-
はいかい
あてもなく歩き回ること。ぶらつくこと。「夜の街を―する」
徘徊
601
-
けつじん
使いつくすこと。つきてなくなること。
竭尽
602
-
ちてい
①ウマを速く走らせること。ウマでかけ回ること。また、狩猟をすること。②あるものを支配すること。
馳騁
603
-
じゅんじゅん
①まことあるさま。まじめなさま。②おそれつつしむさま。
恂恂
604
-
ドクロ
風雨にさらされて白骨だけになった頭蓋骨ズガイコツ。
髑髏
605
-
かくしゅ
つかみとること。手に入れること。
攫取
606
-
しょうよう
気ままに歩くこと。そぞろ歩き。「川べりを―する」
逍遥
607
-
じゅそつ
国境を警固する兵士。城砦ジョウサイを守備する兵士。
戍卒
608
-
けんてき
しずく。水のしたたり。転じて、小さなもの。わずかなもの。「重露―と成る」 「―岩を穿うがつ(小さなことでも続ければ大事を成すたとえ)」
涓滴
609
-
かつもく
目をこすってよく見ること。注意してよく見ること。注目すること。「―に値あたいする仕事」
刮目
610
-
ふつぜん
むっとして怒りを表すさま。むっとして顔色を変えるさま。「―として席を蹴ける」
怫然
611
-
こたつ
暖房器具の一つ。炭火などの熱源の上にやぐらをかぶせ、上を布団でおおったもの。「―で猫が丸くなっている」
炬燵
612
-
ろうほ
①はたけ。②いなか。③民間。
隴畝
613
-
かっちゅう
よろいとかぶと。武具で、武士が戦いのとき体につけるかたい防具。
甲冑
614
-
りょこう
①村里。いなか。②ちまた。また、民間。
閭巷
615
-
ききょく
①とげのあるカラタチといばら。②悪者・じゃまもののたとえ。
枳棘
616
-
がほう
絵をかいたり色を塗ったりして、美しく飾った遊覧船。
画舫
617
-
かいこう
思いがけず出あうこと。運命的な出あい。めぐりあい。「親子は二十年ぶりに―した」
邂逅
618
-
かんか
①たてとほこ。また、武器。②戦争。「―を交える(戦争をする)」
干戈
619
-
そんきょ
①相撲や剣道で、相対して礼をするときの姿勢。つま先立ちのまま腰をおろし、ひざを開いて姿勢を正した形。「―して仕切りに入る」②うずくまること。しゃがむこと。「つくばい」と読めば別の意になる。
蹲踞
620
-
ひょうふう
つむじ風。はやて。また、暴風。
飆風
621
-
かろ
「カギュウロ」の略。カタツムリの殻のように狭い家。自分の家をへりくだっていう語。
蝸廬
622
-
けんけん
①言いにくいことをはっきり言うさま。特に、目上の人に向かって正しいと思うことをそのまま言うさま。②ひどく苦しむさま。難儀するさま。
謇謇
623
-
そゆ
乳から作った、バターに似た油。食用・薬用。また、密教で護摩木をたいて仏に祈る際にも用いる。
酥油
624
-
こうがん
哺乳ホニュウ動物の雄の生殖器官。陰囊インノウ中に左右一対あり、精子を作る。精巣。きんたま。
睾丸
625
-
とふく
腹を切って自殺すること。切腹。割腹カップク。
屠腹
626
-
せいふん
こなみじんになること。転じて、身を粉にして働くこと。粉骨砕身。
齏粉
627
-
げんこ
おごそかなさま。威厳があり、りっぱなさま。「―たる恩師の態度」
儼乎
628
-
こつこつ
①たゆまずに精を出して働くさま。②疲れ果てるさま。
矻矻
629
-
へいどん
他の勢力を支配下に置くこと。
幷吞
630
-
りんき
男女間のやきもち。嫉妬シット。「―は損気」類リン惜
悋気
631
-
すいこう
詩や文章を作るとき、より適切な字句や表現を求めて、練り上げること。「―に―を重ねる」
推敲
632
-
せんぎ
多くの人で評議すること。多人数で相談すること。
僉議
633
-
そそう
気力がくじけ、元気をなくすこと。気落ち。「最初の失敗で意気―する」
沮喪
634
-
きょうこう
鏡を入れるはこ。かがみばこ。
鏡匣
635
-
しんたん
あさ。あした。早朝。朝早く。シンチョウ。
晨旦
636
-
かいびゃく
①天地が開いた始まり。この世の始まり。②物事の始まり。「―以来の出来事」
開闢
637
-
いび
なえてしおれること。元気がなくなること。「士気が―する」
萎靡
638
-
ろうぎ
①ケラとアリ。②ちっぽけな、つまらないもののたとえ。
螻蟻
639
-
がんせい
①ひとみ。くろめ。②眼球。まなこ。また、目。
眼睛
640
-
だい
①あごを下げ動かして、物を食べようとするさま。②物欲しげなさま。
朶頤
641
-
どたい
①のろいウマ。鈍いウマ。②鈍才。劣った人。
駑駘
642
-
ほうこう
大砲。おおづつ。
砲熕
643
-
きんてん
利益や恩恵をみんながひとしく受けること。恩恵が均等にいきわたること。
均沾
644
-
こうり
①死んだ人の魂が集まるという中国の山。転じて、墓地。②庶民の葬式にうたう挽歌。
蒿里
645
-
ばいろく
貝殻で飾ったウマのくつわ。
貝勒
646
-
はいれい
道理にそむくこと。
悖戻
647
-
ろうぎょ
魚をすくいとること。いさり。すなどり。
撈魚
648
-
しつよう
①意地を張り、自分の考えをあくまで通そうとするさま。「―に論評を続ける」②しつこいさま。「―に追及する」
執拗
649
-
ふんてい
くしゃみ。「」はくしゃみの意。
噴嚔
650
-
こうきょ
昔、皇族や三位サンミ以上の人が死ぬこと。
薨去
651
-
けいしょう
つよくて動作がすばやいこと。
勁捷
652
-
そご
物事がくいちがうこと。行きちがい。「両者の感情に―をきたす」
齟齬
653
-
さいきゅう
涙を流す。
灑泣
654
-
いえつ
楽しみ喜ぶこと。喜んで満足すること。
怡悦
655
-
ちんりん
①深く沈むこと。「孤独に―する」②落ちぶれること。「不幸な境遇に―する」
沈淪
656
-
せきれい
セキレイ科の鳥の総称。水辺にすむ。スズメよりやや大きく、羽色は黒白や黄色など。長い尾を上下に振って歩く。
鶺鴒
657
-
しび
宮殿や仏殿などの棟の両端にとりつける飾り。後世のしゃちほこなどの原型。
鵄尾
658
-
こうこう
人間の心臓と横隔膜の間の部分。体のもっとも奥深い所で、薬も針もとどかず治療しにくい部分。「病―に入いる」
膏肓
659
-
げいげい
①クジラの雄と雌。または、小魚を食う大魚のたとえ。「」は雄のクジラ、「」は雌のクジラの意。②大悪人。
鯨鯢
660
-
みょうばん
硫酸アルミニウムとアルカリ金属などの結合物で、無色透明の正八面体の結晶。染色・医薬・製紙などに使用される。
明礬
661
-
どんちょう
①刺繡シシュウで模様をあしらった厚地の布。仕切りなどに用いる。②劇場で、巻いて上げ下ろしする厚地の幕。
緞帳
662
-
けんさく
①鳥獣を捕らえるわな。②仏仏や菩薩ボサツが衆生シュジョウを救うために用いる、五色の糸をより合わせて作った縄。
羂索
663
-
がいがい
雪や霜などで、あたり一面が白く見えるさま。「白ハク―たる銀世界」
皚皚
664
-
けんべつ
はっきりと区別すること。はっきりと見分けること。「正否を―する」
甄別
665
-
れいいん
①中国、周代、楚ソ国の最上位の官。転じて、宰相。②地方長官。
令尹
666
-
ちゅっちょく
功績のない者をしりぞけて、功績のある者を昇官させること。「ほしいままに大臣を―する」 「―幽明」
黜陟
667
-
へんきょう
①度量が狭いこと。「―な考えは捨てよ」②土地などが狭いこと。
褊狭
668
-
なんりょう
①上質の銀。また、銀の別称。②江戸時代の貨幣、二朱銀の別称。
南鐐
669
-
じょじょう
詩文などで、自分の感情をのべること。
抒情
670
-
えいふ
詩文の添削を頼むときに使う語。
郢斧
671
-
てんゆ
こびへつらうこと。おもねりへつらうこと。
諂諛
672
-
しちょう
ワシ・タカなど、他の動物を捕食する鳥。また、性質のあらい鳥。猛鳥。猛禽モウキン。
鷙鳥
673
-
せいけい
徳のある人のもとには自然に人が慕って集まることのたとえ。
成蹊
674
-
ちょうとん
朝日。
朝暾
675
-
しゅしん
赤く美しいくちびる。特に、口紅を塗ったくちびる。
朱脣
676
-
かいしゅん
今までの悪行を悔いて、心を入れかえること。「―の情が顕著である」
改悛
677
-
せんどう
寒さや恐れのために、小刻みにふるえて動くこと。
顫動
678
-
たんたん
①水を深くたたえているさま。②奥深いさま。
潭潭
679
-
しゅんぼう
才能や人徳が人並以上にすぐれた人。
俊髦
680
-
らでん
漆工芸の技法の一つ。オウムガイやアコヤガイなどの殻から真珠光を放つ部分を切り取った薄片を物の表面に埋めこみ、装飾とするもの。
螺鈿
681
-
しちょう
①軍隊の荷物。食糧・武器など。「大河の前で―隊は動けなかった」②旅行者の荷物。また、荷物を運ぶ車。
輜重
682
-
ばんきん
①金属を薄く板のように打ちのばしてつくること。また、そのもの。いたがね。②金属板を加工すること。また、そのもの。
鈑金
683
-
ようじゅ
クワ科の常緑高木。熱帯・亜熱帯に生え、日本では沖縄・屋久島に自生。葉は楕円ダエン形で厚く光沢がある。幹・枝はよく分枝して多数の気根を垂れる。ガジマル。
榕樹
684
-
へいしん
主君に、特にかわいがられる臣下。気に入りの家来。
嬖臣
685
-
ろうしょう
男の子が生まれること。
弄璋
686
-
ようま
小さいこと。取るに足りないこと。また、そのような人。「」も「」も小さい意。
幺麼
687
-
はいきょ
建物・城郭・街などの荒れ果てた跡。「戦争によって街が―と化す」
廃墟
688
-
るいせつ
罪人として獄に入れられること。縄目にかかること。「―の辱はずかしめ」
縲絏
689
-
たいき
広く大きな四辻よつつじ。大通り。大路おおじ。
大逵
690
-
どうこく
ひどく悲しみ、大声をあげて泣くこと。「父の訃報フホウに―する」
慟哭
691
-
こうば
ののしり、はずかしめること。
詬罵
692
-
しせき
①きわめて近い距離。「目的地は―の間だ」②貴人に間近で会うこと。「―の栄を得る」③短いこと。簡単なこと。「―の書」
咫尺
693
-
ざんぜつ
山が険しく切りたって、そびえたつさま。
嶄絶
694
-
ていき
そしること。人を悪く言うこと。
詆毀
695
-
こんぼう
①丸い木の棒。「―を振りまわす」②体操競技で使用する、とっくり形の木の棒。インディアンクラブ。
棍棒
696
-
こうゆ
地味が豊かで肥えていること。また、その土地。
膏腴
697
-
ようそく
ふさぐこと。ふさがること。さえぎること。
壅塞
698
-
かんこ
塩分を含んだ湖。水一リットル中に五〇〇ミリグラム以上の塩分を含むもの。カン水湖。
鹹湖
699
-
せいとう
婦人解放を主張する学識のある女性や女流の文学者。
青鞜
700
-
ずいずい
恐れおののいて、びくびくするさま。
惴惴
701
-
けんごう
やかましいこと。
喧囂
702
-
ほうしょ
①「つと(①食品を、わらなどを束ねて包んだもの。わらづと。あらまき。「―納豆」②携えていく土産みやげ。)」に同じ。②わいろ。まいない。
苞苴
703
-
しごう
生前の偉業をたたえ、死後につける称号。空海を「弘法こうぼう大師」という類。「おくりな」に同じ。
諡号
704
-
かんが
役所。官庁。
官衙
705
-
こうぼう
土地の広さ。面積。
広袤
706
-
ぼくとつ
口数が少なく、飾り気のないこと。
朴訥
707
-
ばっかん
刈り取った麦の茎。また、それを乾燥したもの。むぎわら。
麦稈
708
-
らんかん
①「てすり」に同じ。②涙が、とめどなく流れ落ちるさま。③星や月の光が、きらめくさま。
闌干
709
-
きゅうかつ
長い間会わないこと。久しく便りをしないこと。「―をわびる」
久闊
710
-
らっぱ
①金管楽器の総称。真鍮シンチュウ製で、一端に細い吹き口があり、もう一方の端が大きく開いている。トランペットなど。②大げさな話。ほら。「会議でまた社長が―を吹いた」
喇叭
711
-
さとう
ウマ・ウシなどの胆石や腸内の結石。解毒剤として用いる。牛黄ゴオウ。
鮓荅
712
-
ほうろう
金属器や陶磁器の表面に、さび止めや飾りとして焼き付ける釉うわぐすり。また、焼きつけたもの。瀬戸引き・七宝焼など。「―の鍋なべで煮る」
琺琅
713
-
ていしょく
①さしさわること。法律などにふれること。「規約に―する」 「校則に―する行為」②ふれたりぶつかったりすること。③くいちがうこと。矛盾すること。書きかえ「牴触・觝触」の書きかえ字。
觝触
714
-
いんしん
非常ににぎやかで、活気にあふれること。「―を極める」類繁華
殷賑
715
-
ばれん
木版刷りの用具。平らな円形の芯シンを竹皮で包んだもので、版木にのせた紙の上をこする。
馬楝
716
-
しょうじょ
学校。由来中国で、地方の学校のことを、殷イン代には「」、周代には「」といったことから。
庠序
717
-
かんたん
①カンタン科の昆虫。山地にすむ。体は細長く、淡い黄緑色。雄は「ルルルル」と美しく鳴く。②中国河北省の都市名。昔、都として栄えた。
邯鄲
718
-
きんらん
錦にしきの地に金の糸を織りこんで模様とした豪華な絹織物。
金襴
719
-
こうかつ
ずるがしこくて悪知恵がはたらくさま。「―な手段」
狡猾
720
-
せんそ
天皇の位につくこと。天皇の地位を受けつぐこと。
践祚
721
-
けんぱい
あきて疲れること。
倦憊
722
-
こうわ
交戦国が話し合いによって戦争をやめ、平和をとりもどすこと。「―会議」
媾和
723
-
びんべん
つとめ励むこと。精を出すこと。
黽勉
724
-
ひすい
①カワセミの別称。②カワセミの羽に似た鮮やかな青緑色で半透明な宝石。硬玉の一種。古くから装飾品に用いられる。「―のブローチ」
翡翠
725
-
ふんけい
首をはねること。首を切ること。斬首ザンシュ。
刎頸
726
-
きょうきょう
おそろしくて生きた心地のしないさま。びくびくするさま。
恟恟
727
-
こうし
しろくてきれいな歯。転じて、美人。「明眸メイボウ―」 「口許くちもとから―の輝きがこぼれる」
皓歯
728
-
しんしゃく
①事情をくみとって、ほどよく処理すること。「被告人の立場を―する」②条件を照らし合わせて、適当に処理すること。③遠慮すること。「何の―もあるものか」
斟酌
729
-
けっき
決心して行動をおこすこと。「反対の―集会を開く」
蹶起
730
-
きゃはん
昔、旅行や作業のとき、あしを守り動きやすくするためにすねに当てたり巻きつけたりした布。ゲートル。
脚絆
731
-
ひゆ
特徴がはっきりした他の似ているものを引き合いに出して、わかりやすく説明する表現方法。たとえ。たとえばなし。
譬喩
732
-
えきよう
代々。よよ。世を重ねること。「エキ世」に同じ。
奕葉
733
-
ようちゅう
「さなぎ」に同じ。完全変態をする昆虫類の発育の一段階。幼虫が成虫になる前に、食物をとらずかたい殻でおおわれてじっとしているもの。「―が羽化する」
蛹虫
734
-
きゆう
心配しなくてもいいことを、むやみに憂え心配すること。「心配は―に終わった」
杞憂
735
-
うえき
君命によって、使者として他国に行ったり、国境の警備などに行ったりすること。
于役
736
-
かんせい
おりと落とし穴。
檻穽
737
-
どうこう
手すきで田畑の雑草を除き、耕すこと。
耨耕
738
-
きょうれん
鏡を入れるはこ。かがみばこ。
鏡匳
739
-
ごうとう
①書物の本文の上にある余白。また、そこにつけた注釈。②中国で、科挙に主席で合格した者。
鼇頭
740
-
げいめん
顔に入れ墨をすること。また、入れ墨をした顔。
黥面
741
-
ごじょう
貴人からの命令。また、お言葉。「飽かぬは君の―(主君の命令はどんなこともいやと思わない)」
御諚
742
-
ばっこ
権威をほしいままにして、のさばり、はびこること。また、思うがままに振る舞うこと。
跋扈
743
-
きし
①昔、戦場で自分の存在をはっきりさせるために立てた、はたとのぼり。はたじるし。②態度。主義主張。
旗幟
744
-
でんぷく
中国、古代の五服(五つの地域)の一つ。王城の周囲、各五〇〇里以内の天子に直属した地。畿内キナイ。
甸服
745
-
きゅうこ
しゅうととしゅうとめ。配偶者の父母。
舅姑
746
-
そうこう
ふなぐらに荷物を出し入れするため、甲板カンパンにあけた四角い穴。ハッチ。
艙口
747
-
しゅうう
突然降り出してすぐにやんでしまう雨。雷が鳴り、雷雨となるものが多い。夕立やにわか雨。
驟雨
748
-
かくしゃく
年をとっても心身ともに元気なさま。「―たる老夫婦」
矍鑠
749
-
びょうぼう
①水面や平原などが果てしなく広いさま。「―たる砂漠」②遠くかすんでいるさま。
渺茫
750
-
きょうじゃく
①行状。行跡。②推察する。おしはかる。
景迹
751
-
きぼう
衣食などの足りないこと。欠乏すること。
匱乏
752
-
せいが
人材を育成すること。また、それを楽しむこと。「」は青く茂るさま、「」はヨモギの類の草の総称。
菁莪
753
-
こうしゅう
二人で書物を比較し、誤りを正すこと。
校讐
754
-
らんる
①使い古した布切れ。また、古くなって破れた衣服。②古くなって、いたんでいるもの。「―車を愛用している」③欠点。短所。「―が出る」
襤褸
755
-
こうぼう
光の放射。光の筋。きらめく光。「―を放つ」
光芒
756
-
きゅうきゅう
①山が高くけわしいさま。②見るからに危険なさま。
岌岌
757
-
しし
①律儀で情にあついさま。②おろかなさま。③乱れそむくさま。
蚩蚩
758
-
ほうひ
草花などがかぐわしいこと。また、かぐわしい草花。
芳菲
759
-
しゅんぽう
東洋画の技法で、山や岩のひだを立体的に描く筆づかい。
皴法
760
-
べっしょ
本宅以外の郊外に設けた家。
別墅
761
-
はいし
建物・城郭・街などの荒れ果てた跡。「戦争によって街が―と化す」
廃址
762
-
ついじょう
あとから追いかけること。追跡。
追躡
763
-
しょうよう
そばから誘いすすめること。また、すすめそそのかすこと。「―されて立候補する」
慫慂
764
-
しょうそう
①気がめいって心が痛むさま。②ものさびしいさま。
悄愴
765
-
びょうえい
遠い血筋の子孫。後胤コウイン。マツエイ。末孫。
苗裔
766
-
しょうじょう
天と地。また、天と地のように非常に隔たりのあるたとえ。「―の差」
霄壌
767
-
はんえつ
書物を開いて、読み調べること。
繙閲
768
-
ひんきゅう
天皇や皇族の棺を、葬送のときまでに安置する御殿。かりもがりのみや。あらきのみや。
殯宮
769
-
ぼうだ
①涙がとめどなく流れるさま。「涙―として流る」②雨が激しく降るさま。「雨が―と降る」
滂沱
770
-
どうもう
軍艦。いくさぶね。
艟艨
771
-
ろうだん
①切り立って高い丘。②利益をひとり占めにするたとえ。「利権を―する」
壟断
772
-
たんげい
①物事のはじめと終わり。②物事のなりゆきをおしはかること。推測すること。
端倪
773
-
せきれき
風雨や霰あられ・落ち葉などがたてる寂しげな音のさま。
淅瀝
774
-
きくじん
罪を取り調べてただすこと。
鞫訊
775
-
きょうかい
教えいましめること。教えさとすこと。
教誨
776
-
そうぼう
人民。庶民。参考草木があおあおと茂っている意から、多くの人民にたとえていう。
蒼氓
777
-
ばっすい
文章や楽曲などから、必要な部分だけを抜き出すこと。また、抜き出したもの。「新聞から関係記事を―する」
抜萃
778
-
ぐうし
ハスの茎や根の繊維。ハスの茎や根を折ったときに出る糸。「―の孔あな(きわめて小さいもののたとえ)」
藕糸
779
-
やのう
①田舎の僧。②僧侶ソウリョが自分を謙遜ケンソンしていう語。拙僧。
野衲
780
-
しんけい
田のあぜ。田と田のさかい。転じて、へだてがあること。そのへだて。「」も「」もあぜの意。「智愚チグ一視して―を設けず」
畛畦
781
-
ゆが
仏呼吸を整え、心を静める修行によって得る、主観と客観の融合した境地。また、その修行法。ヨガ。ヨーガ。
瑜伽
782
-
けいぶん
文学・文章のこと。
奎文
783
-
きゆ
身分不相応のことをのぞみねがうこと。また、そのようなのぞみやもくろみ。
覬覦
784
-
こうか
夜間の警備や漁猟に照明としてたく火。かがり。「―であたりを照らす」
篝火
785
-
ひぎょう
大きな事業。大業タイギョウ。
丕業
786
-
きぜん
ため息をつくさま。嘆息するさま。「―として嘆く」
喟然
787
-
しこう
たしなみ好むこと。各自の好み。特に飲食物についていう。「―品」
嗜好
788
-
ほうはつ
勢いよく発すること。ほとばしり出ること。「―岩」
逬発
789
-
けんさん
学問などを深くきわめること。地道に研究を続けること。「日々―を積んだ成果」
研鑽
790
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こうちゅう
イナゴの別称。
蝗虫
791
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こうこう
日の光が輝いて明るいさま。
杲杲
792
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かんかく
内と外と二重になったひつぎ。
棺槨
793
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おうてん
かめの中の天地。転じて狭い世間の意で、見識の狭いことのたとえ。
甕天
794
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ろうせつ
金属を、はんだなどでくっつけること。
鑞接
795
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かんぱつ
火が燃えるように、輝き現れること。「才気―」
煥発
796
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しんせん
神にそなえる飲食物。イネ・酒・米や野菜・魚介類・塩や水など。御饌みけ。
神饌
797
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せんさい
①布などをはさみで裁つこと。②文章に手を入れて練り直すこと。
剪裁
798
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ほうへん
ほめることとけなすこと。「彼については毀誉キヨ―が激しい」 「筆削―」
褒貶
799
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くんこ
古典などの古い字句の読みや意味の解釈をすること。「―学」
訓詁
800
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