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脳の重量は1300~1500gで成人体重のおよそ2%にすぎない。
y
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脳での酸素消費量は全身の50%に及ぶ。
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50%→20〜25%
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脳には血液脳関門が存在するため、血液中に存在する物質が神経組織に流入しやすい。
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流入しやすい→流入しにくい
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脳は、ある程度血圧が変動しても脳血流が一定に保たれるための自動調節が備わっている。
y
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血液脳関門により薬物が通過することができない場合がある。
y
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頭部前半部の知覚は三叉神経、後半部は上部頚神経の支配にある。
y
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大泉門は6か月で閉じ、小泉門は通常18~24か月で閉じる。
n
大泉門が18〜24ヶ月で閉じ、小泉門が6ヶ月で閉じる
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前頭蓋窩を形成する篩板は鼻腔の上壁を形成し、薄い骨で視神経管が貫いている。
n
視神経→嗅神経
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頭蓋骨の発育は、乳幼児期が最も早く、6~7歳以後はゆるやかとなり、12~13歳でほぼ成人の大きさに達する。
y
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頭部前半部の知覚は顔面神経の支配にある。
n
顔面神経→三叉神経
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頭部後半部の知覚は、下部頚神経の支配にある。
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下部頸神経→上部頸神経
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大泉門は通常生後6ヶ月で閉じる。
n
18〜24ヶ月で閉じる
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顔面神経は内耳孔を通過する。
y
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迷走神経は頚静脈孔を通過する。
y
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頭蓋軟部組織は皮膚、皮下組織、帽状腱膜/筋膜/筋肉、骨膜の4層からなる。
n
骨膜の外側に疎性結合織がある
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冠状縫合や人字縫合等の縫合は幼児期に骨性に癒合する。
n
骨性に癒合するのは成人になってからである
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頭蓋内における硬膜は3層構造であり、外層は骨膜である。
n
硬膜は2層で、外側が骨膜、内側が固有硬膜である
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大脳皮質は神経細胞だけで構成されている。
y
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脳幹からは嗅神経を除いたすべての脳神経が出ている。
n
嗅神経だけでなく視神経も覗いたすべての脳神経が出ている
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前頭蓋窩と中頭蓋窩の境界は?
蝶形骨縁
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中頭蓋窩と後頭蓋窩の境界は?
小脳テント
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動眼神経が通過する穴といえば?
上眼窩裂
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滑車神経が通過する穴といえば?
上眼窩裂
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三叉神経第1枝が通過する穴といえば?
上眼窩裂
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三叉神経第2枝が通過する穴といえば?
正円孔
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三叉神経第3枝が通過する穴といえば?
卵円孔
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外転神経が通過する穴といえば?
上眼窩裂
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顔面神経が通過する穴といえば?
内耳孔
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聴神経が通過する穴といえば?
内耳孔
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錐体交叉が存在する部位は?
延髄
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大脳は左右の大脳半球からなる終脳と___からなる。
間脳
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大脳の表面は、脳溝のくぼみと、___の隆起で構成されている。
脳回
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体温調整機能は、視索___核である。
前
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刺激により満腹感を感じるのは、視索___核である。
内
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刺激により空腹感を感じるのは、視索___核である。
外
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前頭筋、咀嚼筋群は、それぞれ顔面神経および三叉神経運動枝の支配にある。
y
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後頭筋群は、副神経、上部頚神経の支配にある。
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動脈系については、外頚動脈最終枝である浅側頭動脈の分枝が広く分布し、後頭部は外頚動脈 の分枝である後頭動脈が分布する。
y
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頭蓋骨は、脳を入れる神経頭蓋と、それ以外の顔面頭蓋からなる。
y
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可動性があるのは顔面骨を形成する舌骨および下顎骨のみである。
y
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神経頭蓋は頭蓋円蓋部と頭蓋底からなる。
y
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側頭部打撲では、前硬膜動脈損傷による硬膜下血腫を形成しやすい。
n
前硬膜動脈→中硬膜動脈
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大孔は延髄から脊髄に移行する部分にあたる。
y
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頭蓋骨の発育は6~7歳が最も速く、12~13歳以降はゆるやかとなる。
n
幼児に最もはやく、6〜7歳にゆるやかとなり、12〜13歳で成人の大きさになる
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頭蓋円蓋部の各縫合は、乳児期には鋸歯状の縫合線となる。
n
乳幼児→幼児
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骨の厚さは部位により異なり、特に後頭骨は薄く、外傷で線状骨折を起こしやすい。
n
後頭骨→側頭骨
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錐体骨の縦骨折は、横骨折ほど神経症状を呈することは多くない。
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新生児の神経頭蓋は成人の約25%にすぎないが、生後1年の終わりには75%に達する。
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篩骨篩板は前頭蓋窩を構成する。
y
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蝶形骨は前頭蓋窩を構成する。
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蝶形骨体部・大翼は前頭蓋窩を構成する。
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前頭蓋窩→中頭蓋窩
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側頭骨鱗部は前頭蓋窩を構成する。
n
前頭蓋窩→中頭蓋窩
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錐体骨前面は前頭蓋窩を構成する。
n
前頭蓋窩→中頭蓋窩
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下垂体はトルコ鞍におさまっている。
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三叉神経の第1枝の眼神経は上眼窩裂に至る。
y
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中硬膜動脈は棘孔を通る。
y
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嗅神経は篩板を通過する。
y
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視神経は視神経管を通過する。
y
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小脳テントは、前方で前・後床突起に、外側は側頭骨錐体部に、後方は後頭 骨に固定している。
y
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小脳テントの内側は遊離縁となっており、テント切痕を形成している。
y
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軟膜は脳回、脳溝に沿って脳表面を直接被覆している。
y
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くも膜顆粒は上矢状静脈洞部を中心に発達している。
y
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脳梁は終脳である。
y
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視床は終脳である。
n
間脳である
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視床下部は終脳である。
n
間脳である
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大脳半球は終脳である。
y
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内包は終脳である。
y
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大脳の表面は、脳回と脳溝で構成される。
y
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尾状核、被殻、淡蒼球が大脳基底核の主要部分になる。
y
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尾状核と被殻を併せ線条体と呼ぶ。
y
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被殻と淡蒼球を併せレンズ核と呼ぶ。
y
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視床は、第3脳室下壁を形成する灰白質である。
n
視床→視床下部
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【脳梁】左右の大脳半球を結合する神経線維束である。
y
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【脳梁】左右の大脳半球は互いに連絡することはない
n
連絡している
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【脳梁】脳梁膝部、膨大部を通る線維はそれぞれ、左右の前頭葉、後頭葉をつないでいる。
y
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【脳梁】脳梁体部は、運動前野、運動野、感覚野、頭頂葉皮質を結合する。
y
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【脳梁】左右の大脳半球は一体としての機能を有していない。
y
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大脳辺縁系のうち、終脳部分にある組織は、帯状回、海馬傍回、海馬体、扁桃体、___である。
中隔野
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皮質脊髄路は内包の前脚にある。
n
前脚→後脚
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内包は前脚と後脚の2部に分けられる。
n
「膝」もある
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内包は神経線維群である。
y
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視床は第4脳室両側に位置する。
n
第4脳室→第3脳室
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視床は身体の全ての自律神経系の指令センターの機能を担っている。
n
視床→視床下部
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被殻-淡蒼球の組み合わせを何と言う?
レンズ核
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内包・脳梁は灰白質の代表的な線維束である。
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灰白質→白質
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大脳辺縁系にはパペッツ回路とヤコブレフ回路が存在する。
y
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大脳には大脳基底核・オリーブ核などの核が存在する。
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オリーブ脳幹に存在する
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脳幹の背側には錐体路が走っている。
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脳幹には交感神経系の主要経路がある。
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中脳の下丘には視覚反射の中枢がある。
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下丘→上丘
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橋の正中付近には内側縦束が存在する。
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中脳は大脳脚と中脳蓋の2つに部分に分けられる。
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「中脳被蓋」もある
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橋の腹側には第4脳室がある。
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腹側→背側
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橋の正中付近には内側縦束が存在する。
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動眼神経は上直筋を支配する。
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滑車神経は上斜筋を支配する。
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外転神経は外直筋を支配する。
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顔面神経は舌前2/3および軟口蓋の味覚を司る。
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小脳は左右の小脳半球と正中部の虫部からなる。
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高血圧性小脳出血は歯状核付近からの出血が多いとされる。
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小脳の遠心・求心の比は約40:1といわれ、圧倒的に出力が多い。
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出力→入力
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総頚動脈は第6ないし第7頚椎の高さで内頚動脈と外頚動脈に分かれる。
n
第6ないし第7頚椎の高さ→第2ないし第3頚椎の高さ
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右側の総頚動脈は大動脈弓から分かれる。
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大動脈弓→腕頭動脈
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左側の総頚動脈は腕頭動脈から分かれる。
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腕頭動脈→大動脈弓
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椎骨動脈は内頚動脈と外頚動脈に分かれる。
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椎骨動脈→総頸動脈
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中大脳動脈は前大脳動脈とともに外頚動脈の直接の延長である。
n
内頸動脈→外頸動脈
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後大脳動脈末梢の鳥距動脈の閉塞により、対側の同名性半盲が生じる。
y
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前交通動脈は、内頚動脈と後大脳動脈を結んでいる。
n
前交通動脈→後交通動脈
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椎骨動脈は、鎖骨下動脈から分岐し、通常は第6頚椎横突起孔に入り、以後上行して大孔付近で硬膜を貫いて硬膜内に入る。
y
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後交通動脈は前方循環系と後方循環系の連絡路であり、これによりWillis動脈輪が形成される。
y
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中大脳動脈は、前大脳動脈とともに内頚動脈の直接の延長である。
y
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延髄と橋の移行部付近で左右の内頚動脈が合流して脳底動脈となる。
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脳底動脈→椎骨動脈
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外頚動脈は脳梗塞やもやもや病などにおいて、脳への側副血行路となることがある。
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延髄外側症候群は、椎骨動脈本幹または後下小脳動脈から延髄への穿通枝の閉塞によるものである。
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髄液は主として脳室内の脈絡叢で作られる。
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髄液は側脳質から左右一対のMonro孔を通って第3脳室に至る。
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第3脳室から細いMagendie孔を通って第4脳室に入る。
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Magendie孔→中脳水道
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脳室穿刺には側脳室前角または三角部が選ばれる。
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中脳水道の狭窄は水頭症の原因となる。
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脳室系で最も細い通路である。
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脳室系で最も細い通路である。
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脊髄の膨大部は、第5・6頚椎レベルと、第○○胸椎レベルである。
12
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脊髄は灰白質が白質を取り囲んでいる。
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白質が灰白質を取り囲んでいる
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灰白質の前方への突出を前角、後方への突出を後角と呼ぶ。
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後角は体性感覚に関する神経細胞の集合体である。
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前角は骨格筋を支配する運動神経細胞(下位運動ニューロン)の集合である。
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後角には自律神経の神経細胞がある。
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後角→側角
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脊髄視床路は触覚や温痛覚の信号を送っている。
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脊髄オリーブ路は、協調運動の調節にかかわる。
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灰白質の中央に中心管がある。
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医療試験対策