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第四紀に日本列島でも人類が生活を始めた。この時期の大半を占める、およそ1万年前までの期間を地質学では何というか。
更新世(洪積世)
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更新世は、寒冷な時期と比較的温暖な時期とが交互におとずれたが、これを何時代というか。
氷河時代
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氷河時代には寒冷な時期が数回おとずれたが、これを何と呼ぶか。
氷期
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更新世の日本列島はまだ大陸と続きで、大型動物が往来していたが、長野県野尻湖の湖底から発見されているのは何の化石か。
ナウマンゾウ
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人類は進化の段階で4つに分けられるが、古い順にあげよ。
猿人、原人、旧人、新人
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日本列島で発見された更新世の化石人骨は、人類のどの段階であったか。
新人
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静岡県浜松市で発見された更新世の化石人骨を何という か。
浜北人
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沖縄県で発見された更新世の化石人骨を何というか。2 つあげよ。
港川人、山下町第一洞人など
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更新世の時期に人類が使用した、石を打ち欠いただけの道具を何というか。
打製石器
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打製石器だけが使われた時代を、文化区分の上で何というか。
旧石器時代
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相沢忠洋による赤土層中の石器発見と1949(昭和24)年の学術調査で、日本の旧石器文化解明の端緒となった遺跡は、何県の何という遺跡か。
群馬県の岩宿遺跡
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相沢忠洋によって石器が発見された岩宿遺跡における更新世の赤土層を何というか。
関東ローム層
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旧石器時代の石器で、獲物の肉・皮の切り取りなどに用いられた石器を何というか。
ナイフ形石器
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旧石器時代の石器で、槍先など刺突用の石器を何という か。
尖頭器
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旧石器時代の末期に、木や骨の軸にはめこんで使われた小形の剝片石器を何というか。
細石器
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氷河時代が終わると、温暖な気候による海面の上昇で日本列島が形成され、今日とほぼ同じ自然環境になった。 この時期を地質学では何と呼ぶか。
完新世
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完新世の時期で、打製石器の使用に磨製石器が加わった文化が展開した時代を何というか。
新石器時代
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今から約1万6000年前から日本で展開した、磨製石器の出現や土器の使用などを特徴とする文化を何というか。
縄文文化
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生物遺体に残存する放射性炭素の量を測定し、死後経過した年数を算出する年代測定法を何というか。
放射性炭素年代測定法
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縄文文化の6区分のうち最初と最後の時期を何というか。
草創期、晩期
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縄文文化の生活で、食料を確保するための主な方法をあげよ。
狩猟・漁労・採集
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縄文時代に現れた新しい狩猟具は何か。
弓
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縄文時代の狩猟用具である弓矢のの先端につけたものを何というか。
石鏃
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打製と磨製があり、縄文・弥生両時代を通じて木の伐採や土掘り具として多く使用された石器は何か。
石斧
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縄文時代に、貝殻や骨などを捨てた場で、埋葬の場でもあった遺跡を何というか。
貝塚
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1877(明治10)年に日本ではじめて見塚の発掘調査を行った、アメリカ人の動物学者はだれか。
モース
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動物の骨や角でつくる釣針や銛などの道具を何というか。
骨角器
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縄文時代の一般的な住居は、地面を掘りくぼめ、その上に屋根をかけた住居である。この住居のことを何というか。
竪穴住居
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縄文時代前期から中期の大集落遺跡で、多数の竪穴住居、大型掘立柱建物、国内最多の土偶の出土、クリ林の管理などで知られるのは何県の何という遺跡か。
青森県の三内丸山遺跡
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縄文時代の交易を示すものとして、特定の場所を産地とするガラス質の石器の広範囲な分布がある。北海道の十勝•白滝、長野県の和田峠などを産地とするものは何か。
黒曜石
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まじないなどの超自然的な力で災いを防いだり、豊かな収穫を祈る行為を何というか。
呪術
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縄文時代の精神生活を知ることができる遺物とされ、女性をかたどったものが多い土製品を何というか。
土偶
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縄文時代の精神生活を知ることができる遺物とされ、男性を表現したと思われる石製品は何か。
石棒
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縄文時代の人骨にみられ、時の成人になるための通過儀礼と考えられている風習は何か。
抜歯
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死者の手足を折り曲げた、縄文時代にみられる埋葬方法を何というか。
屈葬
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