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RAは多発性の___を主症状とする、原因不明の全身性疾患である。
関節炎
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RA発症のごく早期には___や___に限局した疼痛や腫脹が主体である。
手 足
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RAの関節外症状は、___、___、___、___など多彩である。
リウマトイド結節 間質性肺炎 血管炎 アミロイドーシス
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___を伴うRAは、わが国では悪性関節リウマチに分類される。
血管炎
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RAの有病率は___%程度である。
0.5~1
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全国のRA患者は___人と推定されている。
70~80万
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RAの女性の罹患率は男性の約___倍である。
3~4
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RAは___~___歳代の幅広い年齢層で発症する。
10 80
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RA発症のピークは___歳前後となっている。
60
高齢者発症も増加している
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RAは遺伝的因子に___が加わって発症すると言われている。
環境的因子
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RA発症の環境因子には___と___の関与が知られ、発症率増加の危険因子として重要である。
喫煙 歯周病
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MRA(悪性関節リウマチ)は___型と___型に大別される。
全身性動脈炎 末梢動脈炎
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RAでは、滑膜表層細胞数が___し、___する。
増加 重層化
いずれもRF高値を示す
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RAの軟骨破壊に関与する滑膜組織は___とよばれる。
パンヌス
軟骨辺縁の骨性部分から骨内にも侵入し、骨組織を破壊する
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RAでは、滑膜組織が存在する腱鞘や滑液包でも___が起こる。
滑膜炎
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RAの関節外症状である___は、中央部にフィブリノイド壊死巣、その周囲を取り囲む柵状・放射状配列の細胞群、さらにこれを取り囲むリンパ球や形質細胞からなる肉芽組織が見られ、特徴的な病理組織像を示す。
リウマトイド結節
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RA早期の関節症状は、___関節、___関節、___関節、___関節の小関節に出やすい。
手指PIP 手指MP 手 足趾MTP
急性期から亜急性期には、多発性に中・大関節にも症状が出現することもある
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RAの高齢発症では、熱感、体重減少、易疲労感、急性炎症反応など、___、___との鑑別に苦慮することがある。
リウマチ性多発筋痛症 RS3PE
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腫脹を伴った関節炎が発作性に生じた後、自然軽快するRAは___と呼ばれる。
回帰性リウマチ
発作時にCRP、赤沈上昇、画像所見なし、30%でRF陽性・ACPA陽性(長期化)
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RAで起床時に関節がこわばるものを___という。
朝のこわばり
持続時間がRAの活動性の指標の1つとなる
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RAの疼痛は必ずしも関節の変形やX線所見と___。
一致しない
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RAによる手指PIP関節では、特徴的な___状の腫脹をきたす。
紡垂
手関節、肘関節、膝関節では腫脹を容易に触診できるが、股関節では困難
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へバーデン結節、ブシャール結節は骨性隆起で、滑膜炎による腫脹よりも___。
硬い
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RAでは、膝窩部の滑液包炎では、___を生じることがある。
膝窩嚢胞
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RAでは、関節周囲の支持組織の弛緩および関節破壊が進行すると、関節の___を生じる。
動揺性
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関節端が著しく吸収され、___を伴うRAをムチランス型RAとよぶ。
骨欠損
多くは関節外症状を合併し、予後不良である
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RAの可動域制限の原因は___と___がある。
疼痛 関節面の破壊
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手指PIP関節が過伸展し、DIP関節が屈曲する変形を___という。
手指PIP関節が過伸展し、DIP関節が屈曲する変形を___という。
逆はボタン穴変形
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ボタン穴変形では中央索が弛緩し、側索は___に偏位して、PIP関節がボタン穴に入り込むように背側に突出する。
掌側
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RAでは、関節の弛緩と伸筋腱の尺側脱臼により、MP関節が亜脱臼し、手指が___に偏位する。
尺側
疼痛は比較的少ない 変形が高度になると把持動作が困難になる
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RAでは母指の変形や動揺性により機能障害を生じる。ボタン穴変形に類似した変形が多く、重度になると___とよばれる。
Z変形
IP関節亜脱臼や脱臼、白鳥のくび変形もみられる
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オペラグラス手の疼痛は通常___である。
軽度
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RAによる足趾変形は、___、___、___、___などがある。
外反母趾 鉤爪趾(2~5趾) 開張足 前足扁平三角状足
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RAではMTP関節の背側脱臼に伴う中足骨頭の突出により、足底の___を認めることが多い。
有痛性胼胝
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RAの膝関節変形では、内反変形のみならず外反変形や高度の___拘縮も生じる。
屈曲
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RAによる頚椎障害では頸部痛や___を引き起こす。
脊髄症状
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RAによる頸椎不安定性の初期では環軸関節亜脱臼、やがて___に進行し、___に至る。
垂直性亜脱臼 軸椎下亜脱臼
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RAによる頸椎の階段状変形は___に起こりやすい。
下位頸椎
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RAによる咽頭部の___により、嗄声、呼吸障害を生じることがある。
輪状披裂関節炎
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RAによる手指屈筋腱周囲の腱鞘滑膜の炎症と肥厚により、___を認めることがある。
弾発現象(ばね指)
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RAによる手関節周辺の屈筋腱周囲の腱鞘滑膜の炎症と肥厚により、___を認めることがある。
手根管症候群
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RAにより伸筋腱周囲の腱鞘滑膜炎に遠位橈尺関節の不安定性が加わり、___が起こる。
伸筋腱皮下断裂
環指・小指に起こりやすい
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RAにより握力は___する。
低下
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RAにより、肘関節周囲では肘頭滑液包炎による腫脹や滑膜炎や関節不安定性により、___が起こる。
尺骨神経障害
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RAにより肩関節周囲では、___、___、___を生じる。
肩峰下滑液包炎 上腕二頭筋腱鞘炎 腱板断裂
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RAにより足関節周囲では、腱鞘滑膜炎により___が起こる。
足骨管症候群
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RAでは、___、___、___などの全身症状を示すことがある。
全身倦怠感 微熱 体重減少
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アミロイドーシスは___で確定診断が得られる。
腸管生検
難治性である
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リウマトイド結節は___、___、___に好発する。
肘の伸側 後頭部 手指
疼痛はなく、通常切除術の対象とならない
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シェーングレン症候群の多くは続発症で、___や___の分泌が低下する。
唾液腺 涙腺
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RAによる___は虫歯、歯周病の原因となる。
ドライマウス
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RAによる血管炎の皮膚症状では、___や___を生じる。
皮膚潰瘍 壊疽
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RAにリンパ管炎を生じると、しばしば一側または両側に浮腫がみられる。___を併発し難治性になることもある。
蜂巣炎(蜂窩織炎)
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ドライアイは___テストが診断に有用である。
シルマー
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上強膜炎は急性に発症するが、多くは数日~___日以内に治癒する。
10
強膜炎は予後不良である
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RAによる貧血は、中等度の___貧血となることが多い。
正球性正色素性
経過中に貧血の進行があれば消化管出血や悪性腫瘍を疑う
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RAによる白血球数は正常あるいは___する。
軽度増加
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脾腫に白血球数減少を伴うRAの一亜型を___という。
フェルティ症候群
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DMARDsの投与中に急激な白血球減少をみたときは、___を疑う。
薬剤性骨髄抑制
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RAでは疾患活動性に伴い血小板数が___する。
増加
フェルティ症候群、薬剤性骨髄抑制では減少することもある
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RAによる間質性肺炎(リウマチ肺)は___に好発する。
下肺野
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RAでは、胸膜炎、閉塞性肺疾患、リウマトイド結節による___も発生する。
結節性肺疾患
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RAによる心膜炎、心筋炎、リウマトイド結節による心筋伝導障害では、疾患活動性が持続すると___が進行する。
動脈硬化
狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全の発症リスクが高くなる
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RAによる腎障害は、___による場合と___による場合が多い。
続発性アミロイドーシス 薬剤性腎障害
糸球体病変は稀
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RAによる消化性潰瘍は___のこともある。
無症状
アミロイドーシスによる下痢や腹痛を生じることはある
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RAによる血管炎では、腸間膜閉塞による___や___を引き起こすこともある。
急性腹症 腸穿孔
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RAによる血管炎合併例による神経病変では、___を認める。
多発性単神経炎
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RAの初期には局所的な___性骨粗鬆症を生じる。
傍関節
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RAの関節障害に伴い、不動性、廃用性の___を生じる。
筋萎縮
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RAのX線所見では、軟部組織の腫脹による透過性の___がみられる。
低下
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RAのX線関節所見では、___、___、___、___、___、___を認める。
傍関節性骨粗鬆症 関節辺縁のびらん 骨洞 関節裂隙狭小化 関節面の破壊 関節の亜脱臼・脱臼
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RAのX線分類。最も進行した関節の所見によって分類しているのは___分類である。
スタインブロッカー
簡便であり広く臨床に用いられるが、大雑把なため薬効判定には用いられない
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スタインブロッカー分類の初期の所見は、___がない___はあってもよい、である。
骨破壊像 骨粗鬆症
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スタインブロッカー分類の中期の1つ、軽度の___を伴う、あるいは伴わない___がある 軽度の___はあってもよい
軟骨下骨の破壊 骨粗鬆症 軟骨破壊
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スタインブロッカー分類の中期の1つ、関節運動は制限されてもよいが、___はない。
関節変形
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スタインブロッカー分類の中期の1つ、関節周囲の___がある。
筋萎縮
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スタインブロッカー分類の中期・高度進行期の1つ、___および___のような関節外軟部組織の病変はあってもよい
結節 腱鞘炎
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スタインブロッカー分類の高度進行期の1つ、骨粗鬆症に加え、___がある。
軟骨および骨の破壊
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スタインブロッカー分類の高度進行期の1つ、___、___、___のような関節変形がある。
亜脱臼 尺側偏位 過伸展
繊維性または骨性強直を伴わない
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スタインブロッカー分類の高度進行期の1つ、高度の___がある。
筋萎縮
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スタインブロッカー分類の末期の1つ、線維性あるいは骨性の___がある。
強直
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RAのX線分類であり、各関節に対し、関節破壊の程度をgrade分類し、0~5の6段階に分けているのは___分類である。
ラーセン
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ラーセン分類のgrade0、正常、変化はあっても___と関係ない。
関節炎
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ラーセン分類のgrade1、関節周囲の軟部腫脹、傍骨性骨粗鬆症、軽度の___のうち1つ以上が存在する。
関節裂隙狭小化
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ラーセン分類のgrade2、びらんと関節裂隙狭小化、びらんは___では必須。
非荷重関節
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ラーセン分類のgrade3、びらんと関節裂隙狭小化、びらんは___でも必須。
荷重関節
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ラーセン分類のgrade4、びらんと関節裂隙狭小化、荷重関節では___。
骨変形
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ラーセン分類のgrade5、___変形、関節端が原形をとどめないもの。
ムチランス
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RAの重症度評価法で、手および手関節の関節裂隙狭小化と、びらんのスコアを算出して関節破壊の程度を評価するものは、___である。
シャープスコア
薬剤の効果判定に適している
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RAのCT検査では、軟部組織の描出も可能で、___や___も確認できる。
腱の断裂 走行異常
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RAのMRI検査において、ガドリニウムを用いた造影MRIでは___の描出に有用である。
炎症性滑膜病変
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炎症性滑膜病変のMRI像(造影なし)は、T1で___信号、T2で___信号として描出される。
低 中程度
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炎症性滑膜病変のMRI・T1像(造影あり)は、___信号で描出される。
高
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エコーでは、滑膜貯留は___のことが多い。
無エコー
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エコーでは、骨表面は___として観察される。
高
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エコーでは、軟骨は___として観察される。
無
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エコーでは、骨びらんは___として観察される。
関節内表面の不連続点
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エコーの___法では、滑膜の異常血流を捉えられる。
パワードプラ
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RAの血液所見、血清捕体価は___しない。
低下
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RAの血液所見、リウマトイド因子(RF)は___%で陽性になる。
70~90
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