「真人」の在りようを述べた言葉として最も適当なものを、以下の選択肢から一つ選べ。 ① 上善は水のごとし。水は善く万物を利してしかも争はず。衆人の悪む所に処る。故に道に近し。 ② 己に克ちて礼に復るを仁と為す。一日己に克ちて礼に復れば、天下仁に帰す。仁を為すは己に由る。而 して人に由らんや。 ③ 生をよろこぶことを知らず、死を悪むことを知らず。その出づるもよろこばず、その入るもこばまず。 悠然(ゆったりとしたさま)として往き、悠然として来たるのみ。 ④ 生まれながらにして之(道理のこと)を知る者にあらず。古を好み、敏めて以て之を求むる者なり。