牛カンピロバクター症
暗記
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2022年08月06日
カード8
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指定
なし
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病原菌
Campylobacter fetus subsp. Fetus
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疫学(世界)
自然交配で放牧を行っている牧畜国(アメリカ・オーストラリア・南米など)で発生頻度が高い。
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疫学(日本)
人工授精によって数は激減している。
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感染経路
感染した種雄牛が保菌牛となり、感染源となる。
雌では5~7カ月での流産が多い。
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症状
一般に無症状(不規則な発情周期の回帰、頸管炎、子宮内膜炎など)
雄は不頸性感染
メスは妊娠4~7カ月で突発性流産(外陰部が腫脹、膣粘液が漏出・出血)
胎児は外見的には性状だが、肝臓での壊死が見られる。
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診断
菌の分離・同定
(包皮腔洗浄液、膣粘液、流産胎児をSkirrow培地、Butzler培地を用いて微好気培養)
PCR
蛍光抗体法
膣粘液凝集反応
Warthin.Starry染色による検出
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予防・治療
摘発淘汰
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カンピロバクター症について詳しく学んでいく。