momomo 2021年07月22日 カード51 いいね1

固定から切り出しまでの機序

広告

単語カード

  • 固定液の量
    検体の大きさの20倍以上
  • 基本的な固定液
    10%中性緩衝ホルマリン
  • 固定に使う容器
    透明かつ密閉できる広口の容器
  • 通常の固定温度
    常温
  • ホルマリンの浸透速度
    1㎜/時間
  • カルノア液の成分3つ
    エタノール、クロロホルム、氷酢酸
  • ブアン液の成分3つ
    ピクリン酸、ホルマリン、氷酢酸
  • 脂肪を溶解してしまう固定液2つ
    カルノア液、アルコール
  • グリコーゲンや尿酸を溶解しやすい固定液
    10%ホルマリン、10%中性ホルマリン
  • 脂肪をそのままの状態で保存できる固定液
    ホルマリン液
  • 蛋白質とペプチド鎖の架橋形成を原理とする方法
    タンパク変性型(ホルマリンなどのアルデヒド系)
  • 蛋白質の凝固・沈殿による固定を原理とする方法
    タンパク凝固型(アルコールやアセトンなどの有機溶剤系)
  • ホルムアルデヒドの化学物質における分類
    特定第2類物質
  • ホルムアルデヒドは毒物か、劇物か
    劇物
  • ホルムアルデヒドの色・におい
    無色透明、刺激臭
  • ホルムアルデヒドの重さ
    空気より重い
  • ホルマリン原液に含まれるホルムアルデヒド
    37%ホルムアルデヒド
  • ホルムアルデヒドのpH
    弱酸性(pH3~4)
  • ホルマリンの発がん性
    あり(鼻咽頭癌)
  • ホルムアルデヒドの皮膚腐食性
    あり
  • ホルムアルデヒドの感作性
    あり(アトピー性皮膚炎、喘息)
  • ホルムアルデヒドの生殖毒性
    あり
  • ホルマリンの作業環境中の管理濃度
    0.1ppm
  • 昇汞を含む固定液
    ツェンカー液、ハリー液、マキシモウ液、スーサ液
  • 重クロム酸カリウムを含む固定液
    ミュラー液、オルト液
  • 脱脂に用いる脱脂液4つ
    無水エタノール、アセトン、メク液、メキ液
  • 脱灰における無機酸の液
    塩酸、硝酸
  • 脱灰における有機酸の液
    ギ酸、トリクロロ酢酸
  • 脱灰における混合液(迅速脱灰液)
    プランク・リュクロ液
  • プランク・リュクロ液の成分
    ギ酸、濃塩酸、塩化アルミニウム
  • 脱灰促進法2つ
    電気脱灰法、イオン交換樹脂法
  • 中性脱灰液(キレート剤)
    FDTA4Na、クエン酸
  • 無機酸の脱灰後の手順
    脱灰完了、水洗なし、中和処理、水洗
  • 有機酸の脱灰後の手順
    脱灰完了、水洗なし、中和処理なし、水洗、70%アルコール
  • プランク・リュクロ液の脱灰後の手順
    脱灰完了、水洗なし、中和処理、水洗
  • 中性脱灰液(DETA法)の脱灰後の手順
    脱灰完了、水洗なし、中和処理なし、水洗、70%アルコール
  • 脱灰完了後、すぐに水洗しない理由
    組織が膨化してしまうため
  • 中和処理に用いる液3つ
    5%硫酸ナトリウム液、5%硫酸リチウム液、ミョウバン
  • 有機酸や中性脱灰液で中和処理を行わない理由
    組織が収縮してしまうため
  • 脱灰液の量
    組織片の50~100倍
  • 産生脱灰液の容器における注意点
    容器は密閉せず、隙間を残しておく(炭酸ガス発生)
  • 脱灰をする際の組織片の操作
    脱灰液の表面に吊り下げておく
  • 中和処理の時間
    12h~24h
  • 電気脱灰法において用いる脱灰液
    塩酸、ギ酸
  • 電気脱灰法において組織片は陽極・陰極のどちらに置くのか
    陽極
  • 固定液にリン酸を含む液6つ
    中性緩衝ホルマリン液、グルタルアルデヒド液、パラホルムアルデヒド液、PLP液、ザンボーニ液、オスミウム酸液
  • ミュラー液、オルト液に共通して含まれるもの
    重クロム酸カリウム、硫酸ナトリウム
  • オルト液とは
    ミュラー液に中性ホルマリンを加えたもの
  • ホルマリンを含む固定液
    ブアン液、マキシモウ液、スーサ液
  • 中性ホルマリンを含む固定液
    オルト液、ヘリー液
  • 氷酢酸を含む固定液
    カルノア液、ブアン液、マキシモウ液、スーサ液
広告

コメント