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医療計画とは?
二次, 三次医療圏を対象にしている,一次医療圏(外来)は対象外. (5疾病→脳卒中,心血管疾患,糖尿病,がん,精神疾患 )(5事業→救急,災害,僻地,周産期,小児救急)
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地域医療支援病院とは
知事が承認,
紹介患者への医療提供(紹介率80%以上)と救急医療の提供,
研修,
200床以上
特定機能病院は厚労大臣
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救命救急士の特定行為
気管挿管(アナフィラキシーでは使えない),
アドレナリン静注,
乳酸リンゲル点滴(ルート確保もできる),
ブドウ糖輸液(血糖測定も可能)
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地域医療構想(2025年問題)とは何か?
都道府県が策定,二次医療圏(入院はベッドの話), 地域での在宅医療と介護(地域包括ケアシステムの構築,単位は日常生活圏)
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訪問診療と往診の違いは?
訪問診療:計画的に行う在宅医療 往診:臨時の出張診療
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施設サービスについて2つ以上,説明せよ
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム):要介護3以上(ただし要支援者や被虐待高齢者のショートステイ先になることもある),リハビリなし,家庭復帰なし
介護老人保健施設:リハビリで家庭復帰が目的 介護医療院:長期の医学的管理と介護,終末医療
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居宅サービスを2つ以上,説明せよ
訪問介護,看護,リハ:自宅に来てもらう
通所介護(デイサービス):入浴,食事の介助,レクリエーション
通所リハ(デイケア):リハビリ
短期入所(ショートステイ):家族の介護疲れなどにより短期的に入所する
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地域密着型サービスとは何か?
介護が必要になっても住み慣れた地域で生活が継続できるようにサービスを提供する. グループホーム,小規模多機能型居宅介護サービス,定期巡回・随時対応型訪問介護看護などがある.
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サービス付き高齢者住宅
安否確認や生活相談サービスなどを受けられる賃貸住宅(高齢者住まい法)
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地域包括ケアシステム
住み慣れた地域で生活が継続できるように,住居・医療・介護・予防・生活支援が提供される.日常生活圏内(中学校区)をサービス提供範囲とする
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地域包括支援センターの仕事内容と職種は何か?
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介護保険の被保険者の条件と第二被保険者において要件となる疾患を5つ以上あげよ
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主治医意見書に医者が記入する日常生活自立度を説明せよ
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日常生活動作(ADL)には何があるか
移動,排泄,入浴,食事,整髪,更衣
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手段的日常生活動作(IADL)
交通機関利用,買い物,金銭管理,服薬管理,電話,洗濯,調理
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保健所の業務14個
地域保健,保健師,公共医療事業,医療監視(医療法),感染症(感染症法),精神保健,歯科保健,難病,母子・老人の保健,食品の衛生(食品衛生法),住宅・水道の環境衛生,衛生上の試験,人口動態
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高齢者総合機能評価 CGA7
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市町村保健センターの業務5つ
地域母子・老人保健の拠点,健康審査,健康相談,保健指導,家庭訪問
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周産期死亡はいつからいつまでか
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精神保健福祉センターと精神医療審査会の役割の違いは? どちらも精神保健福祉法
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産業医の設置義務と役割は?
常時50人以上の労働者がいる事業主は選任義務あり,選任したら労働基準監督署に報告.健康管理,作業管理,作業環境管理,衛生管理が仕事.月1以上巡視.
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衛生委員会の設置義務と役割は?
常時50人以上の労働者がいる事業主は設置義務あり,労災防止や健康増進について話される.月1以上巡視.衛生管理者は週1でオッケー.
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過重労働者のストレスチェックについて
50人以上の労働者がいる事業者は,年に1回労働者のストレスチェックが義務.時間外労働が80時間超の労働者は希望により,面接を受けられる.
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妊婦健診,乳幼児検診(母子健康法)はどこがやってるか
市町村
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就学時検診(学校保健安全法)はどこがやってるか
教育委員会
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一般検診(労働安全衛生法)はどこがやってるか
事業者
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健康診査,がん検診(健康増進法)はどこがやってるか
市町村
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特定健康診査(高齢者医療確保法)はどこがやってるか
保険者
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タバコが予防的に働く疾患は?
潰瘍性大腸炎とパーキンソン病
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CAGEテストとは?
C:Cut down→自分で「少しアルコールが過ぎるな.」と思ったことがありますか.
A:Annoyed by criticism→「もう少し酒を控えたほうがいいのでは.」と注意されたことがありますか.
G:Guilty→飲酒について,罪悪感を感じたことがありますか.
E:Eye opener→二日酔いのため朝から飲酒したことがありますか.
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行政解剖と承諾解剖の違いは何か?
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WHO方式がん疼痛治療での鎮痛薬使用の4原則
①簡便な経路で投与(by mouth) → 患者の自主性を助ける経口投与が望ましい
②時刻を決めて規則正しく(by the clock) → 一定の時間間隔で規則正しく使用する
③患者ごとの個別的な量で(for the individual)→1回投与量と投与間隔は患者ごとに検討し,
適切な値を決める
④そのうえで細かい配慮(with attention to detail) → 副作用防止と心理面への配慮をする
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罹患率と有病率について
罹患率:観察期間に発症する確率,リスクを調べることができる
有病率:ある時点での病気である確率,リスクは調べることはできない
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地域包括支援センターと居宅介護支援事業者の違い
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労働安全衛生法では何が定められているか
労働者の健康診断、THP、産業医
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医療安全支援センターとは
都道府県に設置され,患者からの苦情や相談への対応を行う施設
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医療安全管理室とは
病院内に設置され,インシデントレポートの集計を行う場所
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入院診療計画書とは
診療計画について患者およびその家族に適切な説明を行うための計画書であり,医療法に規定されている.入院7日以内に交付,説明する義務がある.
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地域活動支援センターとは
障害者総合支援法に基づき市町村が設置しており,障害者を支援する機関.
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健康日本21で定められている食塩,食物線維,野菜の目標値は?
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がん検診が行われる臓器は?
肺,大腸,胃,子宮頸,乳房
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脳死判定の除外例3つ以上
・脳死と類似した状態になりうる症例(急性薬物中毒,代謝・内分泌障害)
・年齢不相応の血圧( 低血圧 )
・ 低体温 (深部温 32 °C未満,6歳未満は35°C未満)
・知的障害者などの臓器提供に関する有効な意思表示が困難な場合
・被虐待児
・生後 12 週未満の者
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脳死判定の基準
・深昏睡 (顔面への 疼痛 刺激で全く顔をしかめない,JCS 300 ,GCS 3 )
・瞳孔散大 ,瞳孔固定
・ 脳幹反射の消失(対光反射,角膜反射,毛様脊髄反射,眼球頭反射,
前庭反射,咽頭反射,咳反射の7つ)
・ 平坦脳波
・ 自発呼吸の消失
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国民生活基礎調査と患者調査の違い
両方とも抽出調査であり,3年ごとに行われる.
国民生活基礎調査→世帯主に調査,有訴者や退院者率を調べる.
患者調査→医療機関に調査,受療率を調べる.
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人口動態調査で調べる項目5つ
出生票,死亡票,死産票,婚姻票,離婚票
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医療費の財源の内訳
保険料50%,公費40%
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臨床試験(治験)の流れ(第Ⅰ〜Ⅳ相試験)
第I相試験:比較的少数の健常者で,薬物動態と安全性の調査を行う.
第II相試験:比較的少数の患者で,適応疾患と至適用法を探る.
第III相試験:比較的多数の患者で,既存薬と比較し有効性を立証する.
市販は第III相試験の後
第IV相試験:大規模多数の患者で,医薬品の承認
販売後に実施する.
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『がん対策基本法』の,5つの基本的施策
①がんの予防及び早期発見の推進
②がん医療の均てん化の促進等
③研究の推進等
④がん患者の就労等
⑤がんに関する教育の推進
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国際生活機能分類(ICF)について
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医療保険の被保険者に対する分類
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