    y
  • 【急性頭蓋内血腫】初期意識障害からいったん回復した後、再び意識障害を生じる経過は、脳挫傷が強い急性硬膜下 血腫で典型的にみられる
    n 急性硬膜下血腫→急性硬膜外血腫
  • 【急性頭蓋内血腫】テント切痕ヘルニアでは、対光反射は保たれる
    n 対光反射は低下する
  • 【急性頭蓋内血腫】急性硬膜外血腫は中硬膜動脈の損傷により生じることが多い
    y
  • 【急性頭蓋内血腫】急性硬膜外血腫ではCT検査にて三日月型の高吸収域が認められる
    n 三日月型→凸レンズ型
  • 【急性頭蓋内血腫】急性硬膜下血腫の術後に高浸透圧利尿薬を用いることがある
    y
  • 【急性硬膜外血腫】急性硬膜外血腫は外傷によって硬膜とくも膜の間に生じる血腫である
    n 頭蓋骨と硬膜の間に生じる血腫である
  • 【急性硬膜外血腫】架橋静脈の破綻による出血が原因となることが多い
    n 急性硬膜下血腫の説明である
  • 【急性硬膜外血腫】脳挫傷や脳出血などの脳損傷を伴わない急性硬膜外血腫では意識清明期がみられる
    y
  • 【急性硬膜外血腫】典型的な症状の経過では、初期意識障害からいったん回復した後に、頭痛や嘔気・嘔吐をきたし   受傷対側の片麻痺や意識障害が出現し脳ヘルニアが進行して重症では生命徴候の異常につながる
    y
  • 【急性頭蓋内血腫】頭蓋内圧15mmHg以上が持続する頭蓋内圧亢進状態では、頭痛、嘔気・嘔吐、外転神経麻痺、意識障害などをきたす。
    y
  • 【急性頭蓋内血腫】通常、意識清明期は受傷後24時間以内であることが多く、この期間は状態の変化を見逃さずに適切な診断・検査・対応をする必要がある。
    n 24時間→6時間
  • 【急性頭蓋内血腫】局所の脳機能に関連する症状のうち、最も把握しやすい症状は運動麻痺や言語障害である。
    y
  • 【急性頭蓋内血腫】テント切痕ヘルニアでは急速に昏睡に陥って、瞳孔不同と対光反射の消失、血腫と反対側の片麻痺などを生じる。
    y
  • 【頭蓋内血腫】頭部外傷による急性頭蓋内血腫の際に認められる2種の意識障害を記述しなさい。
    受傷の衝撃による意識障害(初期意識 障害)/ 血腫出現に伴う脳の圧迫などによる 意識障害
  • 【頭蓋内血腫】2つの意識障害の間の、意識が回復している期間を何と呼ぶか。記述しなさい。
    意識清明期
  • 【急硬膜外血腫】出血した血腫は頭蓋骨と硬膜の付着を剥がすように広がる。
    y
  • 【急硬膜外血腫】血腫は硬膜内膜「外膜」と、くも膜表面側の「内膜」に包まれ、通常暗赤色の液状の血腫である。
    n 慢性硬膜下血腫の説明である
  • 【急硬膜外血腫】早い段階で血腫を除去し止血を行なえば、予後は比較的良好である。
    y
  • 【急硬膜外血腫】中硬膜動脈の損傷により生じることが多い
    y
  • 【急硬膜外血腫】血腫の貯留部位に一致した骨折線や頭皮の打撲痕、挫創などの異常所見を確認できる
    y
  • 【急硬膜外血腫】中硬膜動脈や静脈洞を横切るような解剖学的位置に骨折線を認めることが多い
    y
  • 【急硬膜外血腫】治療の基本は開頭手術による血腫除去である
    y
  • 【急硬膜外血腫】早期に血腫を除去して止血を行えば予後は比較的良好である
    y
  • 【急硬膜外血腫】診断と治療が遅れると、頭蓋内圧亢進により脳ヘルニアをきたして予後は不良となる
    y
  • 【急硬膜外血腫】脳挫傷を伴うことはない
    n
  • 【急硬膜外血腫】受傷から症状を呈するまでは症状のない意識清明期が認められる
    y
  • 【急硬膜外血腫】意識レベルの厳重な観察と継時的なCT検査が重要である
    y
  • 【急硬膜外血腫】頭蓋骨骨折を伴って、直下を走行する中硬膜動脈の損傷をきたして生じることが多い。
    y
  • 【急硬膜外血腫】ほかの病態を合併しない典型的な症例では、脳実質の損傷を伴わず、血腫による圧迫が急速に進行して症状を呈する。
    y
  • 【急硬膜外血腫】血腫貯留部位に一致した骨折線や、頭皮などの打撲痕、挫創などの異常所見を確認できる。
    y
  • 【急硬膜外血腫】頭部単純CTでは、出血が続いている場合には、不均一な低吸収域像を呈する。
    n
  • 【急硬膜下血腫】急性硬膜下血腫の典型例では脳実質の損傷がなく、血腫による脳の圧迫のみが問題となる
    n 脳挫傷の合併が多い
  • 【急硬膜下血腫】軽微な外傷後3週間~数か月で血腫が徐々に増大して、圧迫による症状が現れてくる。
    n 慢性硬膜下血腫の説明である
  • 【急硬膜下血腫】硬膜内に生じる血腫である
    y
  • 【急硬膜下血腫】頭部CTでは骨折の直下に血腫が存在し内側に凸のレンズ型の形状を示す
    n 硬膜外血腫の説明である
  • 【急硬膜下血腫】出血源は、本来はくも膜下を走行する血管や架橋静脈である
    y
  • 【急硬膜下血腫】脳挫傷やびまん性脳損傷などの重篤な脳損傷を伴うことが多い
    y
  • 【急硬膜下血腫】典型例では受傷直後から意識障害が認められ、血腫の増大や脳浮腫の進行によって症状が悪化する
    y
  • 【急性硬膜下血腫】硬膜とくも膜には強固な結合がないため、出血源の局所よりも広がった血腫を形成する
    y
  • 【急性硬膜下血腫】脳組織自体の損傷を伴うことが多い
    y
  • 【急性硬膜下血腫】血腫は外力が直接及んだ側に発生し、反対側に発生することはない
    n 反対側にも発生することがある
  • 【急性硬膜下血腫】血腫が頭蓋内圧亢進の要因になっていれば、開頭手術による血腫除去術が緊急で必要となる
    y
  • 【急性硬膜下血腫】術後は高浸透圧利尿薬を用いて脳浮腫の軽減をはかる
    y
  • 【急性硬膜下血腫】脳損傷が軽度の場合や早期に血腫除去を行った場合であっても予後は不良である
    n
  • 【急性硬膜下血腫】意識障害が重度である場合や脳損傷が高度の場合には生命予後も機能予後も不良である
    y
  • 【急性硬膜下血腫】一般に高齢者ほど予後は不良である
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】硬膜内側の外膜とくも膜表面側の内膜に包まれた、通常暗赤色の液状の血腫である
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】被膜が存在しない場合もある
    n
  • 【慢性硬膜下血腫】組織学的には外膜は肉芽組織で血管に富み、内膜はコラーゲンが主体で血管は認められない
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】軽微な外傷でも起こることが知られており、外傷の既往がない場合もある
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】血腫内容自体は凝固因子が欠如しているため、対外で放置しても凝固しない
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】通常暗赤色の液状の血腫である
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】受傷後3週間以上の期間をおいて、血腫が徐々に増大する
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】血腫を体外で放置しても凝固しない
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】中高年以上の男性に多い
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】再発率は80%以上である
    n 80%以上→8〜20%
  • 【慢性硬膜下血腫】中硬膜動脈や静脈洞を横切る頭蓋骨骨折が90%の症例で認められる
    n 硬膜外血腫の説明である
  • 【慢性硬膜下血腫】両側に認められることはない
    n
  • 【慢性硬膜下血腫】穿頭術により液状血腫を除去後、血腫腔を生理食塩水などで洗浄した後、ドレーンを1~2日程度 留置することで、関連する症候は劇的に改善・消失することが多い
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】頭痛を初発症状とすることが多い。
    y
  • 【慢性硬膜下血腫】高齢者では、物忘れや性格変化などの認知症症状や精神症状を急速に呈する。
    n 急速→緩徐
  • 【慢性硬膜下血腫】CTでは、前頭・側頭・頭頂部を中心とした凸レンズ状に広がる血腫が認められる。
    n 急性硬膜外血腫の説明である
  • 【慢性硬膜下血腫】CTでは、血腫自体は高吸収域であることが多い。
    n 高吸収域→等〜低吸収域
  • 【慢性硬膜下血腫】等吸収域を呈した両側性の血腫の場合、CTのみでは見逃されやすい。
    y
  • 【脳神経損傷】外傷により12対の脳神経のいずれもが損傷を受ける可能性はあるが、舌下神経、副神経、 迷走神経、舌咽神経の順で頻度が高い
    n 嗅神経→顔面神経→視神経→動眼・滑車・外転神経の順で頻度が高い
  • 【脳神経損傷】嗅神経は篩板に固定されているため、受傷時の大きな加減速力で損傷されやすい
    y
  • 【脳神経損傷】視神経損傷は、急性期に意識障害がある場合には見逃されやすい
    y
  • 【脳神経損傷】動眼神経損傷は急性期に瞳孔不同をきたす
    y
  • 【脳神経損傷】嗅神経損傷は回復することはない
    n 一過性で回復することもある
  • 【小児頭部外傷】小児の頭部外傷の原因は交通事故や虐待による外傷が多い。
    n 転落、交通事故などの不慮の事故で多い
  • 【小児頭部外傷】出血量によっては貧血が進んで出血性ショックに陥る危険性がある。
    y
  • 【小児頭部外傷】頭皮下血腫、帽状腱膜下血腫、骨膜下血腫を生じやすく、増大しやすい。
    y
  • 【小児頭部外傷】陥没骨折をきたしやすい。
    y
  • 【小児頭部外傷】大泉門が閉鎖するまでは頭蓋内血腫が生じると頭蓋内圧亢進をきたしやすいため注意深く経過を観察する必要がある。
    n 閉鎖するまでは→閉鎖してからは
  • 【外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻】60歳以上の高齢者に多い
    n 若年の男性に多い
  • 【外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻】結膜の充血と浮腫を呈する
    y
  • 【外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻】眼窩部の血管性雑音を呈する
    y
  • 【外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻】拍動性眼球突出を呈する
    y
  • 【外傷性内頚動脈海綿静脈洞瘻】眼球運動障害を呈する
    y
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