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閑院宮家
紫衣事件以来、関係の良くなかった幕府と朝廷との関係を改善するために3つしかなかった親王家を一つ増やし1000石を与え天皇家を喜ばせた。一つ増やした親王家の名前はなにか。
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朝鮮使節の待遇簡素化
正徳の治において財政上の問題と、日本の外交上の立場の確保のために朝鮮使節の待遇をどう変えたか。
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日本国王
新井白石は朝鮮から日本あての国書を将軍あてに「日本国大君」と記していたのを変更したがどのような表記にしたのか。
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正徳金銀
新井白石は元禄金銀は道徳的に誤っているとし金銀の含有量を慶長金銀と同じに戻した貨幣に改鋳した。この貨幣をなんというか。
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海舶互市新例
1715年、新井白石は長崎貿易で金銀が大量に流出するのを抑えるために貿易額の制限を行ったがこの法令をなんというか。
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80%の増加
江戸時代には17世紀の100年間が最も新田開発が行われた時期だったがこの時期に耕地面積は何%増加したか。
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代官見立新田
幕府や藩が主催して行う新田開発をなんというか。
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町人請負新田
町人が出資して行う新田開発をなんというか。
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鍬下年季
新田開発奨励のために年貢を特別に減免する期間をなんというか。
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備中鍬
先がフォーク状になって耕作が可能な鍬をなんというか。
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千歯扱き
従来の扱き箸に代わり元禄期に発明された脱穀用の道具。
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後家倒し
千歯こきの効率の良さからつけられたあだ名はなにか。
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唐箕
脱穀と米などを風の力で選別するための道具をなんというか
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千石どおし
斜めにおいた金網の上を落とすことで選別するための道具。
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踏車
水車を踏み続けて水路の水を田まで引き上げるための道具。
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干鰯
鰯を天日で干して作る肥料で金肥の一種をなんというか。
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〆粕
蝦夷地で取れる鰊を原料にした金肥をなんというか。
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油粕
大豆や菜種などの油を取った後の粕を使用する肥料をなんというか。
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綿花生産
金肥を大量に使用する作物はなにか。
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農業全書
元禄期に宮崎安貞が中国の農書や日本で見聞した体験を元に様々な作物の栽培方法を紹介した農書をなんというか。
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農具便利論・広益国産考
江戸時代の後半、19世紀の大倉永常の農書。
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木綿
室町時代に朝鮮から輸入され日本で安価で実用的な繊維として定着したいったものはなにか。
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菜種
中世の荏胡麻に代わり江戸時代に灯油の原料として大量に生産された商品作物はなにか。
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藍
青色の染料の原料となる草。特産地は徳島。
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紅花
出羽が特産地。赤色の花を摘み赤色の染料を取る。
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茶
駿河、山城宇治が特産地。
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藺草
備後が特産地の畳表の原料。
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黒砂糖
薩摩で取れる甘味料。
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蜜柑
紀伊が特産地の果物。
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生糸
江戸時代の初め頃、長崎貿易での最大の輸入品だったものはなにか。
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楮
和紙の原料となる木。
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4木3草
江戸時代に重視された商品作物のことで桑・漆・茶・楮と麻・藍・紅花を総称してなんというか。
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俵物
乾燥させて俵に入れた高級海産物の食材をなんというか。とくにアワビ・いりこ・ふかひれが有名。
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昆布
蝦夷地が主産地で長崎貿易の輸出品となった海藻で料理のだしとして使用されたものはなにか。
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網漁法
江戸時代に盛んになった網を使用した漁業をなんというか。
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鰊
蝦夷地が主産地の鰊に似た魚で〆粕の原料となったのはなにか。
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鰯
全国で取れるが特に九十九里浜の地引網が有名で干鰯の原料となる魚はなにか。
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釣漁
鯛・カツオなどをとる漁業をなんというか。
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入浜式塩田
江戸時代に作られた遠浅の海岸を利用した大規模な塩田をなんというか。
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揚浜式塩田
中世において塩を生産するための非効率的な塩田をなんというか。
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河内
綿織物の特に盛んな地域はどこか。
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近江
麻織物の特に盛んな地域はどこか。
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奈良
麻をさらして純白にした高級麻織物で有名な産地はどこにあるか。
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越後
麻の繊維にねじりを入れ、しわのある麻織物を生産した有名な産地はどこか。
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西陣
金襴などの高級絹織物の伝統的な産地はどこか。
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高機
西陣で使用された複雑な模様を織る道具をなんというか。
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桐生・足利
北関東にある、江戸時代の新興の絹織物産地で江戸時代後半からは高機を使用して高級絹織物を生産した。
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瀬戸焼
鎌倉時代以来の陶器の伝統的産地。
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有田焼
朝鮮人陶工により高級磁器産地となり近くの長崎港から海外への輸出もされた。
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輪島塗・春慶塗
有名な漆器
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伊丹・灘・池田
関西の酒の産地はどこか。
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銚子・野田
関東の醤油の産地。
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たたら製鉄
江戸時代までの日本の鉄の生産方法をなんというか。
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砂鉄と木炭
たたら製鉄で使用した原材料をあげよ。
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和紙
各地で生産された手工業製品はなにか。
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金山・銀山
17世紀末(元禄)以降は生産力が低下していった鉱山。
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銅山
別子銅山・足尾銅山が有名。産出量は順調。
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木曽檜・秋田杉
林業の有名産地。
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五街道
幕府の道中奉行が管理した江戸の日本橋を起点とする主要街道は5つ存在したがこれをなんというか。
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東海道
五街道の一つで江戸から京都・大阪まで宿駅は53ある。関所は箱根と新居。
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中山道
五街道の一つで中仙道ともかく。江戸から草津まで草津で東海道と合流する。宿駅は63。
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日光道中
五街道の一つで江戸から宇都宮までは奥州道中と共通の街道。宇都宮から日光に分岐する。
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奥州道中
五街道の一つで江戸から宇都宮経由で白河まで。
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甲州道中
五街道の一つで江戸から下諏訪までの街道。下諏訪で中仙道に合流する。
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脇街道
五街道以外の重要な街道。
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一里塚
4kmごとに榎木が植えられ旅行者に距離情報を提供した。
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治安の維持
江戸時代の関所は中世の関所とは異なり通行税の徴収を目的とするのではなかったがそれをなんといったか。
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入鉄砲に出女
特に関所では江戸への武器の持ち込みと江戸からの大名の妻子の脱出を警戒したがそれをなんと言ったか。
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問屋場
宿駅の管理を行う役所が宿駅ごとに設置され公用の人馬の提供や継飛脚の管理を行っていたがその役所をなんというか。
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伝馬役
街道筋の農村は義務として人馬の提供を義務付けられていたがこの負担をなんというか。
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本陣・脇本陣
宿駅に設けられた大名の参勤交代用の宿。
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旅籠屋
宿駅で営業している一般旅行者用の旅館。
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東廻り航路
17世紀後半に豪商の河村が開発した航路で東北の日本海側を起点とし岩手沖を通って江戸に運ぶ物をなんというか。。
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西廻り航路
河村が開発した航路で東北の日本海側を起点に下関を経由して大阪に向かう航路をなんというか。
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北前船
蝦夷地から日本海を経由し西廻り航路と同じルートで大阪に向かう。買い積み船であるのも西廻りと同じ。
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買い積み船
東廻り航路・西廻り航路・北前船は業者から商品を預かって輸送するのではなく途中の港で商品の売買を繰り返しながら移動していった。こうした船をなんというか。
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南海路
江戸と大阪の間を定期的に結ぶ航路のこと。
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菱垣廻船
17世紀前半に大阪・江戸間を定期航路として就航した業者をなんというか。
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樽廻船
18世紀前半に就航した兵庫・江戸間を定期航路で兵庫の酒造業者の酒樽を江戸に運送したが他の商品も運び菱垣廻船と競合し勝利した業者はなにか。
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