-
幽邃
101
ゆうすい
┌景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
┌奥深くて物静かなこと。〈新漢和大字典〉
┌奥深い。〈字通〉
◇漢字ペディア小見出し
●H9-3㈠
-
惻隠
102
そくいん
┌ひしひしといたわしく思う。〈漢字源〉
┌あわれみいたむ心。〈字通〉
┌あわれみ心がいたむこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
綢繆
103
ちゅうびゅう
┌1.巻きつくこと。もつれ合うこと。
└2.結びしばること。〈漢字ペディア〉
┌まつわりつく。びっしりと、ひもをからめてふさぐ。〈漢字源〉
┌1.しっかりとたばねたさま。
├2.奥深いさま。
├3.連続しているさま。
├4.紛糾しているさま。
├5.深い友情。
├6.思いきれない恋心。
└7.女性が結ぶ帯。〈漢辞海〉
★「繆」は、「誤る・間違う」意だと「ビュウ(繆説/紕繆)」と読み、この意と音を用いる熟語が多い。その他の音では「まとう」意だと「リョウ(繆繞)≒繚」、「結ぶ・縊る」意だと「キュウ(繆死)」、穆に通じるときは「ボク」の三項が挙げられるが、いずれも稀有。上記の意と音が反するが例外で「綢繆(チュウビュウ)」は過去頻出の語句なので必修。
◇漢字ペディア大見出し
●H15-3㈠
●H18-1㈠
-
慟哭
104
どうこく
┌身を震わせて大声で泣く。〈漢字源〉
┌ひどく悲しみ、大声をあげて泣くこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
憮然
105
ぶぜん
┌失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。〈大辞泉〉
┌失望や不満でむなしい気持ちになるさま。がっかりしてぼんやりするさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
截然
106
せつぜん
┌1.区別がはっきりしたさま。
└2.切り立っているさま。〈漢字ペディア〉
┌1.整っているさま。
├2.物事の区別のはっきりしているさま。判然。
└3.態度が厳正なさま。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
-
攪拌
107
かくはん
┌かき回すこと。かきまぜること。〈漢字源〉
┌かきまわすこと。かきまぜること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
斟酌
108
しんしゃく
┌1.事情をくみとって、ほどよく処理すること。
├2.条件を照らし合わせて、適当に処理すること。
└3.遠慮すること。〈漢字ペディア〉
┌1.水や酒を酌み交わす。
├2.事情を考え、ほどよくとりはからう。
└3.(国)ひかえめにする。遠慮する。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H5-2㈠
-
明晰
109
めいせき
┌1.明らかではっきりしていること。また、そのさま。
└2.論理学で、概念の外延が明確で他とはっきり区別できること。明白。〈大辞泉〉
┌筋道がとおっていて、はっきりしているさま。≒明白〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
対蹠
110
たいせき
┌あることについて正反対であること。〈漢字源〉
┌足の裏を互いに合わせたように全く反対の位置関係にあること。敵対関係にあること。ある物事と正反対であること。たいしょ。〈日本国語大辞典〉
★「対蹠(タイショ)」は慣用読み。
-
警邏
111
けいら
┌警戒して見回ること。また、その人。〈大辞泉〉
┌非常事態に備えて見回りをすること。また、その人。パトロール。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
絨毯
112
じゅうたん
┌毛織物の一種で、床に敷く物。カーペット。≒絨緞〈漢字ペディア〉
┌床の敷物などに使う厚い毛織物の総称。そのうち、竪機(たてばた)を使った手織りの高級品は緞通(だんつう)とよんで区別し、ふつう、機械織りのものをさす。カーペット。≒絨緞〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H5-1㈠
-
滂沱
113
ぼうだ
┌1.涙がとめどなく流れるさま。
└2.雨が激しく降るさま。〈漢字ペディア〉
┌1.雨の降りしきるさま。
├2.涙がとめどもなく流れ出るさま。
└3.汗・水などが激しく流れ落ちるさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
胡乱
114
うろん
┌あやしげで疑わしいこと。行動などが不審なさま。胡散臭いさま。〈漢字ペディア〉
┌1.正体の怪しく疑わしいこと。また、そのさま。
├2.確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
└3.乱雑であること。また、そのさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H10-3㈠
-
覿面
115
てきめん
┌1.面と向かうこと。まのあたりに見ること。また、そのさま。転じて、まのあたり。目前。
└2.効果・結果・報いなどが即座に現れること。また、そのさま。〈大辞泉〉
┌効果や報いが、すぐに現れるさま。〈漢字ペディア〉
★天罰覿面・・・悪事を働けば、すぐに天罰が現れること。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
絆創膏
116
ばんそうこう
┌硬膏を布などに塗ったもの。消毒ガーゼ付きのものもある。傷口を覆ったり、包帯がずれないようにしたり、あるいは捻挫部位を固定させたりするのに使う。〈大辞泉〉
┌傷口を保護したり傷口につけたガーゼなどを固定したりする、粘着性のある布や紙。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
舐犢
117
しとく
┌親牛が子牛をなめ、愛撫する。〈字通〉
┌親牛が子牛を愛しなめてやること。転じて、親が子をかわいがること。〈日本国語大辞典〉
★舐犢の愛(アイ)…親が子を深く愛すること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア小見出し
●H6-3㈠
-
煌煌
118
こうこう
┌きらきらと光輝くさま。〈漢字源〉
┌きらびやかにかがやくさま。きらきら光ること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
邯鄲
119
かんたん
┌1.カンタン科の昆虫。山地にすむ。体は細長く、淡い黄緑色。雄は「ルルルル」と美しく鳴く。
└2.中国河北省の都市名。昔、都として栄えた。〈漢字ペディア〉
┌1.地名。春秋時代は衛に属し、戦国時代は趙(チョウ)の国都となる。今の河北省邯鄲市の西南にあった。
└2.姓。〈漢辞海〉★邯鄲の夢(ユメ)・・・人の世の栄華がはかないたとえ。〈大辞林〉
◇漢字ペディア大見出し
-
閘門
120
こうもん
┌1.運河・放水路などで、水量を調節するための堰(セキ)。
└2.運河・河川などの、水面に高低差のある場所で、水面を昇降させて船を行き来させるための装置。閘室とよぶ前後を扉で仕切った水面に船を入れ、扉の開閉によって水位を昇降させてのち、一方を開いて船を進める。〈大辞泉〉
┌ときどき開閉して、水を調節したり、舟を通したりする門。水門。また水門の扉。〈新漢和大字典〉
┌運河・河川などで、水量や水面の高さを調節するための水門。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H20-1㈠
-
牛蒡
121
ごぼう
┌キク科の大形二年草。ユーラシア原産。葉は卵心形で柄が長い。茎は高さ1メートル以上になり、夏、頂に淡紫または白色の頭花をつける。根はまっすぐで細長く茶褐色で、食用。種子は漢方で消炎・解熱薬とする。〈大辞林〉
┌キク科の二年草。ヨーロッパ・シベリア原産。葉はハート形で大きい。根は地中に垂直に長く伸びて、食用。「牛蒡」は漢名より。根がウシの尾に似ることから。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
咫尺
122
しせき
┌1.非常に短い距離・長さ。
└2.すぐそばまで近づく。〈漢字源〉
┌1.きわめて近い距離。
├2.貴人に間近で会うこと。
└3.短いこと。簡単なこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H6-1㈠
●H13-1㈠
●H15-2㈠
-
髑髏
123
どくろ
┌風雨にさらされて肉が落ち、むきだしになった頭蓋骨。されこうべ。しゃれこうべ。〈大辞泉〉
┌死人の頭の骨。〈漢辞海〉
┌風雨にさらされてしらけた頭骨。されこうべ。〈日本国語大辞典〉
◇漢字ペディア小見出し
-
耄碌
124
もうろく
┌年をとって心身のはたらきが鈍くなること。おいぼれること。〈大辞林〉
┌(国)年老いて、からだや頭の働きが衰えること。また、そのような人。〈新漢和大字典〉
-
嬋娟
125
せんけん
┌容姿のあでやかで美しいさま。〈大辞泉〉
┌軽やかに身をくねらせるあでやかな女性。転じて、詩では花・月などの美しさを形容するのに用いる。〈漢字源〉
┌あでやかで美しいさま。なよなよとして美しいさま。≒嬋姸〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H6-3㈠
●H8-3㈠
●H14-3㈠
-
舳艫
126
じくろ
┌へさきととも。船首と船尾。〈大辞泉〉
┌船のへさきと、とも。〈字通〉
┌船首と船尾。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-3㈠
●H15-2㈠
-
島嶼
127
とうしょ
┌島。また、大小の島々。〈漢字源〉
┌大小の島々。〈漢辞海〉
-
幫助
128
ほうじょ
┌わきから力を添えて手伝うこと。〈漢字源〉
┌1.力を添えて助けること。
└2.他人の違法な行為の実行を助ける行為。≒従犯〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
微恙
129
びよう
┌軽い病気。〈漢字源〉
┌軽い病気。気分が少しすぐれないこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H14-3㈠
-
悋気
130
りんき
┌(国)男女間のやきもち。〈漢字源〉
┌男女間のやきもち。≒嫉妬、悋惜〈漢字ペディア〉
★悋気は恋(コイ)の命(イノチ)…やきもちは恋している証しである。やきもちをやかないようになったら恋は終わりである。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蹲踞
131
そんきょ
┌1.うずくまること。しゃがむこと。
├2.貴人が通行するとき、両ひざを折ってうずくまり、頭を垂れて行う礼。また、後世、貴人の面前を過ぎるとき、ひざと手を座につけて会釈すること。
└3.相撲や剣道で、つま先立ちで深く腰を下ろし、十分ひざを開き、上体を正した礼の姿勢。〈大辞泉〉
┌≒蹲倨
├1.相撲や剣道で、相対して礼をするときの姿勢。つま先立ちのまま腰をおろし、ひざを開いて姿勢を正した形。
├2.うずくまること。しゃがむこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
縉紳
132
しんしん
┌官位・身分の高い人。転じて、紳士。〈漢字ペディア〉
┌高位・高官・士大夫などを指す。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
●H19-3㈠
●H28-1㈠
-
髣髴
133
ほうふつ
┌≒彷彿
├1.よく似ていること。ありありと思い出すこと。
└2.ぼんやりと見えること。〈漢字ペディア〉
┌≒彷彿、放物、方物、髴髴
├1.ほとんど…のようである。
└2.ほのかなさま。ぼんやりとしたさま。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
-
懺悔
134
ざんげ
┌(仏)過去の過ちを悔い改める。また、悔いて告白する。〈漢字源〉
┌自ら悔い改める。〈字通〉
┌過去に犯した罪を後悔して、神や人に告白すること。〈漢字ペディア〉
┌1.(サンゲ)(仏)罪過を悔いて仏や僧に告白し、許しを請う。
└2.(ザンゲ)キリスト教で、自ら犯した罪過を告白し、悔い改めること。告白。告解。
└3.(ザンゲ)誤りや罪過を自覚して心をひどく痛める。〈漢辞海〉
◇漢字ペディア大見出し
-
看経
135
かんきん
┌1.禅宗などで、声を出さないで経文を読むこと。⇔諷経(フギン)
└2.声を出して経文を読むこと。読経。〈大辞泉〉
┌1.声を出さずに、経文を読むこと。
└2.声を出して経を読むこと。≒読経、誦経〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
豌豆
136
えんどう
┌マメ科の二年草。ヨーロッパ原産。茎は高さ1~3mほどに伸び、先端に巻きひげのある羽状複葉を互生。花は腋生で,赤紫色または白色の蝶形花。豆果は長楕円体で数個の種子がある。蜜豆に入れるアカエンドウやサヤエンドウ・グリーンピースなど、いくつかの系統がある。野良豆。〈大辞林〉
┌マメ科の二年草。葉は羽状複葉で、先端は巻きひげとなる。若いさやと種子は食用。エンドウマメ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
揶揄
137
やゆ
┌からかい、ばかにする。〈漢字源〉
┌からかうこと。ばかにして笑うこと。〈漢字ペディア〉
★「揶揄う/揶う」で「からか-う」とも読む。
◇漢字ペディア大見出し
-
韜晦
138
とうかい
┌1.自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。
└2.身を隠すこと。姿をくらますこと。〈大辞泉〉
┌才能・地位・形跡などをつつみ隠すこと。他人の目をくらまし、わからないようにすること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蝦蟇
139
がま
┌ヒキガエル。〈新漢和大字典〉
┌ひき。ひきがえる。〈字通〉
-
内訌
140
ないこう
┌内部の乱れ。内部の騒ぎ。うちわもめ。内紛。〈大辞泉〉
┌内部でもめること。うちわもめ。≒内紛〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
拉致
141
らち
┌無理に連れ去る。〈新漢和大字典〉
┌いやがる人を無理に連れ去ること。無理に引き連れること。〈漢字ペディア〉
┌ひきつれる。〈字通〉
┌むりやりに連れていくこと。らっち。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H5-2㈠
-
猖獗
142
しょうけつ
┌悪い物事がはびこり、勢いを増すこと。猛威をふるうこと。〈大辞泉〉
┌1.激しく暴れまわっていて、おさえることのできないさま。勢いの盛んなこと。
└2.大荒れしてくつがえる。失敗すること。〈漢字源〉
┌≒猖蹶
├1.悪いものが激しい勢いではびこるさま。猛威をふるうこと。
└2.激しくくつがえること。荒れて失敗すること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
耳朶
143
じだ
┌1.みみたぶ。
└2.みみ。〈大辞泉〉
┌1.耳朶(ミミタブ)に同じ。
└2.みみ。聴覚・平衡感覚をつかさどる器官。〈漢字ペディア〉
★耳朶に触(フ)れる…耳にはいる。聞き及ぶ。聞こえる。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H13-3㈠
●H16-2㈠
-
辺鄙
144
へんぴ
┌都会から離れていて不便なこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
┌1.都から離れた土地。片田舎。
└2.ひらけていない土地。不便な土地。〈漢字源〉
┌都会から遠く離れ、開けていない不便な土地。かたいなか。≒辺地、辺土、辺陬〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
閻魔
145
えんま
┌死者の生前の罪を裁き、罰するという地獄の王。閻魔大王〈漢字ペディア〉
┌(仏)幽冥界を支配し、人の生前の罪をあばき、罰を加える王。地獄王。ヤマ神。〈漢辞海〉
★抹香(マッコウ)嘗(ナ)めた閻魔のよう…渋い顔をするさま。不愛想な顔つきのたとえ。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
艨艟
146
もうどう
┌軍艦。堅固で細長く、敵船中に突入するのに用いたものをいった。もうしょう。〈大辞泉〉
┌軍船。軍艦。いくさぶね。艟艨。〈大辞林〉
┌いくさぶね。敵の船に突き当たって壊す、頑丈なつくりの軍用船。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
剽軽
147
ひょうきん
┌明るく滑稽(コッケイ)なさま。また、その言動や人。〈漢字ペディア〉
┌気軽でおどけた感じのすること。また、そのさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
-
酩酊
148
めいてい
┌ひどく酒に酔うこと。〈大辞泉〉
┌酒を飲んでひどく酔うこと。≒大酔、泥酔〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
怪訝
149
けげん
┌理由・事情がわからず合点がいかないこと。あやしみ、いぶかしく思うこと。〈漢字ペディア〉
┌不思議で納得がいかないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
★「訝(ゲン)」は慣用音。
●H4-1㈠
-
軽躁
150
けいそう
┌軽はずみに騒ぐこと。考えがあさはかなこと。〈漢字ペディア〉
┌落ち着きがなく騒がしいこと。思慮が浅く軽はずみなこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
緞帳
151
どんちょう
┌1.(国)緞子(ドンス)で作った幕。
└2.巻いてあげさげするようにした垂れ幕。また、下等の芝居小屋に用いたので、転じて、低級な芝居。また、へたな役者。〈漢字源〉
┌1.厚地の織物でつくった模様入りの布。帳(トバリ)などに用いる。
├2.劇場の舞台と観客席とを仕切る垂れ幕。厚地に絵や刺繍などを施した幕で、上下に開閉する。緞帳幕。
└3.「緞帳芝居」「緞帳役者」の略。〈大辞泉〉
┌1.刺繡(シシュウ)で模様をあしらった厚地の布。仕切りなどに用いる。
└2.劇場で、巻いて上げ下ろしする厚地の幕。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H11-2㈠
-
眈眈
152
たんたん
┌鋭い目つきで獲物をねらうさま。また、野心をもって機会を狙うさま。〈大辞泉〉
┌1.見おろすさま。欲深く狙い視るさま。
└2.奥深いさま。〈漢字源〉
┌鋭い目つきでねらい見るさま。すきあらばとねらうさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
朴訥
153
ぼくとつ
┌質朴で訥弁(トツベン:くちべた)朴訥であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
┌口数が少なく飾り気のないこと。≒木訥〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
玻璃
154
はり
┌1.仏教で、七宝の一。水晶のこと。
├2.ガラスの異称。
└3.火山岩中に含まれる非結晶質の物質。〈大辞泉〉
┌天然ガラス。また、仏教で、七宝の一つである水晶のこと。〈漢字源〉
┌1.仏七宝の一つ。水晶。梵語(ボンゴ)の音訳による語。
└2.ガラスの別称。〈漢字ペディア〉
★瑠璃(ルリ)も玻璃も照(テ)らせば光(ヒカ)る…すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
躊躇
155
ちゅうちょ
┌1.ためらって、行きなやむ。また、物事を進めかねてためらう。
└2.あわてない。ゆったりとする。〈新漢和大字典〉
┌あれこれ迷って決心できないこと。ためらうこと。〈大辞泉〉
┌決心がつかず迷うこと。ぐずぐずと、ためらうこと。〈漢字ペディア〉
★「躊躇う/躊う」で「ためら-う」とも読む。
◇漢字ペディア大見出し
-
茶筅
156
ちゃせん
┌≒茶筌
├1.抹茶に湯を注ぎ、かき回して茶をたてる竹製の道具。
└2.「茶筅髪」の略。後ろに束ねてひもで結び、先を茶筅のようにした髪の結い方。男子は中世から、女子は江戸時代に普及した。〈漢字ペディア〉
┌1.抹茶をたてるとき、かきまわして泡を立てたり、練ったりする竹製の具。9センチくらいの竹筒の半分以上を細く割って穂とし、その末端を少し内に曲げたもの。煤竹(ススダケ)・白竹・紫竹・青竹などを用いる。
└2.「茶筅髪(チャセンガミ)」の略。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
粗鬆
157
そしょう
┌こまやかでないこと。大ざっぱであらいこと。また、そのさま。〈大辞林〉
┌おおざっぱであらいこと。きめがあらく、ざらざらしていること。〈漢字ペディア〉
★「骨"粗鬆"症(こつそしょうしょう)」
◇漢字ペディア大見出し
-
琥珀
158
こはく
┌1.地質時代の樹脂が地中で化石になったもの。ふつうは黄褐色で透明。装飾品に用いる。
└2.「琥珀織」の略。平織で横にうねを表した絹織物。着物の帯などに用いる。〈漢字ペディア〉
┌宝石の一つ。太古の松やになど樹脂の化石。黄色で透明または半透明のものが多い。〈漢字源〉
★琥珀は腐芥(フカイ)を取(ト)らず…廉潔の人は、不義・不正を身に近づけたりはしないということのたとえ。琥珀はちりを吸いつけるが、くさったごみまでは吸いつけないという意から。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
嘖嘖
159
さくさく
┌やかましくいう。〈字通〉
┌人々が口々に言いはやすさま。しきりに言うさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H18-1㈠
●H20-1㈠
●H22-2㈠
-
迂闊
160
うかつ
┌1.間が抜けて実際の役に立たない。
└2.(国)うっかりする。不注意である。〈漢字源〉
┌1.うっかりしていて心の行き届かないこと。また、そのさま。
└2.回り遠くて実情にそぐわないこと。実際の役に立たないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
┌注意力が足りずに、うっかりしているさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
不埒
161
ふらち
┌具人の道や法にはずれること。≒不届き〈漢字ペディア〉
┌1.道理にはずれていて、けしからぬこと。また、そのさま。ふとどき。
└2.要領を得ないこと。埒のあかないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蛇蠍
162
だかつ
┌へびとさそり。人の恐れ嫌うもののたとえ。〈大辞林〉
┌へびとさそり。人が恐れ嫌うもののたとえ。〈大辞泉〉
┌へびと、さそり。おそれ嫌われるもの。〈字通〉
┌ヘビとサソリ。人がひどく恐れ、嫌うもののたとえ。≒蛇蝎〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
貘
163
ばく
≒獏
1.奇蹄目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水に入って敵から逃がれる。マレーバク・アメリカバクなど4種がある。
2.中国の想像上の動物。形はクマに、鼻は象に、目はサイに、脚はトラに、尾は牛に似て、人の悪夢を食うといわれ、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。〈大辞泉〉
●H23-1㈠
-
闊達
164
かったつ
┌心が広く、物事にこだわらないようす。≒豁達〈漢字ペディア〉
┌気持ちが大きく、小さなもの事にこだわらない。≒豁達〈漢字源〉
★自由闊達…心がおおらかで,物事にこだわらないこと。また、そのさま。〈大辞林〉
◇漢字ペディア大見出し
-
嫋嫋
165
じょうじょう
┌1.なよなよとしなやかなさま。
└2.とぎれそうでとぎれず、細く長く続くものの形容。笛や風の音など。〈漢字源〉
┌1.しなやかなさま。
├2.風がそよそよと吹くようす。
└3.音声が細く長く続くさま。〈漢字ペディア〉
★余韻(ヨイン)嫋嫋…音が鳴りやんでもなお残る響きが、細く長く続くさま。詩文の表現の背後に感じられる趣や、事が終わったあとに残る風情などのたとえ。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
●H16-1㈠
-
齧歯
166
げっし
★齧歯類(ルイ)…齧歯目の哺乳動物の総称。ネズミ・ウサギ・リスなど犬歯をもたず前歯(門歯)の発達したものの分類名。〈漢字ペディア〉
●H6-1㈠
●H16-3㈠
●H19-2㈠
-
獏
167
ばく
≒貘
1.奇蹄目バク科の哺乳類の総称。ずんぐりした体形で尾は短い。鼻と上唇が合わさって伸び、象の原型を思わせる。前肢に4指、後肢に3指あり、ひづめをもつ。森林や水辺のやぶにすみ、草食性で、水に入って敵から逃がれる。マレーバク・アメリカバクなど4種がある。
2.中国の想像上の動物。形はクマに、鼻は象に、目はサイに、脚はトラに、尾は牛に似て、人の悪夢を食うといわれ、その皮を敷いて寝ると邪気を避けるという。〈大辞泉〉
-
睚眥
168
がいさい
┌目にかどをたてて、人をにらむこと。目くじらをたてること。〈漢字源〉
┌ちょっとにらむこと。憎らしそうににらむこと。〈漢字ペディア〉
★睚眥の怨(ウラ)み…ほんのわずかなうらみ。ちょっとにらまれた程度のうらみの意から。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-3㈠
●H13-3㈠
-
恍惚
169
こうこつ
┌1.ぼんやりとして見定めにくいさま。
└2.あるものに気を取られてうっとりするさま。また、ぼんやりするさま。〈漢字源〉
┌1.うっとりして我を忘れるさま。≒恍然
└2.頭のはたらきが鈍って判断力や理解力が劣るさま。特に、老年になってぼけた状態にいう。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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蠕動
170
ぜんどう
┌1.ミミズなどの虫が身をくねらせてうごめきながら進むこと。また一般に、うごめくこと。
└2.筋肉の収縮波が徐々に移行する型の運動。消化管壁が食物を送る運動などにみられる。蠕動運動。〈大辞泉〉
┌1.虫がうごめくこと。
└2.少しずつ静かに動くこと。〈新漢和大字典〉
┌うごめく。〈字通〉
┌1.うごめくこと。虫が動くこと。≒蠢動
└2.筋肉が収縮してできる波が徐々に動いていく運動。消化器官などに見られる。蠕動運動。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-1㈠
-
瓔珞
171
ようらく
┌宝石を連ねて仏像の頭・首・胸などを飾るもの。寺院内の天蓋(テンガイ)の装飾にも用いる。〈漢字ペディア〉
┌珠の首飾り。仏像に用いる。〈字通〉
┌珠玉をつないでつくった首飾り。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H13-2㈠
-
阿闍梨
172
あじゃり
┌1.徳が高く、弟子を教え導くことのできる僧。
└2.天台宗・真言宗での僧の位。〈漢字ペディア〉
┌1.仏語で、衆僧を教え導き、その模範たるべき高僧の敬称。
└2.(国)天台宗・真言宗の僧位。〈漢辞海〉
┌1.弟子たちの模範となる高僧の敬称。
├2.密教で、修行を完了し、伝法灌頂(デンポウカンジョウ)を受けた僧。また、伝法灌頂の職位を受けた、天台宗・真言宗の僧。
└3.勅旨によって修せられる法会を執行する僧。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
-
慫慂
173
しょうよう
┌そうするように誘って、しきりに勧めること。〈大辞泉〉
┌そばから誘いすすめること。また、すすめそそのかすこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H12-1㈠
●H17-1㈠
●H25-3㈠
-
懊悩
174
おうのう
┌心の底から深く悩む。≒苦悩〈漢字源〉
┌心の奥で、悩みもだえること。≒煩悶、苦悩〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H8-1㈠
-
端倪
175
たんげい
┌1.物事のはじめと終わり。
└2.物事のなりゆきをおしはかること。推測すること〈漢字ペディア〉
┌1.物事の初めと終わり。事の始終。
└2.物事の本と末、終わりと始めを推しはかること。あらかじめ予想すること。推測。〈大辞泉〉
★端倪すべからず…物事の規模がどれほどなのか、おしはかれないこと。人格の大きいことなどにいう。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
琺琅
176
ほうろう
┌金属器や陶磁器の表面に、さび止めや飾りとして焼き付ける釉(ウワグスリ)。また、焼きつけたもの。瀬戸引き・七宝焼など。〈漢字ペディア〉
┌珪石(ケイセキ)・石灰・長石・粘土・ソーダなどをとかしてつくる白色不透明のガラス質の物質。エナメル器物のうわぐすりとし、金属がさびるのを防ぎ、また装飾とする。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
-
蕁麻疹
177
じんましん
┌皮膚がかゆくなり、一時的に赤くはれあがる急性の皮膚病。アレルギーが原因で起こる。〈漢字ペディア〉
┌急にかゆくなって平たい紅色の浮腫(フシュ)を生じる発疹(ホッシン)。漆などの植物や鯖・卵などの食品、また、寒冷刺激などによって起こり、数分から数時間で消失する。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
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倥偬
178
こうそう
┌1.忙しくてあわただしいさま。
└2.うろたえるさま。〈漢字源〉
┌あわただしいさま。いそがしいさま。せわしないさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H14-3㈠
●H18-1㈠
-
瑇瑁
179
たいまい
┌熱帯の海にすむかめの一種。その甲羅は黒くつやがあり、鼈甲と呼ばれ、装飾品の材料とする。〈漢字源〉
┌ウミガメ科のカメ。熱帯・亜熱帯の海にすむ。甲羅の長さは約一メートル。甲羅を鼈甲(ベッコウ)細工の材料にする。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H18-3㈠
●H20-3㈠
●H23-2㈠
-
芍薬
180
しゃくやく
┌草の名。ボタン科の多年草。〈新漢和大字典〉
┌しゃくやく。〈字通〉
┌キンポウゲ科の多年草。アジア北東部原産。初夏、茎頂にボタンに似た大形で美しい紅・白色の花を開く。観賞用。根は薬用。〈漢字ペディア〉
★立(タ)てば芍薬座(スワ)れば牡丹(ボタン)歩(アル)く姿(スガタ)は百合(ユリ)の花(ハナ)…立っても座っても、また歩いても、姿が艶やかで魅力的な美人の形容。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
◇漢字ペディア大見出し
-
昇汞
181
しょうこう
┌塩化第二水銀の別称。無色透明で針状の結晶。猛毒。染色・消毒・写真材料などに用いる。〈漢字ペディア〉
┌塩化水銀(Ⅱ)のこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H5-2㈠
●H10-1㈠
●H15-2㈠
●H27-3㈠
-
睥睨
182
へいげい
┌1.横目でにらむこと。流し目で見ること。
└2.城壁のくぼみから敵情をのぞき見ること。転じて、周囲をにらみつけて勢いを示すこと。〈漢字ペディア〉
┌1.よこめでにらむ。
├2.城壁のくぼみから敵情をのぞき見ること。
└3.馬車で、上の屋根を支えるさお。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H29-3㈠
-
招聘
183
しょうへい
礼をつくして、丁重にまねくこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
熱鬧
184
ねっとう
┌多数の人で混雑し、騒がしいこと。〈漢字ペディア〉
┌人が込みあって騒がしいこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H6-2㈠
●H17-2㈠
●H30-3㈠
-
垂涎
185
すいぜん
┌1.よだれをたらす。
└2.非常にうらやましがること。〈漢字源〉
┌ほしくてたまらぬ。〈字通〉
┌1.食べたくてよだれをたらすこと。
├2.非常にほしがること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
-
闖入
186
ちんにゅう
┌突然、無断で入り込むこと。〈大辞泉〉
┌突然、無断で入りこんでくること。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H6-3㈠
●H15-1㈠
-
瑪瑙
187
めのう
石英などの結晶の混合物。紅・緑・白などの美しいしま模様があり、装飾品などに用いられる。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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軋轢
188
あつれき
┌関係が悪くなること。仲がこじれること。不和。〈漢字ペディア〉
┌仲が悪くなること。〈大辞泉〉
┌1.車輪がすれあってきしる。
└2.きしみあい。つぶしあい。不和になる。反目する。人と人との間の仲たがい。〈新漢和大字典〉
◇漢字ペディア大見出し
●H4-1㈠
●H6-3㈠
-
匍匐
189
ほふく
┌1.地面や床上に身をふせて手足を動かす。はらばう。
└2.はらばってでもかけつける。一生懸命に力を尽くすさまのたとえ。〈漢字源〉
┌腹ばうこと。また、腹ばいになって進むこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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闡明
190
せんめい
┌はっきりしない道理などを明らかにすること。〈漢字ペディア〉
┌明瞭でなかった道理や意義を明らかにすること。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
●H4-1㈠
●H9-2㈠
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咆哮
191
ほうこう
┌猛獣などが、ほえたけること。また、その声〈大辞泉〉
┌猛獣などが、たけりほえること。また、その声。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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罵詈
192
ばり
┌口汚くののしること。また、その言葉。ののしり。〈大辞泉〉
┌ののしること。悪口を言うこと。〈漢字ペディア〉
★罵詈讒謗(サンボウ)・・・悪口の限りを言い、手ひどくののしること。また、その言葉。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
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指嗾
193
しそう
┌さしずして、そそのかす。けしかける。〈漢字源〉
┌人をそそのかすこと。けしかけること。≒使嗾、教唆〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H9-2㈠
●H14-3㈠
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開闢
194
かいびゃく
┌1.天と地が初めてできた時。世界の始まりの時。
├2.信仰の地としての山を開き、あるいは初めて寺院などをつくること。また、その人。開山。
└3.荒れ地などが切り開かれること。〈大辞泉〉
┌1.天地が開いた始まり。この世の始まり。≒創世
└2.物事の始まり。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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屹度
195
きっと
┌1.(国)たしかに。必ず。
└2.厳重に。〈漢字源〉
┌≒急度
├1.必ず。確かに。
└2.きびしく。きっぱりと。表情に強い感情を表すさま。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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瞋恚
196
しんい
┌1.(仏)三毒・十悪の一。怒り・憎しみ・怨みなどの憎悪の感情。
└2.怒り恨むこと。腹立ち。いかり。〈大辞林〉
┌1.(仏)自分の心に反するものを怒り恨む。
└2.目をむいて怒る。〈漢字源〉
┌1.はげしく怒ること。≒瞋怒
└2.(仏)貪欲(トンヨク)・愚痴とともに三毒の一つ。自分の心に反するものをはげしく怒り、恨むこと。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
●H11-1㈠
●H13-3㈠
●H20-2㈠
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箏曲
197
そうきょく
┌箏(コト)で奏する音楽。〈漢字源〉
┌ことを演奏する楽曲。ことで伴奏する声楽曲と、ことと他の楽器とを合わせた器楽曲がある。〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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彷徨
198
ほうこう
┌あてもなくさまよい歩くこと。〈漢字ペディア〉
┌当てもなく歩き回ること。さまようこと。〈大辞泉〉
◇漢字ペディア大見出し
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旱魃
199
かんばつ
┌ひでり。特に、農作物に必要な雨が長い間降らないこと。〈大辞泉〉
┌長い期間雨が降らず、水がかれてしまうこと。ひでり。≒干天〈漢字ペディア〉
◇漢字ペディア大見出し
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捏造
200
ねつぞう
┌事実でないことを事実らしく作ること。〈漢字ペディア〉
┌1.土などをこねまわして、形だけにせた物を作ること。
└2.事実でない事柄を事実のように作り上げる。でっちあげる。〈漢字源〉
◇漢字ペディア大見出し
●H5-2㈠
-
#漢検1級 #音読み