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SDXC
2009年に策定された規格で、ファイルシステムにexFATを採用することで記憶容量の上限を2Tバイトまで引き上げたものです。また標準サイズのほかにMicroSDXCという小さいタイプもあります。
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ECC
誤り訂正符号としてハミング符号や垂直水平パリティを用いることで、記録内容に発生した誤りを検知・自動訂正できる誤り制御方式です。また、この機能を搭載したメモリをECCメモリといいます。
通常のメモリでも誤り発生回数は5回/年程度に抑えられているので、家庭用や一般ビジネス向けではほぼ必要ありません。ECCメモリが必要なケースと言えるのは信頼性が極めて重要となるシステムです。例えば、長時間にわたりミスの許されない計算が求められ、誤りの発生が重大な事態に繋がりかねない学術的分野のシステムなどが挙げられます。
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IrDA
携帯電話のアドレス帳などのデータ交換を行う場合に使用される赤外線を使って無線通信をする技術です。通信可能範囲は30cm~2m程度と狭く、固い壁で隔てられた場所同士の通信は行うことはできません。
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USB
周辺機器接続のためのインターフェイスです。シリアルバス規格.
ハブを使うことで最大127台まで接続可能、ホットプラグ・プラグアンドプレイが可能、バスパワー方式に対応しており小電力のデバイスならコードを介して電源供給が可能なことなどが挙げられます。
データ転送モードには、キーボードやマウスなど、高速な通信が必要ない周辺機器に用いるロースピードモード(1.5Mbps)、スキャナやプリンタなどの通信速度が要求される周辺機器に用いられるフルスピードモード(12Mbps)、磁気ディスクなどを扱うときに用いられるハイスピードモード(480Mbps)の3つ※があり、それぞれの機器に応じた転送速度を扱えます。
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IEEE1394
音声や映像など,リアルタイム性の必要なデータ転送に適した高速な転送方式を採用しており,FireWireとも呼ばれている。
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デイジーチェーン接続
パラレル転送規格のSCSI(スカジー)などで用いられる接続方法で、「PC-周辺機器-周辺機器」というように、PCを起点として複数の周辺機器を直列で(数珠つなぎのように)接続する方法です。
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フォーマット処理
記録メディアをコンピュータなどの機器で利用可能にするために初期化(イニシャライズ)することをいいます。
フォーマット処理は、物理フォーマットと論理フォーマットの2つの工程に分けることができます。
物理フォーマット
記録メディアやハードディスクに記録されているすべてのデータを「00」や規定のパターンで上書きすることで初期化を行う処理。
論理フォーマット
物理フォーマット後の記録媒体に、パーティションやファイルシステムのための必要なデータを書き込む処理。
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メモリ管理ユニット(MMU:Memory Management Unit)
仮想記憶のページング処理を高速に行う
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USB3.0
現在最も普及している周辺機器接続のためのシリアルインターフェイスのバージョン3に当たる規格です。
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パイプライン制御
CPUで処理される1命令を、命令読出し(フェッチ)、解読(デコード)、アドレス計算、オペランド呼出し、実行 というような複数のステージに分け、各ステージを少しずつずらしながら独立した処理機構で並列に実行することで、処理時間全体を短縮させる技法です。
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USB(Universal Serial Bus)の各転送モード
アイソクロナス転送
伝送路の負荷が高い状態でも特定の通信に対して必ず一定の転送量を確保する方式。音声や動画の再生など、途切れ途切れになっては困るデータの転送に用いられる。
インタラプト転送
一定間隔でデータを転送するためのもので、キーボードやマウスなどの接続で使用される。
コントロール転送
接続されたデバイスを設定・制御するときのデータ通信の際に使用される。
バルク転送
ある程度まとまった大量のデータを非周期的に転送するためのもので、補助記憶装置やスキャナなどのデータ転送に使用される。
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有機EL
電圧を加えると自ら発光するのでバックライトが不要なディスプレイであり,低電圧駆動,低消費電力を特徴とするもの
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スーパースカラ
CPU内部に複数のパイプラインを用意して、パイプラインの各ステージを並列に実行することで処理を高速化する手法です。
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スーパーパイプライン
各ステージを細かく分割して、パイプラインの動作効率をさらにあげる
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MTBF
平均故障間隔(Mean Time Between Failures)
システムが故障してから次に故障するまでの平均時間。大きいほど信用に足るシステム
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MTTR
平均修理時間(Mean Time To Repair)
システムが故障して修理に要する平均時間。
小さいほど保守性が高いシステム
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スループット
システムで単位時間当たりに処理される仕事の量を表します。データ処理におけるスループットには、コンピュータに搭載されるCPUのクロック周波数やハードディスクの回転速度、OSなど、様々な要因が影響し、システムのパフォーマンスの評価基準となります。
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クラウドサービス 三種類
SaaS (Software as a Service)、PaaS (Platform as a Service)、IaaS (Infrastructure as a Service)
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SaaS (Software as a Service)
サービス提供事業者はアプリケーション以下を提供する。利用者は機能を使い、アプリケーションにおける設定可能範囲内でカスタマイズが可能
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PaaS (Platform as a Service)
サービス提供事業者は開発環境などのミドルウェア以下を提供する。利用者は用意したアプリケーションをミドルウェア上で稼働させる。ミドルウェアにおける設定(カスタマイズ
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IaaS (Infrastructure as a Service)
1. サービス提供事業者はOS以下を提供する。利用者はミドルウェア以上を自前で用意し、OSにおける設定(カスタマイズ)が可能。
2. サービス提供事業者はハードウェアおよびネットワークを提供する。利用者はOS以上を用意する。
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シンクライアントシステム
サーバー側でほとんどの処理を行い、クライアント側では必要最低限の処理しか行わないシステムのこと
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ホットサイト
障害発生時にできるだけ短時間にサービスが再開できるように日常から本システムと同じものを稼働させておき、非常事態が起きたときにすばやく業務を引き継ぐ方式。常に本システムのデータとの同期が行われており、障害発生時に直ぐにその施設でシステムを運用できる体制になっている。
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ウォームサイト
施設内に本システムと同じものを全部(あるいは部分的に)設置しておくが、業務システムを起動させない状態で待機させておく方式。障害発生後に追加の機器やデータおよびプログラム媒体を搬入してから予備系システムを立ち上げて処理を引き継ぐ。
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クライアントサーバーシステムにおけるRPCの説明
RPC(Remote Procedure Call)は、Remote(遠く隔たった),Procedure(手続き),Call(呼び出し)の言葉の意味通り、実行中のプログラムと別のアドレス空間(通常は共有ネットワーク上の別のコンピュータ)にあるサブルーチンや手続きを実行することを可能にする技術です。
プログラムの通信方式の一つで処理の一部分を他のコンピューターにまかせる。
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フォールトトレラントシステム
システムの構成要素に冗長性を導入し、一部に故障が発生してもシステム全体としての必要な機能を維持させようとする考え方で設計されたシステムです。
実現する方法としては無停電電源装置の導入や構成機器の二重化などがあります。
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コールドサイト
コンピュータシステムを設置できる施設だけを確保しておき、障害発生時にはそこに機材などを搬入してバックアップセンタとして機能させる方式。障害発生後にシステムの導入とデータの復旧を行って業務を引き継ぐ。
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webアプリケーションサーバー
表示用のHTML文書を動的に生成する
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ストアドプロシージャ
クライアントサーバシステムにおいて,利用頻度の高い命令群をあらかじめサーバ上のDBMSに格納しておくことによって,クライアントサーバ間のネットワーク負荷を軽減する仕組み
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スケールアップ
サーバを構成する各処理装置をより性能の高いものに交換したり,プロセッサの数などを増やすことでサーバ当たりの処理能力を向上させる
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スケールアウト
接続されるサーバの台数を増やすことでサーバ群全体としての処理能力や可用性を向上させる
同等の性能アップであればスケールアップよりも低コストであることが多い
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情報提供依頼(RFI)
Request for information
ユーザー要件を満たすために、今の状況で利用可能な技術・製品・導入実績など実現手段に関する情報提供をベンダ企業に依頼する文章
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提案依頼書(RFP)
Request for proposal
発注元が情報システムやITサービスなどを調達する際に発注先ベンダ企業に具体的なシステムの提案を依頼したもの
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CSR
(Corporate Social Responsibility)
起業が本来の活動とは別に社会の一員として社会的責任を果たすこと
→省エネや資源の利用など
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DFD
Data Flow Diagramu
業務中のデータの流れと処理の関連に注目し視覚的に表したもの。
データがどこから発生してどのように処理されてどこで吸収されるかを記号であらわす。
機能情報関連図
〇 →プロセス
□ →データの源泉と吸収
= →データストア
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E-R図
Entity Relationship Diagram
データの構造を実体と実体間の関連という概念を用いて視覚的に表したもの。
実体関連ダイアグラムともいう
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UML
Unified Modeling Language
UMLはオブジェクト指向によるシステム開発で利用され分析~設計、実装テストまでを統一した図を用いた表記法
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シーケンス図
オブジェクト間のメッセージの流れを時系列に沿って表した図です
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エンタープライズアーキテクチャ(EA)
組織全体の業務とシステムを統一的な手法でモデル化し、業務とシステムを同時に改善することを目的とした、業務とシステムの最適化手法である
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プロトタイプモデル
短期間で暫定的に動作する試作品を作り、利用者にテストしてもらい修正を繰り返しながら使用を確定していく手法
初期段階での試作により、ユーザーインターフェースの確定や応答性などの性能評価を行う
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スパイラルモデル
大規模システムを構築する際に独立性の高い部分ごとに設計、プログラム、テストの開発工程を繰り返しながら完成度を高めていく手法
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アジャイル
短期間で動作するプログラムを開発するという作業を反復させて利用者の要求を取り入れながら段階的にシステム全体を完成させていく
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XP
Extreme Programing
はアジャイル開発手法の一つであり、コーディングの前にテスト用のプログラムを作るテストファースト、二人組で協力するペアプログラミング、リリース済みのプログラムを改善するリファクタリングなどの実践が特徴
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リバースエンジニアリング
プログラムから仕様書を作成する
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値呼び出し
メインプログラムからサブルーチンへの処理に使われる引数。実引数から仮引数へ値のコピーを渡す。
別の変数の記憶域が確保されるために仮引数を変更しても実引数の値は変わらない。
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参照呼出し
実引数から仮引数へ値が格納されているアドレスを渡す。変数の記憶域が共有されるため仮引数を変更されると実引数の値は変わる
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シーケンス図
オブジェクト間のメッセージのやり取りを表現する
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ああああああああ!