臨床血液学②
暗記
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赤血球の直径
約7~8㎛
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赤血球に核はあるのか
核はない
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赤血球の寿命
約120日
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古くなった赤血球を貪食する細胞
MΦ
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男性における赤血球の数
約400~550万個/㎕
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女性における赤血球の数
約350~500万個/㎕
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造血細胞が骨髄球系幹細胞に分化するために必要な因子
IL、SCF
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赤血球系前駆細胞の前期段階
BFU-E(赤芽球バースト細胞)
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赤血球系前駆細胞の後期段階
CFU-E
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骨髄球系幹細胞が赤血球系前駆細胞となるための因子
IL-3
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BFU-EがCFU-Eとなるための造血因子
EPO
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赤芽球の機序を答えよ
前赤芽球、好塩基性赤芽球、多染性赤芽球、正染性赤芽球
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赤血球が脱核される赤血球の段階とは
正染性赤芽球が網赤血球となるとき
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正染性赤芽球にある核を脱核する細胞
MΦ(骨髄内)
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網赤血球に含まれる核酸
RNA
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網赤血球にある核酸を染める染色液
ニューメチレン青、ブリリアントクレシル青(塩基性色素)
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網赤血球の核酸を染める染色方法
超生体染色
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前赤芽球が網赤血球に成熟するまでの日数
約4~6日
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網赤血球の数
約5万/㎕
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網赤血球が急性の大量出血後や貧血の治療後に一過性に増殖すること
網赤血球分利
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網赤血球の持続的な増加がみられるときの貧血
溶血性貧血
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赤血球の構成成分
水分(2/3)+ヘモグロビン(1/3)+その他
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赤血球の膜構成成分2つ
脂質+蛋白質(グリコフォリン、バンド3)
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赤血球はどんな場所でも通れるように膜に変形能をもつ。そのために膜に裏打ちされている蛋白質
アクチン
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ヘモグロビンの構造
ヘム+グロビンの4量体
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ヘムの構成成分
プロトポルフィリン環+Fe²⁺
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グロビンのポリペプチド鎖の種類2つ
α鎖、非α鎖(β鎖)
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成人のヘモグロビン
HbA(α2β2)
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胎児に多いヘモグロビン
HbF(α2γ2)
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糖尿病にみられるヘモグロビン
グリコヘモグロビン(HbA1c)
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静脈血に多い酸素がないヘモグロビンの名称
還元型ヘモグロビン
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肺胞などに多い酸素と結合しているヘモグロビンの名称
酸素化ヘモグロビン
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ヘモグロビンの酸素親和性は、pHが上昇すると増加しpHが低下すると減少する。このように、pHによって酸素親和性が変動すること(効果)
ボーア効果
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糖代謝の中間産物でHbとの酸素親和性を調節しているもの
2,3-DPG
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CO₂と結合しているヘモグロビンの名称
カルバミノヘモグロビン(HbCO2)
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赤血球のエネルギー源(ATP)となる物質
ブドウ糖(から乳酸に分解される際に放出されるATP)
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赤血球における主なATP供給回路
エムデン・マイヤーホフ経路
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プロトポルフィリン環の合成過程
グリシン(アミノ酸)+サクシニルCoAの重合(inミトコンドリア)
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使用後のグロビンは何に分解されるか
アミノ酸
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使用後のヘムは何に分解されるか
ヘモジデリン、鉄(貯蔵鉄)
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ビリベルジンは何に変換するのか
ビリルビン(間接ビリルビン)
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間接ビリルビン(肝臓)と結合する物質
アルブミン
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間接ビリルビンとアルブミンがグロクロン酸抱合を受けてできた水溶性の物質とは
直接ビリルビン
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直接ビリルビンは肝臓から胆汁に排泄されると、腸内細菌により何に変換するか
ウロブリン(体外へ排出)
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赤血球について (p17~p27)