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曖昧模糊
はっきりせず、ぼんやりしている様子
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青息吐息
非常に困ったときや、きわめて苦しいときに発する元気のない溜息、元気のないさま
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暗中模索
暗闇の中で手探りで探すこと。また、手掛かりがないままいろいろとやってみること
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唯々諾々
いわれるがままに従い、なんでも従うさま
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意気消沈
元気をなくし沈み込む様子。落胆すること
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意気阻喪
元気や気力が完全に失われ、意気込みがくじけること
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意気投合
相手と気持ちや意見が一致し共感しあうこと
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異口同音
みんなが口をそろえて同じように言うこと。また、多くの人の意見が一致すること
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以心伝心
言葉を使わずに心情や思想を理解しあうこと
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一意専心
ほかのことに気を取られず、一つのことに心を集中すること
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一言居士
何事にも必ず何かひとこと言わなければ気のすまない人
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一期一会
一生に一度の出会い、機会
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一言一句
一つ一つの言葉のこと、ほんの一言
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一網打尽
綱で魚を捕まえるように、すべてを一度に捕まえること
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一蓮托生
事の善悪にかかわらず最後まで行動や運命を共にすること
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一攫千金
一度の大きな成功や幸運によって大金を手にすること
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一騎当千
一人で多くの敵に立ち向かえるほど強いこと
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一挙両得
一つの行動や手段で2つの利益を得ること
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一心不乱
ほかに注意をそらさず、一つのことに心を集中しているさま
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一朝一夕
非常に短い期間であること
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一刀両断
物事をためらわずにきっぱり決断、または処理すること
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意味深長
深い意味を含んでいて多くの解釈を許すこと。また裏に別の意味が隠されていること
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因果応報
善悪の行いに応じて報いが返ってくること
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慇懃無礼
表面上は丁寧だが、心の中では相手を軽く見ていること
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隠忍自重
感情や欲望を抑え、軽々しい行いをしないこと
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有為転変
世の中や人間の運命は常に移り変わっていくということ
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右往左往
混乱して取り乱し、右に行ったり左に行ったりすること
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海千山千
様々な経験を積み、世の中のことをよく知って強かになること、またはそういう人のこと。ずる賢い人
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紆余曲折
道などが曲がりくねっていること。また、事柄や物事が複雑に込み合っていること
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雲散霧消
雲や霧が消えるように跡形もなくなること
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傍目八目
第三者の方が物事の情勢を当事者以上によく判断できるということ
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汚名返上
悪い評価を受けた後、新たに成果や成績を上げて名誉を回復すること
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温故知新
古い知識や経験を学び、新しい発見をすること
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臥薪嘗胆
つらい経験や困難に耐え、成功を目指すこと
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花鳥風月
自然の美しい風景を意味する言葉。または自然を相手に詩、絵画などを作る風雅な遊び。風流
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隔靴搔痒
靴の上からかゆい部分を掻くように、」物事が中途半端で満足できない状態であること
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合従連衡
状況に応じて各勢力が結び、また離れるさま。力を合わせて連携し、利害関係をうまく調整すること
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我田引水
自分に都合の良いように説明したり、物事を運んだりすること
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画竜点睛
物事を完成させるための一番大事な仕上げ。また、全体を引き立たせる最も肝心なところ
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閑話休題
予断をやめて話を本題に戻すときに用いる
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危機一髪
わずかな差で危険が迫っている状態
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奇想天外
普通では考えられないような奇抜な考え
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牛飲馬食
牛や馬のように、大量の飲食をすること
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旧態依然
古いままで変化がなく、進歩発展のないさま
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興味津々
面白味を感じ強く関心を持つこと
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曲学阿世
心理に背いて時代の好みにへつらい、世間の人に気に入られるような説を唱えること
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玉石混交
優れたものとつまらないものが入り混じっている様子
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虚心坦懐
心にわだかまりがなく、素直な心で物事にむかうこと
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金科玉条
非常に重要で守るべきルールや法律、信条のこと
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空空漠獏
広大で何もない様子であること。またぼんやりとしてとらえどころのないさま
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空前絶後
これまでに例がなく、これからもあり得ないほど稀なこと
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君子豹変
徳が高い立派な人物は、自らの過ちに気づくとすぐにそれを改めるということ
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捲土重来
一度失敗した後に勢力を挙げ、全力で巻き返してくること
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口頭試問
口頭での質問、応答により学力、人物などを考査する試験方法
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荒唐無稽
根拠のない話、また、現実性がないこと
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呉越同舟
仲の悪い人同士が同じ場所や状況にいること
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虎視眈々
敵や相手のすきを狙って油断なくチャンスを狙っているさま
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五臓六腑
内臓のこと、転じて腹の中。又は心の中
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小春日和
晩秋から初冬にかけての温かく穏やかな晴天。11月から12月上旬ごろ、春先頃の温かい人間違えやすいため注意
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孤立無援
仲間や見方がおらず、支援を受けることがない状態であること
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才色兼備
才能と容姿が共に優れていること、主に女性に言う
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三寒四温
陶器に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるという現象
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自画自賛
自分で自分をほめたたえること
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試行錯誤
試みと失敗を繰り返しながら改善していくこと
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自業自得
自分の行いの報いを自分が受けること
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自縄自縛
自分で自分の自由を制限し、行動の幅を狭めて苦しむこと
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七転八起
何度も失敗や困難を繰り返しても、立ち上がって努力すること
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七難八苦
様々な困難や苦難に見舞われること
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質実剛健
堅実で飾り気のなく、強くたくましいさま
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首尾一貫
最初から最後まで主張や方針が一貫していること
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順風満帆
順風を帆いっぱいに受けて船が快適に進むこと。また、物事が順調に進行すること
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初志貫徹
初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと
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支離滅裂
ばらばらでまとまりがなく、筋が通っていないさま
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人事不省
重病や重賞などで意識がなく、何も反応しない状態になること
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神出鬼没
自由自在に現れたり消えたりして、所在が容易につかめないこと
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針小棒大
些細な物事でも大げさに誇張して言うこと
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森羅万象
宇宙や世界にあるすべてのものまたは事柄
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晴耕雨読
晴れた日に田畑を耕し、雨の日に読書などをすること、悠々自適の生活にいう
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生殺与奪
生かすも殺すも、与えることも奪うことも自分の思うままになること。どうしようと思うままであること
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勢力伯仲
勢力や影響力が互いに拮抗していること
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清廉潔白
心が清らかで後ろ暗いところがなにひとつないさま
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切磋琢磨
仲間同士互いに励ましあって向上すること
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絶体絶命
絶望的で、どうにも逃れようのない状態であること
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千載一遇
千年に一度あるか、ないかというほどの絶好の機会
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戦々恐々
状況や物事に対して恐れてびくびくするさま
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前代未聞
これまでに例のない珍しい出来事
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率先垂範
自ら先頭に立って模範となること
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泰然自若
落ち着いて動じず、地震に満ちた態度であること
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大胆不敵
度胸があり、まったく恐れないこと
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短大心小
大胆でありながら、細やかな注意を払うこと
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単刀直入
前置きなしに本題に切り込むこと。また、遠回しな言い方をしないで問題の核心をつくこと
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魑魅魍魎
いろいろな化け物。また、邪悪な存在や悪しき勢力
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朝三暮四
目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることに気づかないこと。また、相手を欺いたりだましたりすること
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徹頭徹尾
最初から最後まで徹底していること
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天衣無縫
詩や文章にわざとらしが無く自然なこと。無邪気な人柄でわざとらしさがないこと
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電光石火
動きが非常に素早いこと、また、非常に短い時間であること
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天真爛漫
明るく純真で無邪気なさま、また、素直で飾り気のない様子
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天変地異
天候や地震など、自然災害や異変
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当意即妙
状況や相手の意図を見抜き、即座に適切な対応をすること
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内憂外患
内部や国内の心配事と、外部や外国からもたらされる心配事のこと
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南船北馬
全国を忙しく旅行すること、また、絶えず旅をしてせわしないこと
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二律背反
相反する2つの原則や法則が同時に成り立つこと
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破顔一笑
顔をほころばせて笑うこと
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白砂青松
白い砂浜と青石松林がある、美しい海岸の景色を意味する
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馬耳東風
他人の意見や批評を心に留めず聞き流すこと
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万物流転
この世にあるすべてのものは、絶えず変化して移り変わること
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百花繚乱
優れた能力を持っている人物が同時期に一斉に現れ、多くの素晴らしい成果を残すこと
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粉骨砕身
骨身を惜しまず力の限り、努力すること
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暴虎馮河
血気にはやって向こう見ずなことをすること、無謀な行為
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本末転倒
重要なことと些細なことを取り違えていること
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無知蒙昧
無知で理解がなく、浅はかな考えや愚かな行動をしてしまうこと
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無念無想
無我の境地に入り、何も考えずに平静な状態であること
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明鏡止水
邪念がなく、清らかで済んだ心境や状態であること
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名誉挽回
失った信頼や信用を取り戻すこと
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夜郎自大
自分の力量を知らずに威張っている者
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優勝劣敗
優れた者が勝ち、劣ったものが敗北すること
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融通無碍
何の障害もなく自由なさま
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竜頭蛇尾
最初は勢いがあるが、最後は振るわないこと
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理路整然
論理的に整然とまとまっていること
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和洋折衷
和風と洋風を合わせて調和させること
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七転八倒
激しい苦痛で転げまわること
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胆大心小
大胆でいて、しかも細かな注意を払うさま。胆は度胸、心は気配りのこと
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七転八苦
様々な困難や災難、苦しみや困難のこと。人間の受ける様々な苦難にであうこと。多くの苦難が重なること
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手練手管
思うままに人をあやつってだます方法や技術のこと。あの手この手と、巧みに人をだます方法や手段のこと
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権謀術数
巧みに人をあざむくためのたくらみやはかりごと
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