細菌等（馬その他） / 暗記

類鼻疽

病原体：Burkholderia psudomallei
症状：膿様鼻汁、副鼻腔の乾酪結節、跛行、肺炎
病変：諸臓器の膿瘍、乾酪結節
伝播：土壌菌、鞭毛あり、運動性あり
培養：マッコンキー、血液寒天培地、Ashdown
予防：ワクチンなし
腺疫

病原体：Streptcoccus equi sbsp. equi
症状：下顎リンパ節腫脹、膿様鼻汁、続発創として咽頭マヒなど
病変：化膿性リンパ節炎
時期：若齢馬感受性
診断：溶血性コロニー
流行性羊流産

動物：羊
病原体：Chlamydophila abortus
症状：発熱、胎盤炎、流死産
病変：胎盤絨毛膜の浮腫・壊死、胎仔浮腫・充血
診断：発育鶏卵卵黄嚢内接種（細胞内寄生菌）
予防：生ワクチン（欧州）
馬パラチフス

病原体：Salmonella Abortusequi
症状：関節炎、敗血症、流産
病変：胎仔臓器出血・混濁、肝臓のチフス結節
時期：妊娠後期
診断：試験管内凝集反応
培養：H2S-、クエン酸-
予防：ワクチンなし
馬伝染性子宮炎

病原体：Taylorella equigentitalis
症状：子宮内膜炎、膣炎、不受胎、早期発情
病変：子宮内膜の浮腫、住血、膿性浸出液
時期：日本では清浄化
伝播：交尾、関節伝播
培養：ユーゴンチョコレート寒天培地
予防：無症状保菌馬淘汰
治療：陰核切除？
鼻疽

病原体：Burkholderia mallei
症状：発熱、膿性鼻汁、念珠状結節、敗血症
病変：鼻疽結節、肉芽腫性炎症、星紡状瘢痕
診断：マレイン反応、ストラウス反応
伝播：人獣共通
培養：細胞内寄生性、鞭毛なし、運動性なし
予防：ワクチンなし
治療：摘発淘汰
仮性皮疽

病原体：Histoplasma cfarciminosum
症状：頸部、四肢膿瘍
病変：皮膚結節、リンパ管壁肥厚・膿瘍
診断：酵母型真菌
治療：ヨウ化カリウムiv
ピチオーシス

病原体：Pythium insideosum
症状：進行の早い顆粒性皮膚炎、掻痒、掻き壊し
病変：顆粒性炎症、壊死、瘻孔
治療：消毒、外科的切除
破傷風

病原体：Clostridium tetani
症状：牙関緊急、耳翼佇立、鼻翼開帳、強直性痙攣
時期：
診断：太鼓バチ状芽胞菌
培養：嫌気性
予防：トキソイド
治療：25％硫酸マグネシウム、クロルプロマジン鎮静
アメリカ腐蛆病

病原体：Paenibacillus larvae sbsp. larvae
症状：幼虫の死亡（黒褐色、糸を引き膠臭あり、巣房は有蓋）
診断：Holstのミルクテスト
予防：エチレノオキサイド燻蒸、マクロライド系
治療：早期焼却、埋却
ヨーロッパ腐蛆病

病原体：Melissococcus plutinius
症状：幼虫の死亡（黒褐色、粘調性なし、発酵臭・酸臭、巣房は無蓋）
診断：Bailey培地培養
予防：エチレノオキサイド燻蒸、マクロライド系
治療：早期焼却
チョーク病

病原体：Ascophaera apis（ハチノスカビ）
症状：幼虫の死亡、ミイラ化、黒褐色科
診断：真菌分離
ミンクアリューシャン病

動物：ミンク
病原体：パルボ
症状：貧血、削痩、尿毒症
病変：糸球体腎炎、腎の点状出血
ミンク出血性肺炎

動物：ミンク
病原体：緑膿菌　Pseudomonas aeruginosa
症状：呼吸困難、喀血、急死
病変：出血性肺炎、敗血症
時期：若齢個体
羊の仮性結核

動物：羊
病原体：corynebacterium pseudotuberculosis
症状：皮下、リンパ節の乾酪膿瘍
感染：創傷部より
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