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azuki 2024年06月09日 カード264 いいね0

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感染症
  • EBウイルスの治療で気をつけること
    ペニシリン禁忌
  • 突発性発疹の症状
    解熱後の発疹
  • 麻疹の症状
    発熱の二峰性、カタル期に感染力を持つ、解熱時にコプリック斑、発疹期に汚い皮疹
  • 麻疹の合併症
    亜急性硬化性全脳炎
  • 麻疹の潜伏期
    1〜2週間(11日)
  • 風疹の症状
    発熱と発疹(鮮紅色)が同時に出現、耳後部リンパ節腫脹
  • 風疹の潜伏期
    2〜3週間
  • 先天性風疹症候群の症状
    白内障、心疾患、難聴
  • ノロウイルスの潜伏期間
    1〜2日
  • ペニシリンがよく効く菌
    グラム陽性球菌のうち、肺炎球菌、連鎖球菌
  • 第一世代セフェムの薬剤名
    セファゾリン
  • 第三世代セフェムの薬剤名
    セフトリアキソン、セフタジジム
  • 第四世代セフェムの薬剤名
    セフェピム
  • βラクタム系のうち緑膿菌に効く薬
    TAZ/PIPC(タゾバクタム・ピペラシリン)、セフタジジム、セフェピム、カルバペネム
  • どのセフェムも効かない細菌とその治療法
    腸球菌、リステリア→ペニシリン系
  • MSSAの治療
    セファゾリン、βラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン
  • MRSAの治療
    バンコマイシンの点滴
  • 食中毒予防での加熱が無効である例
    黄色ブドウ球菌、フグ、ウェルシュ菌
  • A群β溶連菌感染後に上昇するマーカー
    ASO, ASK
  • A群β溶連菌感染の2〜3週間後に発症する疾患
    急性糸球体腎炎、リウマチ熱(弁膜症)、(IgA血管炎)
  • 新生児の髄膜炎起因菌
    B群レンサ球菌、大腸菌
  • 乳児の髄膜炎起因菌
    肺炎球菌、インフル桿菌
  • 猩紅熱の特徴的な所見
    発熱、頚部リンパ節腫脹、発疹、イチゴ舌、口囲蒼白、咽頭炎・扁桃炎
  • 肺炎球菌は___肺炎を引き起こす
    大葉性肺炎
  • 肺炎球菌の治療薬
    ペニシリン系、第3世代セフェム(セフトリアキソン)、ペニシリン耐性菌に対してカルバペネム、キノロン
  • 肺炎球菌ワクチンの接種が推奨される人
    0歳(髄膜炎予防)、高齢者(肺炎予防)
  • インフル桿菌は___肺炎を引き起こす
    気管支肺炎
  • 定型肺炎の治療薬
    第3世代セフェム、ユナシン
  • 肺炎の重症度分類
    A-DROP:Age(男性>=70、女性>=75)、Dehydration(BUN>=21mg/dL or脱水あり)、Respiration(SpO2<=90%)、Orientation(意識障害あり)、blood Pressure(収縮期血圧<=90mmHg)  
  • クロストリジウムの特徴
    芽胞を持つ嫌気性菌、アルコール消毒が無効、毒素を放つ
  • 破傷風の病態
    土壌中の菌が傷口から侵入することで発症し、運動ニューロン刺激亢進
  • 破傷風の症状
    筋トーヌス亢進、けいれん(意識は清明)、嚥下開口困難、排尿排便障害
  • 破傷風の治療
    創部の洗浄、デブリドマン、ペニシリン、メトロニダゾール、破傷風免疫グロブリン
  • ボツリヌスの病態
    はちみつやレンコンなどの接種により感染し、Achの放出が低下する
  • ボツリヌスの症状
    弛緩性麻痺、動眼神経麻痺(散瞳)、呼吸停止
  • Clostridium perfringensの症状
    ガス壊疽、食中毒
  • Clostridium perfringensの食中毒の原因
    カレーの作り置き(加熱無効)
  • ガス壊疽の治療
    創開放、ドレナージ、デブリドマン、高圧O2療法、ペニシリンなど
  • フルニエ壊疽とは
    陰嚢の壊死性筋膜炎
  • 偽膜性腸炎の菌
    Clostridioides difficile
  • 偽膜性腸炎の発生部位
    S状結腸〜直腸
  • 偽膜性腸炎の症状
    発熱、水様下痢
  • 偽膜性腸炎の検査
    便検査によるCD毒素の確認
  • 偽膜性腸炎の治療
    バンコマイシン内服、メトロニダゾール
  • リステリアが原因となる疾患
    細菌性髄膜炎、流産
  • リステリアの治療
    ペニシリン(セフェム系は無効)
  • リステリアは何に含まれるか
    加熱殺菌されていないチーズ、生ハム、スモークサーモン
  • 嫌気性菌の治療薬
    メトロニダゾール、クリンダマイシン
  • 偏性嫌気性菌の属
    Clostridium属、Bacteroides属、Peptostreptococcus属
  • Neisseria gonorrhoeaeはグラム_性_菌
    グラム陰性球菌
  • Neisseria gonorrhoeaeの診断方法
    PCR法
  • Neisseria gonorrhoeaeの潜伏期間
    2~7日間
  • クラミジアの診断方法
    PCR法
  • Neisseria gonorrhoeaeの症状
    強い排尿時痛、灼熱感、膿性分泌物
  • クラミジアの症状
    弱い排尿時痛、漿液性分泌物
  • クラミジアの潜伏期間
    1〜3週間
  • Neisseria gonorrhoeaeの合併症
    子宮頚管炎、骨盤内炎症性疾患、不妊、精巣上体炎、結膜炎、尿道狭窄
  • Neisseria gonorrhoeaeの治療
    セフトリアキソン(一回だけの投与)
  • クラミジアの合併症
    子宮頚管炎、骨盤内炎症性疾患、不妊、精巣上体炎、結膜炎、肝周囲炎
  • クラミジアの治療
    マクロライド、テトラサイクリン、ニューキノロン
  • 髄膜炎菌(ナイセリア-メニンジティディス)の症状
    びまん性の出血性発疹、Waterhouse-Friderichsen症候群(副腎出血)→血圧低下
  • 髄膜炎菌の好発条件
    脾摘患者、補体系の阻害剤(エクリズマブなど)の内服
  • ナイセリア属(淋菌、髄膜炎菌)の保存方法
    37℃(低温で死滅)
  • 五類感染症のうち直ちに届け出が必要なもの
    麻疹、風疹、侵襲性髄膜炎菌
  • 髄膜炎菌の治療
    ペニシリン、第3世代セフェム
  • 髄膜炎菌の接触者に予防投与する薬
    リファンピシン(抗結核薬)
  • モラクセラ−カタラーシスの生存部位
    鼻咽頭(特に子供)
  • モラクセラ・カタラーリスの症状
    肺炎(特にCOPDの増悪)、小児の中耳炎、副鼻腔炎
  • COPDの肺炎の起因菌
    肺炎球菌、インフル桿菌、モラクセラ・カタラーリス
  • モラクセラ・カタラーリスの治療
    第3世代セフェム、βラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン、ニューキノロン
  • 大腸に常在する大腸菌が起因菌となる疾患
    尿路感染、胆道系感染、虫垂炎、腹膜炎、新生児の髄膜炎、高齢者の誤嚥性肺炎、エンドトキシンによる敗血性ショック
  • 大腸菌(Escherichia coli)の治療
    第2,3世代セフェム、ニューキノロン(妊婦には禁忌)、ESBL産生大腸菌にはカルバペネム
  • 腸管出血性大腸菌の病態
    ベロ毒素を産生し、腸管、腎臓、脳などの微小血管を傷つける。また血栓がつくられ、それによりRBCの破壊が起こる。
  • 腸管出血性大腸菌の症状
    腹痛、血便、血尿、腎不全、血小板減少、溶血性貧血、急性脳症
  • HUSの三徴
    腎不全、血小板減少、溶血性貧血
  • 腸管出血性大腸菌の治療
    対症療法(抗菌薬は菌の死滅により毒素の放出量を増やすためNG)
  • 比較的徐脈が見られる感染症
    レジオネラ、パラチフス、腸チフス
  • コレラの症状
    大量の水様下痢、米のとぎ汁様下痢、脱水(発熱なし)
  • 赤痢菌の症状
    発熱、膿粘血便、しぶり腹
  • パラチフス、腸チフスの症状
    発熱、比較的徐脈、バラ疹、肝脾腫、白血球減少(好酸球消失)
  • 3類感染症の特徴
    すべてグラム陰性桿菌、下痢が見られる、就業制限がかかる、直ちに届け出が必要
  • 3類感染症の基本的な治療
    キノロンなど(O-157にはNG)
  • カンピロバクターの潜伏期間
    約2~7日(腸の中で育つ)
  • カンピロバクターの症状
    発熱、下痢、血便
  • カンピロバクターの合併症
    ギラン・バレー症候群
  • カンピロバクターの治療
    対症療法、マクロライド
  • 食中毒の患者数1位
    ノロウイルス
  • 食中毒の事件数1位
    アニサキス
  • 食中毒の潜伏期間の覚え方
    カンピロバクターは2~7日、それ以外は2~3日以内
  • Haemophilus influenzaeによる疾患
    中耳炎、副鼻腔炎、肺炎、喉頭蓋炎、乳児の髄膜炎(0歳でHibワクチン)
  • Haemophilus influenzaeの治療
    第2,3世代セフェム、βラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン
  • 急性中耳炎の原因菌
    肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラクセラ・カタラーリス
  • 急性喉頭蓋炎の起因菌
    インフルエンザ桿菌
  • 声門下喉頭炎の起因菌
    パラインフルエンザウイルス
  • 急性喉頭蓋炎の症状
    発熱、咽頭痛、吸気性呼吸困難、吸気性喘鳴(stridor)、ふくみ声、窒息、嚥下困難
  • 声門下喉頭炎の症状
    熱、咽頭痛、吸気性呼吸困難、吸気性喘鳴(stridor)、嗄声、犬吠(けんばい)様咳嗽
  • 急性喉頭蓋炎の対処
    気道確保(喉頭内視鏡、挿管)、抗菌薬(第2,3世代セフェム、ユナシン)
  • 声門下喉頭炎の対処
    アドレナリン吸入、ステロイド点滴
  • 急性喉頭蓋炎の風邪と違う所見
    stridor、咽頭発赤が明らかでない、嚥下困難、唾液の流涎
  • クレブシエラの特徴3つ
    ①日和見感染っぽい(大酒家やDM患者)②攻撃力が強い(膿胸)、③ペニシリン系無効
  • クレブシエラは___肺炎を引き起こす
    大葉性肺炎
  • クレブシエラ腸炎とは
    抗菌薬(特にペニシリン)投与後の上行〜横行結腸の腸炎、血便
  • クレブシエラ腸炎と偽膜性腸炎の違い
    症状(血便vs水様便)、好発部位(上行〜横行結腸vsS状結腸〜直腸)
  • クレブシエラによる疾患
    肺炎、胆管炎、肝膿瘍
  • クレブシエラの治療
    第2,3世代セフェム、ESBL産生菌にはカルバペネム
  • Pseudomonas aeruginosaの特徴3つ
    ①接触感染(水場にいる)、②日和見感染(好中球低下患者、人工呼吸器関連肺炎)③耐性菌を持ちやすい
  • Pseudomonas aeruginosaの治療
    タゾバクタム・ピペラシリン、第4世代セフェム(セフェピム)、カルバペネム(これが王道)、ニューキノロン、アミノグリコシド
  • MDRPの定義
    カルバペネム、ニューキノロン、アミノ配糖体に耐性を持った緑膿菌
  • MDRPの治療
    コリスチンなど(普通の緑膿菌には用いない)
  • 空気感染を起こす感染症
    結核、水痘、麻疹
  • 百日咳の潜伏期間
    10日前後
  • 百日咳の症状
    カタル期(感染力高い)を経て、顔を真赤にして激しく咳込む、吸気時笛声(ウーピング)を反復
  • 百日咳の新生児への影響
    IgAが関与するため新生児も感染することがあり、0歳から4種混合ワクチンを接種
  • 百日咳の合併症
    脳症、肺炎、無呼吸発作(✗髄膜炎)
  • 百日咳の出席停止期間
    特有な咳が消失or5日間の適切な抗菌薬投与
  • 百日咳の治療
    マクロライド
  • 百日咳とマイコプラズマの共通点
    乾性咳、治療薬がマクロライド
  • 百日咳とマイコプラズマの違う点
    百日咳(発熱なし、CRP上昇なし、白血球増加)vsマイコプラズマ(発熱あり、CRP上昇、白血球はあまり上昇しない)
  • 非定型肺炎の特徴4つ
    痰が出ない(乾性咳)、白血球が上昇しない、Gram染色で染まらない、βラクタム系が無効
  • 非定型肺炎の治療
    マクロライド、テトラサイクリン、ニューキノロン
  • 非定型肺炎の起因菌
    マイコプラズマ、レジオネラ、クラミジア‐シッタシ(オウム病
  • レジオネラの感染症分類
    4類感染症
  • 妊婦に投与してはいけない抗菌薬
    ニューキノロン系、テトラサイクリン系
  • レジオネラの検査
    尿中抗原→ヒメネス染色
  • リケッチアの原因
    ツツガムシ(ツツガムシ病)、マダニ(日本紅斑熱)
  • リケッチアの3徴
    発熱、発疹(かゆみなし)、刺し口
  • リケッチアの治療
    テトラサイクリン
  • Treponema pallidumの1期の時期
    約3週間後
  • Treponema pallidumの2期の時期
    約3ヶ月後
  • Treponema pallidumの3期の時期
    約3~30年後
  • Treponema pallidumの1期の症状
    口と性器に硬結(痛くも痒くもない)、硬性下疳、鼡径リンパ節腫脹
  • Treponema pallidumの2期の症状
    扁平コンジローマ、バラ疹、脱毛、全身リンパ節腫脹
  • Treponema pallidumの3期の症状
    皮膚・骨・肝などに肉芽腫(ゴム腫)、大動脈炎、大動脈瘤
  • Treponema pallidumのRPR検査の特徴
    感度が高い、2〜4週間で陽性、偽陽性が多い、治癒すると低下(治療効果判定に使う)
  • Treponema pallidumのTPHA検査の特徴
    感度が低い、4〜6週間で陽性、特異度が高い、治癒後も上昇したまま
  • Treponema pallidumの検査と解釈
    RPR(-),TPHA(-)→感染なしor感染直後、RPR(-),TPHA(+)→感染後2〜4週間or偽陽性、RPR(+),TPHA(+)→感染、RPR(-),TPHA(+)→感染したが治癒
  • Treponema pallidumの治療
    ペニシリン、テトラサイクリン
  • 神経梅毒の症状
    認知症、アーガイル・ロバートソン瞳孔、脊髄癆
  • 陰部がかゆい、びらんがある。何を疑う?
    カンジダ
  • 陰部が痛い、潰瘍がある。何を疑う?
    ヘルペス
  • 陰部に硬性下疳がある。何を疑う?
    梅毒
  • 陰部に尖圭コンジローマがある。何を疑う?
    HPV6,11
  • スピロヘータの染色方法
    ギムザ染色
  • スピロヘータの疾患の種類
    梅毒、ライム病、ワイル病(レプトスピラ症)
  • スピロヘータの治療
    ペニシリン、テトラサイクリン
  • ライム病の感染源
    マダニ
  • ライム病の症状
    発熱、遊走性紅斑
  • ワイル病の感染源
    ネズミや家畜の尿
  • ワイル病の症状
    発熱、腓腹筋の把握熱、肝・腎障害
  • SFTSとは
    Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome:重症熱性血小板減少症候群
  • SFTSの治療
    対症療法
  • マダニが感染源となる疾患
    日本紅斑熱、ライム病、SFTS
  • 抗酸菌の特徴5つ
    ①特有の細胞壁(脂質が豊富)②細胞内寄生性(Mφに貪食されても内部で生き延び増殖)③一般的な抗菌薬が無効(βラクタム系無効で抗結核薬が必要)④偏性好気性(酸素存在下でのみ増殖)⑤肉芽腫形成(菌を閉じ込めて酸素供給を絶つ)
  • 抗酸菌の検査
    喀痰をZiehl-Neelsen(チールネルゼン)染色
  • 結核の症状
    長引く咳、痰(時に血痰)、発熱、全身倦怠感、寝汗、体重減少など
  • 結核の検査から診断までの流れ
    喀痰検査でZiehl-Neelsen染色陽性(ガフキー陽性)→①Dr・家族はN-95マスク、患者はサージカルマスクと陰圧室 ②3連痰(小川培養(4~8w)、液体培養(2w)、PCR(1~2日)) ③PCR(+)で結核と診断し保健所に届け出、結核病棟に入院し治療
  • 結核の治療
    多剤併用療法(イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトール、ストレプトマイシン)
  • イソニアジド(INH)の副作用
    末梢神経炎、肝障害
  • リファンピシン(REF)の副作用
    血小板低下、肝障害
  • ピラジナミド(PZA)の副作用
    尿酸上昇、肝障害
  • エタンブトール(EB)の副作用
    視力低下
  • ストレプトマイシン(SM)の副作用
    聴力低下、腎障害
  • IGRAとは
    IFN-γ release assay:結核菌に特異的な蛋白へのT細胞の免疫反応をみる。既感染者も陽性となる。
  • IGRAの意義
    潜在性結核感染症の発症を防ぐため、ステロイドや免疫抑制薬の投与前に結核の既感染者でないか確認する
  • 結核の届け出の対象者
    結核患者、潜在性結核感染症、結核疑似例、結核死体
  • 粟粒結核の病態
    大量の結核菌が血行性に全身に播種
  • 粟粒結核の肺病変の特徴
    ①肺全体に均一、②下肺野>上肺野、③胸膜直下にも及ぶ
  • 結核患者のBCG接種後の変化
    接種後7~10日以内に穿刺部位に発赤や硬結が生じる(コッホ現象)(※10日以降に症状が見られるのは問題ない)
  • MAC(Mycobacterium-avium-intracellulare)と結核の同じ点
    微熱、血痰、空洞性病変
  • MAC(Mycobacterium-avium-intracellulare)の治療
    多剤併用療法(クラリスロマイシン、リファンピシン、エタンブトール)
  • Mycobacterium lepraeとは
    らい菌、ハンセン病の原因菌
  • 伝染性紅斑(りんご病)の原因
    ヒトパルボウイルスB19
  • 伝染性紅斑の症状
    風邪症状のみ(伝染力+)→蝶形紅斑、四肢のレース状紅斑(伝染力-)
  • 伝染性紅斑の治療
    対症療法
  • 伝染性紅斑の合併症
    赤芽球癆(特に溶血性貧血患者と妊婦に注意)
  • 麻疹の発疹の特徴
    2度目の発熱時に褐色の融合性の皮疹として出現。解熱後に色素沈着を残す。
  • 麻疹の合併症
    白血球低下(細胞性免疫低下)、肺炎、中耳炎、脳炎、亜急性硬化性全脳炎
  • 風疹の合併症
    血小板低下(ITP)、脳炎
  • MRワクチンの接種時期
    1歳
  • 麻疹の出席停止期間
    解熱後3日
  • 風疹の出席停止期間
    発疹が消失するまで
  • エンテロウイルスの種類
    エンテロウイルス(狭義)、コクサッキーウイルス、ポリオウイルスなど
  • 手足口病の原因ウイルス
    コクサッキーウイルスA
  • 手足口病の症状
    手、足、口前方の水疱(発熱は時に見られる)
  • ヘルパンギーナの原因ウイルス
    コクサッキーウイルスA
  • ヘルパンギーナの症状
    軟口蓋・咽頭の水疱、発熱
  • 手足口病の治療
    対症療法
  • ヘルパンギーナの治療
    対症療法
  • 大人の手足口病の特徴
    重症化しやすく、40℃の発熱が出ることもある
  • 急性灰白髄炎の原因ウイルス
    ポリオウイルス
  • 急性灰白髄炎の症状
    脊髄前角の障害により四肢の弛緩性麻痺
  • インフルエンザの潜伏期間
    1〜2日
  • インフルエンザの合併症
    脳炎、肺炎、筋炎
  • インフルエンザの二次性の細菌性肺炎の原因菌
    肺炎球菌、黄色ブドウ球菌(咽頭の常在菌)
  • インフルエンザの治療
    ノイラミニダーゼ阻害薬(妊婦にも可)、解熱薬(アセトアミノフェン、✗NSAIDs)
  • Reye症候群の病態
    インフルエンザ、水痘、デング熱などに感染後、NSAIDsを服用している小児などに、ミトコンドリア機能の障害が起こる
  • Reye症候群の症状
    肝機能障害(黄疸なし)、アンモニア上昇、血糖値低下、脳症など
  • Reye症候群の診断
    肝生検で脂肪変性を認める
  • インフルエンザの出席停止期間
    解熱後2日(幼児は3日)かつ発症後5日
  • インフルエンザワクチンの抗体の出現時期
    皮下注射後2週間
  • かぜ症候群の頻度の多いウイルス
    成人ではライノウイルス、小児ではRSウイルス
  • かぜ症候群のウイルスのうちDNAウイルスのもの
    アデノウイルス
  • コロナウイルスによる肺炎の画像所見
    胸部CTで胸膜直下まで及ぶ多発するすりガラス陰影
  • ノロウイルスの消毒方法
    次亜塩素酸(←環境の衛生に)(アルコール無効)
  • ノロウイルスの原因
    生牡蠣
  • ロタウイルスの好発
    乳幼児に多い
  • ロタウイルスのワクチン
    0歳で定期接種
  • ノロウイルスの症状と経過
    水様便、1〜2日で治癒
  • ロタウイルスの症状と経過
    白色便、1週間続く
  • デング熱の媒介生物
    ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ
  • デング熱の潜伏期間
    2〜7日
  • デング熱の症状
    発熱、白血球低下、血小板低下、嘔気、肝機能障害、骨関節痛、点状出血(解熱後)など
  • デング出血熱の病態
    デング熱の既往のある人が違う血清型のデング熱に感染することで、出血傾向、ショック、多臓器不全で致死的となる
  • デング熱の治療
    特効薬なし、解熱薬はアセトアミノフェン(NSAIDsはReye症候群や抗血小板作用のリスク)
  • ジカウイルス感染症の特徴
    基本的にデング熱と似ているが、比較的軽症。妊婦の感染で小頭症の奇形が見られる。
  • 黄熱病の媒介生物
    ネッタイシマカ
  • 黄熱病の症状
    発熱、出血傾向、黄疸
  • 黄熱病の予防
    ワクチン(この類の疾患で唯一ワクチンあり)
  • エボラ出血熱の治療
    なし
  • ラッサ熱の媒介生物
    ネズミ
  • ラッサ熱の治療
    リバビリン(C型肝炎の治療薬)
  • HIVの針刺後の対応
    直ちに抗HIV薬の内服開始
  • HIV患者の妊娠時の対応
    妊娠中に抗HIV薬内服、帝王切開、母乳は避ける
  • HIVの病態
    CD4陽性T細胞に感染し、免疫力低下(特に細胞性免疫)
  • HIVの症状
    1〜10年の無症候期を経て、日和見感染、悪性腫瘍(カポジ肉腫、悪性リンパ腫)、HIV脳症
  • HIV検査の注意点
    本人の同意が必要。保健所などで無料・匿名で検査できる。偽陽性あり。
  • HIVの治療
    多剤併用(逆転写酵素阻害薬、プロテアーゼ阻害薬など)
  • HIVの治療の注意点
    耐性菌予防のためにきちんと内服してもらう。免疫再構築症候群(B型肝炎、日和見感染など)に注意する
  • AIDS診断の主な指標疾患
    カンジダ症、クリプトコッカス症、ニューモシスチス肺炎、トキソプラズマ脳症、クリプトスポリジウム症、結核、非結核性抗酸菌症、サイトメガロウイルス感染症、進行性多巣性白質脳症、カポジ肉腫、原発性脳リンパ腫、非Hodgkinリンパ腫、浸潤性子宮頚癌、HIV脳症
  • AIDS診断の指標疾患に意外と含まれていないもの
    帯状疱疹、鵞口瘡、アスペルギルス症
  • AIDSの感染症分類
    5類全数
  • HTLV-1の感染経路
    主に母乳(血液、性交渉でも感染)
  • HTLV-1の潜伏期間
    数十年
  • HTLV-1の病態
    CD4陽性T細胞に感染し、細胞性免疫低下、異型リンパ球の出現(CD4リンパ球高値)、PTHrP産生
  • HTLV-1の症状
    高Ca血症(食思不振、意識障害)、皮疹(皮膚浸潤)、LDH上昇、IL-2上昇
  • ヘルペスウイルスの型
    1,2:単純ヘルペスウイルス(HSV)、3:水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)、4:EBウイルス(EBV)、5:サイトメガロウイルス(CMV)、6,7:(突発性発疹)、8:Kaposi肉腫関連ウイルス
  • アデノウイルスの型
    3:咽頭結膜熱(プール熱)、8:流行性角結膜炎(はやり目)
  • DNAウイルスの種類
    ヘルペス、アデノ、パルボ、HBV、HPVなど
  • 水疱を形成するウイルス
    ヘルペス1〜3とコクサッキーウイルス
  • 単純ヘルペスウイルスの症状
    口唇や性器に水疱や潰瘍、疼痛、カポジ水痘様発疹症(アトピーとの合併)、ヘルペス脳炎、角膜ヘルペス、Bell麻痺
  • 単純ヘルペスウイルスの検査
    擦過細胞診(Tzanck試験)で多核巨細胞や核内封入体
  • 単純ヘルペスウイルスの治療
    アシクロビル、バラシクロビル
  • 水痘(varicella)の症状と経過
    紅斑→水疱→痂皮化、新旧混在の皮疹が粘膜含め全身にできる
  • 水痘の出席停止期間
    すべて痂皮化するまで
  • 帯状疱疹の感染様式
    通常接触感染、播種性帯状疱疹(両側に皮疹)では空気感染
  • Bell麻痺の原因ウイルス
    単純ヘルペスウイルス
  • Ramsay Hunt症候群の原因ウイルス
    水痘・帯状疱疹ウイルス
  • Ramsay Hunt症候群の症状
    顔面神経麻痺、難聴・めまい(第Ⅷ神経)、水疱
  • EBウイルスの感染経路
    唾液による感染
  • EBウイルスの症状
    扁桃炎(発熱、扁桃腫大、白苔、頚部リンパ節腫脹(後ろも))、肝脾腫、AST・ALT上昇、白血球増加(異型リンパ球増加)
  • EBウイルスの病態
    幼児期に感染しなかった人が思春期以降に唾液感染により発症(伝染性単核球症)→Bリンパ球に感染→Tリンパ球が攻撃しようとする→異型リンパ球
  • EBウイルスの治療
    補液や解熱薬などの対症療法(ペニシリン禁忌)
  • EBウイルスの抗体検査
    VCA(virus capsid antigen)-IgM抗体:急性期で上昇、EBNA抗体:既感染で上昇
  • CMVの症状
    ①日和見感染(再活性化):肺炎、網膜炎、腸炎 ②成人で初感染:伝染性単核球症 ③経胎盤感染:先天性巨細胞封入体症(脳内石灰化、小頭症、感音性難聴)
  • CMVの検査
    病理にて感染細胞の巨大化、核内封入体(フクロウの目)、CMV抗原測定
  • CMVの治療
    ガンシクロビル
  • 突発性発疹の感染経路
    唾液感染
  • 突発性発疹の症状
    約3日の発熱後に発疹(きれいに治る)、発熱時に軟口蓋に紅斑(永山斑)
  • 突発性発疹の合併症
    熱性けいれん、脳炎
  • 流行性耳下腺炎の原因ウイルス
    ムンプスウイルス
  • 流行性耳下腺炎の潜伏期間
    2〜3週間(風疹と同じ)
  • 流行性耳下腺炎の合併症
    髄膜炎、感音性難聴、膵炎、精巣炎(思春期以降)
  • 流行性耳下腺炎のワクチン
    任意ワクチン、生ワクチン
  • 流行性耳下腺炎の出席停止期間
    唾液腺腫脹出現後5日かつ全身状態良好
よく頑張りました
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