牛のブルセラ病
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2022年08月06日
カード11
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指定
法定伝染病
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病原菌
Brucella melitensis biovar
Abortus(Cow),
Melitensis(Goat and Sheep)
Suis(Pig),
Ovis(Sheep),
Canis(Dog)
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疫学(世界)
地中海・アラビア湾・インド・中南米
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疫学(日本)
定期検査(5年に1回以上)を行い、抗体保有牛を摘発・淘汰。細菌分離は陰性であるから、輸入牛の防疫が重要 ヒトでは1年に数回確認される。
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感染経路
傾向・経皮・交尾・粘膜感染など全ての感染経路で感染が成立する。
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症状(牛)
流産・赴任・乳房炎・精巣炎・関節炎・膿瘍形成など。
雌は妊娠7~8ヵ月(妊娠後期)の流産が多い。
生殖器に紅潮、血様分泌物、流産胎児の皮下および筋膜下に血様漿液性浸潤がみられる
発熱・食欲不信を通常認めないのが特徴。
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症状(その他動物)
流産・精巣炎など。
雌における流産は時期関係なし。
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症状(ヒト)
流産・関節炎・発熱・疲労・鬱状態
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診断(細菌学的)
菌分離(乳汁の場合には5%ウマorウシ血清に1%ブドウ糖添加培地に接種して10%CO?培養。2~4日間)
菌種同定
PCR
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診断(血清学的)
ブルセラ急速凝集反応
ミルクリングテスト
試験管凝集反応・ELISA
CF反応
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予防(疫学が言えれば十分)
定期的な検査(5年に1回以上行い、摘発・淘汰する)
これにより清浄化を行う
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牛のみならず他のブルセラ病についても学ぶことができる。