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クロストリジウム属菌による軟部組織の感染症といえば
ガス壊疽
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ガス壊疽の典型例では、腐敗臭を伴った何を認める?
滲出液
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ガス壊疽ではデブリドマンによって、出血と___が「認められない」のが特徴的である。
筋収縮
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運動器への結核菌感染のうち、手に認められるのは___%。
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手の結核菌感染は男性・女性どちらの利き手に認められることが多い?
男性
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手の結核菌感染は、伸側よりも屈側に多い。では橈側と尺側ではどちらに多い?
尺側
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結核性腱鞘滑膜炎の治療は、___療法を行うとともに、病巣の生検術、滑膜切除術、排膿などが行われる。
化学
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急性化膿性骨髄炎の血行性感染では、___期の発生が特徴的である。
成長
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急性化膿性骨髄炎は、大腿骨、脛骨、___骨の骨幹部が後発部位である
上腕骨
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急性化膿性骨髄炎の起炎菌といえば?
黄色ブドウ球菌
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急性化膿性骨髄炎の感染期では、細菌性炎症によるうっ血と浮腫が起こり、___が形成される。___はハバース管やフォルクマン管を通って皮質骨を貫き、骨膜下に達する
膿瘍
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慢性骨髄炎は、過労や体調不良時に感染が再燃し、急性に局所の発赤や腫脹、疼痛が出現する。
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慢性骨髄炎は腐骨は破骨細胞による吸収速度が遅いため、自然治癒に時間を要する。
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腐骨は吸収されない
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慢性骨髄炎は血液検査で白血球やCRP値が異常値を示さないときもある。
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慢性骨髄炎は長年にわたり瘻孔があった場合、稀に瘻孔部に扁平上皮癌が発生することがある。
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壊死性筋膜炎の臨床像は蜂巣炎に類似し、局所には境界不鮮明な発赤や腫脹、著明な圧痛がみられ、3~5日で皮膚に水泡が発生する。
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ガス壊疽の典型例では数時間~数日の潜伏期間の後に皮膚の変色、腐敗臭を伴った滲出液を認め、広範かつ急速に進展する腫脹と早期から激痛がある。
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破傷風は、感染後3~21日の潜伏期間があり、肩こりや開口障害から始まる。
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化膿性腱鞘滑膜炎は一般に伸筋腱腱鞘の感染であり、起炎菌は嫌気性溶血性連鎖球菌が多い。
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伸筋腱→屈筋腱 嫌気性溶血性連鎖球菌→黄色ブドウ球菌
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結核性腱鞘滑膜炎は男性の利き手に認められることが多いと報告されており、伸側よりも屈側に認めることが多い。
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化膿性腱鞘滑膜炎は刺傷が原因となることが多い
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Kanavelの4主徴とは
1・罹患指の屈筋腱腱鞘に沿った圧痛 2・罹患指全体の腫脹 3・罹患指が軽度屈曲位を呈する 4・罹患指の強制伸展による激痛
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骨髄炎は先行する感染病巣からの血行性感染、隣接する感染病巣からの直接的な波及、開放骨折や手術による直接感染の3つの経路で発生する
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骨髄炎は疼痛をきたさない、疼痛をきたしても軽度であるという特徴がある
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強い疼痛がある
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小児の血行性感染による急性化膿性骨髄炎の好発部位は大腿骨、脛骨、上腕骨の長管骨骨幹部である
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骨幹部→骨幹端部
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成人の急性化膿性骨髄炎の発症は脊椎が最も多い
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a. 急性化膿性骨髄炎は黄色ブドウ球菌が最も一般的な起炎菌である
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慢性骨髄炎は、易感染性宿主の場合、急性化膿性骨髄炎が慢性化してから発見されることがある
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慢性骨髄炎は、感染した壊死骨(腐骨)は破骨細胞によって徐々に吸収される
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吸収されない
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慢性骨髄炎は、急性に局所の発赤や腫脹、疼痛が発現することはない
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急性に局所の発赤や腫脹、疼痛が発現する
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慢性骨髄炎は、血液検査で白血球やCRPが異常値を示さない場合もある
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MRIは慢性骨髄炎の診断に有用である
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慢性骨髄炎は、急性化膿性骨髄炎の診断の遅れや不適切な治療によって、腐骨が残った場合になる。
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慢性骨髄炎の自然治癒を阻害する因子は腐骨である。
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慢性骨髄炎は、感染した壊死骨は汚溝に囲まれているため、血行は再開されない。
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慢性骨髄炎は、過労や体調不良時に感染が再燃し、急性に局所の発赤や腫脹、疼痛が発現する。
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ブローディ膿瘍は、急性期症状を欠く慢性骨髄炎である
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ブローディ膿瘍は、小児期や青年期に好発する
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ブローディ膿瘍は、単純X線で辺縁の骨硬化を伴う、円形ないし楕円形の骨透明巣が認められる
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ブローディ膿瘍は、再燃することはない
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再燃を繰り返すことがある
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慢性骨髄炎は、病巣掻爬術や骨移植を要することが多い
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化膿性関節炎は、病原性微生物が関節内に侵入する経路は「開放骨折や手術、関節内注射などによる直接侵入」と「周囲の軟部組織や骨からの感染の波及」の2つである
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血行感染もある
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化膿性関節炎の感染の進行は緩やかである
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進行速度は早い
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化膿性関節炎では、脱臼を生じることはない
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脱臼を生じることもある
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化膿性関節炎は保存療法が原則である
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早期からの強力な治療を必要とする
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化膿性関節炎は小児期には股関節の化膿性骨髄炎から波及することが多い
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医療試験対策