古文 25~50
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わびし
つらい、困ったことだ:シク活用
現代語の落ちぶれたイメージに囚われないように。物事が思い通りにならず「やりきれない」が本来の意味
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あはれなり
心底しみじみと感じられる:ナリ活用
現代語の「可愛そうだ」という意味にとらわれないように。
感動詞「あはれ」は「あぁ」から生まれた語でそういう声が思わず出てきてしまうようなときに使う言葉
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おろかなり
おろそかだ、言葉では言い尽くせ無い;ナリ活用
現代語の「愚かだ」と混同しないように
古語を漢字で書けば「疎かなり」で現代語の「おろそかだ」に当たる
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ねんごろなり
熱心だ、親しい:ナリ活用
感じて記すと「懇ろなり」となり、「懇」は心を込めて親しく熱心にする様子を表す語
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つれづれなり
(することもなく)退屈だ、しんみりと物寂しい:ナリ活用
語源の「連れ連れ」は同じ状態が連続するさまで「つれづれなり」は単調な時間が長く続くさまやその時の晴れ晴れとしない気持ちを表す語
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いたづらなり
無駄だ、手持ち無沙汰で暇だ「むなしい」:ナリ活用
現代語の悪さという意味と混同しないように
古語のいたづらなりは努力・価値・才能などに見合った結果が得られず失望するさまを表す語。
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としごろ
長年
古語では年頃「結婚適齢期」の意味は持たず「~ごろ」は年、月、日ごとに長い時間の経過を表す
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かたち(形・容貌)
容貌、人の姿
「かたち」は現代語と同じく「(ものの)外形」が基本の意ですが、古語ではとくに「顔かたち=容貌」を指す場合が多くあります。
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かげ
光、姿、形
太陽・月・灯火などの「輝く光」が基本の意味で、「日陰」は陽の光「月影」は月光です。
転じて、光によって見える姿形、鏡、水に映る姿形も表すようになりました。
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ほい
かねてからの願い:ほい(本意)
「本来の意思」が基本の意味で、さまざまな本来ののぞみのことをほいと呼びました。
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ものがたり
話、雑談、物語
「物語などして」という表現を古語ではよく見かけるが、この場合の物語は「話すこと」の意で、「源氏物語」などの物語作品のことではない。
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ふみ
手紙、漢詩、漢籍
「文(ふん)」が音変化して出来たと言われ、文字で書かれた「書物」「手紙」のことですが、「手紙」の意が最も重要です。
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ほど
とき、あたり、身分、ようす:いろいろな「ほど」
時間、空間、人間など、様々な事柄に対してその程度やおおよその範囲をいう語で現代の用法よりも遥かに広く用いられていました。
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なさけ
思いやり、男女間の情愛、情趣を解する心:素敵な心
あるものに対して敏感に反応する心の動きのことで、人一般に対する「優しい心」「思いやり」が基本の意
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ちぎり
約束、宿縁、逢瀬
「約束する」という意味の動詞「契る」の連用形が名詞化した語。約束の中でも特に男女間の愛情に関する約束や、前世からの約束である宿縁・因縁の意で用いられる場合に注意。
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けしき
様子、機嫌、思い:けしき(気色)
現代語の「景色」のような風景を表す意味ではなく、単に視覚で捉えたものや人の様子を表す語
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いと
とても、(下に打消を伴って)たいして(~ない)
程度がはなはだしことを指す。とてもが基本の意
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あまた
たくさんの
数や量が余るほど多いという意味を持つ
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げに
なるほど
漢字「現」に「に」が付いて生まれたと言われていて、以前からの言動や行動に対し「なるほど本当だ」といった感じで生まれた語
納得した気持ちを表す
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なほ
やはり
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やがて
そのまま、すぐに
古語では物事が引き続き起こるさまを表す語
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やうやう
だんだん
時間が立つに連れ物事が少しずつ変化していくさまを表す
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え~打消(えもいわず等)
不可能
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な~そ(
”な”起こしたてまつり”そ”
)
禁止 する~な
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さらに~打消(
”さらに”まだ見”ぬ”骨のさまなり。
)
まったく~ない 全部否定
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いかで・いかでか
疑問、反語と願望 どうして(~か)
「いかにして~か」が変化して生まれた語
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