疾病I-02-

単語カード

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• 胸郭内は常に〇〇で、その中で肺は〇〇している。

  陰圧,膨張
• 右肺は何葉？左肺は何葉？

  右：3。左：2
• 肺表面は〇〇〇〇と、胸壁内面には〇〇〇〇があり、その間を〇(〇)〇という。

  臓側胸膜,壁側胸膜,胸(膜)腔
• 縦隔腫瘍とは

  縦隔に発生する腫瘍。胸腺腫/奇形腫/リンパ腫/神経原性腫瘍などである。
• 肺循環

  肺動脈に静脈血/肺静脈に動脈血
• 呼吸とは

  O2/CO2のガス交換のこと
• 肺の機能

  老廃物を多く含んだ血液ををきれいにして心臓に戻すフィルターでもある
• 内呼吸

  組織でのガス交換
• 外呼吸

  肺でのガス交換
• 胸式呼吸

  吸気時に外肋間筋が収縮
• 腹式呼吸

  吸気時に横隔膜が収縮
• COPD患者ではどんな呼吸法が適応されるか

  腹式呼吸
• 咳中枢は？

  延髄。
• 慢性咳嗽の症状

  咳が8h以上続く
• 咳を伴うものと咳を伴わない

  湿性咳嗽/乾性咳嗽
• 乾性咳嗽の代表

  間質性肺炎(肺線維症)
• 成人...呼吸数

  12〜20回/分。
• 一回換気量

  約500mL
• 頻呼吸

  20〜24回/分。心不全/肺炎...などで出現
• 徐呼吸

  10〜12回/分。脳圧亢進/薬物中毒...などで出現
• 過呼吸

  一回換気量の増大した深い呼吸。呼吸数正常。過換気症候群など。
• クスマウル呼吸

  深く大きい呼吸。糖尿病性昏睡など。
• チューンストークス呼吸

  呼吸の深さの斬増/斬減と呼吸停止を繰り返す。呼吸中枢の低酸素血症(脳出血/脳梗塞/脳腫瘍)/心不全/尿毒症/薬物中毒など
• ビオー呼吸

  同じ深さの呼吸と呼吸停止を繰り返す。髄膜炎など
• 無呼吸

  10秒以上の呼吸気流停止
• 低呼吸

  10秒以上の呼吸器50%以上の低下かつ3%以上の酸素飽和度の低下
• 多呼吸

  呼吸数も深さ(一回換気量)も増加した呼吸。高熱/過換気症候群など
• 少呼吸

  呼吸数も深さ(一回換気量)も減少した呼吸。生命が危険な状態
• チアノーゼ...症状

  脱酸素化Hbが5g/dL以上
• 中枢性チアノーゼ

  動脈血のO2化が行われない病的チアノーゼ
• 末梢性チアノーゼ

  四肢末梢でのO2消費量が増大し末梢静脈が低O2になるため一時的に起きる
• 呼吸困難の評価

  MRC息切れスケール(グレード0〜4)とヒュージョーンズ分類(i〜iv)
• 胸腔穿刺

  症状緩和や診断目的。標準的な穿刺部位は「第6〜8肋間」。肋間腔を開大させるため、患者上肢を頭部へあげさせ、座位やベット上半座位で行う。
• 座位やベット上半座位で行う...なぜ？

  水が下に溜まっているため。完全な仰臥位はダメ。
• 胸腔穿刺...注意するべきことは？

  出血/気胸に注意。急激な排液は「肺水腫」を起こすので危険
• 閉塞性障害

  一秒率が70%未満。COPDが代表
• 拘束性障害

  %肺活量(%VC)が80%未満。間質性肺炎が代表
• SAO2

  RBC中の酸素がHbと結合した酸化Hbが、全体のHbに占める割合をいう。動脈血中の酸素含量を間質的に示す。
• SPO2を測定する検査を？

  パルスオキシメトリー
• パルスオキシメトリーを測定する機会を？

  パルスオキシメーター
• パルスオキシメトリーで得られないものは？

  CO2に対する情報
• 動脈血酸素分圧(PaO2)/二酸化炭素分圧(PaCO2)/PHを測定するには

  動脈血採血。※ドクターのみ
• S字状曲線を示すのは？

  酸素飽和度(SpO2)/動脈血酸素分圧(PaO2)を示す酸素Hb解離曲線
• SpO2が90%未満では...

  PaO2は60mmHg(Torr)より低くなっているので注意
• 鎮咳薬...作用場所とどういう時に処方する？

  脳の咳中枢(延髄)に作用。乾性咳嗽で、体力消耗など症状緩和が急がれる場合に処方。
• 去痰薬

  気道浄化を目的としてそれを優先
• 麻薬性鎮咳薬(コデインリン酸塩)

  難治性の場合のみ処方。便秘/傾眠に注意
• 気管支拡張薬

  主にCOPDと気管支喘息で処方
• β2受容体刺激薬

  吸入は長時間作用型(LABA)/短時間作用型(SABA)がある。振戦/動機に注意
• 抗コリン薬

  長時間作用型吸入(LAMA)が使用。閉塞隅角緑内障/前立腺肥大は禁忌
• テオフィリン剤

  安全域が狭くTDM必要。頻脈/振戦/痙攣などの副作用に注意
• ロイコトリエン拮抗薬

  気管支喘息の経口薬における第一洗濯薬。アレルギー性鼻炎にも有効
• 副腎皮質ステロイド

  気管支喘息/間質性肺炎/COPDなどに適応。長期的全身投与で高血圧/糖尿病/骨粗鬆症/感染症/筋力低下などに注意。吸入ステロイドは通常量では全身副作用はなし。
• 抗菌薬(抗生剤)

  起炎菌が確定したらその起炎菌に有効な抗生剤に切り替え。薬剤耐性を作らないようにする。
• 殺細胞性抗がん剤

  骨髄抑制時に好中球減少に注意
• 分子標的薬

  ゲフィチニブ(イレッサ)が有名。間質性肺炎に注意。
• 免疫チェックポイント阻害薬

  ニボルマブ(オプシーボ)が有名。副作用は多彩。
• 呼吸不全の定義は？

  PaO2が60mmHg以下の低酸素血症状態となる呼吸機能障害
• II型呼吸不全(PaCO2が45Torr超える)は？

  低換気性呼吸不全のため、CO2ナルコーシス(アシドーシスによる意識障害)に注意
• 酸素療法...適応は？

  PaO2が60mmHg以下、つまり呼吸不全になればおｋ

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