日本史小テストの巻
暗記
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四府駕輿丁座
本所は朝廷の左右兵衞府でそこに属する駕輿丁が不足する給与を補うために様々な商業に乗り出しそれを保護した座。
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神人
寺社を本所とする座のメンバーは神人として扱われ特権を与えられた。
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供御人
朝廷を本所とする座のメンバーは供御人として扱われ特権を与えられた。
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永楽通宝
勘合貿易で渡来した明の貨幣で最も多く流通したのは何か。
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悪銭
破損したり摩耗したりした貨幣。
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私鋳銭
勝手に鋳造した貨幣。
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撰銭
取引の際に悪銭や私鋳銭の受け取りを拒否して良銭のみを要求する行為をなんというか。
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撰銭令
幕府や大名が定めた撰銭に対する規制の法令。悪銭や私鋳銭との交換率を定めスムーズに貨幣の交換が行われるようにした。
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増鏡
四鏡の最後となる歴史物語。後鳥羽天皇から後醍醐天皇までの歴史を公家の立場で描く。著者不明
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神皇正統記
北畠親房の著書。常陸国の小田城で後村上天皇のために記述。神代から現在までの天皇の出来事を述べ、神国思想や大義名分論に基づいて南朝の正当性を主張。
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太平記
著者不明。南朝の立場で楠木正成の活躍等南北朝内乱を描く軍記物語。太平記読と呼ばれる芸人により広まる。
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梅松論
著者不明。足利尊氏側の視線で尊氏・直義兄弟による室町幕府創立の経過を描く歴史書。
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難太平記
今川了俊の著書。九州探題として実績をあげながらその職を罷免された今川了俊が足利尊氏から義満までの室町幕府の歴史に今川氏がどれだけ貢献したかを述べた歴史書。
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茶寄合
茶を楽しむ事を中心にした集まり。
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闘茶
複数の茶の中から本茶を当てる遊び。
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連歌
5・7・5・と7・7を交互に別の人間が歌って繋げていく芸能。鎌倉時代から室町時代にかけて流行した。
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二条良基
藤原摂関家の出身。連歌の規則を定めた。
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応安新式
二条良基による連歌の規則書。連歌の規則を統一した。
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菟玖波集
二条良基が編纂した連歌集。
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夢窓疎石
臨済宗の日本人僧侶で足利尊氏・直義や後醍醐天皇から帰依されていた人物は誰か。
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安国寺・利生塔
戦没者の霊を弔うため将軍足利尊氏の弟の足利直義が夢窓疎石の提案で国ごとに寺と塔を1つずつ建立した。その寺院と塔の名称はなにか。
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天龍寺
夢窓疎石の提案で後醍醐天皇の冥福を祈るために足利尊氏と足利直義が京都に建立した臨済宗寺院は何か。
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天龍寺船
天龍寺建立の費用を調達するために足利尊氏・足利直義が元に派遣した私貿易船をなんというか。
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建武年中行事
後醍醐天皇が書いた有職故実の書。
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職原抄
北畠親房が書いた有職故実の書。
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鹿苑寺金閣
元は足利義満の別荘だったが死後寺院となったもの。建築様式が1階が寝殿造・2階が武家造・3階が禅宗様となっている。
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臨済宗
禅宗の一派で鎌倉・室町時代を通じて幕府との関係が強く、幕府の保護を受けた宗派はなにか。
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義堂周信・絶海中津
臨済宗の日本人僧侶で足利義満が帰依を受けた。五山文学や幕府の政治外交顧問としても活躍した僧侶は誰か。
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春屋妙葩
臨済宗の僧侶。初代僧録司
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五山十刹の制
宋の官寺制度を真似て作った臨済宗寺院の統制のための制度。
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天龍寺
京都五山の代表例。
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建長寺
鎌倉五山の代表例。
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五山文学
臨済宗寺院で行われていた漢詩文や朱子学の研究のこと。印刷・出版も行われ「五山版」と呼ばれた。
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p84〜85