-
リスト構造
要素をチェーンのように繋ぐ構造。
データを格納する「データ部」と、次の要素の位置情報を持つ「ポイント部」からなる。
最終要素のポインタは「NULL(空値)」
-
スタック
後入れ先出し「LIFO」の性質を持つ構造。
格納操作を「PUSH」、取り出す操作を「POP」という。
-
キュー
先入れ先出し「FIFO」の性質を持つ構造。
格納操作を「ENQUEUE」、取り出す操作を「DEQUEUE」という。
-
木構造
親子関係で階層構造を表す構造。
親は複数個の子を持てるが、子はひとつの親しか持てない。
-
二分木
各節が最大2つの子を持てる木構造。
高さがnの二分木は、最大(2^n+1)-1個の節を持てる。
-
二分探索木
2分木の各節にデータをもたせることで探索を行えるようにした木。
各節がもつデータは「その節から出る左部分木にあるどのデータよりも大きく、右部分木のどのデータよりも小さい」という条件がある。
-
完全二分木
葉以外の節点はすべて二つの子をもち,根から葉までの深さがすべて等しい木。
-
ヒープ(heep)
完全二分木の中で、どの親子でも一定の大小関係が成立する木構造。
-
B木
1つの節が複数の子を持つことができる多分木をベースとし、根から葉までの深さがほぼ一定であるバランス木。
-
再帰呼び出し
コンピュータプログラム 中で外部から呼び出し可能な関数や プロシージャ (手続き)、メソッドなどが、その内部で自身を呼び出すこと。
-
線形探索
配列の先頭の要素から順に1つずつ、目的の要素を探す探索アルゴリズム。
データ構造を選ばず、汎用性が高い。
-
2分探索
要素が昇順(or降順)に整列されている配列において、探索範囲を2分しながら指定された要素を探索する探索アルゴリズム。
-
ハッシュ表
データの格納位置を「キーのハッシュ値」とする構造。
-
ハッシュ探索
対象となるデータから一定の手順で算出したハッシュ値を用いてデータ本体の代わりに比較に用いる探索アルゴリズム。対象とするデータが長い場合に処理を高速化することができる。
-
衝突(Collision:コリジョン)
キー値が異なるもので、既存データとハッシュ値が同じ値になってしまうこと。
-
バブルソート
隣接する要素を比較し,逆順であれば入れ替える動作を整列が完了するまで繰り返す方式。
-
挿入法
整列対象の配列の要素を順にチェックし、それぞれの要素を最適な位置に挿入することで配列内の要素を整列させる方式。
-
シェルソート
配列の中である程度間隔が離れた要素の組ごとに挿入ソートを行い、間隔を小さくしながら同様のソートを繰り返すことで高速化する方式。
-
クイックソート
列対象のデータ群をある基準値以下のグループと基準値以上のグループに分割し、さらに分割後の各グループで基準値を選んで二つのグループに分割するという処理を繰り返してデータを整列する方式。
-
ヒープソート
配列の未整列領域からヒープを作成し、最大値を取り出し、確定配列に入れる。
その後、残っている要素で再度ヒープを作成し、以下配列が完了するまで同じ動作を繰り返す方式。
-
マージソート
整列したいデータ列を,細かく分割した後に,併合 (マージ)を繰り返して全体を整列する方式。
-
リエントラント(Reentrant:再入可能)
プログラム中の変数を各プロセスごとに用意することで、複数のプロセスから同時に実行されてもそれぞれに正しい値を返すことができる性質。
-
リユーザブル(Reusable:再使用可能)
プログラムの主記憶へのロードを初回実行時のみ行い、以後は再ロードせずに繰り返し利用できる性質。
-
リカーシブ(Recursive:再帰可能)
プログラム中において自分自身を呼び出すことが可能な性質。
-
リローケタブル(Relocatable:再配置可能)
プログラムを主記憶上のどの位置においても処理が可能な性質。
-
モンテカルロ法
数値解析の分野において、確率を近似的に求めるために使われる手法。
乱数によるn回のシミュレーションを行い、ある事象がm回起これば、その事象の起こる確率は m/nで近似できる。
-
オーダ記法
アルゴリズムの計算量が実行時に処理するデータ量によってどのように増加するかやアルゴリズムの実行時間の長さを示す。
-
CSS(Cascading Style Sheets)
HTMLの要素をどのように修飾して表示させるかを定義する文書。
-
DTD(Document Type Definition)
SGML・HTML・XMLの構文を定義するスキーマ言語。
-
XLink(XML Linking Language)
XMLドキュメント同士のリンクを定義するための仕様。
双方向のリンクが可能、ドキュメントと独立してリンクの記述が可能などの特徴を持っている。
-
XSLT
(Extensible Stylesheet
Language Transformation)
XMLをその構造を基に、他のXMLやHTMLに変換するための一種のスクリプト・言語仕様のこと。
-
XML Schema
XML文書の論理的構造を定義する為に開発された文書構造を定義するための言語の一つ。
-
XPath(XML Path Language)
ツリー構造となっているXML/HTMLドキュメントからの要素や属性値などを指定するための簡潔な構文(言語)。
-
スタック領域
一般にコールスタック・制御スタックと呼ばれる。LIFO方式で構成されプログラムの実行中サブルーチンの情報を記憶しておくメモリ領域。
サブルーチン終了後の戻りアドレスや局所変数などを保持する。
-
ヒープ領域
2つのラベルを持つ双方向リストで構成されプログラム上から動的(任意)に確保できるメモリ領域。
動的にメモリ取得・解放を繰り返すことによりメモリ上にどこからも参照されない領域(ガベージ)が発生する。
-
サブルーチン
コンピュータプログラムの中で特定の機能や処理をひとまとまりの集合として定義し、他の箇所から呼び出して実行できるようにしたもの。
-
ECMAScript(エクマスクリプト)
JavaScriptを標準化した言語仕様。
動的型付けのプログラム言語。
-
JavaScript
HTML文書に記述されたスクリプトを実行するWebコンポーネント。
動的型付けのプログラム言語。
-
VBScript
マイクロソフトがVisual Basicを元に開発したスクリプト言語。
動的型付けのプログラム言語。
-
TypeScript
JavaScriptに省略可能な静的型付け、クラス定義、ジェネリックなどを追加した上位互換のプログラム言語。
-
Javaサーブレット
Javaを用いてWebページのためのHTML文書を動的に生成したり、データ処理をWebサーバ上で行うサーバサイドのJavaアプリケーション。
-
JavaRMI
分散オブジェクト技術を用いたソフトウェア部品が開発できるプラットフォーム。
-
静的割当て変数
全域的変数とも呼ばれ、プログラム全体を通して領域を確保され、関数が終了しても解放されず値を保持し続ける変数。
-
動的割当て変数
局所的変数とも呼ばれ、関数内だけで自動的(auto)に領域が確保され、関数が終了するとその変数は一度解放される変数。
-
オーバーライド
ある場所で定義された設定や手続き、属性などを、別の定義で上書きすること。
スーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義すること。
-
オーバーロード
同一クラス内に,メソッド名が同一であって,引数の型,個数又は並び順が異なる複数のメソッドを定義すること。
-
カプセル化
オブジェクト内の詳細な仕様や構造を外部から隠蔽すること。
-
汎化
複数のクラスの共通する性質をまとめて,抽象化したクラスを作ること。
-
JSON
(JavaScript Object Notation:ジェイソン)
":(コロン)"で連結した名前と値の組を",(コンマ)"で区切って指定するデータ形式。
-
分割統治法
大きな問題を同じ構造をもつ複数の小さな問題に分割し、その小さな問題の解を統合することで最終的に元の大きな問題を解決しようとする考え方。
-
Python(パイソン)
汎用の高水準プログラミング言語。
コードブロックのインデントが構文規則となっていることがソースコード上の特徴。
-
Ajax(アジャックス)
JavaScriptがもつ非同期通信機能を用いてインターフェイスの構築などをウェブブラウザ内で行う技術の総称。
Webブラウザのみで動作することが特徴。
-
Webコンポーネント
Webページ及びWebアプリケーションで使用するカスタムかつ再利用可能な構成要素を作成することができるWebプラットフォームAPIのセットのこと。
-
#応用情報技術者
#応用情報