2025年04月06日 カード32 いいね0

広告

単語カード

  • 谷谷の氷打ち解けて、水はをりふし増さりたり。
    ちょうどその時
  • をりふしの移り変はるこそ、ものごとにあはれなれ。
    季節
  • わが知る人にてある人の、はやう見し女のことほめ言ひ出でなどするも、ほど経たることなれど、なほにくし。
    以前
  • はやう御髪おとし給うてき。
    すでに
  • いかなる船なるといふことを知らざるに、はやく、賊船なりけり。
    なんとまあ
  • 曇りたる空を、つくづくとながめ暮らしたるは、いみじうこそあはれなれ。
    しんみりと
  • いとしもおぼえぬ人の、おし起こして、せめてもの言ふこそ、いみじうすさまじけれ。
    無理やり
  • せめて恐ろしきもの。夜鳴る神。
    非常に
  • さりとも、この北陸道にて、羽黒の讃岐阿闍梨見知らぬ者やあるべき。
    いくらなんでも
  • し残したるをさて打ち置きたるは、おもしろく、生き延ぶるわざなり。
    そのまま
  • さての人々は皆臆しがちに鼻白める多かり。
    そのほかの
  • この殿は、おほかた歌のありさま知りたまはにこそ。
    まったく ない
  • かまへてよくよく宮仕へ、御心に違ふな。
    注意して
  • かまへて盗まむ。
    ぜひとも
  • かまへて調ずまじきなり。
    決して
  • 夢もうつつも、「これはよきこと」と人申せど、させることなくてやむやう侍り。
    たいした
  • さはれ、このついでにも死なばや」とおぼす。
    どうにでもなれ
  • 才はきはめてめでたけれど、みめはいとしもなし
    たいしたことはない
  • おのれが身かずならずして権門の傍らに居る者は、深く喜ぶことあれども、大きに楽しむに能はず。
    取るに足りない
  • 男だに才がりぬる人は、いかにぞや、はなやかならずのみはべるめるよ。
    あまり感心しない
  • さればよ。思し疑ふことこそありけれ。
    思ったとおりだ
  • さればこそ。異物の皮なりけり。
    案の定
  • 歌など詠むは世の常なり
    ありきたりだ
  • めでたしなどは言ふも世の常なり
    月並みな表現だ
  • 「これ、結ばばや」と言へば、実方の中将、寄りてつくろふに、ただならず
    様子が普通ではない
  • かくて閉ぢめてむと思ふものから、ただならずながめがちなり。
    心が平静ではない
  • 男夜な夜な通ふほどに、年月を重なるほどに、身もただならずなりぬ。
    妊娠する
  • 人の泣き騒ぐ音の聞こゆるに、いとゆゆしく、ものもおぼえず
    呆然としている
  • ものもおぼえぬ官人どもが申しやうかな。
    道理をわきまえない
  • ひとやりならぬ道なれば、行き憂しとてとどまるべきにもあらで、何となく急ぎ立ちぬ。
    他のせいではなく、自分の心からする
  • 野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。
    翌日
  • 正月一日、言忌みもしあへず
    最後まで しきれない
広告

コメント