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開発プロセス
開発プロセスは、要件プロセスでの要件を新たに開発するシステムへの要件にブレークダウン(再定義)して、システム、ソフトウェアの設計を行い、設計に従ったプログラムの作成、テストを行うプロセスです。
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システム要件定義
システム要件定義は、新たに構築する業務、システムの仕様、及びシステム化の範囲と機能を明確にし、それらをシステム取得者側の利害関係者間で合意するプロセスです。
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ソフトウェア要件定義
ソフトウェアに要求される機能、性能などを明確にします。
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機能要件
機能要件は、業務要件を実現するための機能を記述したものです。 (ITパスポート 平成28年春 問55より) 業務要件とは、利用者のニーズを考慮して、システム化対象業務の業務手順や関連する組織における責任、権限などを明確に限定したものです。
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非機能要件
非機能要件は、性能や保守のしやすさなどについて記述したものです。
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ウォークスルー
ウォークスルーは、設計上の誤りを早期に発見することを目的として、仕様書やソースコードといった成果物について、作成者を含めた複数人で、記述されたシステムやソフトウエアの振る舞いを机上でシミュレートして、問題点を発見する手法です
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共同レビュー
共同レビューは、システムの利用者と開発者の間で、システムの設計書の記載内容が利用者の要求を満たしていることを確認するために実施するものです。
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品質特性
ソフトウェアの品質評価の基準
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機能性
仕様書のどおりに操作し、実行結果を出すことができること
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信頼性
仕様書どおりに動作し続けること。障害が起きたときすみやかに復旧ができること
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使用性
ユーザーが使いやすいこと
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効率性
メモリ、ディスクなどのリソース(資源)を有効に使い、早く、多くの情報を処理して結果を出せること
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移植性
別の環境(ハードウェア、OSなど)に容易に移せること
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ソフトウェア方式設計
対象ソフトウェアの最上位レベルの構造、複数のソフトウェア聞のインタフェースに関する仕様などを決定します。
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ソフトウエア詳細設計
コーディングを行う単位となる個々のプログラムの仕様を決定します。
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デバッグ
デバッグは、ソフトウェアの欠陥 (バグ)を発見し、取り除き、仕様通りに動作させる作業です。
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コーディング
コーディングは、プログラミング言語を使ってソースコード(プログラムの文字列)を作成することです。
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ホワイトボックステスト
ホワイトボックステストは、内部構造に基づいてテストデータを作成します
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ブラックボックステスト
ブラックボックステストは、入力と出力だけに着目して様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを確認していく、システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するテスト方法です。
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単体テスト
単体テストは、個々のプログラムに誤りがなく、期待したとおりの動作をするか確認するテストです。
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統合テスト(結合テスト)
統合テストは、単体テスト済のプログラムを統合し、ソフトウェア・システムが要件どおりに動作するかどうかを確認するテストです。 結合テストでは、プログラム間のインタフェースが整合していることを確認します。
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統合テストは、単体テスト済のプログラムを統合し、ソフトウェア・システムが要件どおりに動作するかどうかを確認するテストです。 結合テストでは、プログラム間のインタフェースが整合していることを確認します。
回帰テストは、プログラムを修正したことによって、想定外の影響が出ていないかどうかを確認するためのテストです
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システムテスト
システムテストは、開発者や利用者が、システム全体の機能と性能を検証するテストです
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ソフトウェア導入
ソフトウェア導入は、ソフトウェア、データベースなどを契約で指定されたとおりに初期設定し、実行環境を整備する作業を指します
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受入れテスト
受入れテストは、取得者(委託側)が、供給者(受託側)の支援を受けながら、意図した運用環境でシステムを使用し、システムが意図した用途を達成しているかを確認するテストです。 受入れテストは、発注したソフトウェアが要求事項を満たしていることをユーザが自ら確認する点がポイントです。
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保守プロセス
保守プロセスは、障害への対応、性能の改善などを行うために、納入後のシステムやソフトウエアを修正すること、又は変更された環境に適合させるプロセスです。
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ソフトウェア保守
ソフトウェア保守は、システムが稼働してからの活動です。 ソフトウェア保守は、システムの安定稼働、情報技術の進展や経営戦略の変化に対応するためにプログラムの修正や変更を行うことです
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工数
工数は、ある作業(プロジェクト)を完了させるために要する作業量を示します。
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ファンクションポイント法
ファンクションポイント(FP:Function Point)法 ファンクションポイント法は、システムで処理される入力画面や出力帳票、使用ファイル数などを基に、機能の数を測ることでシステムの規模を見積もる方法です。
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類推見積法
類推見積法は、従来開発した類似システムをベースに相違点を洗い出して、システム開発工数を見積もる方法です。
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耐タンパ性
耐タンパ性とは、ハードウェアやソフトウェアのセキュリティレベルを表す指標で、外部からの物理的接触により機器内部の構造を不当に解析・改変したり、重要データを取り出そうとしたりする行為に対してどの程度の耐性を有するかを表します。 IoTデバイスの耐タンパ性は、機密データの守秘性を高める、内部動作の解析を困難にする、分解すると壊れるようにするなど、デバイスの内部を保護することにより向上します。
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ISMSクラウドセキュリティ
ISMSクラウドセキュリティ認証は、IaaS、PaaS、SaaSなどのクラウドサービスの提供または利用においての情報セキュリティに関する第三者認証です。
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Ꭰᗪos攻撃
複数のコンピュータから同時に大量の通信要求を送りつけることで、対象となるサーバをダウンさせる攻撃手法です。
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SQLインジェクション
Webアプリケーションの入力欄にSQL文を入力することで、データベースの不正操作や情報漏洩を引き起こす攻撃手法です。
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セキュリティバイデザイン
システムが開発される最初の段階から、セキュリティが考慮されることを意味します。
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IDS
不正感知システム
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TCP/IP
TCP/IPは、インターネット上でデータの送受信を行うための基本的な通信プロトコル
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クラスタリング
クラスタリングとは、Webサービスなどにおいて、信頼性を高め、かつ、利用者からの多量のアクセスを処理するために、複数のコンピュータを連携させて全体として一つのコンピュータであるかのように動作させる技法です。
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エッジコンピューティング
データ処理をネットワークの端末側に近い場所で行うことにより、データ転送量を削減し、低レイテンシ(低遅延)、ネットワーク負荷の軽減を実現する技術です。
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ニューラルネットワーク
人間の脳神経系の仕組みを模した人工知能の一種で、ディープラーニングなどで用いられます
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