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哀しみのあまり体を毀し、骨と皮ばかりになるほど痩せること。
哀毀骨立
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熱心にすぐれた人材を探し求めることのたとえ。
握髪吐哺
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出世して故郷に帰ること。
衣錦還郷
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一つの修行法を一心に励むこと。 または、念仏を唱えること。
一行三昧
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ほんの少し見ただけでも、はっきりとわかること。
一目瞭然
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いざというとき。緊急時には
一旦緩急
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今までのものを全て取り消すこと。
一筆勾消
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生気が満ちる様子のこと。
鬱鬱勃勃
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人格を完成した完璧な悟りの境地をいう言葉。 すべての物事を完全に備えていて、雑念がなく、直ちに悟りに到る境地のこと。 すべての存在がそのまま真実の理法にかなうことを正しく観察すること。
円頓止観
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きびしい表情や怒気をみなぎらせた顔つきのこと。
横眉怒目
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当事者よりも、はたから見ている人のほうが情勢を正しく判断できることのたとえ。
岡目八目
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敵を憎まず、味方をひいきせず、両者を平等に扱うこと。
怨親平等
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自分が怨んだり憎んだりしている相手とも会わなければならない苦しみのこと。 仏教語でいう八苦のうちの一つ。
怨憎会苦
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「怨むべき敵よ、退散するがよい」という意味。 降伏祈願などで唱える言葉。
怨敵退散
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悪政は人を食べる虎よりも人々を苦しめるということ。 人々を苦しめる政治を戒める言葉。
苛政猛虎
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相手に気に入られるための心地よい言葉。
甘言蜜語
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単純ではっきりとしていること。
簡単明瞭
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その人の生前の評価はあてにならず、死後になってはじめて定まること。
蓋棺事定
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見た目はわからないようにしているが、心の中ではねたんでいること。
外巧内嫉
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この世の全てに仏の教えが広まること。
蓋天蓋地
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物事が根元から崩壊して、手の施しようが無いこと。
土崩瓦解(瓦解土崩)
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格好だけが立派で、実際には役に立たないもののこと。
陶犬瓦鶏(瓦鶏陶犬)
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人を見くびって軽く扱うと、自身の徳を失うことになるということ。
玩人喪徳
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必要の無いものに夢中になって、大切なことをなおざりにすること。
玩物喪志
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人々が豊かな生活をして、平和な世の中を楽しむこと。
含哺鼓腹
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快楽だけを求めた不必要な技や度を越した技巧のこと。
奇技淫巧
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亀の甲羅と獣の骨のこと。
亀甲獣骨
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夫婦の間にも礼儀を保って、お互いに尊敬しあっていること。
挙案斉眉
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贅沢な生活のたとえ。 または、高い身分のたとえ。
錦衣玉食
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酒をなによりも愛すること。 または、親友を心を込めてもてなすこと。
金亀換酒
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よい出来事が重なることのたとえ。 または、美しいものに美しいものを重ねることのたとえ。
錦上添花
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名誉を守るために未練なく死ぬことと、何もすることなく長く生きること。
玉砕瓦全
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自然の景色を題材にして、詩を詠むこと。
吟風弄月
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人の苦楽の様子のことで、苦しいときは髪が早く伸び、楽をしているときは爪が早く伸びるということ。
苦髪楽爪
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人の苦楽の様子。 苦しい時は爪がよく伸び、楽をしている時は髪がよく伸びるということ。
苦爪楽髪(楽髪苦爪)
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君子がおそれ敬うべき三つのこと。 天命、有徳の大人、聖人の言をいう。
君子三畏
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以前からの親友のように、初めて出会った者同士がすぐに親しくなること。
傾蓋知己
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国境でお互いに牽制しあうこと。
犬牙相制
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並外れて守りの堅い砦。
堅塞固塁
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苦労しながらも勉学に励むこと。
懸頭刺股
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賢いことと愚かなこと。
賢明愚昧
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若い人はまだ成長の途中であり、大きな可能性を秘めているため、敬うべきであるということ。
後生可畏
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他人に害を与えようとして、自分にその害が返ってくること。
向天吐唾
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根拠も何もなく非現実的なこと。
荒唐無稽
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世界が乱れる前兆で、黄色い霧が辺り一面に満ちること。
黄霧四塞
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勝ち気、自慢、恨み、貪欲という四つの悪い心。
克伐怨欲
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あることに夢中になって、他のことを全て忘れてしまうこと。
虎渓三笑
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危険なことをしなければ、大きな利益や功績を得ることはできないということ。
虎穴虎子
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始めは勢いがあるが、終わりになるとなくなってしまうことのたとえ。
虎頭蛇尾
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極めて危険なことのたとえ。 または、危険なことをすることのたとえ。
虎尾春氷
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物事の極限のたとえ。 または、絶対にや、どこまでもということ。
金輪奈落
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おごりたかぶって、人に従わず、見下す様子。
傲岸不遜
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人の幸と不幸はその時々で変わるので幸不幸は予測できないという意味。
塞翁失馬
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親族を低い地位の左側に、賢者を高い地位の右側に置くこと。 卑しいものを左側、尊ぶものを右側に置く中国の漢の時代の風習
左戚右賢
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臣下同士で謀反を起こす相談をすること。
沙中偶語
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八十歳で入滅した釈迦の寝床にあった沙羅の木のこと。
沙羅双樹(砂羅双樹)
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真実ではないことでも、多くの人が言えばいつの間にか真実として広まるということのたとえ。
三人成虎
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物事の思いつきがこれまでにないほど新しく、独特なこと。
斬新奇抜
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少しの言葉や何気ない褒め言葉のこと。
歯牙余論
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真実ではないことでも、多くの人が言えばいつの間にか真実として広まるということのたとえ。
市虎三伝
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容姿が極めて美しいこと。
羞花閉月(閉月羞花,羞月閉花)
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周囲の全ての人が道徳を失っているが、自分だけは正しく生きているということ。
衆酔独醒
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内面も容姿も他の人よりもすぐれていること。
神采英抜
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自分の使いたい時に自由に使える物や技術、または人のこと。
自家薬籠
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やさしくて善良そうな顔つきのこと。
慈眉善目
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文章をしっかりと読んで、その意味を落ち着いてゆっくりと考えて味わうこと。
熟読玩味
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非常にさびしい様子のこと。
凄凄切切
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教えを受けた弟子が師匠を超えることのたとえ。
青藍氷水
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誰から手を借りることなく、自分の力だけで物事を行うこと。
赤手空拳
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未来や過去のことを考えず、今が楽しければそれでよいという考えのこと。
刹那主義
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絶対に不可能なこと。 または、見当違いなやり方では、目的を果たすことは出来ないということ。
煎水作氷
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恐怖で震えてびくびくする様子。
戦戦慄慄
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