漢検1級 音読み 2501~3000 漢字逞筆様より

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漢検1級 音読み 2501~3000 漢字逞筆様より
  • 貿糴 2501
    ぼうてき 交易。〈字通〉
  • 皴皺 2502
    しゅんしゅう ┌しわ。〈字通〉
    ┌1.しわ。
    └2.筆法の一。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 髀胝 2503
    ひち 股(モモ)肉が、厚く堅くなったもの。しりだこ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鳧舫 2504
    ふほう ┌かもの形の舟。鳥舟。〈字通〉
    ┌カモの形をした舟。≒鳧船、鳧舟〈漢辞海〉
  • 雛雉 2505
    すうち キジのひな。〈新漢和大字典〉
  • 嗚嗚 2506
    おお ┌声をはりあげるさま。歌うとき、泣くときなどに用いる。〈漢字源〉
    ┌1.歌う声のさま。
    └2.むせぶような声のさま。〈漢辞海〉
  • 内郤 2507
    ないげき ┌国内または家内のうちわもめ。≒内訌、内乱〈字源〉
    ┌内部の仲たがい。≒内隙〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 緝穆 2508
    しゅうぼく ┌人々を集めて仲良くさせる。≒輯穆〈漢字源〉
    ┌≒緝睦、緝和
    ├1.仲睦まじくさせる。
    └2.仲良くする。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 綰轂 2509
    わんこく ┌統べくくること。〈新大字典〉
    ┌道路の集まる要所。また、その要所を控制する。〈字通〉
  • 耄耋 2510
    ぼうてつ ┌衰え弱った老人。おいぼれ。〈新漢和大字典〉
    ┌老年。八十を耋という。〈字通〉
    ★耄耋の年…80~90歳。
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 嚶嚶 2511
    おうおう ┌1.鳥が調子よくより鳴くさま。また、鳴き交わすさま。
    └2.友人どうしが、仲良く励まし合うことのたとえ。〈漢字源〉
    ┌1.鳥が互いに鳴き合うさま。
    └2.友人どうしが声を出してはげまし合うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 阜螽 2512
    ふしゅう ┌いなご。稲虫。〈漢字源〉
    ┌いなご。〈字通〉
    ┌いなご。〈字源〉
  • 恬豁 2513
    てんかつ ┌欲がなくて、あけすけである。〈漢字源〉
    ┌心がやすらかにひろし。〈字源〉
  • 鉢盂 2514
    はつう ┌(仏)僧侶の用いる食器。≒鉢釪〈漢字源〉
    ┌僧の食器。〈字通〉
  • 郢斧 2515
    えいふ ┌詩文の添削を人に請うときに用いる語。〈大辞泉〉
    ┌詩文の添削を頼むときに使う語。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 緝熙 2516
    しゅうき ┌光の明るいさま。徳があり広く知れわたることのたとえ。〈漢字源〉
    ┌ひかりかがやく。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 孛彗 2517
    はいすい ┌ははきほし。〈字源〉
    ┌彗星。〈字通〉
  • 噬螫 2518
    ぜいせき かみ刺す。〈字通〉
  • 枯竭 2519
    こけつ ┌乾いてひからびること。水分がなくなり乾燥すること。〈大辞泉〉
    ┌かれてなくなる。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 韋篋 2520
    いきょう ┌皮製のはこ。〈字通〉
    ┌なめしがわのはこ。〈新大字典〉
  • 耋艾 2521
    てつがい ┌老人。また、老少。〈字通〉
    ┌年寄りと若者。一説に、老人。〈新大字典〉
    ┌高齢の人。〈漢辞海〉
  • 飴漿 2522
    いしょう ┌飴汁〈字通〉
    ┌あめのしる。〈字源〉
  • 詆訐 2523
    ていけつ ┌1.欠点を暴いて、とことんまでつきつめる。
    └2.そしる。人のことを馬鹿にする。〈漢字源〉
    ┌あばく。〈字通〉
    ┌他人をそしり、欠点をあばく。〈漢辞海〉
  • 髦髫 2524
    ぼうちょう ┌さげがみの子ども。〈新漢和大字典〉
    ┌さげがみのこども。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 艘楫 2525
    そうしゅう ┌舟のかい。〈字通〉
    ┌ふねとかじ。また、ふねのかい。〈新大字典〉
  • 太簇 2526
    たいそう ┌≒大簇
    ├1.陰暦一月の異名。
    └2.中国音楽の十二律の三番目の音。日本の十二律の平調(ヒョウジョウ)にあたる。〈漢字ペディア〉
    ┌≒大簇
    ├1.中国音楽十二律の第三律。日本十二律の平調(ヒョウジョウ)に相当する。
    └2.陰暦一月の異称。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蒼旻 2527
    そうびん ┌あおぞら。〈漢字源〉
    ┌あおぞら。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 月暈 2528
    げつうん ┌月のかさ。月のまわりに見える光の輪。〈漢字源〉
    ┌「月暈(ツキガサ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蹲鴟 2529
    そんし ┌1.芋。うずくまった鴟(フクロウ)に形が似ていることから。
    ├2.橋の柱の下の砂の中に入れる横木。
    └3.指で拳をやるときの親指。〈新漢和大字典〉
    ┌サトイモの別称。鴟(フクロウ)がうずくまっている形に似ているのでいう。〈漢辞海〉
    ┌芋の異名。芋頭の形の似たるが故。〈字源〉
    ★蹲鴟を羊と為す・・・無学の者が早のみこみして間違えることのたとえ。〈新明解故事ことわざ辞典〉
  • 頃筐 2530
    けいきょう ┌へりが後方で高く前方で低くて、ななめになっているかご。〈漢字源〉
    ┌一方が低いかご。草摘み用。〈字通〉
    ┌かごの一種。縁の一方が高く、一方が低い。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 櫛梳 2531
    しっそ 髪をくしけずる。〈漢字源〉
  • 鋤犂 2532
    じょれい ┌すき。〈新大字典〉
    ┌すき。〈字通〉
    ┌1.すき。
    └2.農作業。〈漢辞海〉
  • 訛舛 2533
    かせん ┌まちがう。また、まちがい。〈新漢和大字典〉
    ┌あやまりたがう。〈字通〉
  • 豢圉 2534
    かんぎょ ┌飼育する。〈字通〉
    ┌牛や馬を飼うところ。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 黄檗 2535
    おうばく ┌ミカン科の落葉高木の一種。きはだ。〈漢字源〉
    ┌1.キハダの別称。またキハダの樹皮からとった染料および生薬。黄檗(キハダ)
    └2.「黄檗宗」の略。曹洞宗・臨済宗とともに日本三大禅宗の一派。江戸時代、中国、明(ミン)から渡来した隠元(インゲン)が京都の万福寺を建てて広めた。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 盪尽 2536
    とうじん あらい流したようにすっかりなくなる。〈漢字源〉
  • 笄冠 2537
    けいかん ┌笄(コウガイ)と冠。男女ともに成人の礼をあげること。〈漢字源〉
    ┌男女成人の礼。〈字通〉
  • 良耜 2538
    りょうし よいすきぐわ。〈新大字典〉
  • 糾黜 2539
    きゅうちゅつ ┌罪をただして、しりぞける。〈漢字源〉
    ┌罪をただして排斥する。〈漢辞海〉
  • 沮遏 2540
    そあつ ┌おしとどめる。阻止する。〈字通〉
    ┌進んでくるのを食い止める。〈新漢和大字典〉
    ┌さえぎりとどめること。妨害すること。そあつ。≒阻遏〈日本国語大辞典〉
  • 涎蝣 2541
    せんゆう なめくじ。〈字通〉
  • 鳶唳 2542
    えんれい とびが鳴く。〈字通〉
  • 水獺 2543
    すいだつ ┌1.獣の名。かわうそ。
    └2.中国南部の水上生活者を、いやしめていう言葉。蜑戸。〈漢字源〉
    ┌かわうそ。〈字通〉
  • 閹尹 2544
    えんいん ┌宦官(カンガン:去勢された男子で貴族や宮廷に仕えた者)の長。〈字通〉
    ┌1.宦官を管理する官。
    └2.宦官。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 澆訛 2545
    ぎょうか ┌軽薄で偽りが多い。〈漢字源〉
    ┌軽薄で誠意のないこと。〈新大字典〉
  • 閑澹 2546
    かんたん ゆったりしていて欲がないこと。〈漢字源〉
  • 黝黝 2547
    ゆうゆう 1.うすぐろいさま。
    2.樹木がこんもりと茂ってうすぐらいさま。〈新漢和大字典〉
  • 灑泣 2548
    さいきゅう ┌はらはらと涙を流す。〈漢字源〉
    ┌なみだをぬぐう。≒灑涙〈漢辞海〉
  • 鵜獺 2549
    ていだつ ┌鵜と、かわうそ。〈字通〉
    ┌がらんちょうと、かわうそと。共に魚を捕らえ食うもの。〈字源〉
  • 艱窶 2550
    かんく 貧しく苦しむ。〈字通〉
  • 蓼穂 2551
    りょうすい ┌タデの花。蓼花。〈新漢和大字典〉
    ┌たでの花。〈字通〉
    ┌たでの花。〈新大字典〉
  • 刱傷 2552
    そうしょう 傷つける。また、傷。〈漢字源〉
  • 頌歎 2553
    しょうたん 感心してほめたたえる。〈新漢和大字典〉
  • 艱屯 2554
    かんちゅん ┌険阻なこと。また、困難なこと。〈新大字典〉
    ┌行き悩む。〈字通〉
    ★「屯」には二通りの音読みがある。
    ├『屯:トン…たむろする。重さの単位(≒瓲・噸)。』
    ├『屯:チュン…行き悩む。』
    └熟語は勿論「トン」読みが多い。「チュン」読みは「屯蹇(チュンケン)」・「艱屯(カンチュン)」が主である。
  • 呵欠 2555
    かけん あくび。〈漢字源〉
  • 鼻哂 2556
    びしん ┌鼻でわらう。せせらわらう。〈漢字源〉
    ┌せせら笑い。〈字通〉
    ┌鼻でせせら笑う。〈漢辞海〉
    ┌せせらわらい。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 碩鼠 2557
    せきそ ┌大鼠。搾取する領主にたとえる。〈字通〉
    ┌1.大きな鼠。
    └2.「詩経」魏風の篇名。重税を取る君主をおおねずみにたとえて歌った詩。〈新大字典〉
  • 啜汁 2558
    せつじゅう 甘い汁を吸う。他人の力で利益を得る。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 喟焉 2559
    きえん 嘆息をつくさま。〈漢字源〉
  • 倩眄 2560
    せんべん 美人の、愛らしい口もとと、美しい目つき。〈漢字源〉
  • 酣豢 2561
    かんかん 酒や、うまい物を飲み食いして、ぜいたくに暮らす。〈漢字源〉
  • 耿耿 2562
    こうこう ┌1.小さくちかちかと輝くさま。
    └2.目がちかちかとさえて眠れないさま。〈新漢和大字典〉
    ┌目がさえて寝られない。〈字通〉
  • 艾餠 2563
    がいへい ┌よもぎ餅。〈字通〉
    ┌よもぎもち。〈字源〉
    ┌よもぎの若葉をゆで混ぜてついた餅。〈新大字典〉
  • 黯湛 2564
    あんたん ┌うすぐらくて、はっきりしないこと。〈新漢和大字典〉
    ┌うすぐらい。〈字通〉
  • 目眥 2565
    もくし まなじり。〈字通〉
  • 酥酪 2566
    そらく ┌酥と酪。ともに、牛や羊の乳を煮て、つくったもの。〈漢字源〉
    ┌乳製の飲み物。〈字通〉
  • 頷頤 2567
    がんい あごでうなずく。〈漢字源〉
  • 耿燿 2568
    こうよう かがやく。〈字通〉
  • 花鬘 2569
    けまん ┌1.糸で花をつづった飾り。インド・西域の人が首や胸に付けた。
    └2.(仏)仏像・仏前にかける飾り。金・銅でつくり、花鳥・天女などをすかし彫りしてある。≒華鬘〈漢字源〉
    ┌仏堂内陣の欄間などにかける荘厳具。金・銅・革などを材料に、花鳥・天女などを透かし彫りにする。〈大辞林〉
  • 蓬艾 2570
    ほうがい ┌よもぎ。〈漢字ペディア〉
    ┌よもぎ。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 黯澹 2571
    あんたん ┌うすぐらいこと。〈新漢和大字典〉
    ┌うすぐらい。〈字通〉
  • 蕘竪 2572
    じょうじゅ ┌しばを刈る子ども。〈新漢和大字典〉
    ┌草刈る童。〈字通〉
    ┌草を刈る子ども。〈新大字典〉
  • 乞丐 2573
    きっかい ┌人を押しとめて物乞いすること。また、その人。〈漢字源〉
    ┌物ごいをすること。また、その人。こじき。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 亀筴 2574
    きさく 占いに用いるかめと、めどぎと。〈字源〉
  • 蟾酥 2575
    せんそ ┌ヒキガエルなどの皮膚腺の分泌物。漢方で強心・鎮痛薬に用いる。〈大辞泉〉
    ┌生薬の一つ。ヒキガエルなどの皮膚腺(セン)の分泌液からつくられる。強心剤などに用いる。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 龐錯 2576
    ほうさく ┌もやもやと、入り乱れるさま。〈漢字源〉
    ┌紛乱する。〈字通〉
  • 徼循 2577
    きょうじゅん ┌見回って取り締まる。巡回する。〈漢字源〉
    ┌みまわること。めぐること。徼巡。〈新大字典〉
    ┌巡察する。≒徼巡〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 耆艾 2578
    きがい ┌1.老人。
    ├2.徳の高い人。
    └3.恩師のこと。〈漢字源〉
    ┌としより。艾は五十。老師・尊者をいう。〈字通〉
    ┌1.老人。
    └2.賢者。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 松蕈 2579
    しょうじん マツタケ。〈新漢和大字典〉
  • 乞食 2580
    こつじき ┌1.僧侶が修行のために人家の門前で経文を唱え、施しを受けること。また、その僧侶。
    └2.こじき。〈漢字ペディア〉
    ┌1.僧侶が修行のため、人家の門前に立って、食を請い求めること。また、その僧。托鉢(タクハツ)。分衛(ブンエ)。
    └2.「こじき」に同じ。〈大辞泉〉
    ★音読みの大問で「こじき」と読み誤らないこと。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 悁悁 2581
    えんえん ┌心が晴れ晴れしないさま。心が結ぼれるさま。〈漢字源〉
    ┌1.憂えるさま。
    ├2.腹をたてるさま。
    └3.親切で丁寧なさま。〈漢辞海〉
  • 惶悚 2582
    こうしょう ┌おそれつつしむ。〈漢字源〉
    ┌おそれる。〈字源〉
  • 芝艾 2583
    しがい ┌霊芝と、よもぎ。高貴なものと下賤な者とのたとえ。貴賤。〈漢字源〉
    ┌貴賤。〈字源〉
  • 香蕈 2584
    こうじん シイタケ。〈新漢和大字典〉
  • 俄頃 2585
    がけい ┌しばらくの間。〈漢字源〉
    ┌にわかに。急に。しばらく。瞬時。俄刻。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 追躡 2586
    ついじょう ┌あとから追うこと。追跡。〈大辞泉〉
    ┌足あとをたどって、追いかける。〈漢辞海〉
    ┌あとから追いかけること。追跡。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 搤殺 2587
    やくさつ 首を絞めてころす。〈漢字源〉
  • 頽弛 2588
    たいし おきてなどが、ゆるみすたれる。〈新漢和大字典〉
  • 聒耳 2589
    かつじ ┌わいわいとやかましい。〈新漢和大字典〉
    ┌耳にかまびすしい。〈字通〉
  • 鍼艾 2590
    しんがい ┌鍼灸。〈字通〉
    ┌1.治療に用いるはりと、もぐさ。
    └2.転じて、いましめ。教訓。〈漢字源〉
  • 蠡実 2591
    れいじつ ネジアヤメの漢名。中国原産のアヤメ科の多年草。〈新漢和大字典〉
  • 杳靄 2592
    ようあい ┌ふかくくらい。〈字通〉
    ┌深いもや。〈日本国語大辞典〉
  • 箚青 2593
    さっせい ┌いれずみ。ほりもの。〈字通〉
    ┌皮膚に朱などの色を針で刺し入れ、模様などをあらわしたほりもの。いれずみ。≒刺青〈漢字源〉
    ┌皮膚に針や刃物で傷をつけ、色素を刺し入れる彫り物。入れ墨。≒刺青(シセイ/いれずみ)〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 軋伊 2594
    あつい 糸車の音。〈字通〉
  • 榜笞 2595
    ぼうち ┌罪人を右と左の両側からむちでうつ。〈漢字源〉
    ┌罪人をむちで打って拷問する。≒榜掠(ボウリョウ)、榜捶、榜楚〈漢辞海〉
  • 賈衒 2596
    こげん ┌1.掛け値をつけて商売をすること。
    └2.店で商売をすることと、行商すること。〈新漢和大字典〉
    ┌ものを買う。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 欠債 2597
    けんさい 負債。〈字通〉
    ★「欠(ケン)」は常用漢字の「欠(缺:ケツ)」とは別字。
    ├『欠(ケン)・・・あくび。』
    └『欠(缺:ケツ)・・・欠ける。休む。』
  • 簪裾 2598
    しんきょ ┌1.冠をとめるかんざしと、着物のすそ。
    └2.転じて、役人や高い位の人の服装。〈漢字源〉
    ┌貴人の服。〈字通〉
    ┌かんざしと衣のすそ。転じて、高官の服。衣冠。〈新大字典〉
  • 狷隘 2599
    けんあい ┌気が短く、心がせまい。〈字通〉
    ┌気短で、心が狭い。〈漢字源〉
  • 薀崇 2600
    うんしゅう ┌高く積み上げる。〈新漢和大字典〉
    ┌高く積み上げる。〈字通〉
  • 倅弐 2601
    さいじ ┌副官。〈字通〉
    ┌補佐の官。副官。〈漢辞海〉
  • 湍悍 2602
    たんかん ┌水勢がはやく強いこと。〈字通〉
    ┌水流が急で激しいこと。〈新大字典〉
  • 醂柿 2603
    りんし ┌酒を使って渋を去ったたる柿。〈新漢和大字典〉
    ┌さわしがき。〈漢辞海〉
  • 潸焉 2604
    さんえん ┌涙の流れるさま。〈字通〉
    ┌涙の流れるさま。≒潸然〈新大字典〉
  • 鬨声 2605
    こうせい ときの声。〈字通〉
  • 颯灑 2606
    さっさい ┌1.風が草木に吹き付ける音。
    └2.ひらひら舞うさま。〈漢辞海〉
    ┌風が物を吹き動かすこと。〈新大字典〉
    ┌風の吹き散らす意。〈字源〉
  • 蠹蝕 2607
    としょく ┌虫が食う。むしばむ。〈漢字源〉
    ┌むしばむ。〈字通〉
  • 匯兌 2608
    かいだ 為替を現金にする。また、為替。〈新漢和大字典〉
    ★兌・・・非常に音読みの多い漢字の一つ。以下一覧。
    ├『兌:ダ・・・とりかえる。また、易の八卦の一。』
    ├『兌:エツ・・・よろこぶ。≒悦』
    ├『兌:エイ・・・するどい。≒鋭』
    ├『兌:タイ・・・脱(タイ)に同じで、ゆるやかなさまの意か。音熟語見当たらず。義不明。』
    └熟語では「ダ」の用例が多い。「兌換(ダカン)」・「発兌(ハツダ)」
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 黻冕 2609
    ふつべん ┌礼服の、ひざかけとかんむり。〈新漢和大字典〉
    ┌ひざかけと、かんむり。礼服。〈字通〉
  • 箚記 2610
    さっき ┌書物を読んだ感想を、随時書き記した物。〈漢字源〉
    ┌読書して得た感想や考えなどを、随時しるしたもの。随想録。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 醢醯 2611
    かいけい ┌発酵させた肉の塩漬け。〈新漢和大字典〉
    ┌しおからと酢の物。〈字通〉
  • 縻鎖 2612
    びさ ┌くさり。〈字通〉
    ┌くさりをつなぐこと。〈新大字典〉
  • 黼座 2613
    ふざ 黼扆(フイ・ホイ:黒と白に塗り分けた斧の形を描いた屏風)のあるところ。天子の御座所のこと。〈新漢和大字典〉
  • 咎殃 2614
    きゅうおう 差し障り。災難。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 薈蔚 2615
    わいうつ ┌1.草木がこんもりと茂るさま。
    ├2.雲がもくもくとわきおこるさま。
    └3.雲や霧がたちこめてうるおいがあること。〈新漢和大字典〉
    ┌雲霧が立ち込めるさま。草木が生い茂る。〈字通〉
    ┌1.雲や霧が立ち込めているさま。
    └2.草木が盛んに茂るさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 啜泣 2616
    てっきゅう ┌すすり泣く。〈漢字源〉
    ┌しゃくりあげて泣く。
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 鴉軋 2617
    ああつ ┌轆轤(ロクロ)や舟の櫓(ロ)、門の扉などを開閉するときに出る音。ぎしぎし。〈漢字源〉
    ┌船の櫓(ロ)や門の扉などが、ぎしぎしときしむ音。〈漢辞海〉
  • 鬱鬯 2618
    うっちょう ┌1.香草の一つ。鬱金香(ウッコンコウ)のこと。それをまぜて酒によい香りをつけるのに用いた。
    └2.鬱金香をまぜてつくった香酒。祭りに用いた。〈新漢和大字典〉
    ┌鬱金香で香をつけた酒。祭祀に用いる。〈字通〉
    ┌鬱と鬯。ともに香草の名。〈新大字典〉
  • 曠劫 2619
    こうごう ┌仏語。きわめて長い年月。〈大辞泉〉
    ┌仏語。非常に長い年月。永劫。≒広劫〈日本国語大辞典〉
  • 妹倩 2620
    まいせん 妹の婿。〈漢字源〉
  • 追賁 2621
    ついひ ┌死者の供養をして、その功徳を飾ること。追善。〈大辞泉〉
    ┌死者の供養をして、その功徳を飾ること。追善。〈日本国語大辞典〉
    ★「賁」には三通りの音読みがある。
    ├『賁:ヒ…かざる。かざり。』
    ├『賁:ホン…1.はしる。(≒奔)2.いさむ。』
    ├『賁:フン…おおきい。おおきくふくれる。』
    └熟語で注目すべきは「ヒ」を用いる書き問題でも出そうな「賁臨(ヒリン)」。「フン」を用いる熟語は少ない。
  • 妝幺 2622
    しょうよう 作り話。〈字通〉
  • 醪醴 2623
    ろうれい 1.にごりざけ。
    2.(漢方)薬酒。〈新漢和大字典〉
  • 洽浹 2624
    こうしょう ┌1.広く行き渡る。知識・学問などにあまねく通ずる。
    2.あまねくしみこむ。あまねく潤う。〈新漢和大字典〉
    ┌ゆきわたる。〈字通〉
  • 縹醪 2625
    ひょうろう うすい藍色をしたにごり酒。〈新漢和大字典〉
  • 鬻売 2626
    いくばい 物を売る。商売をする。あきなう。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 卦筮 2627
    かぜい ┌八卦の占い。占い。〈新漢和大字典〉
    ┌易の占い。〈字通〉
  • 聿懐 2628
    いっかい ┌1.心に思う。懐かしがる。
    └2.先王の徳を胸に抱いて、人民を安んずる。〈新漢和大字典〉
    ┌述べて思う。先王の美徳を修め、人民の心を安らぐ。〈字通〉
  • 芻豢 2629
    すうかん ┌草食の家畜と、穀食の家畜。〈新漢和大字典〉
    ┌まぐさを食う牛馬、穀を食う犬豕の属。祭祀の犠牲とする。〈字通〉
  • 怛然 2630
    だつぜん ┌1.はらはらするさま。
    └2.心をいため悲しむさま。〈漢字源〉
    ┌驚くさま。おそれるさま。また、いたみかなしむさま。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 狠恣 2631
    こんし ┌心がねじけていて、気ままなこと。〈漢字源〉
    ┌心がねじけて勝手気ままなこと。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 軫悼 2632
    しんとう ┌天子がかなしみなげく。〈字通〉
    ┌人の死などを悼み悲しむ。〈漢辞海〉
  • 肄習 2633
    いしゅう ┌練習する。〈字通〉
    ┌実際に練習する。〈新漢和大字典〉
  • 軼材 2634
    いつざい ≒逸材〈新漢和大字典〉
  • 篋笥 2635
    きょうし ┌文書や衣類などを入れるはこ。〈字通〉
    ┌書物や衣服などを入れるはこ。〈漢字源〉
  • 揄袂 2636
    とうべい ┌ふところの中に手を入れて、たもとの中で探る格好で行くこと。〈漢字源〉
    ┌袂(タモト)を垂れること。また、袂の中に手を入れること。〈新大字典〉
  • 阨巷 2637
    あいこう ┌せまい通り。せまい路地。〈新漢和大字典〉
    ┌狭苦しい町。〈漢辞海〉
  • 荊璞 2638
    けいはく ┌荊山から産する璞(玉の原石)。荊山璞。すぐれた資質にたとえる。〈漢字源〉
    ┌荊山の璞玉。美質あるにたとえる。〈字通〉
  • 賽饌 2639
    さいせん ┌お礼のために、神仏に供える食べ物。〈新漢和大字典〉
    ┌お供え。〈字通〉
  • 賺騙 2640
    たんへん だます。〈字通〉
  • 釁孼 2641
    きんげつ 禍難。〈字通〉
  • 暈繝 2642
    うんげん ┌繧繝。同じ色を濃から淡へ、淡から濃へと層をなすように繰り返す彩色法。中国西域から伝わり、主に宝相華などの文様を表す。赤・青・緑・紫などの色を用い、奈良・平安時代の仏画、寺院の装飾や染織などに用いられた。繧繝彩色。〈大辞泉〉
    ┌同系色による彩色法。色の並びをだんだんと濃くしていく方法。≒繧繝〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 飄泛 2643
    ひょうはん ┌1.物がひらひらと浮かぶ。
    └2.あてもなくさまよう。〈新漢和大字典〉
    ┌浮かびさすらう。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 﨟纈 2644
    ろうけち 文様染めの一。布帛(フハク)に蝋で文様を描き、染液中に浸したあとで蝋を取り除くもの。型で蝋を押して文様を表したものが多い。日本には中国を経て伝わり、奈良時代に盛行した。蝋染め。ろうけつ。〈大辞泉〉
  • 桓楹 2645
    かんえい ┌天子・諸侯の棺を墓穴に下ろすとき気を石碑のように四方に立てたもの。〈新大字典〉
    ┌棺を下ろすため、墓穴の四隅に立てる柱。柱頭に穴をあけ、紐を通して静かに下ろす。のち石柱を立て、碑銘を刻するようになった。木柱には宮廟の柱頭のように雕飾を加えた。〈字通〉
  • 喋囁 2646
    ちょうしょう ┌私語。〈字通〉
    ┌ささやく。≒沾囁、私語〈字源〉
  • 瞿麦 2647
    くばく ┌秋の七草の一つ。なでしこ。〈漢字源〉
    ┌なでしこ。〈字通〉
  • 籒篆 2648
    ちゅうてん 漢字の書体の一つ。籒が作ったものという。字画が煩雑で、装飾的な書体。古籒・籒書・籒文ともいう。秦の李斯のつくった小篆に対して、大篆ともいう。〈漢字源〉
  • 疵釁 2649
    しきん ┌1.きずと、われめ。
    └2.つみや、とが。〈漢字源〉
    ┌1.あやまち。欠点。
    └2.人間関係の亀裂。〈漢辞海〉
  • 窮阨 2650
    きゅうやく ┌困窮する。〈字通〉
    ┌くるしむ。≒窮厄〈字源〉
  • 飆塵 2651
    ひょうじん ┌突風の突き上げるつちぼこり。風塵。〈新漢和大字典〉
    ┌風に舞う塵。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 苟偸 2652
    こうとう ┌一時しのぎの安楽をむさぼる。〈新漢和大字典〉
    ┌一時の安逸をむさぼる。〈字通〉
    ┌一時の安楽をむさぼる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 燔柴 2653
    はんさい ┌しばを焼いて天を祭ること。〈新大字典〉
    ┌柴の上に玉帛(ギョクハク)・いけにえなどをのせ、その柴を燃やして天をまつる。また、その儀式。〈漢字源〉
    ┌天を祭る儀式。祭壇に薪を積み、その柴の上に玉帛や生け贄をのせ、焼いてその気を天まで届かせるという儀式。≒燔燎〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 薜蔓 2654
    へいまん まさきのかずらのつる。〈字通〉
  • 熙怡 2655
    きい ┌和らぎよろこぶ。〈字通〉
    ┌和らぎよろこぶこと。〈新大字典〉
  • 愆釁 2656
    けんきん ┌仲違い。〈字通〉
    ┌仲違い。仲の悪いこと。〈新大字典〉
  • 繞膝 2657
    じょうしつ 膝にまとわりつく。〈字通〉
  • 坤垠 2658
    こんぎん 地の果て。〈字通〉
  • 偈頌 2659
    げじゅ ┌仏の徳をたたえる詩。偈。〈漢字源〉
    ┌(仏)韻文体の経文。また、仏教の教えを詩の形式で表したもの。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 贄敬 2660
    しけい ┌はじめて、先生のところに入門するとき、持っていく手土産。〈漢字源〉
    ┌入門の礼。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 涌湍 2661
    ようたん ┌水がわきたって激しくながれるさま。〈新漢和大字典〉
    ┌激流。〈字通〉
  • 誄讃 2662
    るいさん しのびごと。生前の事功をたたえる弔辞。〈字通〉
  • 偸取 2663
    とうしゅ ┌そっと中身を奪い取る。〈漢字源〉
    ┌一時にむさぼりとる。〈字通〉
  • 贅婿 2664
    ぜいせい ┌入り婿。〈大辞泉〉
    ┌1.養子。入り婿。結婚して女の家に入る。中国では、卑しまれた。
    └2.卑しい身分の人。〈漢辞海〉
    ★中国で入婿のことをいう。夫が妻の家に入ることを卑しんで贅(あまりもの)と称した。贅には質(シチ)の意もあり、貧夫が妻家に金品を納めることができないため、代わりに妻家に質となって労力を提供したので、この名があるという。
  • 瞻仰 2665
    せんぎょう ┌1.みあげること。
    └2.人を尊敬する。〈漢字源〉
    ┌1.仰ぎ見ること。見上げること。
    └2.仰ぎ尊ぶこと。慕い敬うこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 坡塘 2666
    はとう ┌堤。〈字通〉
    ┌土手。堤防。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 繽繙 2667
    ひんぱん ┌とぶさま。〈字通〉
    ┌風が旗を吹くさま。はためくさま。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 鼻衄 2668
    びじく 鼻孔から出血すること。鼻血。〈新漢和大字典〉
  • 薺米 2669
    せいまい ヒシモドキの漢名。沼の泥中に根を下ろすゴマ科の多年草。〈新漢和大字典〉
  • 衒鬻 2670
    げんいく ┌実力以上に誇張して自分の才能を売り込む。〈新漢和大字典〉
    ┌1.売り払う。たたき売る。衒売。
    └2.自分を高く売り込む。衒耀。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 偸盗 2671
    ちゅうとう ┌1.(仏)十悪の一つ。物を盗むこと。
    ├2.物を盗むこと。五戒の一つとして禁じられている。
    └3.ぬすびと。〈漢字源〉
    ┌1.(仏)五戒の一つで、人の物をぬすむこと。ぬすみ。
    └2.ぬすびと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 瓷器 2672
    じき ┌うわぐすりをかけて焼いたかたい焼き物。〈漢字源〉
    ┌磁器。〈字通〉
    ┌土器より堅い焼き物。磁器成立以前の原始的なものをさすことが多い。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 繙覈 2673
    はんかく 書物をひもといて、対校(基準とする本文に異本同士をつきあわせて照らし、本文の異同を確かめること。)する。〈字通〉
  • 誨猷 2674
    かいゆう はかりごと。〈字通〉
  • 攢簇 2675
    さんそう ┌群がりあつまる。≒攢叢、攢聚〈漢字源〉
    ┌群がる。〈字通〉
    ┌群がり集まる。≒攢叢、攢聚〈漢辞海〉
  • 倚藉 2676
    いしゃ ┌頼ること。たのみとすること。よりかかること。〈漢字ペディア〉
    ┌たよる。〈字通〉
    ┌よること。頼ること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 甃砌 2677
    しゅうせい ┌平たい石を敷き詰めたもの。石畳。〈漢字源〉
    ┌煉瓦・しき瓦をしいたところ。〈字通〉
    ┌いしだたみ。〈新大字典〉
  • 賑贍 2678
    しんせん ┌不足した物をほどこして元気づける。〈漢字源〉
    ┌貧困者、被災者などを救うために金品を施し与えること。贍賑。賑恤。〈日本国語大辞典〉
    ┌物資を与え、人を救う。≒贍給〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 饑餒 2679
    きだい ┌うえる。〈字通〉
    ┌うえる。〈字源〉
    ┌≒飢餓〈新大字典〉
  • 襴衫 2680
    らんさん ┌すそ飾りのある裳の服。〈字通〉
    ┌すそべりがついた衣服。〈漢字源〉
  • 帝傅 2681
    ていふ ┌1.帝王の先生。
    └2.宰相のこと。〈漢字源〉
    ┌1.天子の先生。≒帝師
    └2.宰相・太傅の尊称。〈漢辞海〉
  • 餔啜 2682
    ほせつ ┌飲食。≒餔歠〈字通〉
    ┌飯を食べたりすすったりする。飲食すること。≒餔歠〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 藐玩 2683
    びょうがん 軽蔑してあつかう。〈字通〉
  • 贓蠹 2684
    ぞうと わいろをむさぼりとる者。〈新漢和大字典〉
  • 矜伐 2685
    きょうばつ ┌ほこって自慢する。〈漢字源〉
    ┌ほこる。〈字通〉
    ┌手柄にして威張る。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 擲梭 2686
    てきさ ┌1.梭(ヒ)を縦糸の間に投げ入れて機を織る。
    └2.梭(ヒ)が動くように時間がたつことのたとえ。〈漢字源〉
    ┌機を織る。〈字通〉
    ┌1.機織りで、杼を経糸の間に投げ入れて機を織る。
    └2.時のたつのが早いさま。また、頻繁な往来のたとえ。〈漢辞海〉
  • 儲胥 2687
    ちょしょ ┌1.たくわえ。備蓄。転じて、費用。
    ├2.かきね。柵欄。
    ├3.しもべ。僕婢。
    └4.漢の宮殿の一つの名。〈新大字典〉
    ┌1.必要な時の場合に備えておくたくわえ。
    ├2.軍中のかきね。
    └3.召使。〈漢字源〉
  • 袞職 2688
    こんしょく ┌天子の職。〈字通〉
    ┌1.天子の職務。転じて、天子のこと。
    └2.三公の職務。〈漢字源〉
  • 嵩岫 2689
    すうしゅう ┌高い山。〈字通〉
    ┌高い山のほら。〈字源〉
  • 甍宇 2690
    ぼうう かわらぶきの家。〈字通〉
  • 暫輟 2691
    ざんてつ しばらく休む。〈字通〉
  • 莞簟 2692
    かんてん ┌いむしろと、たかむしろ。〈漢字源〉
    ┌いのむしろと、たかむしろ。〈字通〉
    ┌いむしろと、たかむしろ。〈新大字典〉
  • 戡殄 2693
    かんてん ┌みなごろしにする。絶滅。〈漢字源〉
    ┌滅ぼす。〈字通〉
  • 蟹胥 2694
    かいしょ かにのひしお。〈字通〉
  • 齧噬 2695
    げつぜい ┌物をかむ。〈新漢和大字典〉
    ┌かむ。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 涅歯 2696
    でっし ┌歯を黒く染めること。また、黒く染めた歯。〈漢字ペディア〉
    ┌歯を黒く染めること。また、その歯。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 僉謀 2697
    せんぼう みんなで計画をたてる。〈漢字源〉
  • 甕牖 2698
    おうゆう ┌こわれたかめの口でつくった窓。貧しい家のたとえ。〈漢字源〉
    ┌甕(カメ)の口を家の窓にする。貧家。〈字通〉
  • 輟耕 2699
    てっこう 1.耕作を途中でやめる。
    2.農業を営むことをやめること。〈新漢和大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 簷楹 2700
    えんえい ┌のきの柱。〈漢字源〉
    ┌のき。〈字通〉
  • 濬潭 2701
    しゅんたん ┌ふかいふち。深淵。〈漢字源〉
    ┌深いふち。深潭。〈新大字典〉
    ┌深いうふち。深淵。〈漢辞海〉
  • 濬川 2702
    しゅんせん 川を深くする。〈字通〉
  • 胥蠹 2703
    しょと 悪役人。〈字通〉
  • 赤幟 2704
    せきし 赤い色の旗。〈新漢和大字典〉
  • 胙俎 2705
    そそ ┌祭りの肉を載せる台。〈新大字典〉
    ┌祭りのとき神に供える肉をのせる台。〈新漢和大字典〉
    ┌主人の俎(マナイタ)。〈字通〉
  • 鯢桓 2706
    げいかん ★鯢桓の審(シン)…クジラが泳ぎまわる大海原の深みのこと。〈新漢和大字典〉
  • 来茲 2707
    らいじ ┌来年。〈漢字源〉
    ┌来年。〈字通〉
    ┌1.来年。
    └2.今後。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 忍辱 2708
    にんにく 仏語。六波羅蜜の第三。侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと。忍辱波羅蜜。〈大辞泉〉
    ★柔和(ニュウワ)忍辱…仏法に従い、心やさしく、侮辱や迫害にも耐え忍ぶこと。〈大辞泉〉
  • 袗衣 2709
    しんい ┌ぬいとりのある衣服。〈漢字源〉
    ┌天子の着る美しい正装。〈漢辞海〉
  • 誣愬 2710
    ふそ ┌無実なのに罪があるように偽って訴える。〈新漢和大字典〉
    ┌偽り訴える。〈字通〉
    ★漢字ペディアを見れば、「愬」は「ソ」「サク」の二音を載せている。「ソ」は「≒訴」と解釈して、「サク」を意識して覚えてと言いたいところだが優先度は低い。どちらかと言えばこの字は訓読みの方が重要である(膚受の愬え)。
  • 凭肩 2711
    ひょうけん 肩をよせる。≒憑肩〈字通〉
  • 勍勍 2712
    けいけい たけだけしいようす。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 簽押 2713
    せんおう ┌署名捺印すること。署名して、印を押すこと。〈漢字源〉
    ┌署名。〈字通〉
  • 禍簒 2714
    かさん ┌簒奪されて生じるわざわい。〈漢字源〉
    ┌簒奪の災い。また、災いと簒奪。〈漢辞海〉
  • 胝肩 2715
    ちけん 肩にまめができる。〈字通〉
  • 藜莠 2716
    れいゆう あかざと、はぐさ。雑草。〈字通〉
  • 搏埴 2717
    はくしょく ┌陶土をうちこねる。〈字通〉
    ┌粘土をこねて陶器を作ること。また、陶工。〈新大字典〉
  • 誣譖 2718
    ふしん 無実のことでそしる。〈字通〉
  • 畚築 2719
    ほんちく ┌土の運ぶためのもっこと、盛り土をかためるためのかきね。〈漢字源〉
    ┌版築。〈字通〉
    ┌土木建築の用具・仕事。〈漢辞海〉
  • 苔砌 2720
    たいせい ┌こけが一面に生えている石畳。〈漢字源〉
    ┌こけむした石だたみ。〈新大字典〉
  • 拱揖 2721
    きょうゆう ┌両手を胸の前で組み合わせて会釈する。〈新漢和大字典〉
    ┌お辞儀する。〈字通〉
    ┌両手を胸の前に組んで会釈する。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 饂麺 2722
    うんめん 汁で煮たうどんの一種。特に、宮城県白石市特産の「うーめん」のこと。〈大辞泉〉
  • 老嫗 2723
    ろうう ┌年をとって衰え弱った女。〈漢字源〉
    ┌年をとった女。おうな。老婆。≒老媼〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 孳息 2724
    じそく ┌生長し、子孫がふえる。〈漢字源〉
    ┌ふえる。〈字通〉
    ┌生まれふえる。≒孳生〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 関尹 2725
    かんいん 関所を守る役人。また、そのかしら。関もり。〈漢字源〉
  • 岑蔚 2726
    しんうつ ┌山の峰で木が茂った所。〈新漢和大字典〉
    ┌深く茂った峰。〈字通〉
  • 峨髻 2727
    がけい 高く結い上げた髪。〈字通〉
  • 溷廁 2728
    こんし ┌便所。かわや。〈漢字源〉
    ┌かわや。便所。〈新大字典〉
    ┌便所。≒溷軒〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 存恤 2729
    そんじゅつ ┌あわれみ、慰めて救う。慰問・救済する。〈漢字源〉
    ┌あわれんでねぎらうこと。慰問して恵むこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 撰輯 2730
    せんしゅう ┌1.多数の漢文の作品から、すぐれたもの、あるいは、選者の好みに合うものを選んで編集する。また、その書物。
    └2.ある人の代表的な著作を択び集めた書物。〈新漢和大字典〉
    ┌編集する。〈字通〉
  • 儁秀 2731
    しゅんしゅう ┌才知に優れていること。また、その人。俊英。俊才。≒俊秀〈漢字源〉
    ┌すぐれてひいでていること。≒俊秀〈新大字典〉
  • 夾纈 2732
    きょうけち 板で布をしめつけて染める。〈新漢和大字典〉
  • 2733
    あい せまい。くびれてせまい。場所が狭い。また、度量がせまい。〈新漢和大字典〉
  • 撻笞 2734
    たっち むちでうちのめす。〈漢字源〉
  • 斌蔚 2735
    ひんうつ 文彩の盛んなさま。〈字通〉
  • 趁節 2736
    ちんせつ 拍子に合わせる。〈字通〉
  • 枸杞 2737
    くこ ┌ナス科の落葉小低木。夏、淡紫色の花が咲き、赤い実を結ぶ。若葉は食用。実は薬用。〈漢字ペディア〉
    ┌ナス科の落葉小低木。〈漢字源〉
    ┌クコ。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 柬請 2738
    かんせい 招待状。〈字通〉
  • 諍論 2739
    じょうろん ┌論争すること。論争。〈大辞林〉
    ┌言い争うこと。論争。〈大辞泉〉
    ┌互いに意見を主張して、議論すること。議論して、言い争うこと。論争。≒争論〈漢字ペディア〉
    ┌言い争うこと。議論して争うこと。言い争い。いさかい。≒争論〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 趙痩 2740
    ちょうそう ┌やせ型の美人のこと。漢の成帝の后、趙飛燕がやせて美しかったことから。〈大辞林〉
    ┌やせ型の美人。漢の成帝の后、趙飛燕がやせていて美しかったところから。〈日本国語大辞典〉
  • 石碣 2741
    せっけつ ┌石碑。まるい石碑。〈字通〉
    ┌1.まるい石碑。
    └2.越王が陣中で用いさせた矢の名。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 簪纓 2742
    しんえい ┌かんざしと冠のひも。転じて、高官の人。〈新大字典〉
    ┌1.冠をとめるかんざしと、冠のひも。
    └2.転じて、高い位。また、高い位の人。〈漢字源〉
    ┌かんざしと冠の紐。転じて、高位高官。また、その人。公卿。貴族。〈日本国語大辞典〉
  • 泓涵 2743
    おうかん ┌深い。〈字通〉
    ┌水を深くたたえているさま。〈字源〉
  • 嵐岫 2744
    らんしゅう 山気のたちこめる山。〈字通〉
  • 眩泯 2745
    げんべん ┌目のくらむさまをいう。〈漢字源〉
    ┌目くらみ。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 塵涓 2746
    じんけん ┌1.ちりと、しずく。非常に小さいもののたとえ。
    └2.自分の行為を謙遜していうことば。〈漢字源〉
    ┌1.ちりと水滴。極めて微小なことのたとえ。
    └2.転じて、自分の行為に対する謙譲語。微衷。微力。〈新大字典〉
  • 岐嶷 2747
    きぎょく ┌よく立ち上がる。幼くて聡慧なことをいうのに用いる。〈字通〉
    ┌子供の思慮深いこと。〈新漢和大字典〉
    ┌1.幼少のころから才知に優れていること。
    └2.状貌の卓異なこと。〈新大字典〉
    ★「岐嶷」で「いこよか」とも読む。姿や形が堂々としていてりっぱなさま。〈漢字ペディア〉
  • 脩袂 2748
    しゅうべい ┌細長いたもと。〈新漢和大字典〉
    ┌長袖。〈字通〉
  • 杳茫 2749
    ようぼう ┌はるかなさま。遠いさま。〈大辞林〉
    ┌はるかなさま。深く遠いさま。〈日本国語大辞典〉
  • 跂踵 2750
    きしょう ┌1.つまだつこと。かかとを上げること。
    └2.転じて、待ち望むこと。〈新大字典〉
    ┌1.かかとを上げる。ひたすら待ち望んだり、敬慕するさまをいう。
    ├2.希望する。待ち望む。
    └3.足を上げる間。短時間のたとえ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 辜磔 2751
    こたく ┌はりつけにする。〈新漢和大字典〉
    ┌はりつけ。〈字通〉
  • 牙纛 2752
    がとう さおの先に象牙の飾りのある、天子や大将軍の旗。〈大辞泉〉
  • 饒贍 2753
    じょうせん ┌ゆとりがある。ゆたかでじゅうぶんに足りる。〈新漢和大字典〉
    ┌ゆたかに足る。〈字通〉
  • 脩袖 2754
    しゅうしゅう ┌細長いそで。〈新漢和大字典〉
    ┌長袖。〈字通〉
  • 虧喪 2755
    きそう ┌欠けてなくなる。欠損。〈新漢和大字典〉
    ┌欠損する。失う。〈字通〉
  • 銜勒 2756
    かんろく ┌くつわ。〈字通〉
    ┌轡(クツワ)。馬銜(クツバミ)。転じて、民を直接に支配する法律、官職など。〈日本国語大辞典〉
    ┌1.くつわと、おもがい。
    └2.制限。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 耆叟 2757
    きそう ┌老人。〈字通〉
    ┌老人。〈新大字典〉
  • 磔禳 2758
    たくじょう ┌犬や家畜の体をひきさいて神にそなえ、わざわいがふりかからないように祈ること。≒磔攘〈漢字源〉
    ┌犠牲の動物のからだを引き裂いて供え、わざわいをはらう。≒磔攘〈漢辞海〉
  • 粤犬 2759
    えっけん ★粤犬雪(ユキ)に吠(ホ)ゆ・・・見慣れないものや、自分の見識の及ばない事柄は、とかく疑ったり、非難したりしがちであることのたとえ。粤(エツ)の地方は暖かくほとんど雪の降ることがない。その地方の犬は雪が降ると、雪を怪しんで吠えるということから。〈漢字源〉
  • 麼虫 2760
    まちゅう ┌微小の虫。〈字通〉
    ┌細かい虫。〈新漢和大字典〉
  • 脯脩 2761
    ほしゅう ┌干し肉〈漢字源〉
    ┌乾肉。〈字通〉
  • 薜茘 2762
    へいれい ┌まさきのかずら。〈字通〉
    ┌木の名。オオイタビ。〈新漢和大字典〉
  • 茨棘 2763
    しきょく ┌1.とげのある低木や、いばら。
    └2.草深い田舎。〈漢字源〉
    ┌1.いばら。転じて、困難なこと。
    └2.草深い田舎。〈新大字典〉
  • 坡壟 2764
    はろう 1.土手と丘。
    2.小高くなったところ。堤防や、丘など。〈漢字源〉
  • 悋惜 2765
    りんせき ┌物惜しみすること。〈大辞泉〉
    ┌1.ものおしみすること。≒悋嗇
    └2.嫉妬。≒悋気〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 栖鴉 2766
    せいあ ┌ねぐらにいるカラス。ねぐらに帰るカラス。〈新漢和大字典〉
    ┌巣にいるカラス。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 跂跂 2767
    きき ┌虫などが何本もの足で這うさま。〈新漢和大字典〉
    ┌虫のゆくさま。〈字通〉
  • 貪婬 2768
    たんいん 非常に色を好むこと。≒貪淫〈大辞泉〉
  • 嫗煦 2769
    うく ┌あたためそだてる。親が子を大事にそだてる如く人民を愛し保護するにたとえる。〈字源〉
    ┌よしよしといって子どもをふところに抱いてあたためる。〈漢字源〉
  • 莅決 2770
    りけつ ┌その場に臨んで論決する。〈字通〉
    ┌その場に臨んで決すること。〈新大字典〉
  • 蚩眩 2771
    しげん ┌ばかにしてだます。〈新漢和大字典〉
    ┌だます。〈字通〉
    ┌ばかにしてだます。あなどる。〈漢辞海〉
  • 岫幌 2772
    しゅうこう 洞口。〈字通〉
  • 縫罅 2773
    ほうか ┌縫い目。〈字通〉
    ┌1.衣服などの縫い目。≒縫界
    └2.すきま。〈新大字典〉
  • 恂恂 2774
    じゅんじゅん ┌1.まことあるさま。まじめなさま。
    └2.おそれつつしむさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.ねんごろなさま。
    └2.おずおずと、細かく心を配るさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 裼襲 2775
    せきしゅう ひとえと、かさね。〈字通〉
  • 慷愾 2776
    こうがい ┌1.感情が高まって嘆く。
    └2.意気盛んなこと。〈漢字源〉
    ┌≒慷慨
    ├1.外に感情が高まり出る。
    ├2.内に身にしみて感じ、嘆息する。
    └3.意気が盛んなさま。〈漢辞海〉
  • 餮饕 2777
    てっとう ┌悪獣の名。古銅器の文様に饕餮文(トウテツモン)があり、おおむね器の鼻梁を中心とした虎の展開図を用いる。饕餮は虎を文様化したものであろう。≒饕餮〈字通〉
    ┌欲深く貪ること。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 懾憚 2778
    しょうたん ┌恐れはばかる。恐れつつしむ。〈漢辞海〉
    ┌おそれはばかる。≒畏憚〈字源〉
    ┌恐れはばかる。〈漢字源〉
  • 脯醢 2779
    ほかい ┌1.干し肉と、肉のしおから。
    2.刑罰の一つ。最も残酷な刑。人を殺し、その肉を干し肉にしたり、しおからにしたりする。〈新漢和大字典〉
    ┌ほじしと、しおから。〈字通〉
  • 鳧鴨 2780
    ふおう カモや、アヒル。また、水に浮かんでいる水鳥のこと。〈新漢和大字典〉
  • 掀掀 2781
    きんきん ┌高くあがるさま。〈漢字源〉
    ┌高挙。〈字通〉
  • 迪哲 2782
    てきてつ ┌明らかに物事の道理をふみ行う。〈新漢和大字典〉
    ┌明哲の道をふむ。〈字通〉
  • 雋乂 2783
    しゅんがい 才能や徳がすぐれた人。≒俊乂〈新漢和大字典〉
  • 罌粟 2784
    おうぞく ┌草の名。けし。〈漢字源〉
    ┌ケシ科の二年草。五月ごろ花を開き、実の乳液からアヘンを作る。〈漢辞海〉
    ★罌粟殻(オウゾクコク)・・・漢方で罌粟の果実のこと。
    ★「罌粟」で「けし」とも読む。
    ◇漢字ペディア下付き
  • 寒鴉 2785
    かんあ ┌冬の烏。かんがらす。〈大辞泉〉
    ┌≒寒烏
    ├1.冬のカラス。
    └2.カラスの一種。慈烏(ジウ)。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 汰侈 2786
    たし ┌身分不相応におごること。≒奢侈〈漢字源〉
    ┌おごりたかぶるさま。≒汰肆〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 櫟樗 2787
    れきちょ ┌1.くぬぎと、にわうるし。ともに役にたたない木。
    └2.転じて、才能がなく役にたたない人。〈漢字源〉
    ┌くぬぎと、おうち。不材の木。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 雉兎 2788
    ちと ┌1.キジとウサギ。
    └2.キジやウサギを捕らえる人。猟師。〈大辞林〉
    ┌キジとウサギ。また、それらを捕らえる猟師。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嫩蕊 2789
    どんずい 若い花のずい。〈字通〉
  • 罍罌 2790
    らいおう ┌酒樽。〈字通〉
    ┌雷雲模様の酒だる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 皁莢 2791
    そうきょう ┌さいかち。〈字通〉
    ┌サイカチ属植物の漢名。夏、黄色い花をつける。果実は長く扁平なさや状で、干したものを同名で生薬とする。さやの煮汁で洗濯した。〈新漢和大字典〉
    ★「皁莢」は「さいかち」とも読む。〈漢字ペディア〉
  • 湍滝 2792
    たんろう ┌たきつせ。〈字通〉
    ┌急激な流れ。たきつせ。〈字源〉
  • 鹿寨 2793
    ろくさい ┌敵の侵入を防ぐため、先のとがった竹や枝のある木などを鹿の角の形に立て並べた垣。さかもぎ。≒鹿砦、鹿柴〈大辞泉〉
    ┌鹿の円陣。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 櫟釜 2794
    ろうふ ┌釜の中に何もないことを示すために、釜の底をがりがりする。〈新漢和大字典〉
    ┌釜の底をこすり鳴らす。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 殍餓 2795
    ひょうが ┌餓死。〈字通〉
    ┌うえじに。〈漢字源〉
  • 佞諛 2796
    ねいゆ ┌へつらいこびる。〈字通〉
    ┌こびへつらう。〈漢字源〉
    ┌こびへつらう。≒諂諛、追従〈字源〉
  • 錙錘 2797
    しすい ┌わずかな目方。すこしの量やささいなもののたとえ。〈漢字源〉
    ┌少量。〈字通〉
  • 滂湃 2798
    ほうはい ┌水の流れや水しぶきの勢いが盛んなさま。〈漢字ペディア〉
    ┌波がぶつかり合うさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 鴥隼 2799
    いつじゅん はやぶさのこと。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 瀝忱 2800
    れきしん 誠意を披瀝する。〈字通〉
  • 荼蓼 2801
    とりょう ┌にがい草。〈字通〉
    ┌1.ニガナとタデ。田畑や沼沢の雑草をいう。
    └2.苦痛のたとえ。特に、父母の死。〈漢辞海〉
  • 焠掌 2802
    さいしょう ┌つらいのをがまんして努力することのたとえ。〈漢字源〉
    ┌眠気を覚ますため、掌をやいて勉強する。〈字通〉
    ┌刻苦して学問に励むこと。孔子の弟子の有若が、眠気をさますために手のひらを火で焼いた故事による。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 旻天 2803
    びんてん ┌1.空。天空。
    └2.秋の空。秋の天。〈漢字ペディア〉
    ┌1.そら。天。
    └2.秋の空。秋天。秋旻。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 惻怛 2804
    そくだつ ┌悲しみいたむこと。〈漢字ペディア〉
    ┌悲しみ、心を痛める。≒惻痛、惻傷、惻悽、惻楚、惻愴
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 澆灌 2805
    ぎょうかん ┌田などに水をそそぐこと。〈新大字典〉
    ┌田畑に水をそそぐ。〈漢字源〉
    ┌田に水をそそぐ。灌漑。≒澆漑〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 滌漑 2806
    できがい ┌洗いすすぐこと。〈新大字典〉
    ┌洗滌(センデキ)する。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 碧潭 2807
    へきたん ┌水が深く青緑色に見えるふち。〈漢字源〉
    ┌あおい色の深い淵。碧潯(ヘキジン)。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 祁祁 2808
    きき ┌1.ゆるやかなさま。
    ├2.多いさま。
    └3.おだやかなさま。〈漢辞海〉
    ┌1.ゆるやかなさま。
    └2.数の多いさま。〈漢字源〉
    ┌1.数の多いさま。
    ├2.のんびりゆったりとしたさま。雨の静かに降るさま。
    └3.往来するさま。〈新大字典〉
  • 叢薈 2809
    そうわい 草むらのこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 牖民 2810
    ゆうみん ┌民を善導する。≒導民〈漢字源〉
    ┌民を善に導くこと。〈新大字典〉
    ┌民を導く。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 犂鋤 2811
    りじょ ┌1.からすきと、すき。
    └2.すきで耕作すること。〈漢字ペディア〉
    ┌からすきとくわ。農具。また、すきやくわで耕地を耕すこと。〈日本国語大辞典〉
    ┌1.からすきとすき。農具。
    └2.耕作。〈大辞林〉
    ★二字を反転した「鋤犂」だとジョレイとジョリの読みを記した字書はあるが、「犂鋤」だとリジョのみの読みしか今の所記載がない。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 疽腫 2812
    そしょう ┌悪性の腫(ハ)れもの。〈新大字典〉
    ┌悪性のはれもの。〈新大字典〉
    ★「疽腫(ソシュ)」でも良いと思うが(漢音(ショウ)か呉音(シュ)かの違い)、そのように読む典が見つからないので許容外とした。
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 癈疾 2813
    はいしつ ┌1.治らない病気。
    └2.律令(リツリョウ)制の規定で、身体に疾病や障害があり仕事ができないこと。また、その人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 矜恤 2814
    きょうじゅつ ┌あわれんで恵むこと。〈新大字典〉
    ┌あわれんで恵むこと。≒憐恤〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 黎祁 2815
    れいき ┌豆腐の異名。〈字源〉
    ┌豆腐の異名。〈新大字典〉
  • 祗候 2816
    しこう ┌≒伺候
    ├1.つつしんで貴人のそば近く仕えること。また、その人。
    └2.つつしんでご機嫌うかがいに上がること。〈漢字ペディア〉
    ★「祗(シ)」は「祇(ギ)」とは別字。
    ├『祗(シ)・・・つつしむ。只(タダ)。』
    └『祇(ギ)・・・くにつかみ。』
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 笄丱 2817
    けいかん ┌青少年。〈字通〉
    ┌初めて成年となりし年頃。〈字源〉
  • 簇生 2818
    ぞくせい ┌草木が群がり生えること。〈漢字ペディア〉
    ┌むらがり生じること。族生。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 簸却 2819
    はきゃく 箕(み)であおってふるい分けるように、悪い部分を捨て去ること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 翊賛 2820
    よくさん ┌助けること。補佐すること。〈新大字典〉
    ┌たすける。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 耨耕 2821
    どうこう ┌手すきで田畑の雑草を除き、耕すこと。〈漢字ペディア〉
    ┌くさぎりたがやす。≒耕耨、耕耘〈字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 噪聒 2822
    そうかつ ┌かまびすしいこと。さわがしいこと。〈新大字典〉
    ┌さわがしい。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 聿越 2823
    いつえつ ┌速く越える。〈新大字典〉
    ┌越える。〈字通〉
    ┌迅速にこえる。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 蜀葵 2824
    しょっき ┌タチアオイの漢名。花を観賞するアオイ科の大形越年草。〈新漢和大字典〉
    ┌たちあおいの漢名。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 臆揣 2825
    おくし ┌おしはかり考えること。〈新大字典〉
    ┌臆測する。〈字通〉
  • 縦臾 2826
    しょうゆ ┌すすめそそのかすこと。〈新大字典〉
    ┌おだてすすめてやらせる。そそのかす。〈漢字源〉
    ┌すすめ、そそのかす。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 芟正 2827
    さんせい ┌悪いところを除いて正しくすること。〈新大字典〉
    ┌悪いところを除いて正しくする。≒刪正〈漢字源〉
    ┌悪いところを取り除いて正しくする。刪正。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 苞栩 2828
    ほうく 茂っている栩(クヌギ)。〈新大字典〉
  • 辜較 2829
    ここう ┌あらまし。大略。〈字源〉
    ┌1.財政を独占すること。取引を一手に握って利益を独り占めにすること。估較(ココウ)。
    └2.全体をまとめること。あらまし。だいたい。〈新漢和大字典〉
    ┌大略。〈字通〉
    ┌1.権力によって利益の独占をはかる。
    └2.あらまし。概略。〈漢辞海〉
    ★「較(カク)」は慣用音。
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 梵砌 2830
    ぼんぜい 寺院の境内。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 綴緝 2831
    ていしゅう ┌編集する。〈字通〉
    ┌つづり集める。出来事や昔の文などを繫いで一つに集めること。≒綴輯〈漢字源〉
    ┌つづり集める。≒綴輯、綴集〈漢辞海〉
  • 蝸螺 2832
    らら にな。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 汨汨 2833
    こつこつ ┌1.波の声。
    └2.沈み果てるさま。〈字源〉
    ┌水の流れるさま。〈字通〉
  • 什麼 2834
    じゅうま ┌なに。〈新漢和大字典〉
    ┌いかに。〈字通〉
  • 隴種 2835
    りょうしょう ┌≒竜鍾、竜衝
    ├1.涙がはらはらと落ちるさま。
    └2.くだけこわれるさま。〈新漢和大字典〉
    ┌衰敗する。〈字通〉
    ┌遺失するさま。また、不遇のさま。〈新大字典〉
  • 闖闖 2836
    ちんちん うかがい見るさま。〈新大字典〉
  • 哮噬 2837
    こうぜい ┌1.たけりてかみつく。
    └2.転じて、賊軍の兵威の猛烈なるをいう言葉。〈字源〉
    ┌たけりかみつく。〈字通〉
    ┌1.怒りかみつく。
    └2.反乱軍の勢いの盛んなこと。〈漢字源〉
    ┌反乱軍などがたけり狂う。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 懊恨 2838
    おうこん ┌なやみうらむこと。〈新大字典〉
    ┌恨む。〈字通〉
  • 堡寨 2839
    ほうさい ┌とりで。〈新大字典〉
    ┌本城の他に、重要な地点に設けたとりで。堡塁。防塞。≒堡砦、堡塞〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 城堡 2840
    じょうほう ┌城ととりで。また、敵を防ぐための構造物。じょうほ。〈大辞泉〉
    ┌土や石で築いた小さい城。とりで。≒城保〈新大字典〉
    ┌城ととりで。敵を防ぐための城。砦。じょうほ。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 垢滓 2841
    こうし ┌あかと、かす。よごれたもの。〈漢字源〉
    ┌あかとかす。よごれ。けがれ。〈新大字典〉
    ┌よごれ。〈字通〉
  • 滌盪 2842
    できとう ┌汚れや穢(ケガ)れを、あらい落とすこと。≒滌蕩〈漢字ペディア〉
    ┌≒滌蕩
    ├1.よごれを洗い去る。よごれを洗い落とす。
    ├2.滅んでなくなる。
    └3.ゆり動かす。ゆれ動く。〈漢字源〉
    ┌洗い流す。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蠹居 2843
    ときょ ★蠹居棊処(キショ)…至るところに悪人がいることのたとえ。〈漢検四字熟語辞典〉
  • 蠹簡 2844
    とかん ┌むしばみたる書き物。≒蠹編、蠹冊〈字源〉
    ┌虫が食った書物。≒蠹編〈漢字源〉
    ┌虫食い本。〈字通〉
  • 蠹魚 2845
    とぎょ ┌1.シミの別称。本や衣服などを食う虫。
    └2.いつも本を読むばかりで活用する才のない者。〈漢字ペディア〉
    ┌1.昆虫シミの別名。
    └2.本ばかり読んでいる人。また、本を読んでもその真意を理解できない者をあざけっていう語。≒書蠹〈大辞泉〉
    ┌1.虫の名。衣類や書物を食い破る。紙魚。衣魚。
    └2.いつも本ばかり読んでいる者をあざけって言う言葉。〈漢字源〉
    ★「蠹魚」で「しみ」とも読む。
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 書蠹 2846
    しょと ┌1.書物の紙を食い荒らす虫。しみ。
    └2.読書するだけで、その知識を活用できない人を、あざけっていう語。〈大辞泉〉
    ┌しみ。〈字通〉
    ┌1.書物の紙を食い荒らす虫。しみ。
    └2.読書ばかりして書物の内容をうのみにするだけで、その活用を知らない人。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蠱毒 2847
    こどく ┌毒を盛って、気づかれないように人を害すること。〈漢字ペディア〉
    ┌毒殺する。〈字通〉
    ┌害する。害毒。〈字源〉
    ┌ひそかに毒を盛ること。害すること。害毒。〈新大字典〉
    ┌虫の毒気や毒薬で人を害する。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 丘隴 2848
    きゅうろう ┌墳墓。≒丘壟〈字通〉
    ┌≒丘壟
    ├1.丘。
    └2.墓。墳墓。〈新漢和大字典〉
    ┌≒丘壟
    ├1.おか。
    └2.墓。〈新大字典〉
  • 麦隴 2849
    ばくろう ┌麦畑のうね。また、転じて、麦畑。≒麦壟
    ┌麦畑のうね。≒麦壟〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 隴上 2850
    ろうじょう ┌隴畝のほとり。〈字通〉
    ┌1.畑のそば。また、畑のうねのそば。≒壟上
    └2.隴山(ロウザン:陝西省と甘粛省との境にある山の名)のあたり。
  • 娟雅 2851
    けんが しなやかに美しく、上品である。〈新漢和大字典〉
  • 便娟 2852
    べんえん ┌身軽で美しい。≒便姸〈字通〉
    ┌1.美しくてなまめかしいさま。
    ├2.軽やかに舞を舞うさま。
    └3.雪の軽く舞うさま。〈新漢和大字典〉
  • 噎鬱 2853
    えつうつ ┌気がふさいで晴れないさま。〈漢字ペディア〉
    ┌気がふさがる。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 穢行 2854
    わいこう ┌みにくい行為。〈字通〉
    ┌けがれた行為。≒醜行〈新大字典〉
    ┌けがれたる行い。〈字源〉
    ┌不道徳な行為。みだらな行い。〈日本国語大辞典〉
  • 醜穢 2855
    しゅうわい ┌みにくくけがらわしいこと。また、そのさま。しゅうかい。〈大辞泉〉
    ┌みにくくけがらわしいこと。また、そのさま。しゅうかい。≒醜猥〈日本国語大辞典〉
  • 黠児 2856
    かつじ ┌かしこい子。〈字通〉
    ┌かしこき小児。〈字源〉
  • 狡黠 2857
    こうかつ ┌ずるがしこくて悪知恵がはたらくさま。≒狡猾、狡獪〈漢字ペディア〉
    ┌わるがしこい。奸智多詐。≒狡猾〈字通〉
    ┌ずるく悪賢いこと。また、そのさま。≒狡猾〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剽疾 2858
    ひょうしつ ┌動作がすばやいこと。≒慓疾〈漢字ペディア〉
    ┌すばやいこと。すみやかなこと。〈新大字典〉
    ┌すばやい。〈字通〉
    ┌人の動作がすばやい。また、すばやいこと。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 軽剽 2859
    けいひょう ┌かるがるしくて落ち着きのないこと。また、そのさま。〈大辞泉〉
    ┌≒軽僄
    ├1.軽はずみで、浮ついたさま。
    └2.敏捷で勇敢なさま。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 剽掠 2860
    ひょうりゃく ┌強奪すること。おびやかし奪うこと。かすめとること。≒剽略、剽盗〈漢字ペディア〉
    ┌おどかしてかすめとること。≒剽略〈大辞泉〉
    ┌人の財物をおびやかしかすめとること。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剽賊 2861
    ひょうぞく ┌1.他人の詩歌や文章などをぬすんで、自分のものとして発表すること。また、その人。≒剽窃
    └2.通行人などをおどして衣服や持ち物を奪い取ること。おいはぎ。≒剽盗〈漢字ペディア〉
    ┌1.他人の作品・学説などを自分のものとして発表すること。≒剽窃
    └2.おいはぎ。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剽盗 2862
    ひょうとう ┌通行人などをおどして衣服や持ち物を奪い取ること。おいはぎ。≒剽賊、剽掠〈漢字ペディア〉
    ┌人をおどして金品や衣類を奪い取ること。また、その人。〈大辞泉〉
    ┌かすめ盗むこと。おいはぎ。≒剽賊〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 剿滅 2863
    そうめつ ┌すっかりほろぼすこと。≒掃滅、全滅、殲滅〈漢字ペディア〉
    ┌ほろぼし尽くすこと。≒掃滅〈新大字典〉
    ┌はき清めてしまったように、すっかり滅ぼしてしまう。≒掃滅、掃殄〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 勦滅 2864
    そうめつ ┌すっかりほろぼすこと。≒勦絶、掃滅〈漢字ペディア〉
    ┌皆殺しにする。〈字通〉
    ┌皆ごろしにして、滅ぼし尽くす。≒勦尽、勦絶、勦殄〈漢字源〉
    ┌すっかり滅ぼしてしまうこと。≒掃滅〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 勦絶 2865
    そうぜつ ┌すっかりほろぼすこと。≒勦滅、掃滅〈漢字ペディア〉
    ┌たちほろぼす。〈字通〉
    ┌皆ごろしにして、滅ぼし尽くす。≒勦尽、勦滅、勦殄
    ┌滅ぼしつくすこと。皆殺しにすること。≒勦滅〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 勦説 2866
    そうせつ ┌1.他人の説を盗み取って自分のものとすること。
    └2.人の話を遮り、自分の説を主張すること。〈新大字典〉
    ┌他人の説を盗み取って自分のものとすること。≒勦襲、剽窃〈漢字源〉
  • 運籌 2867
    うんちゅう ┌はかりごとをめぐらす。〈新大字典〉
    ┌謀をめぐらす。〈字通〉
  • 籌略 2868
    ちゅうりゃく ┌はかりごと。≒策略、謀略〈漢字ペディア〉
    ┌はかりごと。〈新大字典〉
    ┌はかりごと。≒計謀〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 気魄 2869
    きはく ┌恐れずに立ち向かう強い精神力・意気込み。≒気迫、気力、気概〈漢字ペディア〉
    ┌しようとする気力。強い精神力。〈漢字源〉
    ┌力強く立ち向かってゆく精神力。≒気迫〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 死魄 2870
    しはく ┌陰暦29日に月の光が消えてほの白い月の外枠が残ること。≒死覇(シハク)〈漢字源〉
    ┌下弦の月。陰暦の朔日の月。また、朔日。生魄に対していう語。〈日本国語大辞典〉
    ┌陰暦の朔日をいう。魄は月の輪廓の光なきところ、死は月光の蔽われて消える意。〈字源〉
    ┌陰暦朔日の称。魄は、月の光る部分。〈新大字典〉
    ┌月相の名。西周の金文によると、既死覇は月が光を失う第四週。≒死覇〈字通〉
  • 倩倩 2871
    せんせん ┌すっきりしたさま。いきなさま。〈漢字源〉
    ┌美好なるさま。〈字源〉
    ┌美しいさま。〈字通〉
  • 齔髫 2872
    しんちょう ┌幼児・幼者の意。〈新大字典〉
    ┌子供。〈漢字源〉
    ┌幼年。〈字通〉
  • 髫髪 2873
    ちょうはつ ┌子供の垂れ髪。転じて、幼者をいう。うない。〈新大字典〉
    ┌垂れ髪。その年齢。〈字通〉
    ┌子ども。≒幼児〈漢字源〉
    ┌子どもが首のあたりまで髪の毛を垂らしていること。また、その子ども。転じて、広く童児をいう。うない。〈日本国語大辞典〉
    ★「髫髪」で「うない」とも読む。
  • 諱忌 2874
    きき ┌いみきらうこと。おそれ避けること。また、その事柄。≒諱忌〈漢字ペディア〉
    ┌さけていわない。おそれはばかって触れない。〈漢字源〉
    ┌忌みはばかること。≒禁忌〈字通〉
    ┌忌みはばかる。≒忌諱〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 諱言 2875
    きげん ┌1.はばかって口にしない言葉。
    └2.おそれはばかって言わない。〈漢字源〉
    ┌はばかって直言しない。〈字通〉
  • 匕首 2876
    ひしゅ ┌あいくち。≒短刀、短剣〈新大字典〉
    ┌つばのない短刀。九寸五分(クスンゴブ)。〈漢字ペディア〉
    ┌あいくち。長さ一尺八寸の短剣。〈字源〉
    ★「匕首」で「あいくち」とも読む。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 顧眄 2877
    こべん ┌ふりかえって見ること。周囲を見ること。〈漢字ペディア〉
    ┌振り返って見ること。こめん。〈大辞泉〉
    ┌1.かえりみる。ふりかえってみる。
    └2.あたりを見回す。あちこち気にする。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
    ●H9-2㈠
  • 眷眄 2878
    けんべん ┌目をかける。〈漢字源〉
    ┌愛し顧念する。≒顧眷〈字通〉
  • 一眄 2879
    いちべん 一睨(ヒトニラ)みすること。〈大辞林〉
  • 篳門 2880
    ひつもん ★篳門閨竇(ケイトウ)…しば竹のしおり戸と、粗末なくぐり戸。貧しい家の門のこと。転じて、貧しい家のこと。〈新漢和大字典〉
  • 眷眷 2881
    けんけん ┌1.気にかけて回想するさま。
    └2.思いをよせるさま。恋いしたうさま。〈漢字ペディア〉
    ┌1.かえりみるさま。また、勤厚のさま。
    └2.恋い慕うさま。〈新大字典〉
    ┌心に常に思う。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 緑礬 2882
    りょくばん ┌硫酸鉄(Ⅱ)の七水和物の俗称。〈大辞泉〉
    ┌硫酸第一鉄の七水塩の俗称。淡緑色の結晶であるところからの名。ろくばん。ろうは。〈日本国語大辞典〉
    ┌鉱物(硫酸塩鉱物)の一種。化学組成は硫酸鉄(II)の7水和物(FeSO4・7H2O)。単斜晶系。黄鉄鉱(FeS2)や磁硫鉄鉱(Fe1-xS)などが酸化分解することによって生じる二次鉱物。〈wikipedia〉
  • 眷想 2883
    けんそう ┌かえりみて思う。〈新漢和大字典〉
    ┌顧み思う。〈字通〉
  • 烏喙 2884
    うかい ┌1.カラスのくちばし。
    └2.カラスに似た突き出た口つき。欲深い人相のたとえ。〈漢字ペディア〉
    ┌カラスのようなくちばし。欲の深い人相のたとえ。〈大辞林〉
    ★長頸(チョウケイ)烏喙…くびが長く、口先のとがった人相。残忍・強欲で、ともにいると労苦が多く、安楽にいられない人の相といわれる。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 嗚呼 2885
    おこ ┌1.愚かなこと。
    └2.呼び求める。〈新漢和大字典〉
    ┌愚かなこと。〈新大字典〉
    ★嗚呼絵…「ばかげたおどけ絵」の意味で,平安時代から鎌倉時代にかけて用いられた言葉。風刺や滑稽を目指した戯画の一種と考えられる。
  • 右弼 2886
    ゆうひつ ★左輔(サホ)右弼…君主の左右にいて、政治をたすける臣。輔弼(ホヒツ)の臣。〈大辞泉〉
  • 雋永 2887
    せんえい ┌肥えてうまい肉の如く、義理深長にして味あること。〈字源〉
    ┌意味深長で味のあること。〈日本国語大辞典〉
    ┌肥肉。すぐれる。〈字通〉
    ┌肥えてうまい肉。〈新大字典〉
    ┌1.肥えてうまい肉。
    └2.言辞や詩文が味わい深いさま。〈漢辞海〉
  • 揖揖 2888
    しゅうしゅう ┌たくさん寄り集まり、まとまるさま。〈新漢和大字典〉
    ┌虫などの多いさま。〈字通〉
    ┌あつまるさま。≒輯輯〈字源〉
    ┌多く集まるさま。〈新大字典〉
  • 紜紜 2889
    うんうん ┌1.物が多く入り乱れているさま。
    └2.人の往来の盛んなさま。〈新漢和大字典〉
    ┌1.多くて乱れるさま。
    └2.往来の盛んなさま。〈新大字典〉
  • 庇蔭 2890
    ひいん ┌1.ひさしのかげ。
    ├2.かばい助けること。
    └3.おかげ。たすけ。〈漢字ペディア〉
    ┌1.かばい助ける。≒陰庇、蔭庇
    ├2.人のおかげ。助け。
    └3.ひさしのかげ。〈新漢和大字典〉
    ┌≒庇陰
    ├1.ひさしのかげ。
    └2.かばうこと。また、おかげをこうむること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 饕戻 2891
    とうれい 欲が深くて、人の道にもとる。また、その者。≒貪者〈漢字源〉
  • 蕃屛 2892
    はんぺい ┌≒藩屛
    ├1.外側をとりまくかき。守りのしきり。
    └2.転じて、防ぎ守ること。また、その者。
    ┌1.垣根と屛。
    └2.まがきとなって庇い守ること。〈新大字典〉
  • 竺学 2893
    じくがく ┌仏教の学問。仏学。〈新大字典〉
    ┌仏教についての学問。〈新漢和大字典〉
  • 孼牙 2894
    げつが 芽生え。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 孼子 2895
    げっし ┌めかけの子。≒孼庶、庶子〈新漢和大字典〉
    ┌妾腹の子。≒庶子、孼出〈新大字典〉
    ┌めかけばらの子。≒庶子〈字源〉
    ┌≒庶子〈字通〉
  • 秉公 2896
    へいこう ┌公平であることを守る。〈新漢和大字典〉
    ┌公平をとり守ること。〈新大字典〉
    ┌公正を操る。〈字通〉
  • 権秉 2897
    けんぺい 権力。支配権。≒権柄〈字通〉
  • 椅几 2898
    いき ┌脇息。〈字通〉
    ┌よりかかる台。おしまずき。脇息。〈新大字典〉
    ┌脇息。おしまずき。〈字源〉
    ┌すわってよりかかる台。脇息。〈漢字源〉
  • 卉然 2899
    きぜん ┌盛んなさま。〈字通〉
    ┌起こり始まるさま。盛んなさま。〈新大字典〉
  • 譎諫 2900
    けっかん ┌遠回しに諫めること。直言しないで諫めること。〈新大字典〉
    ┌直言せずして遠回しにいさめる。〈新大字典〉
    ┌遠回しに諫める。〈字通〉
  • 羶血 2901
    せんけつ ┌1.なまぐさい血。
    └2.肉食する人。〈漢字ペディア〉
    ┌なまぐさい血。また、肉を食する人。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 殷阜 2902
    いんぷ ┌盛んで豊かなこと。≒殷昌、繁茂〈新大字典〉
    ┌財がゆたか。≒繁盛、繁茂〈字源〉
    ┌繁昌する。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 剽剝 2903
    ひょうはく ┌1.非難攻撃すること。論難すること。
    ├2.削除すること。はがすこと。
    ├3.はげ落ちること。
    └4.文章を写しかすめ取ること。〈新大字典〉
    ┌非難攻撃する。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 丐子 2904
    かいし 物乞いする者。≒丐夫、丐児、丐者〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 丐取 2905
    かいしゅ ┌ねだり取る。〈字通〉
    ┌ねだって手に入れる。〈漢字源〉
    ┌ねだりとること。〈新大字典〉◇漢字ペディア小見出し
  • 丕子 2906
    ひし ┌天子。また、天子の後継ぎの皇太子をいう。〈新大字典〉
    ┌天子の嫡子。≒元子〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 丕基 2907
    ひき ┌天子が国を統治する大事業の土台。〈漢字ペディア〉
    ┌大事業の基礎。国家統治のもとい。〈大辞林〉
    ┌天子が一国家を統治するという大きな原則的基本。〈日本国語大辞典〉
    ┌天子の大事業の基礎。≒鴻基〈漢字源〉
    ┌大いなる基礎。王業。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 丕業 2908
    ひぎょう ┌大きな事業。大業。〈大辞泉〉
    ┌大きな事業。大業(タイギョウ)。〈漢字ペディア〉
    ┌大きな事業。大業。鴻業。〈日本国語大辞典〉
    ┌大事業。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 丕顕 2909
    ひけん ┌大いに明らかなこと。〈大辞泉〉
    ┌大いにあきらかなこと。立派なこと。また、そのさま。〈日本国語大辞典〉
    ┌豊かで明らかである。〈漢字源〉
    ┌大いに明らかな徳。〈字通〉
  • 右丞相 2910
    うじょうしょう ┌右大臣の唐名。右相。〈大辞泉〉
    ┌右大臣の唐名。〈日本国語大辞典〉
  • 丱童 2911
    かんどう ┌髪をあげまきに結った童子。転じて、童男、童女をいう。〈日本国語大辞典〉
    ┌あげまきに髪を結った幼童。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 乂寧 2912
    がいねい ┌治まって無事。≒乂安〈字通〉
    ┌よく治まって安らかなこと。≒乂安〈新大字典〉
    ┌治まりて安らか。≒安寧〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 俊乂 2913
    しゅんがい ┌すぐれた人。俊英。賢才。英才。〈日本国語大辞典〉
    ┌才知のすぐれた人。≒儁乂、俊艾〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 頃之 2914
    けいし しばらくして。〈字通〉
  • 乖違 2915
    かいい ┌意見・態度などが互いに食い違。気が合わないこと。≒乖異〈漢字ペディア〉
    ┌そむきたがうこと。〈大辞泉〉
    ┌そむきたがう。≒乖異〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 乖背 2916
    かいはい ┌そむき反すること。≒背馳〈大辞泉〉
    ┌道理にそむくこと。≒背馳〈漢字ペディア〉
    ┌もとりそむくこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 于役 2917
    うえき ┌君命によって、使者として他国に行ったり、国境の警備などに行ったりすること。〈漢字ペディア〉
    ┌君命で他国に使者として行くこと。また、戦いに行くこと。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 于帰 2918
    うき 女子が嫁に行くこと。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 亢進 2919
    こうしん ┌精神や神経がたかぶり、病状などが進行すること。≒高進、昂進〈漢字ペディア〉
    ┌1.気持ちや病勢などが、高ぶり進むこと。
    └2.物事の度合いが高まること。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 亢傲 2920
    こうごう ┌たかぶりおごること。〈新大字典〉
    ┌おごりたかぶる。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 仄聞 2921
    そくぶん ┌風のたよりに聞くこと。ほのかに聞くこと。≒側聞〈漢字ペディア〉
    ┌ほのかに聞く。〈字通〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 反仄 2922
    はんそく 寝返りをうつ。また、裏切る。≒反側〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 仄韻 2923
    そくいん 漢字の四声(シセイ)のうち、仄声(ソクセイ)の韻。⇔平韻〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 仄声 2924
    そくせい 漢字を平声(ヒョウショウ)・上声(ジョウショウ)・去声(キョショウ)・入声(ニッショウ)の四声(シセイ)(四種の声調)に分けたとき、平声以外の音。≒仄韻、⇔平声〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蠆芥 2925
    たいかい ┌わずかなこと。ささいなこと。また、わずかな心のわだかまり。芥蔕。≒蔕芥〈日本国語大辞典〉
    ┌小さいとげ。転じて、細かい物事。蔕芥(タイカイ)。〈新大字典〉
  • 穎慧 2926
    えいけい ┌すぐれてさとい。〈字通〉
    ┌才知が優れて賢いさま。英悟。英敏。≒穎悟、穎敏〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 黝堊 2927
    ゆうあく ┌1.青黒く塗る。
    └2.塗り土や漆喰を塗る。〈漢字源〉
    ┌青黒くぬる。〈字源〉
    ┌黒白塗り。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 赭堊 2928
    しゃあく ┌1.赤色と白色。
    ├2.赤土と白土。
    └3.赤土や白土で、下壁などをぬる。また、その下塗り。〈漢字源〉
    ┌1.あか土と、白つちと。
    └2.赤土で塗る。〈字源〉
    ┌赤土と白土。建物に塗り飾る。丹堊。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 悴顔 2929
    すいがん ┌やつれた顔。〈字通〉
    ┌やつれたる顔。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 擅譲 2930
    ぜんじょう ┌天子が、自分の子孫にでなく、徳の高い人にその位を譲ること。≒禅譲〈漢字源〉
    ┌天子の位を譲る。≒禅譲〈字通〉
    ┌天子が位を、子孫ではなく、他姓の有徳者に譲る。尭が舜に、舜が禹に行った。禅譲。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 很忤 2931
    こんご ┌さかう。〈字源〉
    ┌もとりさからう。〈字通〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 忤逆 2932
    ごぎゃく ┌そむくこと。さからうこと。〈日本国語大辞典〉
    ┌そむいて逆らうこと。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 磬控 2933
    けいこう ┌馬を馭する法。〈字源〉
    ┌馬を走らせるを磬、とめるを控という。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 雑糅 2934
    ざつじゅう ┌いりまじる。〈字源〉
    ┌入り混じる。≒雑揉、雑蹂、雑錯〈漢字源〉
    ┌雑然と入り混じること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 角觝 2935
    かくてい ┌1.力をくらべること。
    └2.「角力(スモウ)」に同じ。〈漢字ペディア〉
    ┌力比べや相撲をすること。転じて、優劣を争うこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 黒甜 2936
    こくてん ┌昼寝をすること。うたたね。〈漢字源〉
    ┌ひるね。午睡。〈日本国語大辞典〉
    ┌午睡。〈字源〉
  • 愿朴 2937
    げんぼく ┌素直でかざりけのないこと。つつしみ深く質朴なさま。素朴。〈日本国語大辞典〉
    ┌ありのままで飾らない。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 洪鈞 2938
    こうきん ┌造化のはたらき。造物主。天の神。天。〈日本国語大辞典〉
    ┌造物者。天。〈漢字源〉
    ┌天。また、造化。鈞は陶器を作る轆轤(ロクロ)以て造物者に比す。〈字源〉
    ┌造化。天。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 轂下 2939
    こっか ┌天子の御車のもと。転じて、天皇のひざ元。また、宮城のある土地。帝都。首都。〈日本国語大辞典〉
    ┌天子のひざもと。宮城のある地。帝都。首都。輦下(レンカ)。〈大辞泉〉
    ┌1.天子の車のもと。帝都をいう。
    └2.車の下。貴人の身近をいう。〈漢辞海〉
    ┌天子のおひざもと。≒輦下、輦轂下、京師〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 推轂 2940
    すいこく ┌人をすすめあげること。官途などにとりもつこと。推挙。推薦。
    ┌1.人の事業を助成すること。
    └2.人を推薦すること。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 周匝 2941
    しゅうそう ┌1.まわりをめぐること。また、そのまわり。
    └2.方々にまで十分行きわたること。〈漢字ペディア〉
    ┌1.まわりをまわること。まわりをとりまくこと。また、そのまわり。めぐり。
    └2.すみずみまでゆきわたること。また、そのさま。周到。普遍。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 挈挈 2942
    けつけつ ┌急ぐさま。〈新大字典〉
    ┌せわしい。〈字通〉
    ┌急ぐさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 挈起 2943
    けっき ┌手にて持ちあげる。〈字源〉
    ┌手で持ち上げること。〈新大字典〉
  • 官銜 2944
    かんがん ┌官制上の地位。官制によって定められた具体的な職務を分担する地位。≒官職〈日本国語大辞典〉
    ┌新旧の官。〈字通〉
    ┌官職。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 馬銜 2945
    ばかん ┌馬のくつわ。〈漢字源〉
    ┌1.馬のくつわの口中にかむ部分。くつばみ。はみ。馬勒(バロク)。
    └2.海神の名。
    ┌うまのくつわ。≒馬勒。
    └2.海神の名。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 蚤夭 2946
    そうよう ┌早死に。若死に。〈新大字典〉
    ┌年が若くて死ぬこと。わかじに。≒早夭、蚤死、蚤世〈漢字源〉

    ┌わかじに。≒蚤世〈字源〉◇漢字ペディア下付き
  • 漣猗 2947
    れんい ┌漣漪≒
    ├1.さざ波。
    └2.さざ波の立つさま。〈日本国語大辞典〉
    ┌さざ波立つ。〈字通〉
    ┌さざなみ。小波。≒漣漪〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 柔毳 2948
    じゅうぜい ┌1.やわらかな細い毛。
    └2.やわらかでもろいこと。〈新大字典〉
    ┌1.やわらかなる細き毛。にこげ。≒柔毛
    └2.やわらか。〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 瀏莅 2949
    りゅうり ┌風が木々をふるい動かすさま。〈新大字典〉
    ┌金石などのすんだ声の形容。〈字通〉
  • 舛駁 2950
    せんばく ┌入り交じって統一がないさま。〈漢辞海〉
    ┌それぞれ食い違っていて統一がないこと。〈漢字源〉
  • 井竈 2951
    せいそう ┌井戸と、かまど。生活必需品をいう。〈漢辞海〉
    ┌水を得る井戸と、食べ物を煮炊きするかまど。ともに生活に必要なもの。〈漢字源〉
  • 自歉 2952
    じけん ┌ひけめに思う。自ら満足しない。〈字通〉
    ┌自分にひけ目を感じ、満足しない。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 照懋 2953
    しょうぼう ┌明らかにして盛んなこと。〈新大字典〉
    ┌あきらかにしてさかんなり。〈字源〉
  • 屹屹 2954
    きつきつ ┌山が高くそびえるさま。けわしくそびえ立つさま。〈漢字ペディア〉
    ┌山が高くそびえ立つさま。≒屹然〈漢辞海〉
    ┌山などが高くそびえ立つさま。また、いかめしい感じがするさま。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 驕易 2955
    きょうい ┌おごり高ぶって、人を侮るさま。≒驕慢〈漢辞海〉
    ┌おごりあなどる。≒驕慢、慢易〈字源〉
  • 佻易 2956
    ちょうい ┌軽薄なさま。〈漢辞海〉
    ┌軽薄。〈字通〉
  • 竄易 2957
    ざんえき ┌文字や文章を書き変えて内容をごまかす。改竄。≒竄改〈漢辞海〉
    ┌書き替えること。〈新大字典〉
    ┌変易する。〈字通〉
  • 勿罔 2958
    ぶつもう ┌1.はっきりしないさま。
    └2.広大なさま。〈漢辞海〉
    ┌1.はっきりわからないさま。
    └2.とりともなく広大なさま。
  • 沈痾 2959
    ちんあ ┌久しきやまい。≒沈痼、痼疾〈字源〉
    ┌いつまでも全快の見込みのない病気。ながわずらい。痼疾。宿病。宿痾。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 枸橘 2960
    くきつ ┌からたち。〈漢字源〉
    ┌からたち。きこく。≒枳殻〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 震眩 2961
    しんげん ┌ふるえおののき、目がくらむ。〈漢字源〉
    ┌おどろきて目がくらむ。〈字源〉
    ┌ふるえ驚いて、目がくらむ。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 商估 2962
    しょうこ ┌あきんど。商売人。≒商賈〈漢辞海〉
    ┌あきうど。〈字源〉
    ┌≒商賈、商沽
    ├1.商売。あきない。
    └2.商人。あきんど。また、商店。〈大辞泉〉
    ┌商人の総称。あきんど。≒商賈〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 碧梧 2963
    へきご ┌アオギリの別称。〈漢字ペディア〉
    ┌1.樹木名。アオギリ。梧桐。
    └2.すばらしい才徳や、すぐれた姿のたとえ。〈漢辞海〉
    ┌アオギリの別名。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 蒼昊 2964
    そうこう ┌あおぞら。≒碧漢、昊蒼〈字源〉
    ┌青空。空。天。〈大辞泉〉
    ┌1.天。
    └2.春の空。≒蒼天、蒼穹、蒼空、蒼玄〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 嬖倖 2965
    へいこう ┌賤しくして君王の寵を得るもの。≒嬖人、嬖幸〈字源〉
    ┌君主のそば近くに仕えて、気に入られる。また、その者。≒嬖幸、嬖御、嬖寵〈漢辞海〉
    ┌君主などに特別にかわいがられること。また、その人。≒嬖幸〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 倭寇 2966
    わこう ┌鎌倉時代から室町時代にかけて、中国や朝鮮半島の沿岸で海賊行為をした日本人を、中国・朝鮮から呼んだ語。≒和寇〈漢字ペディア〉
    ┌13世紀から16世紀にかけて、朝鮮および中国大陸沿岸に出没し、略奪行為や密貿易を行った海賊集団に対する朝鮮・中国側の呼称。15世紀までの前期倭寇は瀬戸内海・北九州を本拠とした日本人が多かったが、16世紀の後期倭寇は中国人を主体とした。八幡(バハン)。〈大辞泉〉
    ┌元未明(ミン)初、中国および朝鮮沿海で略奪を行った日本の海賊。≒倭賊〈漢辞海〉
    ┌鎌倉時代から室町時代にかけて、中国や朝鮮の沿海地方を荒らし回った日本人の海賊を、中国人からいったことば。≒和寇、倭賊〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 溷淆 2967
    こんこう ┌入り乱れたさま。ごたまぜなさま。渾淆。混淆。≒溷肴〈漢辞海〉
    ┌入り乱れる。≒溷肴、混淆、溷錯〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 潜蛟 2968
    せんこう ┌水中に隠れてひそんでいるみずち。埋もれた才能のたとえ。〈漢辞海〉
    ┌水中にかくれているみずち。〈漢字源〉
    ┌ひそんでいるみずち。〈新大字典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 諠囂 2969
    けんごう ┌音が大きく、やかましいさま。〈漢辞海〉
    ┌≒喧囂
    ├1.やかましいこと。うるさいこと。また、そのさま。喧喧囂囂。
    └2.うるさくさわぐこと。がやがやとやかましくすること。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 花瞼 2970
    かけん ┌花のように美しいまぶた。美人のまぶた。〈大辞泉〉
    ┌花のように美しいまぶた。美人のまぶた。〈日本国語大辞典〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 2971
    ひつ ★蹕を犯(オカ)す…天子の車馬の前を侵犯する。〈漢辞海〉
    └…………………天子の行幸の道を侵犯する。〈漢字源〉
  • 立纓 2972
    りゅうえい ┌冠の纓(エイ)が上を向いて立っているもの。江戸時代以降、天皇が用いた。〈大辞泉〉
    ┌纓(冠のうしろに尾のようにつけてある飾り)が上を向いて直立したもの。天皇が用いる冠。古くは、天皇の冠は無纓であったが、江戸時代から、立纓となった。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 2973
    ちょう ★趙に帰(カエ)す…物を人に返却する。完璧帰趙(カンペキキチョウ)の略。〈漢辞海〉
  • 2974
    ★多銭(タセン)善(ヨ)く賈す…金持ちほどうまく商売する。条件が十分に整っていると成功しやすいたとえ。〈漢辞海〉
    └……………………………銭の多い者はうまく商売する。条件のよい者は成功しやすいことのたとえ。〈漢字源〉
  • 暘谷 2975
    ようこく ┌1.昔、中国で、太陽がのぼると考えられた東の果ての場所。
    └2.転じて、日本。〈日本国語大辞典〉
    ┌伝説上で、太陽が昇る東方の場所。⇔昧谷(マイコク)〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 便辟 2976
    べんぺき ┌人の意に迎合してこびへつらうこと。人にこびてごきげんをとること。また、その人。便嬖(ベンペイ)。〈日本国語大辞典〉
    ┌ひとに媚びる。〈漢辞海〉
    ┌表向きの動作や態度はりっぱだが、心が正しくないこと。また、そのような人。一説に、こびへつらうこと。また、その人。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 紆軫 2977
    うしん ┌1.心が晴れず気がふさぐ。また、そのさま。
    ├2.地形などが曲がりくねっているさま。
    └3.軫(車)をまわす。他人の来訪を敬っていう。枉駕。〈漢辞海〉
    ┌1.心がむすぼれて憂えるさま。
    └2.地形が屈曲したさま。〈漢字源〉
    ┌心結ぼれる。〈字通〉
  • 檀欒 2978
    だんらん ┌竹が美しく茂り、長く伸びているさま。また、竹。〈漢辞海〉
    ┌竹の伸び茂るさま。〈漢字源〉
  • 磨淬 2979
    まさい ┌刀剣などを磨いたり、焼いて水に入れて鍛えたりする。〈新大字典〉
    ┌刀剣などをみがきにらぐ。≒礪淬〈字源〉
  • 2980
    でん ★臀株木(シュボク)に困(クル)しむ…木の切り株に腰掛けて、しりがいたくなること。困窮のどん底に陥り、安住するところのないことのたとえ。〈漢字源〉
  • 2981
    しゃ ┌くだる。下痢をする。また、食物などを吐き出す。〈大辞泉〉
    ┌下痢をする。吐く。〈大辞林〉
    ┌はく。食物を口から吐き出す。また、肛門からくだす。〈漢字源〉
  • 攘臂 2982
    じょうひ ┌腕まくりする。尽力する意。臂(ヒジ)を攘(ハラ)う。〈漢辞海〉
    ┌うでまくりをすること。〈日本国語大辞典〉
    ┌腕まくりをする。また、尽力する。臂(ヒジ)を攘(ハラ)う。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 告訐 2983
    こっけつ ┌他人の悪事を告発する。≒告愬、告遡〈漢辞海〉
    ┌他人の隠れた悪事をあばいて上に告げる。〈漢字源〉
    ┌人の陰悪をあばいて上に告げること。〈新大字典〉
  • 2984
    きょ ★社稷(シャショク)墟となる…社稷が祭られず、祭場が荒地になる。国家が滅びる。〈大辞泉〉
  • 疇曩 2985
    ちゅうのう ┌先日。往日。〈漢辞海〉
    ┌先に。前日。曩は、嚮の意。〈新大字典〉
    ┌前日。〈字通〉
  • 蜚禽 2986
    ひきん ┌飛ぶ鳥。〈漢辞海〉
    ┌飛ぶ鳥。〈新大字典〉
  • 觜翅 2987
    しし ┌くちばしと、つばさと。〈字源〉
    ┌くちばしとつばさ。〈字通〉
  • 流歠 2988
    りゅうせつ ┌一気に飲みほす。〈漢辞海〉
    ┌水の流れる如くむさぼりすする。〈字源〉
    ┌水の流れるような音を立てて汁を吸う。〈漢字源〉
  • 苑囿 2989
    えんゆう ┌1.草木を植え、鳥や獣を放し飼いにしている庭園。園囿。
    └2.あやつる。うまく扱う。〈漢辞海〉
    ┌鳥や獣を放し飼いにする庭。≒園囿、囿苑〈漢字源〉
    ┌動物をかうところ。大を苑、小を囿という。また、樹木に苑、禽獣に囿という。〈字通〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 檻穽 2990
    かんせい ┌檻(オリ)と落とし穴。〈漢字ペディア〉
    ┌おりと落とし穴。〈漢辞海〉
    ┌檻(オリ)と落とし穴。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 瀾汗 2991
    らんかん ┌波の長くうねるさま。〈字源〉
    ┌波が広く大きくうねるさま。〈漢辞海〉
    ┌大波のうねるさま。〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 榜掠 2992
    ぼうりょう ┌罪人をむちで打って拷問する。≒榜捶、榜楚〈漢辞海〉
    ┌罪人の右と左の両側からむちでうつ。≒榜捶、榜楚、榜笞〈漢字源〉
    ┌むちで罪人を打って拷問すること。〈新大字典〉
    ┌拷問する。〈字通〉
    ┌罪人をむちうちて拷問する。≒鞕撻〈字源〉
    ◇漢字ペディア下付き
  • 金榜 2993
    きんぼう ┌1.金製あるいは金文字で書いた額、または掲示板。
    └2.中国で科挙の及第者の名前を掲示した、黄金製のふだ。転じて、科挙に及第することにたとえる。〈日本国語大辞典〉
    ┌1.金色の扁額・掛け札。また、金字・金漆で書かれた扁額・掛け札。
    └2.科挙(官吏登用試験)の殿試(最終試験)に及第した者の姓名を掲示する、ふだ。また、科挙に及第すること。「金」は、美称。〈漢辞海〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 悸悸 2994
    きき ┌驚き恐れて胸さわぎするさま。〈大辞林〉
    ┌1.はっきりしているさま。節度のあるさま。
    └2.驚き恐れて胸がどきどきするさま。〈日本国語大辞典〉
    ┌おそれ驚き、胸騒ぎがするさま。〈漢字ペディア〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 旁午 2995
    ぼうご ┌≒傍午
    ├1.往来が激しいこと。縦横に行き交うこと。
    └2.込み入って煩雑なこと。〈漢字ペディア〉
    ┌1.縦横が十字に交わる。行きかう。
    ├2.入り乱れる。
    ├3.四方八方。いたるところ。
    └4.正午に近い時刻。〈漢辞海〉
    ┌縦横に入り乱れること。また、往来の激しいこと。〈大辞泉〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 旃旌 2996
    せんせい ┌はた。旌は、五色の羽毛を竿首に垂らしたもの。〈新大字典〉
    ┌1.赤い旗。
    └2.旗の総称。〈漢辞海〉
    ┌はた。〈字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 暉暉 2997
    きき ┌日のかがやくさま。照りかがやくさま。≒輝輝〈漢字ペディア〉
    ┌1.日光の輝くさま。
    └2.澄んで明らかなさま。〈漢辞海〉
    ┌日光が照り輝くさま。〈大辞林〉
    ◇漢字ペディア大見出し
  • 2998
    ぐう ★虎(トラ)嵎を負(オ)う…英雄が一方に割拠して威力を示すことのたとえ。「嵎」は、山の折れ曲がった、山ふところのような所。虎が山ふところを背にして身構える意。〈故事俗信ことわざ大辞典〉
  • 槍杆 2999
    そうかん ┌やりの柄(エ)。≒槍幹、槍竿〈漢辞海〉
    ┌やりの柄。≒槍幹、槍竿〈漢字源〉
    ◇漢字ペディア小見出し
  • 殲殪 3000
    せんえい 殺害される。また、討ち死にする。〈漢辞海〉
よく頑張りました
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