日本語教育能力検定試験3

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Emma 2024年09月07日 カード76 いいね1

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日本語教育能力検定試験3
  • [h]
    無声声門摩擦音(ハヘホ)
  • [ð]
    有声歯摩擦音(theの子音)
  • 複合名詞の分類
    複合化複合名詞と非複合化複合名詞。 非複合化複合名詞ではアクセントが変わらない。
    (例)整理整頓、消息不明
  • 連声
    前の語の末尾のm/n/tが、後の語の先頭のア・ヤ・ワ行をマ・ナ・タ行の音に変化させること
  • 『上』は何文字?
    指事文字
  • 使役受身形の短縮形が使われないときは?
    話す、直すなど語尾が『―す』の動詞の使役受身形で短縮形は使われない。
  • 取り立て助詞『まで』
    極限
  • 『ておく』の用法
    ① 結果の維持を表す用法(元に戻すことも可能) ② 事前の処置を表す用法(元の状態に戻すことを前提としていない)
  • 『ながら』の用法
    ① 付帯状況
    ② 逆接
  • 『ぶ』の子音が無声音になると?
  • [tɕ]
    無声歯茎硬口蓋破擦音(チ、チャチュチョ)
  • [ʑ]
    有声歯茎硬口蓋摩擦音(ジ、ジャジュジョ)
  • 「古い人」「重い雨」の誤用は何語からの転移か?
    英語。Old people, heavy rainだから。
  • テ形が原因・理由を表すと解釈できるのはいつ?
    従属節か主節のどちらか、または両方が無意志的な出来事の場合。
    (両方意志的な場合は継起となる。)
  • 半母音の表記は?
    ヤ行子音[ j]、ワの子音[w]あるいは[ɰ]
  • 音韻交替
    語中のある音素が、ほかの音素と交替する事。(酒樽、酒屋、白樺)
  • 総記
    その文の焦点となるものを「が」で表示する用法。
    B(具体的な人や物)がAだ。という文。
    AはBだ。という形も取れる。
  • 中立叙述
    文全体を焦点とする「が」の用法。
  • 格助詞「が」は名詞修飾節内において何に言い換え可能?
    『の』。
    例)私が作ったケーキはどこ?
      →私の作ったケーキはどこ?
  • 単義語と多義語
    ・多義語の複数の意味は、互いに関連を持っている。イメージが似ているものを結び付けている。
    ・「明るい」「甘い」のように使用頻度の高い基本的な語には多義語が多い。
    ・科学的な専門用語には、単義語が多い。
  • 機能語
    助詞、接続詞、助動詞など文中や文の間で文法的に機能する語。
  • 相補的対義語
    一方が否定されれば、他方が肯定される対義語。(生と死、表と裏、出席と欠席)
  • 両極的対義語
    AとBが両極的であり、中間段階を持たない対義語。(入会と退会)
  • 連続的対義語
    AとBが両極的ではあるが、中間段階を持つ対義語。(長いと短い)
  • 視点的対義語
    同じ事柄を表すAとBが異なる視点から表現される対義語。(売ると買う、右と左)
  • 「~するそうだ」
    他から聞いた話(伝聞)であることを示す形式。
    例)テストは延期されるそうだ。
  • 「~するだろう」
    推量(確かではないことを予想的に言う)に基づく判断であることを示す形式。
    例)明日は台風が降るだろう。
  • 「~するはずだ」
    何らかの根拠によって、話し手がその事柄の成立を当然視していることを示す形式。
    例)明日はテストだから、彼はこの後勉強するはずだ。
  • 「~するようだ」
    証拠や観察に基づく判断であることを示す形式。
    例)道路がぬれている。雨が降ったようだ。
  • 目標言語調査
    実際に学習者が日本語を使用しなければならない場面でどのような日本語が使用されているのか調べる事。
  • 目標言語使用調査
    学習者や非母語話者がどんな日本語やストラテジーを使っているか調査すること。
  • Plan, Do, See
    教育活動を組織・運営するにあたりこのサイクルに沿って行うという考え方がある。
    優れた教材を効果的、効率的に開発できる。
  • Practices-Products-Perspectives
    3つの視点での文化の捉え方。
    Practices-Productsは見える文化、Perspectivesは見えない文化。
  • 前作業―本作業―後作業
    聴解や読解の授業でよく問われる。
  • 技能シラバス
    技能シラバス
  • 識別力を確認する方法
    成績上位のグループと成績下位のグループの正答率の差から導く。
  • 波及効果
    試験の内容が受験者や教師、教育機関、企業などに与える影響の事。
    例)パフォーマンスのテストがある→もっと会話頑張ろう!
    つまり、学習者の学習意欲に与える影響が含まれる。
    また、テストの出題内容に合わせて教師が指導法を変えることも含まれる。
  • S曲線
    表の左からそれぞれの学習者の正答数だけ升目を数えたところに区切の線を書き入れ、全ての学習者の区切の線と結ぶと出来る線。(S=Student)
  • P曲線
    表の上からそれぞれの設問の正答数だけ升目を数えたところに区切の線を書き入れ、全ての設問の区切の線と結ぶとできる線。(P=Problem)
  • CBI(Content-Based-Instruction)
    言語形式とそれが使われる文脈を切り離さずに捉えて、教育活動を進めていく。
  • イマージョン教育
    カナダのイマージョン教育では、家庭で英語を使う子供たちに対して教科の内容をフランス語で教えた。目標言語の母語話者のクラスに入るわけではない。
    全員が非母語話者のクラスで、理科や数学などの強化を目標言語で学ぶ形態。
  • CLILの4C
    内容Content, 言語Communication, 思考Cognition, 協学Community/Culture
  • 同期型学習のメリットデメリット
    メリット
    ・双方向 
    ・LIVEの臨場感
    デメリット
    ・時間が決まっている 
    ・ネット環境の問題
  • 非同期型学習のメリットデメリット
    メリット
    ・好きな時に、好きなペースで
    デメリット
    ・自らの強い意志が必要
  • ハイフレックス型授業
    対面授業とオンライン授業が提供され、学生が自在に選択することができる授業形態
  • ポリクロニック文化の特徴
    ・時間は常に目の前にたくさんあるものと考える
    ・物事に取り組む計画や順序は考えるが、あくまで目安
    ・一度に複数のことに取り組む
  • モノクロニック文化の特徴
    ・時間を「貴重な資源」であると考える
    ・順序だてて物事に取り組む
    ・一度に一つの事に集中して取り組む
  • 第二言語習得研究の順序は?
    対照分析→誤用分析→中間言語分析
  • 対照分析研究は何の教授法に基づく?
    オーディオリンガルメソッド
  • 誤用分析研究での誤用の捉え方は?(コーダー)
    誤用は回避すべきものではなく、必然的なものであり、誤用によって習得も進む。
  • 『誤用を産出させないように繰り返し機械的な練習を行うことで習得が進む』と考えるのは、何の研究?
    対照分析研究(パターンプラクティス)
  • 習得順序とは?
    複数の異なる文法項目がどの順番で習得されるかを示した順序。
    第二言語習得研究から、幼児と成人のどちらでも母語習得の場合とほぼ同じ習得順序になることが証明された。
    →自然習得順序仮説へと発展。
  • 発達順序
    ある特定の文法項目や構造が完全に習得されるまでにたどる、いくつかの発達段階のこと。
    一度誤りのない言語景色が産出できるようになっても、また誤用を産出する段階に戻り、その後再び正用が産出できるようになるという習得プロセスがあるということが明らかになった。
  • 第二言語習得に与える母語の影響
    ・語の用法のうち学習者が基本的だと感じたものは転移が起こりにくい
    ・母語と目標言語との間に類似点がある項目は転移が起こる
    ・文法形態素は音声や語彙に比べて転移が起こりにくい(例)お父さんの『お』
    ・談話の構成や展開に関することも転移が起こる
  • 文法形態素とは
    基本的に拘束形態素(他の形態素と一緒に使われないといけない形態素)
  • 『ございます』の敬語の分類は?
    丁寧語
  • 『お忙しい』の敬語の分類は?
    尊敬語。
    『お名前』『お忙しい』のように行為ではなくものごとや状態を表す語も尊敬語である。
  • 「お(ご)・・・する」の敬語の分類は?
    謙譲語1
  • グライスの協調の原理
    ・話し手は聞き手にメッセージを理解してもらうために適切に伝えようとする。
    ・つまり、話し手が会話の目的に沿って適切に発話すること。
  • 様式の公理とは?
    分かりやすく言おう。
  • 文脈化
    語彙や文章の文脈における理解。
  • 参加者が発話の順番を交代していくシステムは?
    ターン・テイキング
  • 国際交流基金の活動目的
    世界の全地域で総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関。
    『文化』と『言語』と『対話』を通じて日本と世界をつなぐ場を作り、人々の間に共感や信頼、行為をはぐくんでいく。
  • 海外の日本語学習者数は?
    379万人。そのうち東アジアと東南アジアで8割を占めている。
    中等教育課程の学習者が全体の約半数。
  • インドネシアでは何の教育機関が多い?
    中等教育機関
  • オーストラリアでは何の教育機関が多い?
    初等教育機関
  • 中国では何の教育機関が多い?
    高等教育機関
  • 韓国では何の教育機関が多い?
    中等教育機関
  • LOTE
    オーストラリアでの言語教育政策で、『英語以外の言語』の教育。日本語を含む9つの優先言語。LOTEの中で日本語学習者が一番多い。
  • 米国若手日本語教員派遣事業(J-LEAP)
    ・国際交流基金
    ・米国における日本語学習と日本理解の基盤維持、強化と若者間の交流促進を目的として、米国の小・中学校、高校に若手日本語教員をアシスタントティーチャーとして派遣するプログラム。
    ・チームティーチングや教材作成等の補助業務、周辺地域での日本関連イベントへの協力等を通じて、日米交流の懸け橋とsて、派遣地域の日本語教育や日本文化近いの促進を目指す。
    ・教育経験については問わない
  • 1980年代に始まった日本語教育に関する事業は?
    ・国立大学に日本語教育主専攻および副専攻の学科・仮定を設けた。
    ・日本語教員養成のための標準的な教育内容として、教育内容のガイドラインとされる枠組みを示した。
  • 地域日本語教育コーディネーター
    ・文化庁
    ・2010年
    ・日本語教育の現場で日本語教育プログラムの策定・教室運営・改善を行ったり、日本語教師や日本語学習支援者に対する指導・助言を行うほか、多様な機関との連携・協力を担うもの
  • 教員養成で扱うべき4領域と標準的時間数(単位数)
    ①日本語の構造に関する体系的、具体的な知識(180時間)
    ②日本事情(15時間)
    ③言語学的知識、能力(60時間)
    ④日本語の教授に関する知識・能力(165時間)
  • 平成12年指針(日本語教育のための教員養成について)での課題は?
    ①多様な教育目的や学習者のニーズ等に対応する幅広い教育内容が示されているが、様々な活動分野や役割に応じた資質・能力や教育内容は示されていない。

    ②三つの教育領域、五つの区分とそれに対応する教育内容の例等を示しているが、必ず学習すべき内容が明確に示されていない。

    ③提示以来18年が経過していることから、大学等における教育・研究の進展や社会情勢の変化に対応できていない。
  • 日本語教師の段階は?
    養成、初任、中堅
  • 日本語教育コーディネーターの2つは?
    ①地域日本語教育コーディネーター
    ②主任教員
よく頑張りました
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