臨床血液学③
暗記
-
体内総鉄量
約3~4g
-
一日に便・尿・汗などで排泄される鉄量
約1㎎/日
-
一日の食事で摂取できる鉄量
約10mg/日
-
月経のある女性の鉄の喪失量
約2㎎/日
-
妊娠中の女性の鉄の喪失量
約3.5㎎/日
-
動物性食品に含まれる鉄
ヘム鉄(Fe²⁺)
-
植物性食品に含まれる鉄
非ヘム鉄(Fe³⁺)
-
Fe³⁺を吸収できるFe²⁺に変換してくれるもの
ビタミンC
-
Fe²⁺を吸収する場所(臓器)
十二指腸粘膜
-
細胞内(小腸内)に取り込まれたFe²⁺を再びFe³⁺に変換する酵素とは何か
ヘファスタチン
-
フェロポロチン発現量を調節している鉄代謝調節ホルモン
ペプシジン
-
ペプシジンの合成場所(臓器)
肝臓
-
血管内に取り込まれたFe³⁺は血漿中に含まれる何という物質と結合するのか
トランスフェリン(鉄を運ぶトラック)
-
トランスフェリンと結合した鉄
血清鉄
-
血清鉄はどこへ運ばれるのか
骨髄
-
骨髄へ運ばれた血清鉄は何に利用されるのか
ヘム合成
-
血清鉄をヘム合成を行う場所に運んでくれるもの
ミトコンドリア
-
ヘモグロビン合成に利用される鉄量
約20~25㎎/㎕
-
十二指腸粘膜で吸収された鉄の一部は何という物質となって肝臓へ運ばれるか
フェリチン(水溶性)またはヘモジデリン(非水溶性)
-
蛋白質(アポフェリチン)からなる鉄を貯蔵するかご
フェリチン(水溶性)
-
フェリチンの存在場所(血管内)
血清中
-
鉄貯蔵量を推測するとき、検査する物質
血清ふフェリチン
-
血清鉄の基準値
40~188㎍/㎗
-
全てのトランスフェリンに結合しうる鉄の量
総鉄結合能(TIBC)
-
トランスフェリンに結合していない鉄量
不飽和鉄結合能(UIBC)
-
UIBC+血清鉄
TIBC
-
放射性鉄を利用して行う検査方法で測定する鉄の動き
鉄回転(フェロカイネテクス)
-
血漿中の放射性鉄活性が半量に減る時間
結晶鉄消失時間(PIDT)
-
PIDTの基準となる時間
90分
-
PIDTからわかること
骨髄での鉄の需要
-
骨髄での赤血球造血状態を示す値(率)
赤血球鉄利用率(RCU)
-
血清鉄を受け取る未熟な赤血球とは
赤芽球
-
PIDTが長い貧血
再生不良性貧血
-
PIDTが短い貧血
鉄欠乏性貧血(溶血性貧血など)
-
血液細胞のDNA合成に必須な物質2つ
ビタミンB12、葉酸
-
ビタミンB12と葉酸の欠乏により引き起こされる疾患
巨赤芽球性貧血
-
前進で使用して余ったビタミンB12と葉酸の存在場所
肝臓
-
ビタミンB12の吸収場所
回腸
-
葉酸の吸収場所
十二指腸や空腸
-
余ったビタミンB12を肝臓へ運ぶために結合する物質
トランスコバラミン(ビタミンB12を運ぶトラック)
-
鉄 p28~p32