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dokidokikinyobi 2023年12月29日 カード43 いいね0

-第一章-
臨床検査

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疾病I-11-
  • 臨床検査...2つ
    ①検体検査,②生理機能検査
  • 検体検査とは
    検体(血液/尿/便/脳脊髄液/喀痰...etc)に含まれる物質を測定・分析する
  • 生理機能検査とは
    患者の体から直接情報を得て解析する(心電図/エコー/脳波検査)
  • 臨床検査が行われる場所
    ①病院内,②外部委託,③ベットサイドでの検査
  • 病院内
    臨床検査部/臨床検査室/中央検査室など
  • 外部委託
    医院や小規模な病院施設で検査機器の導入が困難または大規模病院でも特殊検査項目など
  • ベットサイドでの検査
    (POCT:臨床現場即時検査)病院の検査室あるいは外注検査センター以外の場所「ベットサイド・在宅医療など」で実施される全ての臨床検査
  • POCT:臨床現場即時検査...内容
    ① 簡易血糖検査,②血ガス,③出血時間,④RBC沈降速度,⑤心電図検査,⑥脳波検査
  • 臨床検査の流れ
    医師が問診・診察→検査オーダー→検体採取・測定→結果報告
  • 臨床検査技師
    臨床検査は古くは医師が行なっていたが、現在は国家試験に合格して厚労大臣から免許を受けた「臨床検査技師」が担っている。領域は検体検査/生理機能検査/採血/検体検査
  • 臨床検査での看護師の役割
    検査前の絶飲食や服薬、検査後の安静などの指示がある場合は「患者が守れるように支援する」必要がある
  • 患者への的確な説明
    医療者の知識は患者にとって未知の難解な部分があるためわかりやすい説明が必要
  • 真空管採血(ホルダー採血)法
    真空採血管に直接採血。針は21〜23G。翼状針ではチューブ内の血液がデットスペースになるため注意。検査項目全般
  • 注射器採血法
    注射器の筒に採取。針は21〜23G。血液培養用の採血は注射器で行う、他の項目と同時の場合には血液培養ボトルの分注を最初に行う。※採血管分注時の時間短縮、針刺し事故防止の観点から真空管採血が多く行われている。
  • 採血種類
    ①静脈血採血(看護師or臨床検査技師),②動脈血採血(医師のみ)・血ガス検査。大腿動脈/橈骨動脈
  • No.1黒色
    凝固検査用採血管
  • No.1橙色
    赤沈用採血管
  • No.1茶色
    生化学用採血管
  • No.1緑色
    ヘパリン入り採血管
  • No.1紫色
    EDTA入り採血管
  • No.1灰色
    解糖阻止剤入り採血管
  • No.2茶色
    生化学用採血管
  • No.2黒色
    凝固検査用採血管
  • No.2橙色
    赤沈用採血管
  • No.2緑色
    ヘパリン入り採血管
  • No.2紫色
    EDTA入り採血管
  • No.2灰色
    解糖阻止剤入り採血管
  • クレンチング(強く握る)、パンピング(握ったり開いたり)でカリウム上昇は何故起こるのか?
    筋細胞からカリウムが放出され静脈血中のカリウム濃度が一過性に上昇するから
  • 2分以上の駆血帯使用は何故いけないのか?
    長い駆血は血液中の水分を組織中に移動させ血液の性状に変化を起こす(血液濃度など)
  • 規定量採取
    血液と抗凝固剤との役割が決まっているため規定量を採血する。※液状の抗凝固剤との割合が変わってしまうため
  • 採血直後のポイントは?
    検体の転倒混和(4〜5回)。※この動作を1回とする
  • 採血後は?
    ①患者氏名の再確認,②採取後直ちに検査室へ。冷凍保存は検査項目にもよるが血清・血漿を分注後保存可。※項目により保存方法が異なるため検査室との連携が必要
  • 危険な検体の取り扱い
    標準予防策。誤って針刺し事故を起こしたり、危険な検体に直接触れた場合には、速やかに報告し発症予防措置を行う。※検体は全て感染源とする。
  • 緊急報告(緊急検査・パニック値)を受けたもしくは気付いた場合は
    速やかに正確に主治医へ報告
  • 基準値・基準範囲
    健康な人の大部分が示す数値・範囲。※検査結果は生理的な要因によっても変動し、測定技術や方法によっても差異を生じる
  • 臨床判断値
    診療行為を規定する目的で定められた値
  • 感度
    疾患がある時に検査が陽性になる確率
  • 特異度
    疾患がない時に検査が陰性になる確率
  • 偽陰性
    疾患があるのに検査が陰性になること
  • 偽陽性
    疾患がないのに検査が陽性になること
  • 測定値の誤差
    測定機器(器具)や測定方法によっても異なる
  • 検体とは
    検査のために患者から得られる材料をいう
  • 看護師は
    他の医療情報と同様、患者に対して検査成績を告げてはならない。その判断と説明は、直接医師が行う
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よく頑張りました
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