耳鼻咽喉科
テスト
富所
2025年04月22日
カード37
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聴性脳幹反応のうち脳幹機能を示さないのは?
I波が蝸牛神経,
II波が蝸牛神経核,
III波が上オリーブ核,
IV波が外側毛帯,
V波が中脳の下丘,
VI波が内側膝状体を表す.
脳幹機能を示さないのはI波である.
この検査で潜時の延長や消失を認める場合,聴神経腫瘍を考える.
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耳鼻咽頭口を開けるのは筋は?
口蓋帆張筋
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鼓室がつながっているのは?
鼓室は耳管を介して上咽頭につながっている.
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慢性中耳炎で穿孔しやすい部位は?
鼓膜の下側,緊張部が穿孔しやすい.
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真珠腫性中耳炎で穿孔しやすい部位は?
鼓膜の上側が穿孔しやすい.
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卵形嚢,球形嚢はどの方向の加速度か?
卵形嚢は水平方向,球形嚢は垂直方向
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ティンパノメトリーが測定できない疾患は?
ティンパノメトリーとは,外耳道圧を変化させることで鼓膜のコンプライアンス(動きやすさ)をみる検査.
慢性中耳炎
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Rinne法,Weber法とは
Rinne法とWeber法では診察に音叉を用い,Rinne法では耳介後部,Weber法では額に鳴らしてから当てる.
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めまいの診察の流れは?
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注視眼振検査とは
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非注視眼振検査とは
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カロリックテストとは
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瘻孔症状検査とは
外耳道と内耳がつながる疾患(外リンパ瘻,真珠腫性中耳炎)で認める.外耳道を減圧したときに眼振,めまいが生じる.
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末梢性めまいを来す疾患3つの鑑別
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中耳炎の鑑別
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急性副鼻腔炎の起因菌,症状,治療
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慢性副鼻腔炎の好中球性と好酸球性の鑑別
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上咽頭癌,中咽頭癌,下咽頭癌の鑑別
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嗄声をきたす,声帯病変の鑑別
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急性喉頭蓋炎を疑う所見3つ
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閉塞性時無呼吸症候 (OSAS)のCPAPの適用は?
AHI>20-40
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片側性難聴にめまいを合併する疾患
Ménière病,突発性難聴,外リンパ瘻,聴神経腫瘍
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めまいに難聴を伴わない疾患
良性発作性頭位めまい症,前庭神経炎
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伝音性難聴と感音性難聴の鑑別疾患
伝音性難聴:鼓膜・外耳・中耳の疾患(例:中耳炎,耳硬化症)
感音性難聴:Ménière病(片側),突発性難聴(片側),耳毒性薬物による難聴(両側),内耳梅毒(両側)
聴神経腫瘍は感音性難聴だが,補充現象は見られない.
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気導骨導差(A-B gap)を認めるのは
伝音性難聴
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補充現象とは
音の強さを少し増加しただけにもかかわらず,音の大きさが非常に大きく感じられ,時に不快に感じる現象.
内耳性難聴(感音性難聴)で見られる.
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新生児聴覚スクリーニングで要精密検査となった場合に行う検査は?
●聴性脳幹反応(ABR):睡眠下の新生児に刺激音を聞かせて蝸牛神経から脳幹聴覚路の反応をみる検査.刺激音は2,000Hz周辺の周波数のため,高音部の難聴のスクリーニングに適している.
●耳音響放射(OAE):外耳道に放射された外有毛細胞の活動を検出する検査.新生児聴覚スクリーニングの他覚的検査として用いられる.
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自記オージオグラムで異常が見られることがあるのは
機能性難聴(心因性)の場合は逆になることがある.
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前頭洞,前篩骨洞,上顎洞が開口するのは?
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アレルギー性鼻炎の確定診断に有効な検査
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致死的な可能性がある咽頭痛の鑑別5つ
●急性喉頭蓋炎:咽頭痛,嚥下困難,声の変化,流涎で疑う.
●扁桃周囲膿瘍:片側性の強い咽頭痛,開口障害,嚥下困難,流涎で疑う.
●咽後膿瘍:頸部痛,嚥下痛,頸部の腫脹,異常な頭位で疑う.
●口腔底蜂窩織炎(Ludwig’s angina):口腔・頸部痛,頸部腫脹,舌の突出で疑う.
●頸静脈化膿性血栓症(Lemierre症候群):開口障害,片側性頸部腫脹で疑う.扁桃周囲膿瘍に続発し,敗血症,DICに注意する.
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小児のアデノイド増殖症,成人の上咽頭癌に共通する合併症は
滲出性中耳炎
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多形腺腫とWarthin腫瘍の鑑別
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