科学技術基礎実験~機械システム~後期
暗記
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材料の性質3つ
機械的性質、化学的性質、物理的性質
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材料の性質のうち、外部からの力(外力)に対する性質
機械的性質
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材料の性質のうち、重さや電気、熱、磁性などに対する性質
物理的性質
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材料の性質のうち、さびなどの化学反応に対する性質
化学的性質
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物理学における一定の理論体系の下で次元が確定し、定められた単位の倍数として表すことができる量
物理量
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複数の物理的性質に関係する量で、測定方法によって定義される工業的に有用な量
JISとかで規格が決められてる
工業量
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強度3つ
強さ、硬さ、靭性
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強度のうち、静的強度と呼ばれる力の加え方で、引張強さ、圧縮強さ、曲げ強さなどに分かれる
強さ
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強度のうち、表面の傷のつきにくさを表すもの
硬さ
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強度のうち、粘り強さとよばれる、衝撃に対する抵抗力を示すもの
靭性
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靭性の対義語
つまりめっちゃ割れやすいやつ
脆性
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靭性材料の例
金属
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脆性材料の例
ガラス
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鉄に炭素が含まれるほど、強さはどうなるか
強くなる
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鉄に炭素が含まれるほど、硬さはどうなるか
大きくなる
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鉄に炭素が含まれるほど、靭性はどうなるか
靭性は伸びと似たようなもん
低下する
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鋼は何を行うことで機械的性質を変化させられるか
加熱、冷却
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鋼を加熱、冷却することで機械的性質を変化させる方法
熱処理
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実験でやった、炭素鋼を高温に加熱して急激に冷やす方法
焼き入れ
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鋼の熱処理4つ
焼き入れ、焼き戻し、焼きなまし、焼きならし
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この図の名前
Fe-C系平衡状態図
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鋼を熱してから急激に冷やすとどのような組織になるか
マルテンサイト
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鋼を熱してからゆっくり冷やすとどのような組織になるか
もとの組織に戻る
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鋼をマルテンサイトにしたいとき、どのような状態になるまで加熱しないといけないか
オーステナイト
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鋼をオーステナイト化した後に急激に冷やしてマルテンサイト化させること
マルテンサイト変態
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鋼をオーステナイト化するためのラインを何と言うか
焼入れ温度
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実験では靭性はどんな機械で測定したか
シャルピー衝撃試験機
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シャルピー衝撃試験機は角度を測ることで何の差を計算して破壊に要したエネルギーを求めるか
位置エネルギー
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実験では硬さはどんな機械で測定したか
ロックウェル
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実験で硬さを調べるときに何を評価したか
表面にくぼみをつけて、その大きさや形
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硬さを調べる試験機3つ
ブリネル、ビッカース、ロックウェル
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引張、圧縮などの強度試験を行う試験機
万能試験機
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実験で強さを調べるときに何を評価したか
万能試験機
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これの名前は
4号試験片
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外力に対して材料内部に生じる抵抗力
応力
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応力[MPa]の式
σ[MPa]=W[N]/A[mm²]
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材料の変形の程度
ひずみ
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ひずみの式
ε=Δl[mm]/l[mm]
変形量÷最初の長さ
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この図は何
応力-ひずみ線図
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応力-ひずみ線図の縦軸と横軸は何を表しているか
引張応力、ひずみ
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これは
鉄(常温)、クロムなど
体心立方格子
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これは
金、銀、銅、鉛、アルミなど
面心立方格子
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これは
マグネシウム、チタンなど
六方最密格子
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体心立方格子の英語略
BCC
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面心立方格子の英語略
FCC
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六方最密格子の英語略
HCP
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体心立方格子のすべり方向の数
48
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面心立方格子のすべり方向の数
12
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六方最密格子のすべり方向の数
3
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金属に応力を加えて塑性変形(永続的な変形)させたとき、金属が硬くなる現象
ひずみが増加するにつれて抵抗も大きくなるから
加工硬化
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鉄が加熱すると加工しやすくなる理由
鉄がオーステナイト化して構造が面心立方格子になるため
ちなみに912℃で面心立方格子になるんだけど、1394℃まで行っちゃうとまた体心立方格子に戻っちゃう
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気体の状態方程式は
PV=mRT
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焼入れでマルテンサイト化して硬く脆くなった鋼を再加熱して空冷する熱処理
焼きもどし
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鋼の組織を均一にしたり、軟らかくして加工しやすくするための熱処理。温度は色々ある
焼きなまし
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鋼には加工によって生じたひずみがあるから、鋼の組織を均一化、微細化する熱処理
焼きならし
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