02-理学所見(福田)

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kkrt 2020年09月24日 カード37 いいね12

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02-理学所見(福田)
  • チアノーゼの指標となる血中還元ヘモグロビン(酸素と結合していないヘモグロビンのこと)の量は?
    5g/100ml以上
  • チアノーゼが生じやすい場所は?
    上半身(口唇、頬、鼻、耳、粘膜、特に爪。)
  • 顔や上肢にチアノーゼがなく、両下肢にチアノーゼが観察された場合に疑う疾患は?
    動脈管開存症(右→左シャント)
  • チアノーゼの分類を2つ挙げよ。
    中枢性チアノーゼ(右→左シャント)、末梢性チアノーゼ(末梢循環障害)
  • 太鼓ばち状指、チアノーゼを伴う患者において疑われる疾患は?
    右→左シャントを伴う先天性心疾患
  • 末端肥大症の患者において合併する心疾患は?
    二次性心肥大
  • ダウン症候群の患者において合併しやすい心疾患は?
    心内膜床欠損
  • Mitral face(頬が紅潮、唇にチアノーゼ)を呈する患者さんに対し疑う心疾患は?
    僧帽弁狭窄症
  • 黄色腫は( ? )に観察されることが多いが、触診上は( ? )の肥厚も忘れてはならない。
    高コレステロール血症、アキレス腱
  • ミュッセ徴候(脈圧が高く、心拍動と連動して頭部が前後に振られてしまう)が見られる患者さんに対し疑う心疾患は?
    大動脈弁閉鎖不全症
  • I音の定義は?
    三尖弁、僧帽弁が閉まる音(心室収縮期の始まり)
  • II音の定義は?
    肺動脈弁、大動脈弁が閉まる音(心室拡張期の始まり)
  • 頸静脈波は何を反映する?
    右房圧 (内頸静脈の拍動を観察して得られる波形)
  • 心タンポナーデや収縮性心膜炎患者において、本来呼気時に強くなるはずの頸静脈怒張が吸気時に見られる徴候をなんというか。
    Kussmaul徴候
  • 頸静脈波のa波が見えないときに疑う疾患は?
    心房細動
  • 頸静脈波のa波が増大しているときに疑う疾患は?
    三尖弁狭窄症、完全房室ブロック
  • 右室が収縮中にも関わらず右房も収縮することにより生じる、増大したa波のことをなんという?
    Cannon wave(完全房室ブロックなどで見られる)
  • 頸静脈波のx谷が消失、v波が増大しているときに疑う疾患は?
    三尖弁閉鎖不全
  • 頸静脈波のa波、v波が増大しているときに疑う疾患は?
    収縮性心膜炎
  • 皮膚・関節の過伸展が見られ、僧帽弁閉鎖不全や心筋梗塞が疑われる症候群は?
    Ehlers-Danlos症候群
  • Ellis-Van Creveld症候群、Holt-Oram症候群の患者に見られる先天性の心奇形は?
    心室中隔欠損、心房中隔欠損
  • くも状の長い指、細長い四肢、脊椎後弯が見られ、大動脈弁閉鎖不全や僧帽弁閉鎖不全が疑われる症候群は?
    Marfan症候群
  • 安静時の心拍数が100回/分以上の脈のことをなんという?
    洞性頻脈
  • 呼気時、( ? )刺激により心拍数は減少する。
    迷走神経
  • 迷走神経刺激により発作性上室性頻脈を止める方法には( ? )法、Ashner法(眼球圧迫)、頸動脈の圧迫等がある。
    Valsalva法
  • 右心房の中を電気的興奮が規則的に旋回する現象のことをなんという?
    心房粗動
  • 心房粗動が発生した時の心房興奮頻度は(○回/分)?
    300回/分
  • 心拍数160回/分以上、期外収縮のリエントリー(異常な電気回路を介した興奮の回旋)によって起きる頻脈のことをなんという?
    発作性上室性性頻脈(日常臨床の中で最も多い不整脈)
  • 発作性上室性頻脈患者に迷走神経刺激を行うとどうなる?
    全く変化しないor正常心拍に戻る
  • 収縮期に大きく膨らむ脈(Water-hammer pulse)、拡張期に急にしぼむ脈(Collapsing pulse)が両方発生する場合に疑う心疾患は?
    大動脈弁閉鎖不全症
  • 小脈になる疾患の例を挙げよ。
    左心不全、心タンポナーデ、収縮性心膜炎、大動脈弁狭窄症
  • 血圧の測定を行う際に聴診する、上腕動脈の上を締め付けたときに発生する音は?
    コロトコフ音
  • テストする
よく頑張りました
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