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高加索
【801】こーかさす
黒海とカスピ海の間にあり、中央にカフカス山脈が走る地方。アルメニア・アゼルバイジャン・グルジアの三つの共和国がある。カフカス。〈漢字ペディア〉
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高麗鼠
【802】こまねずみ
ネズミ科の哺乳(ホニュウ)動物。中国産ハツカネズミの変種。体は小さく純白。くるくる回る性質がある。愛玩(アイガン)用。マイネズミ。=独楽鼠〈漢字ペディア〉
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黄鳳蝶
【803】きあげは
アゲハチョウ科のチョウ。はねは黄色の地に複雑な黒色などの模様がある。=黄揚羽〈漢字ペディア〉
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黄檗
【804】きはだ
ミカン科の落葉高木。山地に自生。樹皮の内側があざやかな黄色で、染料にするほか健胃薬などに用いる。キワダ。オウバク。=檗〈漢字ペディア〉
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黄瓜
【805】きゅうり
ウリ科のつる性一年草。=胡瓜、木瓜〈漢字ペディア〉
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黄昏
【806】たそがれ
夕暮れ。薄暗くなった夕方。〈漢字ペディア〉
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柘植
【807】つげ
ツゲ科の常緑低木。=黄楊〈漢字ペディア〉
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黄鼬
【808】てん
イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=貂〈漢字ペディア〉
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黄瓜菜
【809】にがな
キク科の多年草。=苦菜〈漢字ペディア〉
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黄葉
【810】もみじ
1.「黄葉(コウヨウ)」に同じ。
2.カエデの別称。また、その葉。〈漢字ペディア〉
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黄泉
【811】よみ
人の死後、魂が行くという所。あの世。よみの国。〈漢字ペディア〉
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媾曳
【812】あいびき
愛し合う男女がひそかに会うこと。ランデブー。〈漢字ペディア〉
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槓杆
【813】てこ
一点を支点にして自由に回転でき、小さな力を大きな力に変える棒。また、その仕掛け。=梃子、梃〈漢字ペディア〉
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糠蝦
【814】あみ
アミ科の甲殻類の総称。=醬蝦〈漢字ペディア〉
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藁蓋
【815】わろうだ
わらやスゲなどで縄をない、それを渦巻状に編んだ円い敷物。=円座〈漢字ペディア〉
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哈爾賓
【816】はるびん
中国、黒竜江省の省都。松花江の南岸にある工業都市で、水陸交通の要地。=哈爾浜〈漢字ペディア〉
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哈爾浜
【817】はるびん
中国、黒竜江省の省都。松花江の南岸にある工業都市で、水陸交通の要地。=哈爾賓〈漢字ペディア〉
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濠太剌利
【818】おーすとらりあ
南半球にあるオーストラリア大陸とタスマニア島などを領土とする連邦共和国。大部分はイギリス系住民。首都はキャンベラ。濠州(ゴウシュウ)。〈漢字ペディア〉
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鱟魚
【819】かぶとがに
カブトガニ科の節足動物の総称。日本では瀬戸内海と博多湾に一種がすむ。全体に緑褐色。頭胸甲は半円状の兜(かぶと)をふせた形で、腹甲は五角形、尾部は剣状。古生代からの生き残りで「生きた化石」といわれる。天然記念物。=兜蟹〈漢字ペディア〉
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黒竜江
【820】あむーる
黒竜江(コクリュウコウ)のロシア語名。モンゴル高原に発し、中国の東北部とロシア連邦のシベリアとの国境を流れて間宮(まみや)海峡に注ぐ大河。〈漢字ペディア〉
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黒死病
【821】ぺすと
ペスト菌の感染によっておこる感染症。ネズミについたノミにより媒介される。高熱を出し、死亡率が高い。〈漢字ペディア〉
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忽比烈
【822】ふびらい
モンゴル帝国の第五代皇帝、フビライ-ハン。南宋(ナンソウ)を滅ぼして中国を統一し、元(ゲン)を建国して初代皇帝に即位。チンギス-ハンの孫。クビライ。=忽必烈〈漢字ペディア〉
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忽必烈
【823】ふびらい
モンゴル帝国の第五代皇帝、フビライ-ハン。南宋(ナンソウ)を滅ぼして中国を統一し、元(ゲン)を建国して初代皇帝に即位。チンギス-ハンの孫。クビライ。=忽比烈〈漢字ペディア〉
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骨牌
【824】かるた
遊びやばくちなどに用いる絵や文字が書かれた札。また、それを用いる遊び。=歌留多〈漢字ペディア〉
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惚気
【825】のろけ
配偶者や恋人のことを得意になって話すこと。また、その話。〈漢字ペディア〉
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混合酒
【826】かくてる
ウイスキー・ブランデーなど数種類の洋酒に、果汁・香料などを混ぜ合わせた飲み物。〈漢字ペディア〉
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混凝土
【827】こんくりーと
セメントに砂・砂利・水などを混ぜて固めたもの。土木建築に用いる。〈漢字ペディア〉
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渾名
【828】あだな
本名とは別に、親しみやからかいの気持ちを込めて、その人の特徴をとらえてつける名。ニックネーム。=綽名、諢名〈漢字ペディア〉
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綽名
【829】あだな
本名とは別にその人の特徴をとらえ、親しみや軽蔑(ケイベツ)の気持ちから他人がつける名。ニックネーム。=渾名、諢名〈漢字ペディア〉
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蒟醬
【830】きんま
1.コショウ科のつる性常緑低木。マレーシア原産。東南アジアなどで栽培され、この木の葉で石灰とビンロウジをくるみ、かんで口中の清涼剤とする。
2.「蒟醬塗」の略。〈漢字ペディア〉
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叉倉
【831】あぜくら
柱を使わず、三角形などの材木を井桁(いげた)状に組み上げて壁にした倉。=校倉〈漢字ペディア〉
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左右
【832】とかく
#=兎角
1.あれこれ。
2.ややもすると。
3.いずれにせよ。〈漢字ペディア〉
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左見右見
【833】とみこうみ
あっちを見たり、こっちを見たりすること。また、至る所に気を配ること。〈漢字ペディア〉
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左手
【834】ゆんで
⇔馬手(めて)、右手(めて)、=弓手
1.弓を持つ手。左の手。
2.左の方向。〈漢字ペディア〉
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沙子
【835】いさご
石のきわめて細かいもの。すな。まさご。=沙、砂、砂子〈漢字ペディア〉
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沙翁
【836】しぇーくすぴあ
イギリスの代表的な劇作家。詩人としても著名。一六世紀後半から一七世紀初めにかけて活動し、「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」の四大悲劇のほか、「ロミオとジュリエット」「ベニスの商人」など、多くの傑作を残した。〈漢字ペディア〉
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莎草
【837】かやつりぐさ(ささめ
はますげ)
かやつりぐさ…カヤツリグサ科の一年草。=蚊帳吊草〈漢字ペディア〉
ささめ…チガヤのようなしなやかな草。編んで蓑(みの)やむしろを作った。〈漢字ペディア〉
はますげ…カヤツリグサ科の多年草。=浜菅〈漢字ペディア〉
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彩絵
【838】だみえ
壁など大きな物に金銀や極彩色(ゴクサイシキ)で描いた、装飾性の強い絵。桃山時代に流行し、狩野(かのう)派に代表される。=濃絵〈漢字ペディア〉
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細螺
【839】きさご
ニシキウズガイ科の巻貝。内海の砂泥地にすむ。タニシほどの大きさで、形はカタツムリに似る。殻はおはじきや装飾用。肉は食用。キシャゴ。=扁螺、喜佐古〈漢字ペディア〉
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扁螺
【840】きさご
ニシキウズガイ科の巻貝。=細螺、喜佐古〈漢字ペディア〉
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細雪
【841】ささめゆき
細かに降る雪。まばらに降る雪。〈漢字ペディア〉
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細石
【842】さざれいし
小さな石。細かい石。小石。〈漢字ペディア〉
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細枝
【843】しもと
1.枝のよく茂った若い木立。
2.細長く伸びた若い枝。すわえ。〈漢字ペディア〉
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菜豆
【844】いんげんまめ
マメ科のつる性一年草。=隠元豆、眉児豆〈漢字ペディア〉
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菜蕗
【845】ふき
キク科の多年草。=蕗〈漢字ペディア〉
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斎食
【846】とき
#=斎
1.寺で午前中にとる食事。戒律で、午後は食事を禁じられている。⇔非時(ヒジ)
2.寺で出される食事。
3.精進(ショウジン)料理。〈漢字ペディア〉
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靫負
【847】ゆげい
1.古代、矢を入れる靫(ゆぎ)を背負い宮廷を守った武力集団。
2.衛門府(エモンフ)とその武官の別称。〈漢字ペディア〉
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賽子
【848】さいころ
小さな立方体の各面に一から六までの目を記したもの。ゲームや賭博(トバク)などに用いる。さい。=骰子〈漢字ペディア〉
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顋門
【849】ひよめき
乳児の頭蓋骨(ズガイコツ)が、まだ接合していない部分。泉門(センモン)。おどりこ。〈漢字ペディア〉
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酸漿草
【850】かたばみ
カタバミ科の多年草。道端に自生。葉はハートを三個合わせたような複葉。春から秋、黄色の花が咲く。=酢漿草、鳩酸草〈漢字ペディア〉
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刷毛
【851】はけ
塗料やのりなどを塗ったり、ほこりを払ったりする道具。獣毛などを束ねて柄をつけたもの。ブラシ。=刷子〈漢字ペディア〉
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刷子
【852】はけ
塗料やのりなどを塗ったり、ほこりを払ったりする道具。獣毛などを束ねて柄をつけたもの。ブラシ。=刷毛〈漢字ペディア〉
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皿鉢
【853】さわち
浅い大きな磁器の皿。〈漢字ペディア〉
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三毬杖
【854】さぎちょう
正月一五日に行われる厄除(ヤクよ)けの火祭りの行事。=左義長〈漢字ペディア〉
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山女
【855】あけび
アケビ科のつる性落葉低木。=木通、通草、丁翁〈漢字ペディア〉
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卮子
【856】くちなし
アカネ科の常緑低木。=山梔子、梔子、梔〈漢字ペディア〉
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茶梅
【857】さざんか
ツバキ科の常緑小高木。=山茶花〈漢字ペディア〉
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山車
【858】だし
祭礼のとき、たくさんの飾りをつけて引き回す車。やま。ほこ。だんじり。〈漢字ペディア〉
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花車
【859】だし
祭礼のとき、たくさんの飾りをつけて引き回す車。やま。ほこ。だんじり。〈漢字ペディア〉
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山蒜
【860】のびる
ユリ科の多年草。=野蒜〈漢字ペディア〉
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山丹
【861】ひめゆり
ユリ科の多年草。西日本の山地に自生。初夏、赤色の六弁花を上向きにつける。=姫百合〈漢字ペディア〉
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山羊
【862】やぎ
ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。家畜として飼育。ヒツジに似るが首が長い。多くは二本の角をもち、雄はあごひげがある。乳・肉を利用。=野羊〈漢字ペディア〉
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野羊
【863】やぎ
ウシ科の哺乳(ホニュウ)動物。=山羊〈漢字ペディア〉
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山楝蛇
【864】やまかがし
ヤマカガシ科のヘビ。=赤楝蛇〈漢字ペディア〉
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山賤
【865】やまがつ
1.きこりや猟師などのように山に住み、山のなかで仕事をする人。
2.①の住むあばらや。〈漢字ペディア〉
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山雀
【866】やまがら
シジュウカラ科の鳥。山林にすむ。背面は青灰色、のどと目の上が黒く、ほおは白い。人になれ、芸を覚えるので、神社でおみくじを引く鳥として親しまれた。〈漢字ペディア〉
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山脈
【867】やまなみ
山が並び連なっていること。また、その山々。=山並〈漢字ペディア〉
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山鼠
【868】やまね
ヤマネ科の哺乳(ホニュウ)動物。日本特産で、本州以南の山林にすむ。褐色で、背に一本の黒い縦線がある。形はネズミに似る。夜行性で冬眠する=冬眠鼠〈漢字ペディア〉
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梅桃
【869】ゆすらうめ
バラ科の落葉低木。=山桜桃、英桃〈漢字ペディア〉
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蚕豆
【870】そらまめ
マメ科の二年草。世界各地で栽培。春、白色または紫色の蝶(チョウ)形花が咲き、長楕円(ダエン)形で大きなさやをつける。種子は食用。=空豆〈漢字ペディア〉
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蚕簿
【871】まぶし
蚕が繭を作りやすいように工夫した道具。わら・竹・紙などで作る。=蔟〈漢字ペディア〉
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算盤
【872】そろばん
#=十露盤
1.中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。
2.損得の計算。〈漢字ペディア〉
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子規
【873】ほととぎす
ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
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蜀魄
【874】ほととぎす
ホトトギス科の鳥。=鵑、杜鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
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杜鵑
【875】ほととぎす
ホトトギス科の鳥。初夏、日本に渡来し、初秋に東南アジアに渡る。背面は灰褐色、腹面は白地に黒の横斑(オウハン)がある。山林で繁殖するが、ウグイスなどの巣に托卵(タクラン)(他の鳥の巣に産卵して育ててもらうこと)する。「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」などと鳴く。古くから日本人に愛され、別表記・別称も多く、和歌などの文学にも数多く登場する。ウヅキドリ。サナエドリ。イモセドリ。タオサドリ。アヤメドリ。=鵑、杜宇、不如帰、子規、時鳥、郭公、蜀魂、蜀魄、霍公鳥、沓手鳥〈漢字ペディア〉
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尸者
【876】ものまさ
葬儀で、死者に代わって弔問を受ける人。〈漢字ペディア〉
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憑坐
【877】よりまし
祈禱(キトウ)師が一時的に神霊をのりうつらせ、お告げを言わせる子どもや人形。=尸童、寄坐〈漢字ペディア〉
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四十雀
【878】しじゅうから
シジュウカラ科の小鳥。各地の山林にすむ。背は暗緑色、頭と首が黒色、ほおと腹が白色。〈漢字ペディア〉
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四葩
【879】よひら
アジサイの別称。花弁が四枚であることから。特に、俳句で用いる語。〈漢字ペディア〉
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四方山
【880】よもやま
さまざまな方面。あちらこちら。転じて世間。〈漢字ペディア〉
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糸瓜
【881】へちま
ウリ科のつる性一年草。熱帯アジア原産。夏、黄色い花をつけ、筒形の大きな果実を結ぶ。=天糸瓜〈漢字ペディア〉
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刺草
【882】いらくさ
イラクサ科の多年草。山野に自生。茎や葉に蟻酸(ギサン)を含む細かいとげがあり、触ると痛い。若芽は食用。茎から繊維をとる。イタイタグサ。=蕁、蕁麻〈漢字ペディア〉
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蕁麻
【883】いらくさ
イラクサ科の多年草。=刺草、蕁〈漢字ペディア〉
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刺青
【884】いれずみ
1.皮膚に傷をつけて色素を入れ、模様や文字を描くこと。また、その模様や文字。=文身、入れ墨
2.昔の刑罰の一つ。前科者のしるしとした。=黥〈漢字ペディア〉
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紙縒
【885】こより
細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。=紙撚、紙捻〈漢字ペディア〉
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紙捻
【886】こより
細長く切った和紙をよってひも状にしたもの。かんぜより。=紙縒、紙撚〈漢字ペディア〉
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紙鳶
【887】たこ
細い竹を組んで紙を貼(は)り、糸をつけて空に揚げるおもちゃ。いかのぼり。=凧〈漢字ペディア〉
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紫陽花
【888】あじさい
ユキノシタ科の落葉低木。日本でガクアジサイを品種改良したもの。初夏、小花が半球状に集まって咲く。花の色は淡青色・青紫色・淡紅色と変わる。シチヘンゲ。ヨヒラ。=八仙花〈漢字ペディア〉
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紫菜
【889】あまのり
紅藻類ウシケノリ科の海藻の総称。=甘海苔〈漢字ペディア〉
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紫萼
【890】ぎぼうし
ユリ科の多年草の総称。=擬宝珠、玉簪花〈漢字ペディア〉
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紫雲英
【891】げんげ(れんげそう)
げんげ…レンゲソウの別称。=翹揺〈漢字ペディア〉
れんげそう…マメ科の二年草。=蓮華草〈漢字ペディア〉
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紫萁
【892】ぜんまい
ゼンマイ科の多年生シダ植物。=薇〈漢字ペディア〉
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紫金牛
【893】やぶこうじ
ヤブコウジ科の常緑小低木。=藪柑子〈漢字ペディア〉
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鴟尾草
【894】いちはつ
アヤメ科の多年草。=鳶尾〈漢字ペディア〉
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似而非
【895】えせ
似ているが本物でないこと。にせ。=似非〈漢字ペディア〉
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時雨
【896】しぐれ
晩秋から初冬にかけて時々ぱらぱらと降る小雨。〈漢字ペディア〉
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慈鳥
【897】からす
カラス科の鳥の総称。=烏、鴉〈漢字ペディア〉
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鹿砦
【898】さかもぎ
敵の侵入を防ぐために、とげのある木の枝や先端をとがらせた木の枝を、シカの角のように組んだ柵(サク)。=鹿垣(ししがき)、逆茂木〈漢字ペディア〉
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鹿角菜
【899】ひじき
褐藻類ホンダワラ科の海藻。各地の沿岸の岩上に付着して生育。茎状部は円柱形で、羽状に枝分かれしている。乾燥させて食用とする。=鹿尾菜、羊栖菜〈漢字ペディア〉
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舳先
【900】へさき
船の前部。船首。=舳〈漢字ペディア〉
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七葉樹
【901】とち
トチノキ科の落葉高木。=栃、橡〈漢字ペディア〉
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蟋蟀
【902】こおろぎ(きりぎりす)
こおろぎ…=蛩、蛬
コオロギ科の昆虫の総称。体は黒褐色で、長い糸状の触角をもつ。雄は秋に美しい声で鳴く。古くはキリギリスといった。〈漢字ペディア〉
きりぎりす…=螽斯、螽、蛬
1.キリギリス科の昆虫。草地にすむ。体は緑色または褐色。長い糸状の触角をもつ。夏から秋、雄は「チョンギース」と鳴く。ハタオリ。ギッチョ。ギス。
2.コオロギの古名。〈漢字ペディア〉
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車前
【903】おおばこ
オオバコ科の多年草。道端に自生。葉は大きな卵形で根生する。夏、白い小花を穂状につける。葉と種子は薬用。カエルバ。=車前草、大葉子〈漢字ペディア〉
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射干玉
【904】ぬばたま
ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。うばたま。むばたま。=野干玉、烏珠、烏玉〈漢字ペディア〉
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野干玉
【905】ぬばたま
ヒオウギの種子。球形で黒く光沢がある。うばたま。むばたま。=射干玉、烏珠、烏玉〈漢字ペディア〉
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射翳
【906】まぶし
1.猟師が獲物を射るときに身を隠すもの。柴(しば)などを折って作る。
2.待ち伏せること。また、伏兵。〈漢字ペディア〉
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遮莫
【907】さもあらばあれ
それはそれでしかたがない。どうにでもなれ。〈漢字ペディア〉
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瀉腹
【908】くだりばら
はげしい便通。下痢。=下り腹〈漢字ペディア〉
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錫蘭
【909】せいろん
インド半島の南東、インド洋にある島。一九四八年、イギリスから独立、一九七二年、スリランカと改称し、共和国になった。紅茶の生産で知られる。〈漢字ペディア〉
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弱檜
【910】さわら
ヒノキ科の常緑高木。=椹、花柏〈漢字ペディア〉
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雀躍
【911】こおどり
うれしくておどり上がること。=小躍り〈漢字ペディア〉
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雀卵斑
【912】そばかす
人の顔面などにできる茶褐色の細かい斑点(ハンテン)。=雀斑、蕎麦滓〈漢字ペディア〉
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雀鷹
【913】つみ
タカ科の鳥。低山の林で繁殖し、冬は南方に渡る。日本のタカ類で最も小さい。雄は雌より小さく、「エッサイ」と呼ぶ。=雀鷂〈漢字ペディア〉
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手弱女
【914】たおやめ
しなやかで美しい女性。かよわい女性。たわやめ。〈漢字ペディア〉
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手繦
【915】たすき
#=襷
1.仕事をするときに、和服のそでやたもとをたくし上げるために用いるひも。
2.一方の肩からもう一方の脇(わき)の下に斜めにかける細い布。
3.斜め十文字の模様。〈漢字ペディア〉
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手斧
【916】ちょうな
木材を荒削りするための柄(え)の曲がった大工道具。〈漢字ペディア〉
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主典
【917】さかん
律令(リツリョウ)制で、公文書の作成や読み役などをつかさどった四等官の最下位の官職。官司により、漢字表記は異なる。〈漢字ペディア〉
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壁虎
【918】やもり
ヤモリ科の爬虫(ハチュウ)類の総称。=守宮、家守〈漢字ペディア〉
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首途
【919】かどで
#=門出
1.旅行などで自分の家から出発すること。旅立ち。
2.新たな生活を始めること。〈漢字ペディア〉
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首級
【920】しるし
戦で討ち取った敵の首。=首〈漢字ペディア〉
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囚獄
【921】ひとや
罪人をとらえて閉じこめておく所。牢屋(ロウや)。=人屋、獄、圉、圄、囹、牢〈漢字ペディア〉
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秋刀魚
【922】さんま
サンマ科の海魚。日本近海を回遊。体は細長く刀状。背は暗青色で腹は銀白色。秋に美味。=青串魚〈漢字ペディア〉
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終夜
【923】よもすがら(よすがら)
「終夜(シュウヤ)」に同じ。⇔終日(ひもすがら・ひねもす)〈漢字ペディア〉
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就中
【924】なかんずく
中でも。特に。とりわけ。〈漢字ペディア〉
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甃石
【925】しきいし
通路・庭・玄関先などに敷き並べた平たい石。=敷石、舗石〈漢字ペディア〉
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十六夜
【926】いざよい
陰暦一六日の夜。また、その夜の月。特に、陰暦八月一六日の夜。〈漢字ペディア〉
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十露盤
【927】そろばん
#=算盤
1.中国や日本で用いられる計算道具。枠に並べられた串(くし)刺し状の玉を上下させて計算する。
2.計算。勘定(カンジョウ)。〈漢字ペディア〉
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縦令
【928】たとい(たとえ)
かりに。もしも。よしんば。=仮令〈漢字ペディア〉
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宿酔
【929】ふつかよい
酒を飲みすぎて、翌日に頭痛や吐き気で苦しむこと。=二日酔い〈漢字ペディア〉
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初心
【930】うぶ
#=初
1.若くて世間ずれしていない、純情なようす。
2.恋愛感情にうといさま。〈漢字ペディア〉
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所在
【931】あらゆる
ありうるかぎりの。すべての。=所有〈漢字ペディア〉
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所有
【932】あらゆる
ありうるかぎりの。すべての。=所在〈漢字ペディア〉
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所謂
【933】いわゆる
世間でよく言われる。俗に言う。〈漢字ペディア〉
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所縁
【934】ゆかり
つながりや関わり合いがあること。縁故。=縁〈漢字ペディア〉
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所以
【935】ゆえん
わけ。理由。いわれ。〈漢字ペディア〉
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渚鳥
【936】すどり
#=州鳥
1.州(す)にいる鳥。シギ・チドリなど。
2.カワセミの別称。〈漢字ペディア〉
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黍魚子
【937】きびなご
ニシン科の海魚。中部以南の海域に分布。体長約一〇(センチメートル)で、細長い。背面は青緑色で、体側に銀白色の縦じまがある。食用。=吉備奈仔〈漢字ペディア〉
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雎鳩
【938】みさご
タカ科の鳥。世界中に分布。背面は茶褐色で、頭と腹面は白色。水辺にすみ、飛びながら魚をさがし、急降下して足でつかみとる。=鶚、雎〈漢字ペディア〉
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薯蕷
【939】とろろ(やまのいも)
とろろ…1.ヤマノイモやナガイモなど、とろろ汁にするいも。トロロイモ。
2.①をすりおろして、調味料を加えた料理。とろろ汁。〈漢字ペディア〉
やまのいも…ヤマノイモ科のつる性多年草。山野に自生。太く長い根と、葉のつけねにできる「むかご」は食用。ジネンジョ。ジネンジョウ。ヤマイモ。=山の芋、野山薬、蕷〈漢字ペディア〉
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野山薬
【940】やまのいも
ヤマノイモ科のつる性多年草。=山の芋、薯蕷、蕷〈漢字ペディア〉
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女郎花
【941】おみなえし
オミナエシ科の多年草。山野に自生。初秋、黄色の小花を傘状に多数つける。秋の七草の一つ。オミナメシ。〈漢字ペディア〉
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絡新婦
【942】じょろうぐも
コガネグモ科のクモ。=女郎蜘蛛、斑蛛〈漢字ペディア〉
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小魚
【943】いさな
小さな魚。こざかな。ざこ。=細小魚〈漢字ペディア〉
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小連翹
【944】おとぎりそう
オトギリソウ科の多年草。=弟切草〈漢字ペディア〉
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小角
【945】くだのふえ
古代、戦場で用いた管の形の小さな笛。くだぶえ。=管の笛〈漢字ペディア〉
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小女子
【946】こうなご
イカナゴの別称。また、イカナゴの加工品。〈漢字ペディア〉
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小啄木鳥
【947】こげら
キツツキ科の鳥。低山にすみ、樹幹に穴をあけて産卵する。キツツキ類の中では最小で、スズメくらい。背と翼は黒地に白斑(ハクハン)の細かい横じまがある。〈漢字ペディア〉
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小鉤
【948】こはぜ
足袋(たび)・脚絆(キャハン)・書物の帙(チツ)などの合わせ目をとめる爪(つめ)形の留め具。=鞐〈漢字ペディア〉
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小竹
【949】ささ
イネ科の多年生植物。小形で丈の低いタケ類。山野に群生し、種類が多い。葉・茎は細工用。=笹〈漢字ペディア〉
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小波
【950】さざなみ
水面に立つ小さい波。さざれなみ。=漣、細波〈漢字ペディア〉
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小舌
【951】ひこ
口の奥の中央に垂れ下がった突起。のどびこ。口蓋垂(コウガイスイ)。〈漢字ペディア〉
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松明
【952】たいまつ
マツの樹脂の多い部分にタケ、アシなどを束ね、火をつけて屋外用の照明具としたもの。まつ。=炬、苣〈漢字ペディア〉
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松楊
【953】ちしゃのき
ムラサキ科の落葉高木。暖地の山中に自生。葉はカキに似る。初夏、白色の小花を密生。材は家具用、樹皮は染料に用いる。カキノキダマシ。=萵苣の木〈漢字ペディア〉
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松毬
【954】まつぼっくり(まつかさ)
まつぼっくり…「松毬(まつかさ)」に同じ。=松陰囊〈漢字ペディア〉
まつかさ…マツの実。多数のうろこ状の小片からなる。まつふぐり。=松笠〈漢字ペディア〉
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消梨
【955】みずなし
ナシの一品種。果汁がきわめて多い。=水梨〈漢字ペディア〉
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商陸
【956】やまごぼう
ヤマゴボウ科の多年草。中国原産。野生化している。夏、白い花穂を立て、黒紫色の実を結ぶ。ゴボウに似た根は有毒だが、漢方で利尿薬にする。若葉は食用。=山牛蒡〈漢字ペディア〉
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章魚
【957】たこ
頭足類八腕目の軟体動物の総称。=章魚、鮹、蛸、鱆〈漢字ペディア〉
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菖蒲
【958】あやめ
アヤメ科の多年草。山野に自生。葉は剣形。初夏、紫色や白色の花を開く。〈漢字ペディア〉
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裳階
【959】もこし
仏堂や塔などで、屋根の下につけられたひさし状のもの。法隆寺の金堂や薬師寺の三重の塔などが有名。雨打(ゆた)。=裳層〈漢字ペディア〉
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裳層
【960】もこし
仏堂や塔などで、屋根の下につけられたひさし状のもの。法隆寺の金堂や薬師寺の三重の塔などが有名。雨打(ゆた)。=裳階〈漢字ペディア〉
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障泥烏賊
【961】あおりいか
ジンドウイカ科のイカ。胴の両側全体に広いひれがある。肉が厚く美味。ミズイカ。〈漢字ペディア〉
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樵夫
【962】きこり
山林から木を切り出すことを職業とする人。=蕘、樵〈漢字ペディア〉
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薔薇
【963】ばら
バラ科のつる性または直立低木の総称。世界各地で観賞用に栽培され、品種も多い。幹や枝にとげがあり、香気のある美しい花をつける。=薔〈漢字ペディア〉
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蒸籠
【964】せいろう(せいろ)
底に簀(す)を敷き、釜(かま)の上にのせて食品に蒸気を当てる道具。まんじゅうなどを蒸すのに用いる。せいろ。〈漢字ペディア〉
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食蟻獣
【965】ありくい
アリクイ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。中南米の森林にすむ。頭は円柱形で口先が長く、歯がない。細長い舌でアリをなめて食べる。=蟻食〈漢字ペディア〉
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埴猪口
【966】へなちょこ
未熟な者やつまらない者をあざけっていう語。〈漢字ペディア〉
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喞筒
【967】ぽんぷ
圧力の働きで、液体などを吸い上げたり押し上げたりする機械。〈漢字ペディア〉
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蜀椒
【968】さんしょう(なるはじかみ)
さんしょう…ミカン科の落葉低木。=山椒〈漢字ペディア〉
なるはじかみ…アサクラザンショウの別称。ふつうのサンショウより実が大きく香りが強い。〈漢字ペディア〉
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蜀黍
【969】もろこし
イネ科の一年草。アフリカ原産。温帯や熱帯で栽培。葉や茎はトウモロコシに似る。夏、大きな穂をつけ、多数の実を結ぶ。実は食用や飼料用。トウキビ。=唐黍〈漢字ペディア〉
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唐黍
【970】もろこし
イネ科の一年草。=蜀黍〈漢字ペディア〉
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雷魚
【971】はたはた
ハタハタ科の海魚。北日本の深海にすむ。口が大きく、うろこがない。初冬、産卵のため沿岸に押し寄せるところを漁獲。食用。カミナリウオ。=燭魚、鱩、鰰〈漢字ペディア〉
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尻繫
【972】しりがい
ウマの尾から鞍(くら)にかけるひも。=鞦、紂〈漢字ペディア〉
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心算
【973】つもり
#=積り
1.前もってする考え。意図。
2.前もってする計算。見積もり。
3.実際はそうでないのに、その気持ちになること。〈漢字ペディア〉
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身柱
【974】ちりけ
#=天柱
1.灸点(キュウテン)の一つ。えりくびの下で両肩の中央部分。
2.頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。〈漢字ペディア〉
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天柱
【975】ちりけ
#=身柱
1.灸(キュウ)をすえる点の一つ。両肩の中央で、うなじの下。
2.頭に血がのぼる幼児の病気。疳(カン)。〈漢字ペディア〉
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身屋
【976】もや
#=母屋、身舎
1.寝殿造で、家屋の中央の間。
2.離れや物置に対して住居として用いる建物。おもや。〈漢字ペディア〉
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身舎
【977】もや
#=母屋、身屋
1.寝殿造で、家屋の中央の間。
2.離れや物置に対して住居として用いる建物。おもや。〈漢字ペディア〉
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神巫
【978】いちこ
死者の霊を自分にのりうつらせ、死者の考えなどを語る女性。口寄せ。=巫子、市子〈漢字ペディア〉
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神籬
【979】ひもろぎ
古代、神が宿るとされ、周囲にトキワギを植えて仕切った場所。のちに、神社も指すようになった。〈漢字ペディア〉
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神庫
【980】ほくら
1.神宝を納めておく、くら。
2.小さな神社。やしろ。ほこら。〈漢字ペディア〉
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神馬藻
【981】ほんだわら
褐藻類ホンダワラ科の海藻。浅海の岩に生育。よく分枝し、米俵形の気泡を多くつける。正月の飾りや飼料用。また、食用。ホダワラ。=馬尾藻〈漢字ペディア〉
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条虫
【982】さなだむし
ジョウチュウの別称。=真田虫、絛虫〈漢字ペディア〉
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襯衣
【983】しゃつ
1.上半身に着る洋風の肌着。
2.中着や上着として着る衣服。ふつうワイシャツをいうが、ポロシャツなどもいう。〈漢字ペディア〉
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壬生菜
【984】みぶな
アブラナ科の二年草。葉はへら形で、香気と辛味がある。漬物用。〈漢字ペディア〉
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甚雨
【985】ひさめ
激しく降る雨。おおあめ。=大雨〈漢字ペディア〉
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水豹
【986】あざらし
アザラシ科の哺乳(ホニュウ)動物の総称。=海豹〈漢字ペディア〉
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水黽
【987】あめんぼ
アメンボ科の昆虫の総称。田や池にすむ。体は黒褐色で細長い棒状。長いあしを広げて水に浮かぶ。飴(あめ)のような甘い臭いがする。=飴坊、水黽〈漢字ペディア〉
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水馬
【988】あめんぼ
アメンボ科の昆虫の総称。田や池にすむ。体は黒褐色で細長い棒状。長いあしを広げて水に浮かぶ。飴(あめ)のような甘い臭いがする。=飴坊、水馬〈漢字ペディア〉
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水亀
【989】いしがめ
イシガメ科のカメ。日本特産で淡水にすむ。幼体は「銭亀(ぜにかめ)」と呼ぶ。また、甲羅に緑藻のついたものは「蓑亀(みのがめ)」と呼び、縁起がよいとされる。=石亀〈漢字ペディア〉
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水夫
【990】かこ
船を操る人。船乗り。=水夫〈漢字ペディア〉
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水獺
【991】かわうそ
イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=川獺、獺〈漢字ペディア〉
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川獺
【992】かわうそ
イタチ科の哺乳(ホニュウ)動物。=水獺、獺〈漢字ペディア〉
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水狗
【993】かわせみ
カワセミ科の鳥。=翡翠、魚狗、魚虎、川蟬〈漢字ペディア〉
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翡翠
【994】かわせみ
カワセミ科の鳥。水辺にすむ。背は美しい青緑色で、腹は赤褐色。くちばしは長大。=水狗、魚狗、魚虎、川蟬〈漢字ペディア〉
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水母
【995】くらげ
#=海月、海舌
1.腔腸(コウチョウ)動物のうち浮遊生活をするものの一群の総称。ほとんどは海にすむ。体は寒天質で骨格はなく、傘の形をしている。毒をもつものや、食用になるものもある。
2.自分の考えをはっきりもたない人のたとえ。〈漢字ペディア〉
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水脈
【996】みお
遠浅の海や川などで、船が通行できるように深くした水路。=水尾、澪〈漢字ペディア〉
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水蚤
【997】みじんこ
ミジンコ科の甲殻類。=微塵子〈漢字ペディア〉
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瑞香
【998】じんちょうげ
ジンチョウゲ科の常緑低木。=沈丁花〈漢字ペディア〉
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寸莎
【999】すさ
壁土に混ぜてつなぎにする、藁(わら)・麻・紙などを細かく切ったもの。壁のひび割れを防ぐ。つた。=苆〈漢字ペディア〉
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生薑
【1000】しょうが
ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。世界各地で栽培される。根茎は食用、また、香辛料や漢方薬に用いる。ハジカミ。ジンジャー。=生姜、薑〈漢字ペディア〉
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